選び方・特集

《2023年》PS5の性能を堪能できるおすすめゲーム26選。まずはコレを遊べば大丈夫

PS5の性能を存分に楽しめるタイトル26本を紹介。いざ購入したけど何のゲームをプレイするか迷っている人はぜひ参考にしていただければ幸いです。

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ファイナルファンタジーXVI(FF16)

(C)2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. LOGO & IMAGE ILLUSTRATION:

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FFシリーズのナンバリング16作目にあたる「FF16」。これまでの正統派で華やかなファンタジーとは打って変わって、政治や社会などの側面でリアリティーを追求し、ある意味残酷な描写をも表現したダークファンタジーになっています。

加えて、ナンバリングタイトル初のアクションRPGを採用し、コマンド式ではなく本格アクションバトルに振り切ったのも特徴です。敵の攻撃を回避しながら剣や魔法、そして召喚獣を駆使してコンボをつなげ、敵にダメージを与えていきます。FFらしいスタイリッシュなバトルは、ただ連打するだけではなくプレイヤー自身がしっかりと戦い方を考える必要があり、アクション性が非常に高くなっています。

物語の節目となるタイミングで始まる召喚獣同士のバトルは、豪快なアクションや多彩なカメラワーク、きらびやかなエフェクト、そしてFFならではの壮大なBGMとともに、ほかの作品では味わえないゲーム体験です。

作品のいたるところで、新しいFFとしての挑戦が感じられる内容であり、FFシリーズをプレイしたことがない人でも楽しめるでしょう。特に、アクションRPG、ダークファンタジーが好きな人は必見のタイトルです。

バイオハザードRE:4

「バイオハザードRE:4」は、2005年に発売された「バイオハザード4」のリメイク作品。原作は、それまで定点カメラが主流だったシリーズのシステムを一新し、ビハインドビュー視点(第三者視点/TPS)でのホラーシューティングゲームとしての地位を確立する多大な功績を成し遂げ、シリーズの転換点となった作品です。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2023 ALL RIGHTS RESERVED.

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リメイクとなる本作は、マップの構造からアクション、バトルデザイン、ストーリーの描き方にいたるまで最新のゲーム技術を元に再構築されました。そのため、現代ホラーシューティングとしてだけでなく、最新ゲームとしても完成度の高い作品に仕上がっています。

根本的なゲームの楽しさや、やりがいの多くを原作から継承しつつ、新規要素はあくまでそれを補填するものとしての役割に徹底しており、シリーズ最高傑作とも言われた原作の面白さを底上げしているような印象。原作未プレイから原作既プレイの人まで十分に楽しめるタイトルです。

オクトパストラベラーII

今では昔のものとなったかつての和製RPGの魅力を再現しながら、現代のRPGとしても高いクオリティを実現した「オクトパストラベラーII」。2Dゲーム時代のドット調のグラフィックビジュアルと、8人の異なる主人公たちそれぞれの物語を描いたストーリーテリングを主体としたゲームです。

(C)2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

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ドット調のビジュアルを基調とした美しいマップを練り歩く探索性、戦略性の高いコマンド式バトル、そして8人の主人公それぞれの視点から描かれる物語など、RPGとして求められる要素をすきなく押さえ、非常に満足度の高いゲーム内容にまとまっています。

加えて、バトルは、キャラクターごとのジョブによって扱える武器や技の違い、そして、パーティーの組み方によって変わる戦法など和製RPGの王道的なバトルシステムを基調にしながら、戦略性や中毒性の高さも同時に実現。ストーリーとバトルの面白さにより、ついついのめり込んでしまうほど熱中させてくれます。

ストリートファイター6

シリーズ最新作となる「ストリートファイター6」は、累計販売本数680万本を達成した「ストリートファイターV」の続編。本作は新世代の対戦格闘ゲームとして、対戦格闘ジャンルで最高峰のバトル体験に加え、プレイヤーの分身となるアバターを作成してストリートファイターの世界を旅する新モード「ワールドツアー」や、プレイヤー同士が交流する「バトルハブ」など多彩なゲームモードを採用しています。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2023 ALL RIGHTS RESERVED.

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特に、「ワールドツアー」は、アクションRPGを踏襲しており、ゲームをクリアしながら「ストリートファイター6」の世界観や操作性などをうかがい知ることができ、格闘ゲームになじみがない人でも楽しめるモードです。

そのほか、初心者から熟練者まで、それぞれに合わせた操作方法が用意されているのも見逃せません。初心者向けのモードでは、ダメージが減少されますが、難解な入力が必要な必殺技もボタン一発で出せるようになっています。これまでの、初心者お断りな格闘ゲームの壁を取り払い、幅広い層が楽しめる作品と言えるでしょう。

ホグワーツ・レガシー

世界的に人気がある「ハリー・ポッター」を題材にしたオープンワールド・アクションRPG「ホグワーツ・レガシー」。プレイしたユーザーから非常に高い評価を得ており、2023年を代表する作品のひとつとして数えられるほどです。

(C)2023 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche Software. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights (C) J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia (C) and ™ Warner Bros. Entertainment Inc.

(C)2023 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche Software. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights (C) J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia (C) and Warner Bros. Entertainment Inc.

