今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、任天堂のNintendo Switchソフト「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」や、ソニーのモニターヘッドホン「MDR-MV1」、アイリスオーヤマの薄型ホットプレート「IHU-A10」を紹介する。
2023年5月12日(金)発売
任天堂から、Nintendo Switch用ソフト「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が登場する。
Nintendo Switch本体と同時に2017年3月3日に発売された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編にあたるシリーズ最新作。冒険の舞台は、ハイラルの広大な大地に加えて、はるか雲の上の空まで広がっており、空に浮かんでいる「空島」と呼ばれる島々にも移動できる。
また、主人公のリンクの能力が一新されており、物の移動を逆再生できる「モドレコ」、物をくっつけることで新しい武器を作り出せる「スクラビルド」、物をつかんで持ち上げられる「ウルトラハンド」、真上へ飛び上がって天井の上へと通り抜ける「トーレルーフ」を使用できる。
このほか、パッケージ版ソフトとアートブックなどのさまざまな特典をセットにした「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム Collector’s Edition」も同時に発売される。
2023年5月12日(金)発売
ソニーから、クリエイター向けのモニターヘッドホン「MDR-MV1」が登場する。
クリエイター向けに、立体音響やハイレゾコンテンツなどの制作に適した背面開放型モニターヘッドホン。ヘッドホン内部の反射音を低減する背面開放型音響構造を採用し、立体的な音響空間での正確な音像定位によるすぐれた空間表現が可能だ。
また、5Hz〜80kHzの超広帯域再生と、広ダイナミックレンジ再生を実現する、専用開発のドライバーユニットを搭載。立体音響をはじめとしたさまざまな音源の奥行や細部まで、クリエイターが意図した音楽表現を精緻に再現するという。
さらに、長時間使用しても聴き疲れしない自然な音色を実現。イヤーパッドには、肌触りがよいスエード調人工皮革と、十分な厚みのある低反撥ウレタンフォームを使用することで、快適な装着感が得られる。
加えて、ソニーミュージックをはじめとするさまざまな制作現場のサウンドエンジニアとの協業により開発。ソニーが長年培ってきたプロ用モニターヘッドホンの技術を活用し、プロの現場と共創したモデルとなっている。立体音響やハイレゾといった高解像度な音源の普及により制作環境やレコーディング機器の進化も求められるなか、新たな基準となるクリエイター向けモニターヘッドホンとして市場導入するという。
なお、サウンド制作用リファレンススタジオの音場環境をヘッドホンで高精度に再現する「360 Virtual Mixing Environment(サンロクマル・バーチャル・ミキシング・エンバイロンメント)」の性能を最大限に発揮できる仕様となっており、クリエイターの立体音響制作をサポートする。
主な仕様は、型式がオープンバックダイナミック、ドライバーユニットが40mm径、再生周波数帯域が5Hz〜80kHz(IEC)、感度が100dB/mW、インピーダンスが24Ω(1kHzにて)、最大入力が1500mW(IEC)。
このほか、着脱式プラグ付きケーブルを採用。6.3mmステレオ標準プラグのヘッドホンケーブルと6.3mm→3.5mmステレオミニプラグアダプターが付属する。重量は約223g(ケーブル含まず)。
2023年5月10日(水)発売
アイリスオーヤマから、薄型ホットプレート「IHU-A10」が発売される。
立てかけて収納できる薄型プレートと、折りたためるX型の脚を採用したホットプレート。プレートを置く脚は、アウトドア用の鍋敷きや木の台をイメージし、温かみを感じる木目調のデザインを採用した。
プレートの最も薄い部分は10mmで、フッ素樹脂コーティング加工を採用。本体はプレート、ヒーター、遮熱板、遮熱板足が一体になっており、最も厚い部分は55mmとなる。プレートにヒーターを内蔵することで、プレート温度を一定に保ち、肉など食材を均一に高火力で加熱できるとのこと。温度は約80度から230度まで、無段階で調節可能だ。
サイズは、本体が465(幅)×62(高さ)×266(奥行)mm、プレート外寸が411(幅)×252(奥行)mm、プレート内寸が405(幅)×245(奥行)×7(深さ)mm。本体の重量は約2.6kg(コントローラー、開閉式脚を含む)。
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。