あれこれ通信
世界に誇る「バイオ」がフルCGで映画化!

ゾンビ皆殺しの爽快アクション×背筋が凍るホラーを一度に楽しめる映画「バイオハザード ヴェンデッタ」完成披露試写会レポート

シリーズ累計7200万本を誇る超人気ゲームシリーズ「バイオハザード」をフルCGで映画化した「バイオハザード ヴェンデッタ」の完成披露試写会が行われました。エグゼクティブ・プロデューサーに、映画「呪怨」シリーズで日本人監督の実写作品で初めて全米興行収入1位を獲得した清水崇氏、監督に「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の辻本貴則氏などそうそうたるメンバーを迎え、ゲームの映画化作品としては類を見ないくらいの本気っぷりがうかがえる作品。この「バイオハザード ヴェンデッタ」の完成披露試写会の様子を映画の詳細とともにお伝えします。

「バイオハザード ヴェンデッタ」は、ゲーム「バイオハザード」の世界観をベースにクリス・レッドフィールド(以下、クリス)やレオン・S・ケネディ(レオン)、レベッカ・チェンバース(レベッカ)など歴代のキャラクターと、映画オリジナルの新キャラクターたちが、人類の未来をかけて戦うフルCG作品。公開は2017年5月27日

数々の有名作品を手がけた豪華スタッフが集結!

試写の前には、エグゼクティブ・プロデューサーの清水崇氏、監督の辻本貴則氏、脚本の深見真氏、音楽の川井憲次氏、原作監修の小林裕幸氏(カプコン)が登壇し、舞台挨拶を行いました。

左から清水氏、辻本氏、深見氏、川井氏。舞台挨拶では、知られざる製作現場の舞台裏が語られました

左から清水氏、辻本氏、深見氏、川井氏。舞台挨拶では、知られざる製作現場の舞台裏が語られました

ホラー映画で世界に名を知らしめた清水氏、そしてアクションに定評のある辻本氏が初めてタッグを組んだフルCG映画「バイオハザード ヴェンデッタ」。舞台挨拶では、今回のオファーがFacebookやTwitterのメールで来たという話から、清水氏とカプコンの壮絶なやり取りの話まで飛び出しました。

清水氏によれば、カプコンの小林氏から「原点回帰で恐怖感を強調したい」という要望があり、そのためにホラー描写だけでなく、キャラクター設定やドラマシーンなど、映画のさまざまなパートに提案を出していたとのこと。「レオンの少年期を描きたい」「あのキャラクターをぶっ殺したい」という提案も飛び出たそうですが、あまりにもぶっ飛んだものは大人の事情で却下になったそうです。しかし、カプコンの小林氏は「こちらから注文はほとんどつけていません。強くお願いしたのは、登場するキャラクターをとにかくかっこよく描いてほしいということだけです」と語っており、制約のきつくない自由な制作現場だったことがうかがえます。

「バイオハザード」シリーズではおなじみのキャラクターのクリスとレオンが主人公として登場。

「バイオハザード」シリーズではおなじみのキャラクターのクリスとレオンが主人公として登場。

監督の辻本氏からは、カメラワークに関する裏話が明かされました。フルCG映画ということで、実写映画では難しい自由なカメラワークが可能なのですが、CGのキャラクターが登場するシーンでカメラを自由に動かすと映像が軽く見えてしまうとのこと。そのため、ドラマパートでは実写映画で行うようなカメラワークを取り入れ、リアリティを追求。反対に、激しいアクションが繰り広げられるバトルシーンは、カメラを自由に動かし、スタイリッシュで迫力満点の映像に仕上げたそうです。

舞台挨拶ではスペシャルゲストとして、本作でD・Cというキャラクターを演じるダンテ・カーヴァー氏が登場。「とにかく楽しかった」と振り返るダンテさんはD・C以外にも2人のキャラクターを演じています。映画を見ながら、ダンテさんがどのキャラクターを演じているのか探してみるのも楽しそう

バイオの世界でホラーとアクションが見事に融合!

「バイオハザード ヴェンデッタ」は、対バイオ・テロ組織「BSAA」を率いるクリス、アメリカ合衆国直轄のエージェント組織「DSO」に所属するレオン、そして美人化学者のレベッカが、新型ウイルスでバイオ・テロをもくろむグレン・アリアスを相手に人類の未来をかけた死闘を描く作品です。内容については多くを語りませんが、CGのクオリティが高く、まさにフォトリアルな映像を楽しめます。「清水氏の映画にインスパイアされたというか…パクったんです!」と辻本氏が舞台挨拶でぶっちゃけたとおり、ホラーパートはじっとりした陰鬱で不気味な雰囲気が漂っており、心臓がバクバク言いっ放し。激しいバトルシーンでは肉弾戦を得意とするクリスと、スタイリッシュなスタイルで戦うレオンの姿が、スクリーンから目をそらせないくらいの迫力で、このあたりはアクションを得意とする辻本氏ならでは。

脚本についても、人気アニメ「PSYCHO-PASS -サイコパス-」シリーズを手がけ、登壇者の中では唯一ゲーム「バイオハザード」をやりこんでいるという深見氏が担当しており、しっかりと練りこまれたドラマチックな展開です。いわゆる原作ファンの期待を裏切るようなシーンは一切なく、“バイオハザード愛”を劇中のいたるところで感じられました。

レオンとクリスの鋭い眼光が印象的な「バイオハザード ヴェンデッタ」のポスター

レオンとクリスの鋭い眼光が印象的な「バイオハザード ヴェンデッタ」のポスター

映画「バイオハザード ヴェンデッタ」は、もちろんゲーム「バイオハザード」をプレイしていない人でも楽しめますが、過去作品で見たような場所が登場したり、3人称のゲーム視点で不気味な施設を探索したりなど、ゲームの要素が劇中にちりばめられているので、ゲームをプレイしていると楽しさが倍増することは間違いなし。気になる人は鑑賞前に過去シリーズをプレイするとよさそう。もしくは、映画を見た後に過去シリーズをプレイするのもアリです。

(c) 2017 CAPCOM / VENDETTA FILM PARTNERS. ALL RIGHTS RESERVED.

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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