高評価の理由のひとつは、「ハリー・ポッター」の世界を原作に忠実に再現していることでしょう。オープンワールドRPGの世界では、ホグワーツ城を中心に、ホグズミード村や禁じられた森など映画でもおなじみの場所を始め、周辺の村々などを含んだ広大なマップを実現。その1つひとつの作り込みがすさまじく、原作再現度の高さには目を見張るものがあります。

また、ホグワーツの学生として魔法やアイテムの製法を授業で会得したり、闇の魔法使いやトロールなどの魔法動物と呪文で戦いを繰り広げたりなど、「ハリー・ポッター」の世界をオープンワールドRPGに見事に落とし込んでいる点も原作ファンをうならせるポイント。「ハリー・ポッター」ファンなら、間違いなく楽しめる作品です。

FORSPOKEN

スクウェア・エニックスが放つ完全新規タイトル「FORSPOKEN(フォースポークン)」。ファイナルファンタジーXVの開発スタッフが中心となって設立されたLuminous Productionsによるオープンワールドアクションゲームです。

2023 Luminous Productions Co., Ltd. All Rights Reserved.

2023 Luminous Productions Co., Ltd. All Rights Reserved.

ニューヨークで暮らす主人公が、ひょんなことから魔法が存在する異世界へと飛ばされてしまい、現実世界へ帰還する方法を模索しながらも、異世界を救う存在として冒険していくというストーリー。最大の特徴は、魔法とパルクールを組み合わせた、爽快かつ豪快なアクションでしょう。

広大なオープンワールドの異世界を、俊敏なパルクールで駆け巡りながら、豪快な魔性アクションで敵を倒していきます。PS5の高い処理能力により、高速、かつ、アクロバティックなゲーム体験を実現しており、オープンワールドではありながらも、どちらかと言うとアクション好きな人に刺さる作品に仕上がっています。

クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン

2007年にPSPで発売され大ヒットを記録した「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- 」を、PS5向けにリマスターした「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン」。ゲームシステムこそ基本的な部分は変わらないため、HDリマスター版と銘打たれていますが、グラフィックやUIビジュアルに関してはオリジナル版とまったく比較にならないほど進化しており、リメイク以上、リマスター以下と評されるほどです。

2007, 2008, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA

2007, 2008, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA

本作の最大の特徴は、オリジナル版から圧倒的に進化したグラフィック。2020年に発売された「FF7リメイク」に限りなく近いものを実現しており、オリジナル版とは比較にならない美しさです。

美しいグラフィックで描かれるムービーシーンの迫力がすさまじく、会話パートだけでなく、バトルシーンにおいてもオリジナル版とはまったく異なる感動を覚えること間違いなし。また、ゲームシステム関連も、オリジナル版をそのまま移植するのではなく、現代風にアップグレードされており、ゲームそのものの快適さもアップしています。

各キャラクターがフルボイス化されるなど、リマスターにとどまらない進化を遂げた本作は、FF7ファンならプレイして損なしのタイトルです。

ソニックフロンティア

これまでのスピード感あふれる“ソニックアクション”をオープンワールド風のフィールドデザインに落とし込んだ「ソニックフロンティア」。広大なフィールドをソニックの爆速アクションで駆け巡りながら、強敵を倒していくアクションゲームです。

(C)SEGA

(C)SEGA

オープンフィールドに散りばめられた“電脳空間”に入り込めば、歴代のソニックシリーズ伝統と言えるスピードランが楽しめ、何度も挑戦するのがどんどん楽しくなっていく、そんなソニックらしい中毒性もあります。

やりごたえが感じられる難易度と、遊びやすさのバランスがとれており、従来のソニックファンからソニックが初めてという人まで楽しめるタイトル。爽快感と没入感を同時に満たすゲーム体験は、ほかの作品ではなかなか味わえない高い完成度です。

ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク

北欧神話の世界を舞台にした重厚感のあるゲームプレイと、衝撃的に展開していく物語が特徴の「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」。PS5のグラフィック性能を限界にまで引き出すグラフィックが、美しい北欧神話の世界をリアルに描き出します。

(C)2022 Sony Interactive Entertainment LLC. God of War is a registered trademark of Sony Interactive Entertainment LLC and related companies in the U.S. and other countries.

(C)2022 Sony Interactive Entertainment LLC. God of War is a registered trademark of Sony Interactive Entertainment LLC and related companies in the U.S. and other countries.

迫りくる強敵の数々を、クレイトスの豪快なアクションでなぎ倒し、時には強力な敵と遭遇し苦戦を強いられる、爽快さとやりごたえが共存するバトルは、プレイしながら手に汗を握るほど盛り上がります。そこに美麗なグラフィックが加わることで、数あるゲームの中でも屈指の迫力ある映像体験が可能です。

ド派手なバトルが楽しめる半面、ストーリーは父と子の関係性を描いており、その展開は重厚なドラマを見ているかのよう。ただし、100%楽しむには前作の「ゴッド・オブ・ウォー」をプレイするのがオススメです。

グランツーリスモ7

グランツーリスモシリーズの最新作「グランツーリスモ7」。PS5版は4K/HDR/レイトレーシング対応、フレームレート最大60FPS、コントローラー「DualSense」のアダプティブトリガーやハプティックフィードバックなどの振動機能に対応しており、よりリアルなドライビングシミュレーターとして大きな進化を遂げています。

(C)Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc. “Polyphony Digital logo”, “Gran Turismo” and “GT” are registered trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brandsand associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of realworld locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved.

