今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、任天堂の「Nintendo Switch Sports セット」や、シャオミのフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 12T Pro」、キヤノンのハイアマチュア向けフルサイズミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」を紹介する。
2022年12月16日(金)発売
任天堂から、「Nintendo Switch Sports セット」が登場する。価格は37,980円。
「Nintendo Switch」本体に加えて、Nintendo Switchソフト「Nintendo Switch Sports」(ダウンロード版)が付属するセット。さらに、レッグバンドや、「Nintendo Switch Online 個人プラン12か月(365日)利用券(無償特典)」(利用券の登録期限:2024年2月29日)も同梱し、買ってすぐに遊べるというのが特徴だ。
このほかのセット内容は、Nintendo Switchドック、Joy-Con(L)ネオンブルー/(R)ネオンレッド、Joy-Conストラップ(ブラック)、Joy-Conグリップ、Nintendo Switch ACアダプター、ハイスピードHDMIケーブル、セーフティーガイド。
なお、それぞれを個別に買うと、Nintendo Switch本体が32,978円、「Nintendo Switch Sports」(ダウンロード版)が4,300円、レッグバンドが1,100円、Nintendo Switch Online 個人プラン12か月(365日)利用券が2,400円となっており、合計40,778円。「Nintendo Switch Sports セット」を購入すると約3,000円ほどお得に購入できる。
2022年12月16日(金)発売
Xiaomi(シャオミ)から、日本におけるスマートフォンのフラッグシップモデル「Xiaomi 12T Pro」が登場。ラインアップとして、オープンマーケット版とソフトバンク版を用意する。オープンマーケット版の価格は109,800円。
2021年に発売された「Xiaomi 11T Pro」の後継機種。5000mAhの大容量バッテリーを搭載するほか、19分で100%充電できる120Wのハイパーチャージ(急速充電)に対応したのが特徴だ。
カメラ機能では、背面の広角カメラに有効画素数約2億画素で1/1.22型の大型センサーを採用し、精細な写真と動画の撮影が可能。4×4ピクセルビニング技術や光学手ぶれ補正などにより、暗い場所でも美しく撮影できる。
背面カメラの画素数は、広角カメラが約2億画素、超広角カメラが約800万画素、マクロカメラが約200万画素。前面カメラの画素数は約2000万画素。
さらに、撮影した後にAI(人工知能)が被写体を分析し、理想的な構図のバリエーションを自動的に生成してトリミングする機能「Xiaomi ProCut」や、AIが被写体をフォーカスして追尾し続けることで、ゆがみやぶれを抑えて撮影できる機能を搭載する。
ディスプレイは6.7型有機EL(2712×1220ドット)を採用。Dolby VisionやHDR10+に対応するほか、リフレッシュレートが最大120Hz、タッチサンプリングレートが最大480Hz。
主な仕様は、プロセッサーが「Snapdragon 8+ Gen1」、メモリーが8GB、ストレージが128GB(オープンマーケット版)/256GB(ソフトバンク版)。OSは「MIUI 13(Android 12ベース)」を搭載する。
無線通信は、Wi-Fi 6準拠の無線LANとBluetooth 5.2をサポート。IPX3の防水、IP5Xの防塵、NFC、FeliCa、画面内指紋認証、AI顔認証に対応する。
このほか、本体サイズは76(幅)×163(高さ)×8.8(奥行)mm。重量は約205g。ボディカラーは、ブルーとブラックの2色を用意する。
2022年12月15日(木)発売
キヤノンから、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」が登場。ラインアップとして、ボディ単体、「EOS R6 Mark II・RF24-105L IS USM レンズキット」(「RF24-105mm F4 L IS USM」付属)、「EOS R6 Mark II・RF24-105 IS STM レンズキット」(「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」付属)を用意する。
「ハイアマチュアユーザーや映像クリエイターから求められる、静止画・動画の高い撮影性能や通信性・拡張性を兼ね備えた」というモデル。仕様面では、新開発の有効最大約2420万画素フルサイズCMOSセンサー、および映像エンジン「DIGIC X」を装備し、高い解像感と常用最高ISO102400(静止画撮影時)の高感度を両立するという。
また、ボディ内5軸手ブレ補正機構を採用し、レンズ内光学式手ブレ補正機構を搭載したRFレンズとの協調制御により、最高8.0段の手ブレ補正効果を発揮する。
さらに、「EOS iTR(intelligent tracking and recognition) AF X」によって、すぐれた被写体検出性能とトラッキング性能を実現。新たに、馬、鉄道、飛行機(ジェット機・ヘリコプター)を被写体検出機能に追加したことで、「人物」では人の瞳・顔・頭部・胴体、「動物優先」では犬・猫・鳥・馬の瞳・顔・全身、「乗り物優先」ではモータースポーツの車とバイク・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)の全体・スポット検出に対応する。
加えて、被写体の検出対象をメニューで切り替えることなく、カメラが自動で被写体を選択する「自動」設定を新たに追加。メカシャッター/電子先幕による撮影時は、AF/AE追従で最高約12コマ/秒、電子シャッターによる撮影時は、AF/AE追従で最高約40コマ/秒の高速連写が可能だ。
動画撮影では、クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる4K/60p動画撮影や、フルHD/180pハイフレームレート動画記録をサポート。キヤノン独自のガンマ特性「Canon Log 3」やRAW動画の外部記録に対応するなど、用途に応じた動画記録方式によって、多様化する動画制作のニーズに応える。
このほか主な仕様は、背面に、バリアングル式でタッチ対応の3型液晶モニター(約162万ドット)を装備。電子ビューファインダー(EVF)は、0.5型のOLEDカラー電子ビューファインダー(約369万ドット)を備える。外部記録媒体は、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II、UHS-I、UHSスピードクラス、SDスピードクラス対応)をサポートし、デュアルスロットを採用した。
対応バッテリーパックは「LP-E6NH」「LP-E6N」「LP-E6」(使用個数は1個)。撮影可能枚数の目安は、ファインダー(省電力優先)設定時が約450枚(ファインダー撮影時)/約760枚(モニター撮影時)、ファインダー(なめらかさ優先)設定時が約320枚(ファインダー撮影時)/約580枚(モニター撮影時)。
本体サイズは138.4(幅)×98.4(高さ)×88.4(奥行)mm、重量は約670g(バッテリー、カード1を含む)/約588g(本体のみ)。
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。