温かい飲み物がおいしい季節になってきました
普通のティーバッグでいれてもいいですけど、ちょっと変わったティーバッグでお茶会を盛り上げてみるのはいかがでしょうか?
「ocean-teabag(オーシャンティーバッグ)」!
海の生き物をかたどったティーバッグのシリーズで、イルカなどのかわいい形がたくさんあるのですが……気になったのは、「かわいい」とは形容しがたいラインアップがあること。
どういうものなのかというと……こんな感じです。
「襲い来るサメのティーバッグ(ハイビスカスブレンドティー)」
中身は……そのまんまサメだ!
横から見ても、割とリアルにサメを再現しています
ティーカップにお湯を注いで
持ち手の部分にこんな感じでサメを設置すると……
血が滴るように赤いお茶が!
うーん、サスペンス
もちろん血の味がするようなことはなく、おいしいお茶でした
こういう、斜め上の方向性のティーバッグがたくさんあるシリーズなんです。
こちらは「サメのティーバッグ お試し2種」
さっきのは漠然と「人食いザメ」という感じでしたが、こちらは……。
ジンベイザメ(緑茶)とホオジロザメ(ブレンドハーブティー)
ジンベイザメは、緑の海を泳いでいるようなイメージだと思われます
ホオジロザメは……見るからにイヤな予感が
お湯に入れると……
サメのおなかから血が滴る! ダイバー、食われたな……
なかなか衝撃的なビジュアルのお茶になりました
お茶会でこんなティーバッグが出てきたら、絶対にテンション上がりますよ!
元々は海洋生物が大好きすぎることから商品化が始まったそうで、それはもうすごい種類の海洋生物がラインアップしています。
イルカやサメ、クラゲはもちろん、深海生物なんかもいますよ。
こちらは「新・深海生物のティーバッグ リュウグウノツカイ、メンダコ、オウムガイ、タカアシガニ」
これ、ティーバッグと言われても信じてもらえませんよ
特にタカアシガニなんて、すごいクオリティですね。
さあ数が多いのでドンドン行きますよ。
「タカアシガニ(アップルティー)」
“ゆで上がったカニ感”がすごい
「リュウグウノツカイ(アッサムティー)」
どうやってもはみ出るサイズで、お茶のいれやすさとか、そういうものはドン無視したデザインです。
「メンダコ(ホワイトアプリコットティー)」
「オウムガイ(トロピカルマンゴーティー)」
お湯に入れる前の状態はリアルすぎて若干気持ち悪かったですが、お茶状態になるとちょっとカワイイですね。
さらには、現代には存在しないような海の生き物もあります。
さらに謎が深まる「デボン紀のティーバッグセット」
デボン紀とは約4億年前。さまざまな魚類が誕生した時代なんだそうです。
だいぶ虫っぽい生物も入ってきてますな。造形が細かいです
「アノマロカリス(アップルティー)」
「三葉虫(オレンジティー)」
「ダンクレオステウス(アッサムティー)」
「ダンクレオステウス」って、名前も聞いたことがなかったですけど、肉食の怖〜い魚らしいです。
最後は「シーラカンス(青いレモングラス・ミントティー)」
普通にお湯に入れるとエメラルドグリーン色のお茶になるのですが
ここにレモン果汁をたらすと……
じんわりと色が変わって
鮮やかな紫色に!
酸性に反応して色が変わっているようで、レモン果汁のほか、炭酸水を入れても色が変わるようです。
ティーバッグの概念をくつがえす、バリエーション豊かすぎるティーバッグの数々。今回は海の生き物シリーズを紹介しましたが、そのほかにもネコや犬、パンダなど、もはやどこが「ocean-teabag」なんだという陸の生き物シリーズもありますよ。
今回ご紹介した以外にもかなりのラインアップがあります
ティーバッグの形だけでもおもしろいし、血が滴ったり、お茶の色が変わったりと、ギミックがしかけられたお茶もあって楽しいシリーズ。
自分ひとりで飲むときに楽しむのはもちろん、プレゼントや、友達が集まるお茶会にこんなティーバッグを用意しておけば、大盛り上がり間違いナシです!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。