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シリーズを通して人気の「GTモード」が、「キャンペーンモード」として復活。中古車を買ってレースをこなし、ライセンスを獲得するという、グランツーリスモらしい遊び方が、PS5の性能をフルに生かすことであらゆる面でパワーアップしています。

収録車種はシリーズ最多となる400車種以上。さらには、クルマのほぼすべての外部パーツを変更できるカスタマイズ性の高さなど、クルマ好きがうなるほどのこだわりが詰め込まれています。クルマ好きなら絶対に要チェックのタイトルです。

Horizon Forbidden West

文明が崩壊した未来の世界を舞台にした人気オープンワールドゲーム「Horizon Zero Dawn」の続編に当たる「Horizon Forbidden West」。前作では、緑豊かな大自然に崩壊した文明が垣間見える世界を美しく表現した広大なオープンワールドや、人類の代わりに自然の楽園の支配者となった機械獣とのスキルフルなバトルアクションなどが高い評価を得て、完全新規タイトルとしては異例とも言えるほどの大ヒット作品となりました。

(C)2022 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Guerrilla. Horizon Forbidden West is a registered trademark or trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.

(C)2022 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Guerrilla. Horizon Forbidden West is a registered trademark or trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.

続編「Horizon Forbidden West」では、PS5に対応したことでグラフィックがさらに進化し、襲いかかる機械獣の部品のディテールから、風にそよぐ植物の穂先まで美しく表現されています。フィールドの遠くに位置するオブジェクトまでもが細かに描かれており、思わず見とれてしまうような高い没入感が得られます。

さまざまな武器を切り替えて戦う機械獣とのバトルは、武器の種類が増えたこともあり、前作よりも戦い方の幅が広がっています。初心者であればステルスで隠れながら行動し、音を立てずに目標を倒すサイレントキルを活用するのもアリ、上級者は種類が豊富な武器を駆使してスタイリッシュなバトルが楽しめます。

本作は、メインクエストに加えてたっぷりのサブクエスト、サイドクエストが用意されており、クエスト中に出現する機械獣から得られる部品や、クエスト報酬で装備を強化できるレアな素材が手に入ります。スキルツリーを使った育成などやりこみ要素が用意されており、王道のオープンワールド作品と言えるでしょう。

ELDEN RING

「ソウル」シリーズや「Bloodborne」、「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」など、数々のアクションRPGを送り出したフロム・ソフトウェアが送り出した、初のオープンワールドゲームが「ELDEN RING」です。同社タイトルの特徴ともなっている「死にゲー」と呼ばれる高難度のアクションと、オープンワールドの世界観が見事に融合しており、メディアやユーザーを問わず非常に評価が高い作品。賞賛の声の中には、ゲーム史上最高と褒め称えるコメントもあるほどです。

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / (C)2022 FromSoftware, Inc.

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / (C)2022 FromSoftware, Inc.

ゲームの舞台は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作小説を手がけた作家、ジョージ・R・R・マーティン氏が作り上げた神話をベースに構築された「狭間の地」。剣と魔法と神話で満ちたダークファンタジーが好きな人なら、「エルデンリング」の世界や、キャラクター、建築などが刺さるのではないでしょうか。

ゲームシステムは、「ソウル」シリーズから引き継がれており、剣や魔法に加えて、ローリングやパリィ、ガードカウンターなど、スキルが必要なアクションが要求されます。ただし、シンプルな操作であるため、アクションが苦手な人でも問題ないでしょう。

もちろん、死にゲーと評されるフロム・ソフトウェアの作品だけあり、難度は一般的なゲームと比べると途方もなく高いです。ただし、クリア不可能ということではなく、敵の攻撃パターンを学習し、何度も繰り返すことでクリアできる絶妙なゲームバランスになっています。オープンワールドの特性を生かし、強敵は後回しにして装備やレベルを整えてから挑めるのは、これまでの「ソウル」シリーズとは違う「ELDEN RING」ならではの魅力でしょう。

体力がほとんど残っていない中、困難を乗り越えてボスを倒したときには、ほかのゲームでは味わえない全開のアドレナリンを感じることでしょう。腕に自信がある人なら1度はプレイするべき作品です。

もちろん、高難度のため、簡単にサクサクとゲームを進めたい人には向いていません。「ELDEN RING」が初めてのフロム・ソフトウェア作品という人は、心してかかりましょう。

ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード

RPG史に名を残す傑作として名高い「ファイナルファンタジーVII」を再構築して発売された「ファイナルファンタジーVII リメイク」。神羅ビルを中心に円形に広がる大都市ミッドガル、クラウドやエアリスなどキャラクターたちが美麗なグラフィックでよみがえり、さらには、アクション性の高いまったく新しいバトルシステムが採用されるなど、名作のリメイクとしてユーザーから高い評価を得ました。

この「ファイナルファンタジーVII リメイク」に、ユフィの新規エピソードなどを加えたのがPS5「ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード」です。「ファイナルファンタジーVII リメイク」から、ライティングや質感、背景などグラフィックが全体的に向上し、「ファイナルファンタジーVII」の世界がさらに美しくなりました。

