「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。
SIEは、2020年11月12日に発売される次世代家庭用ゲーム機「PlayStation 5」(PS5)で発売初日から提供されるストリーミング配信アプリの情報を公開しました。
PS5で発売初日から利用できるストリーミング配信アプリは「Apple TV」「Netflix」「Spotify」「Twitch」「YouTube」「Amazon Prime Video」「DMM.com」「Hulu」「U-NEXT」の全9種類。利用可能時期について言及されていませんが、「Apple TV」はPlayStation 4にも提供予定とのことです。
また、PS5では、メディアエンターテインメント専用の「メディアホーム」という画面が用意されており、ここからアプリの利用やダウンロードが直接行えるようになっているとのこと。今までのように、PlayStation Storeを起動してアプリをダウンロードする必要はありません。
PS5のアクセサリーとして用意される「メディアリモコン」を使えば、ボタン操作ひとつでNetflixやSpotify、YouTubeにアクセス可能です。「メディアリモコン」には、ディズニーの動画配信サービス「Disney+」のボタンが搭載されていますが、そちらの利用開始時期については詳細が明らかになっておらず、発売初日から使えるかどうかは不明です。
US版のPS5では、発売初日から提供されるアプリのリストに「Disney+」が含まれているため、日本ではもう少し先になるのかもしれません。
ソース:PS Blog
ファーウェイは、2020年10月22日にオンライン発表会を行い、5G対応の最新フラッグシップスマホ「Mate 40」「Mate 40 Pro」「Mate 40 Pro+」を発表しました。
Kirinプロセッサーを搭載するファーウェイ最後のスマートフォンになるかもしれない「Mate 40」シリーズ
発表された端末のうち、上位モデルとなる「Mate 40 Pro」と「Mate 40 Pro+」は、ファーウェイ製の最新SoC「Kirin 9000」を搭載。最新のAndroid対応スマホに搭載されている「Snapdragon 865+」と比較して、CPUが10%、GPUが52%高速とのことです。「Mate 40」は、下位モデルの「Kirin 9000E」を搭載します。
3モデルとも、メインカメラに1/1.28インチのRYYBセンサーを搭載し、5000万画素、F1.9という高画素、高感度のカメラを実現。これに加えて、最上位の「Mate 40 Pro+」は、2000万画素/F1.4の超広角カメラ、800万画素/F4.4の望遠カメラ、1200万画素/F2.4の望遠カメラ、深度測定用のToFセンサーという5つのカメラを搭載。望遠性能は、光学ズーム17倍に対応しており、スマートフォンでは群を抜いた性能を備えます。
「Mate 40」シリーズは、非常に魅力的なスマートフォンですが、アメリカによる制裁措置の影響で、Google関連のサービスを利用することはできません。また、2020年9月以降は、アメリカの業者が請け負う「Kirinプロセッサー」の製造ができなくなるため、ファーウェイのリチャード・ユーCEOは「Kirin 9000が最後のハイエンドプロセッサーになるかもしれない」とコメントしています。つまり、今回発表された「Mate 40」シリーズが、Kirinプロセッサーを搭載するファーウェイ製最後のスマートフォンになる可能性があります。
ソース:ファーウェイ
最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。