近年、チャーハンや餃子、シュウマイなどなど、冷凍食品のレベルがグイグイ上がっていて、お店レベルの味が手軽に家庭で楽しめるようになっています。
スーパーでも冷凍食品の充実度がすごいことになっていますが、そんな中、こんな商品を見つけました。
「冷凍 日清カップヌードル 謎肉炒飯」
ほかの商品が本格的なお店の味に寄せていっているのに、インスタント食品の代表格、カップヌードル味とは……。でもおいしそう!
中身をザザーッと出してみますと
確かにカップヌードルの「謎肉」(ダイスミンチ)がゴロゴロ入っていますね。そのほか、卵、ネギなど。カップヌードルの特徴でもあるエビは入っていないようです。
さっそくレンジで温めてみましょう
約5分で完成!
あまりカップヌードルっぽいニオイはしませんが……?
ああーっ、ほんのりカップヌードル!
特に、謎肉を多めにとって食べるとカップヌードル感がアップします
もっとジャンクな味を想像していたんですが、思っていた以上にバランスよくまとまった味で、普通においしいチャーハンです。
ただ、カップヌードルの“あの味”を期待して食べると、若干物足りないかも……。
ご飯全体がカップヌードル味というよりは、謎肉部分にカップヌードル感を集中させている印象です。
だから「カップヌードル炒飯」ではなく「謎肉炒飯」なんですね。
思っていたより“カップヌードル度”は薄かった
「謎肉炒飯」も、これはこれでおいしいんですが、ガツンとカップヌードル味のするチャーハンも食べたい!
……ということで調べてみたら、なんと日清食品のサイトでカップヌードルを使ったチャーハンのレシピが公開されていました。こっちも試してみましょう。
カップヌードルを丸々1食使ったレシピです!
カップの中身を袋に入れて……
ガシガシ砕く!
粉々になった中身をカップに戻して、麺が浸るくらい水を入れておきます
あとは、ご飯と溶き卵で普通にチャーハンを作って
途中でカップヌードルを投入!
水気がなくなるまで炒めたら完成です!
カップヌードルが丸々入ったチャーハンなんてどうかと思っていましたが、見た目はごく普通のチャーハンに見えますね
ご飯と麺、具材が渾然一体となっておいしい!
何より、カップヌードル感は「謎肉炒飯」よりもはるかに上! カップヌードルのジャンクさを味わいたいなら、自作カップヌードル炒飯のほうがおすすめかも!?
……カップヌードルとご飯を一緒に食べているようなもんなので、カロリーはすごそうですが。
さて「冷凍 日清カップヌードル 炒飯」シリーズにはほかにもこんな味があるようです。
「冷凍 日清カップヌードル 謎肉炒飯カレー/海鮮炒飯シーフード」
どちらもカップヌードルの定番味! こちらもおいしそうです。
「謎肉炒飯カレー」はニオイからしてものすごくカレー!
見た目的にはカレーピラフっぽくもありますが、お味は……?
ああー、カップヌードルのカレー味!
通常の「謎肉炒飯」と比べると、だいぶカップヌードル要素が強い! カレー味は特徴がハッキリしているからですかね?
これならジャンク味が好きな人にもバッチリです。
「海鮮炒飯シーフード」も、ニオイ的にはだいぶカップヌードル シーフード味ですが……
味は、カップヌードル感薄め
上品なシーフードピラフといった感じの味わい。シーフードのだしがしっかり出ていておいしいです!
それぞれ、普通にチャーハンとしておいしかったですが、カップヌードル要素を求めるならば「謎肉炒飯カレー」がおすすめ。まさにカップヌードルのカレー味をチャーハンにしたかのような味が楽しめますよ!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。