(C) 1997, 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA/ROBERTO FERRARI

(C) 1997, 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA/ROBERTO FERRARI

PS5のグラフィック性能を生かし、4K画質による高解像度を重視した「グラフィックモード」、60fpsによる滑らかな動きを可能にした「パフォーマンスモード」が用意されており、プレイヤーはゲームモードを自由に切り替えて遊ぶことが可能です。また、旅の思い出を記録に残す「フォトモード」が新たに追加されています。

ユフィの新規エピソードでは、本家アバランチとともに神羅カンパニーから究極マテリアを盗み出すためのミッションが描かれます。手裏剣や忍術など、ユフィならではのアクションが楽しめるバトルも必見です。往年のファンから、初めて「ファイナルファンタジーVII」に触れる人までが楽しめる作品になっています。

なお、PS4版「ファイナルファンタジーVII リメイク」を所有しているユーザーは、100円(税込)でPS5版にアップグレード可能。セーブデータをPS4版から引き継いで楽しめます。なお、ユフィの新規エピソードについては、2,178円(税込)で別途購入が必要となります。

Call of Duty:Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)

人気FPSシリーズの最新作「コール オブ デューティ ヴァンガード」。本作は、「コール オブ デューティ ワールドウォーII」以来となる第二次世界大戦を舞台としたタイトルで、シングルプレイのキャンペーンモードと、オンライン対戦がメインのマルチプレイモードが用意されています。

(C)2021 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION、CALL OF DUTY、CALL OF DUTY VANGUARD、CALL OF DUTY BLACK OPS、CALL OF DUTY WARZONE、WARZONEはActivision Publishing, Inc.の商標です。その他の商標や製品名はその所有者に帰属します。

(C)2021 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION、CALL OF DUTY、CALL OF DUTY VANGUARD、CALL OF DUTY BLACK OPS、CALL OF DUTY WARZONE、WARZONEはActivision Publishing, Inc.の商標です。その他の商標や製品名はその所有者に帰属します。

シングルプレイでは、世界初の特殊部隊「タスクフォースワン」の4人が主人公となり、映画さながらの戦場ドラマが展開されます。スターリングラードでの防衛戦や、ミッドウェー海戦のドッグファイトなど、実際の第二次世界大戦での戦闘を、それぞれの主人公視点で戦っていきます。

敵兵士たちを撃退しながら進めて行く軽快な戦闘は爽快で、使用できる銃火器の種類も豊富。銃弾や爆発のサウンドはリアルで迫力があり、まるで戦争映画に飛び込んだかのような体験が可能です。映像に関しても、PS5タイトルの中でもトップクラスのクオリティで、まさにPS5でプレイすべきゲームだと言えます。

マルチプレイは、さまざまな楽しみ方ができるモードが用意されており、マップの完成度も非常に高くなっています。プレイヤーのレベルを上げて新武器をアンロックし、武器のレベルを上げてアタッチメントを入手するというおなじみのシステムはそのままに、迫力あるバトルと爽快な撃ち合いが楽しめます。

LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶

「龍が如く」シリーズを手がける、龍が如くスタジオが2018年に発売したアクションアドベンチャーゲーム「JUDGE EYES:死神の遺言」の続編にあたる「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」。前作では木村拓哉さんを主人公に据えたことが話題になりましたが、特定の人物を尾行したり、証拠の探索で使用する「サーチモード」、情報収集のための聞き込みなど、ほかのゲームにはない独自性が高く評価され、龍が如くスタジオを代表するシリーズとなりました。

(C)SEGA

(C)SEGA

続編の「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」では、主人公に木村拓哉さんが再び起用されたほか、玉木宏さんなど、著名な俳優も多数登場。東京・神室町と横浜・伊勢佐木異人町という「龍が如く」シリーズでも登場した街に加えて、新しく誠稜高校が舞台として追加。濃度の高いマップの作り込みは本作でも健在で、誠稜高校には教室や廊下、職員室、保健室などが再現されています。

こういった魅力あふれる街を探索しながら、とある事件の真相へと迫るのが物語の本筋です。映画と見間違えるほどのクオリティの高い映像と演出に加え、木村拓哉さんを初めとする俳優の演技により、非常にエンターテインメント性の高い作品になっています。

もちろん、ダーツをしたり、ボクシングジムに行ったりなど、メインストーリー以外のミッションやミニゲームも豊富で、遊んでいて飽きさせない要素が盛りだくさんです。

Tales of ARISE(テイルズ オブ アライズ)

2021年で25周年を迎え、バンダイナムコエンターテインメントを代表するタイトルとして知られる「テイルズ オブ」シリーズ。そのナンバリング最新作となるのが「Tales of ARISE」です。

Tales of Arise &(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

Tales of Arise &(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

本作の主人公は、魔法と科学が発展した星・レナにより支配されるダナで、奴隷として生きる青年、アルフェン。同胞であるはずのレナから追われるシオンと出会い、2人で旅をしながらダナの解放を目指すというストーリーになっています。

中世ヨーロッパのような街並みに、魔法や科学が混ぜ込まれた王道RPGの世界観ながらも、絵画のようなタッチでやわらかな暖かみのあるグラフィックは、フォトリアル寄りの“洋ゲー”とは異なる雰囲気があります。透明感のある美しい街やフィールドを歩いているだけでも楽しいモノがあります。

