こんミンチは!
“1日1バーグ(いちにちいちばーぐ)”をモットーに、年間400バーグ以上食すハンバーグ王子の松島和之です。
2021年も終わりに近づいてきました。
というわけで今年最後の肉連載は豪快かつ豪華に攻めてみまーす!
お取り寄せしたのはこちら
その名も「松阪牛 切り落とし 500g」!
“肉の芸術品”と称されるほど美しい霜降りで知られる松阪牛が、どどーんとパックにぎっしり500g!
んん? どうせお高いんでしょ?
と思われるかもしれませんが、こちらの商品、実を言うと“訳あり”の切り落とし品!
お肉1枚1枚の形はそろっていないものの、だからこそ500gで3,980円というリーズナブルさで購入できちゃうのです。ちなみに、部位にもよりますが松阪牛は100gで約3,000円が平均的なお値段。かなりお得ですよね!
もちろん安くてもちゃんとした松阪牛で、販売元は松阪肉牛販売許可協会員の「三重松良」。切り落としながら、個体識別番号が記載された証明書付きですよ。
切り落としと言えど、さすが松阪牛! 思わず笑顔になってしまうほどの存在感!
さらに部位も決まっておらず、肩ロースをはじめ、ミスジ、ランプ、トモサンカクなど希少部位も惜しみなく入ってます。
つまり、これ1パックで松阪牛のさまざまな部位を楽しむことができちゃうんです!
んー、なんてお得なんでしょう。
年の暮れというのもあり、今回はいつもの焼肉ではなく「すき焼き」でいただいてみます。
お肉は、調理する1日前に冷凍庫から冷蔵庫へ移して時間をかけて解凍しておきましょう。
時間をかけて解凍することで、うまみのもとのドリップが流れ出ません
すき焼きの具材の用意もばっちり
白菜、ねぎ、春菊、しいたけ、焼豆腐、しらたき、すき焼きのたれ、卵といった定番のラインアップです。
それではカセットコンロにすき焼き鍋をセットして調理スタート!
冬に大活躍のカセットコンロ!
さて、すき焼きを調理する際に悩むのが、“煮の関東風”にするか、“焼の関西風”にするか。
今回食べるお肉が、近畿地方にある三重県の松阪牛なので、“関西風”でいってみましょう!
すき焼き鍋に火をかけて温まったところに牛脂を入れます
ちなみにこちらの商品には牛脂が入っていないので、別途自分で用意する必要があります。
せっかくなので牛脂くらい入れておいてほしいところですが、ひょっとしたら松阪牛の牛脂ともなると無料で簡単に同梱できないのでは?と勝手な想像をしながらも、これからいただく松阪牛すき焼きに対するワクワク感が抑えられません。
鍋がなじんできたところで、いよいよ松阪牛にファーストタッチ!
箸で持ち上げてみると、とても切り落としとは思えないような立派なサイズ!
松阪牛をよく熱したすき焼き鍋へダイブ! 見てくださいこの大きさ!
ここにすき焼きのたれを投入すれば……
じゅわわわ〜、っとたまらない音色とともに香りが!
これこそ関西風すき焼きの醍醐味!
視覚、聴覚、嗅覚を刺激してきます!
軽く色が付いてきたところで生卵の中へ!
生卵をたっぷりとからめていただきます
豪快にひと口!
ぐはー! たまらないおいしさー!
しっとりとやわらかな肉質の松阪牛に、すき焼きたれの甘辛な味わいと生卵のまろやかさが華麗にからみつき、お口の中はまさにパラダイス状態! “訳あり”感はまったくありません!
関西風すき焼きは、お肉本来のうまみがダイレクトに楽しめていいですね!
このひと口目のために生きてるー!
ずっとこのひと口目が続けばいいのにー!
と思いながらも、この余韻をしっかりと堪能しながらお肉以外の具材を投入していきます。
さて、すき焼きらしいビジュアルになってきました。
早く食べたい気持ちをグッとこらえながらもぐつぐつと火入れしていきます
徐々に火が入っていく松阪牛のビジュアルは、スマホの待ち受けにしたくなるほどの美しさ!
あまり火が入りすぎると硬くなってしまうので、ほどよく色が変わったところでいただきます。
いろいろな部位の松阪牛を楽しめるのがたまりません!
先ほどは肩ロースでしたが、ミスジなどの希少部位も入っていてまさにぜいたくすき焼き!
松阪牛のうまみが染み込んだ野菜もばっちりのおいしさ
脂も上品で、あまりのおいしさにあっという間に胃袋の中に収まってしまいました……。
が、このままこの松阪牛すき焼きを終わらせるのはもったいない!
というわけで、松阪牛の魅力を余すことなく堪能するためにここから〆に取りかかります。
前述の通り大きいお肉もたくさん入っていますが、切り落としなので、サイズが小さめのお肉も入っています。これを〆で活用するのです!
サイズ小さめの細切れ松阪牛
あらかた食べてしまったので、お鍋の中にはすき焼きのたれと焼豆腐と少量の具材のみ。でもこれでよいのです。
焼豆腐などの残った具材を崩します
具材が細かくなったところで、小さめサイズの松阪牛をすき焼き鍋の中に投入!
残しておいた松阪牛を全部入れちゃいます。
ぐつぐつ〜
と、火入れしたところに……。
溶き卵を回し入れます!
そのままフタをして蒸らせば……
卵がとろとろ状態の“すき焼き卵とじ”の完成です!
ここですかさず白米を用意
このすき焼き卵とじを白米の上に乗せれば……。
〆の「松阪牛すき焼き丼」の完成!
どどーんとこれまた豪華な丼の完成です!
とろとろの半熟卵をまとった松阪牛!
さまざまな具材のうまみが溶け出したすき焼きたれをまとう松阪牛に、とろとろの卵が一緒になることで、まさに笑みがこぼれるほどのおいしさ!
そのおいしさがお米ひと粒ひと粒にも染み込んで、悶絶級極上丼ぶり降臨です!
肉汁はもちろん、たれ一滴も残さずにきれいさっぱり松阪牛を平らげちゃいました。
リーズナブルに極上松阪牛を堪能することができる、松良の「松阪牛 切り落とし 500g」。500gあるので、家族全員でしっかり楽しめると思いますよ。
訳あり切り落とし品とはいえ、すき焼きをするのに申し分ないサイズのお肉がたっぷり!
さらに、さまざまな部位を一度で楽しめちゃうというお得っぷり!
コスパ抜群で、たとえ売り切れだったとしても、「手に入るまでいくらでも“待つさ、買うし”かない商品!」とはまさにこのこと!
ぜひみなさんも、リーズナブルな松阪牛で極上すき焼きを楽しんでみてはいかがでしょうか。体も心も温まること間違いないですよ。
それではまた来年! Meat you soon!
“1日1バーグ”をモットーに年間400バーグ以上を食す日本ミンチ協会公認の「ハンバーグ王子」。と同時に、さまざまな肉グルメを追い求める肉食系グルメアーティストとしても活躍。