アニメーションは、これまでのシリーズと同様、「鬼滅の刃」などで知られるufotableが担当しており、イベントシーンや演出では日本産のゲームならではの映像美を実現しています。キャラクターたちも豪華声優陣を起用し、自然と感情移入ができるうえ、物語への没入感も非常に高いものがあります。

RPGとは言えど、バトルは激しいリアルタイムで進行する激しいアクションバトル。剣技や魔法攻撃が入り乱れるバトルは、ド派手なアニメーションと相まって迫力満点。特に、大ダメージを与える秘奥義はカットや演出が非常にかっこよく、必殺技を繰り出すときのワクワク感がこみ上げてきます。

メインストーリーだけではなく、探索要素やサブクエストも充実しており、ついつい寄り道してしまう楽しさがあり、じっくりやり込みたい人も満足できるはず。RPGやアクションゲームが好きな人はチェックすべきタイトルです。なお、「テイルズ オブ」シリーズはそれぞれが独立した作品であり、過去作をプレイしたことがなくても全く問題がありません。シリーズ未経験だからと言って敬遠している人も、ぜひ手に取ってみてください。

ファークライ6

広大なオープンワールドのマップと、自由度の高い爽快アクションでおなじみの人気オープンワールドFPS「Far Cry(ファークライ)」シリーズの最新作「ファークライ6」。本作は、独裁者が支配する架空の国「ヤーラ」を舞台に、主人公ダニー・ロハスがゲリラ革命を巻き起こす、という、ファークライらしいストーリーです。

(C)2020 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved.

(C)2020 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved.

独裁政権の兵士がはびこる広大なオープンワールドで、あちこちに点在する敵の拠点を陥落させながらエリアを解放、ゲリラの勢力を拡大していきます。ストーリーを進めていくにつれて全体的に敵のレベルが上がっていくため、最初に攻略を始めたエリアの敵は弱く、後で攻略するエリアの敵は強くなるという、うまくバランスのとれた仕組みになっています。

「ファークライ6」では、さまざまな銃火器が登場しますが、その中でも新要素の「リゾルバー武器」は、自分でスクラップを集めて作り上げるDIY武器で、クラフト的な楽しみもあります。また、固有の「必殺技」を発動できる「スプレーモ」というバックパック型の装備が追加されており、バックパックから誘導ミサイルを発射するなど、何でもありのハチャメチャバトルが非常に楽しいです。

シリーズでおなじみとなった動物の仲間、アミーゴも健在。犬やワニなどのアミーゴを常に連れて歩くことができ、敵を攻撃したり、マーキングしたりと、戦いをサポートしてくれる旅のかわいいおともです。

「ファークライ6」ではビークルの種類も増え、いくつかの専用車では、銃座をつけたり、クラッシュ時の破壊力を高めるバンパーをつけたりと、映画「マッドマックス」よろしくのカスタマイズも可能です。

FPSの撃ち合いが好き、武器や乗り物などをクラフトしたりするのが好きな人には刺さる作品だと思います。また、FPSは好きだけどオンライン対戦はちょっと……という人にもぜひプレイしていただきたいです。オープンワールドとFPSが融合した「ファークライ6」の魅力を味わってください。

バイオハザード ヴィレッジ

原点回帰してホラー要素をふんだんに盛り込み、世界中のプレイヤーを恐怖に陥れた「バイオハザード7 レジデント イービル」の続編「バイオハザード ヴィレッジ」。今作では、ホラー要素に加えて、アクション、周回要素、おまけ要素など、シリーズで好評だった部分をこれでもかと詰め込んだゲームになっています。

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

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前作から数年後の世界を描きつつ、ハンドガンやショットガンを武器に、クリーチャーを倒し、謎を解きながら先へ進めていく楽しさは前作から継承されています。今作では、武器だけではなく主人公、イーサンの能力アップを行う、育成要素も追加されています。

じっとりとした恐怖感を映像で演出する独特のグラフィックや、恐怖をあおる不気味なサウンド、そして小物に至るまでデザインしつくされた細かな設定によって、バイオハザードの世界がそこにあるかのように感じられます。まさに、PS5のグラフィック性能がフルに発揮されているという印象です。

本編のクリア後も、クリーチャーを倒しながら制限時間内にゴールしハイスコアを目指す「ザ・マーセナリーズ」がプレイできるようになったり、本作の特典として付属するオンライン対戦アクションゲーム「バイオハザード RE:バース」が楽しめるなど、本編以外の要素も盛りだくさん。ホラーゲーム好きならプレイして損はないでしょう。

Ghost of Tsushima Director's Cut

オープンワールドゲームの傑作として呼び声が高い「Ghost of Tsushima」に、完全新規のストーリーを追加し、グラフィックとFPSを向上させたPS5「Ghost of Tsushima Director's Cut」。本作は、鎌倉時代中期にあった「元寇(蒙古襲来)」をテーマに、時代劇をオープンワールドで表現することがコンセプトとして作られており、ゲームのいたるところで感じられるのが大きな特徴です。

2021 Sony Interactive Entertainment LLC. Ghost of Tsushima is a registered trademark or trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.Developed by Sucker Punch Productions LLC. The Sucker Punch Logo is a registered trademark or trademark of Sucker Punch Productions LLC.

2021 Sony Interactive Entertainment LLC. Ghost of Tsushima is a registered trademark or trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.Developed by Sucker Punch Productions LLC. The Sucker Punch Logo is a registered trademark or trademark of Sucker Punch Productions LLC.

主人公の境井 仁は、侵攻を進める蒙古軍から対馬を取り戻すべく奔走することになるというところからストーリーが始まります。最初は武士道精神を信念に、正々堂々と戦うことを目指しますが、大軍を率いる蒙古軍を正攻法で突破するのがあまりにも難しいため、敵に忍びより暗殺する「冥人(くろうど)」の技術を身につけていきます。武士道精神を貫きたいが、対馬を取り戻すには、武士道精神に反する冥人としても戦わなければいけない。そんな心の葛藤を感じながら、プレイヤーはゲームを進めることになります。

この境井 仁の葛藤は、ゲームプレイにも見事に表現されています。プレイヤーは、序盤こそ正々堂々と戦おうと思いますが、徐々に冥人スタイル、いわゆるステルスアクションを活用するほうが、効率的に物語を進められることに気づきます。そのため、ステルスアクションのスキルを優先して成長させるようになりますが、「これは果たして本当にいいことなのかどうか」と疑問を抱くようになるでしょう。ゲームプレイを通して、主人公とプレイヤーの心情が見事にリンクするように作られているのです。

剣劇アクションにおいては、パリィを主体とした典型的なアクションではなく、間合いを計りながらカウンターの隙を作り出し、勝機を見い出すという戦い方が楽しめます。序盤は難しいものの、スキルを身につけること、そしてステルスアクションを活用することで、テンポよく進められるようになる、というふうにデザインされています。時代劇とステルスアクションをバランスよく融合させ、序盤から終盤まで飽きのこないアクションです。

オープンワールドで表現される対馬は、実在の対馬をそのまま再現したのではなく、日本本土の風土から得た着想なども加え、本作独自の“対馬”が作り上げられています。ゲームでは必ず取り入れられるミニマップがないため、プレイヤーは風や動物を頼りに目的地を探すことになるのですが、これは没入感の向上や、美しい対馬をより感じられるようになる要素です。これを面倒だと感じる人もいれば、面白いと感じる人もいるでしょう。

PS5「Ghost of Tsushima Director's Cut」では、こういった本編の面白さはそのままに、グラフィックやFPSの向上、そして境井 仁の過去に迫る追加ストーリーも体験できます。PS5を持っているなら、遊んでみて損はないでしょう。

DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT

人気シリーズ「メタルギアソリッド」を手がけたことで有名な小島秀夫監督が、コナミから独立後に初めて制作したゲーム「DEATH STRANDING」。PS4、PC向けゲームとして発売されていましたが、PS5にも“DIRECTOR'S CUT”としてやってきました。グラフィックが最大4K・60FPS、ネイティブ4Kに対応し、新要素も追加されています。

2021 Sony Interactive Entertainment Inc. DEATH STRANDING is a trademark of Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.ソニー・インタラクティブエンタテインメント Privacy Policy & EULA

2021 Sony Interactive Entertainment Inc. DEATH STRANDING is a trademark of Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.ソニー・インタラクティブエンタテインメント Privacy Policy & EULA

本作は、突如発生した「DEATH STRANDING」という厄災により世界が荒廃し、人々は外に出られず地下シェルターでの生活を余儀なくされた架空の未来が舞台。特殊な能力を持つ伝説の運び屋、主人公のサム・ポーター・ブリッジズは、荷物を運ぶことで分断されたアメリカと人々をつなぎ合わせる旅に出る、というストーリーになっています。

本作はオープンワールドゲームを主体としていますが、コンセプトは敵と戦って目的を達成するという一般的なものではなく、荷物を目的地まで運ぶこと、となっています。つまり、オープンワールドゲームで面倒な要素ととらえられがちな“移動”を極限まで突き詰めたゲーム性です。

主人公のサムは、拠点から拠点まで荷物を運んだり、旅の道中で依頼者から頼まれた荷物の配送をこなすことになるのですが、道中にはBTと呼ばれる謎の存在や、人間のテロリストたちがサムの行く手をはばみます。物語の序盤では、こういった敵と戦うすべがなく、襲われたら逃げるか、もしくは、敵を迂回するルートを探すなど、試行錯誤して進める必要があります。

このプロセスは、人によっては面倒と感じるかもしれませんが、それゆえに目的地に到達したときの達成感は尋常ではないものがあるのです。また、物語の後半になると、敵を無効化するアイテムを入手したり、ジップラインなどのインフラ系アイテムを入手できるので、今まで手こずらされた配送が簡単になっていき、序盤とは異なる達成感を味わえます。これは、序盤の面倒な作業があるからこそ感じられるものです。

そして、本作を語るうえで外せないのが、ソーシャル・ストランド・システムと呼ばれるゲームシステムです。これは、はしごやジップラインなど、ほかのユーザーが設置したインフラが適度に自分のマップに現れ、それを使うことで配送が楽になるというものです。

もちろん、自分が設置したインフラが他人のマップに現れることもあります。自分のために設置したインフラが、知らずのうちにほかの他人を助けるというシステムは、協力型オンラインゲームなどでは味わえないまったく新しい感動があります。

小島秀夫監督の作品は、ゲームでありながらも現実の社会問題や政治を反映させたストーリーを通して、ユーザーにメッセージを伝えるという側面も持つのですが、この「DEATH STRANDING」もその系譜に漏れません。分断された社会を再びつなげるのにはどうしたらよいのか、そういったことを考えさせてくれる、非常に奥の深い映画のような作品です。

Returnal

数少ないPS5独占タイトルとして発売された「Returnal」。スピード感にあふれるスリリングな展開のアクションや、極彩色を多用したVFXなどを得意とする、フィンランドのスタジオ「Housemarque」が手がけたタイトルです。

本作は、宇宙科学者である主人公のセレーネが、謎の信号に引き寄せられ、人類未到の「惑星アトロポス」に到着し、その謎を解明するというSFの世界をテーマにしています。その謎のひとつが、ゲームの基本システムにもなっている「死に戻り」(ループ)です。

「Returnal」は、死ぬとすべてを失いスタート地点に戻り、かつ、ループするごとにステージが変化します。これは、ローグライクというゲームジャンルのシステムと
同じで、何回やり直しても新鮮な気持ちで遊べるというシステムです。

ただし、死んだからといってすべてが無に戻るのではなく、ゲームを進めるのに設定されている目標は、一度クリアしてしまえば引き継がれる仕様です。たとえば、「ある場所のドアを開ける」「重要アイテムを入手する」といった目標が設定されていて、これを順番にクリアして最後にボスを倒すと次のステージへと進むといった具合です。

しかし、ゲームの難度は、多くのゲームをプレイしてきたヘビーゲーマーでも「これは難しい」と評するレベル。そのため、何度も死んで最初からやり直す、というのを繰り返すことになり、これが好き嫌いの分かれ目になるでしょう。その難しさから「死にゲー」とよばれる、フロム・ソフトウェアの「ソウル」シリーズが好きな人は、間違いなく好きなゲームだと思います。ただし、実際のところは「ソウル」シリーズよりも難しい(理不尽)かもしれません。

ゲームの腕に自信がある人は、ぜひチャレンジしてみてください。

ラチェット&クランク パラレル・トラブル

PSシリーズで人気のアクションゲーム「ラチェット&クランク」の最新作「ラチェット&クランク パラレル・トラブル」が、PS5独占タイトルとして登場。次世代機の「ラチェット&クランク」は、これまでのシリーズから大きな進化を遂げており、PS5を持っている人ならぜひともプレイしたい1本です。

PS5で描画された4K解像度の映像は、PS5タイトルの中でも一級品。ビルのような大きな建物から生き物、そして金属の破片のような極小のオブジェクトまで、質感がわかるほど精密に描写されており、PS5のグラフィックパワーをまざまざと感じることができます。特に有機ELテレビや有機ELディスプレイで遊ぶと、高い彩度やコントラストで、カラフルな世界やバトルがより美しくなります。

「ラチェット&クランク」と言えば、攻撃手段となる多彩な「ガラメカ」を使ったアクションですよね。「ラチェット&クランク パラレル・トラブル」では、ガラメカの種類が増え、PS5のグラフィック性能により、超ド派手なアクションが実現されています。いろいろなガラメカを切り替えながら戦うスピード感あふれるバトルは、手に汗握るくらいプレイヤーを興奮させてくれるでしょう。

シリーズ最高傑作との呼び声も高い「ラチェット&クランク パラレル・トラブル」。ゲーム難度は自由に変更できるため、万人が楽しめるゲームです。

Marvel's Spider-Man: Miles Morales

ニューヨークの街を自在に飛び回る爽快なアクションが人気を博した「Marvel's Spider-Man」シリーズの最新作となる「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」。PS5のローンチタイトルとして登場しました。

(C)2020 MARVEL (C)Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Insomniac Games, Inc.

(C)2020 MARVEL (C)Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Insomniac Games, Inc.

PS4版も同時に発売されましたが、PS5版は4K、60fps、HDRに対応しており、細かなディテールまでもが描写されたニューヨークの町並み、日中や夕方、よるになど時間によって姿を変える景色は、目が圧倒されるほどの美しさを誇ります。また、60fpsに対応したことにより、スパイダーウェブを使って滑空したり、激しい肉弾戦を伴うヴィランとのバトルがものすごく滑らかになっています。4Kでの激しいバトルは、まばたきを忘れるほどの美しさに圧倒されることでしょう。

また、PS5のレイトレーシング対応を生かし、光や炎の陰影や窓の映り込みなどの表現がPS4とは比べものにならないほどレベルアップ。まさにPS5の性能を最大限に引き出しているタイトルです。

また、PS5のコントローラー「DualSense」の機能のひとつである、ハプティックフィードバックを堪能できるのもポイント。たとえば、ビルの間を滑空する際にスパイダーウェブの細かな振動までもが再現されているなど、ゲーム内の状況に応じて変化する振動により、これまでにない操作体験が楽しめます。多くのタイトルがハプティックフィードバック対応をうたっていますが、「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」はそれらよりひとつレベルが上の振動体験をもたらしてくれます。

アクションゲームですが、複雑な操作もなくライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広く楽しめる作品です。PS5を購入したらまず始めに遊ぶべきタイトルの本命とも言えるでしょう。

Demon's Souls(デモンズソウル)

最初に断っておきますが、ここで紹介する「Demon's Souls」はライトユーザー向けのゲームではなく、ある程度ゲームを頻繁にプレイしている中級者以上向けのゲームです。最近ゲームにハマりだしたという人に簡単に勧められるゲームではない難しさを誇ります。

(C)Sony Interactive Entertainment Inc.

(C)Sony Interactive Entertainment Inc.

2009年にPS3にて発売されたタイトルをPS5向けにフルリメイクしたのが「Demon's Souls」です。ダンジョンを攻略するアクションRPGですが、そのとてつもない難度の高さに、数あるプレイヤーの心をバキバキに折ってきたタイトルです。

しかし、ただ難しいだけではなく、何度も挑戦するうちに自分なりの攻略法を見つけられるように、絶妙なバランスが保たれています(初見殺しもありますが)。最初は不可能に思えたボスを、やり直しを重ねて撃破したときの気持ちよさは、ほかのゲームにはないものがあり、それこそが本作の魅力とも言えるでしょう。

フルリメイクされているため、グラフィックはPS3版とは比べものにならないほど進化しています。ダークな中世ヨーロッパのような街並みは細部まで描かれており、超巨大なボスは見とれてしまうほどの美しさです。

PS5の性能を生かして、ネイティブ4K/30fps、ダイナミック4K/60fpsという2種類のグラフィックモードが用意されています。美麗なグラフィックを堪能するならネイティブ4K/30fpsを、スムーズなアクションならダイナミック4K/60fpsを選ぶとよいでしょう。「DualSense」のハプティックフィードバックにも対応していますが、こちらはおまけ程度と考えておいたほうがいいかもしれません。

また、何度もやり直すたびに発生するロード時間が、PS5のSSDにより2〜3秒に短縮されているのは大きな恩恵と言えます。

ウォッチドッグス レギオン

PS5で遊べるオープンワールドゲームの中でも異彩を放つのが「ウォッチドッグス レギオン」です。監視システムが張り巡らされた近未来のロンドンを舞台に、監視カメラやスマートフォン、ドローンといったテクノロジーをハッキングするスキルを駆使してミッションをクリアするのがほかの作品にはない魅力と言えます。

(C)2019 Ubisoft Entertainment.All Rights Reserved.Watch Dogs, Ubisoft, and the Ubisoft logo are registered or unregistered trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.

(C)2019 Ubisoft Entertainment.All Rights Reserved.Watch Dogs, Ubisoft, and the Ubisoft logo are registered or unregistered trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.

また、本作最大の魅力は、これまでのシリーズのように特定の主人公がおらず、ロンドンにいるキャラクターすべてがプレイアブルであり、自分だけのハッカー組織を作り上げられるという独特のシステムを採用している点にあります。使用するキャラクターや、それに伴うバリエーション豊かな戦い方は、まさにプレイヤー次第というわけです。

PS5版で描写される近未来ロンドンは、グラフィックがPS4版と比べてアップグレードされており、4K、そしてレイトレーシング、HDRに対応。光の表現や、反射などが非常にリアルで、より高い臨場感が味わえます。

また、PS5版はフレームレートが60fpsに対応しており、アクションシーンでも滑らかな動作が可能です。オープンワールドゲームでありがちな長いロード時間もPS5の高速SSDによって解消されており、ストレスレスなプレイが楽しめるでしょう。

PS5の性能を堪能でき、かつオープンワールドゲームがやりたいという人にこそ、手を取ってほしいタイトル。高次元の映像と、今までにないゲームシステムは、まったりとゲームをプレイしたい人にピッタリでしょう。

フォートナイト

家庭用ゲーム機からスマートフォンまで幅広いプラットフォームで遊べるバトルロワイヤルゲーム「フォートナイト」。PS5版は、PCを除いたプラットフォームで最もハイレベルな映像が楽しめます。

(C)Epic Games, Inc. All Rights Reserved.

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画質は4K/60fps、1440p/120fpsに対応。グラフィック重視なら4Kで、スムーズな動作を重視するなら1440pでプレイ可能です。PS5版は、草や木が爆発に合わせて動いたり、煙や液体がより滑らかな動きになっているなど、エフェクトがほかのプラットフォームでは体験できない仕様になっています。

さらには、DualSenseのハプティックフィードとアダプティブトリガーにも対応しており、地面を移動する微細な振動や、武器によって異なる振動までも再現されており、これまでにない没入感が味わえます。

高速SSDにより、マップのテキスチャの読み込みだけではなく、ゲームの起動やマッチへの参加もロード時間が大幅に減少。「フォートナイト」は読み込み時間が長いのが普通でしたが、PS5版はストレスフリーで楽しめます。

クロスプラットフォーム対応なので、PS5以外のゲーム機で遊んでいるフレンドともプレイできます。また、DualSenseにはマイクとスピーカーが搭載されているため、ゲーム音声はテレビから出力しつつ、ボイスチャットはコントローラーで行うことが可能です。

「フォートナイト」は基本プレイ(ゲーム内アイテム課金制)が無料なので、手軽に試せるのも魅力のひとつ。PS5を持っているなら、遊んでみて損はないでしょう。

価格.comマガジン編集部

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パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!

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