購入4〜5か月待ちの「睡眠用たわし」など、おもしろグッズで寝てみた!

“たわし枕”に“口封じテープ”!? 人気の眠活グッズ実力診断!

このエントリーをはてなブックマークに追加

睡眠に悩んでいる人、いませんか? 睡眠の悩みは、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅かったり、いびきでパートナーに迷惑をかけたりとさまざまあります。「やすみかたの教科書」(主婦の友社)の著者である睡眠コンサルタント・友野なお氏いわく、睡眠は量と質が大事で、統計的に7〜8時間、ぐっすり眠ることが理想。そして、理想的な睡眠をとることは、免疫力アップ、学力向上、アンチエイジング、美肌効果、ダイエット効果などが期待できるそうなんです。ここでは、そんなメリット満載の「理想的な睡眠」をとるための“眠活グッズ”のなかから、いま人気・話題のグッズを紹介します。

たわしのような作りの枕「睡眠用たわし」と、鼻呼吸を促す口閉めテープ「ナイトミン 鼻呼吸テープ」などを紹介

ある活動量計の記者発表会時に、友野氏が発表した睡眠に関するデータ。理想的な睡眠時間で寝ている人のほうがBMIが低い傾向にあるそうです

これが枕? 4〜5か月待ちの人気“たわし”に頭をのせて寝てみた!

最初に紹介するのは、見た目のインパクトが大きい枕「睡眠用たわし」。これは、快眠グッズ通販サイト「Nelture」が、ヘッドスパ専門店「悟空のきもち」の監修と、純国産たわしシェアNo.1の老舗、高田耕造商店の協力のもとで開発した正真正銘の枕です。外側の生地には、紀州産シュロの木で作られた国産たわしの肌触りに似せた素材を使用し、中材には、透過性と弾力性を兼ね備えた「中空透過エア素材」を採用しています。直販価格は9,800円(税抜)で、カラバリは茶と白をそろえます。

これがいま入手困難な「睡眠用たわし」(茶/写真上)の全貌! 隣に一般的なたわし(写真下)を置いてみました。う〜ん、似ていると思えば似ていますね。たわしのワッカ金具を再現したヒモがキュート

左が「睡眠用たわし」で、右がたわしのアップ写真。たわしほど毛の密度は高くないんですが、触り心地がとても似ています。1本1本はチクチクしていますが、手のひらなど広い面で触るとザラザラした感触

「睡眠用たわし」は、質のよい睡眠に効果的ないくつかの性能を備えています。まずは通気性。睡眠時、頭の温度の適温は体温のマイナス5℃だといわれています。その点、「睡眠用たわし」は従来の枕に比べると暑すぎず寒すぎない温度をキープ。また、外生地のたわしのような毛が、頭皮への適度な刺激になり、スムーズな入眠をサポートします。さらには、撥水性が高いため、毎日でも洗えて清潔さが保てるので、ハウスダスト予防や頭皮のニオイ低減、花粉症対策にも有効だそうです。

「Nelture」のホームページから抜粋。「睡眠用たわし」は、頭の温度を低く保ち続けることがわかります

ここまで聞くと、画期的な枕に感じます。でも、論より証拠! 実際に使って寝てみました。

枕の毛1本1本が硬いため、肌に直接当たるとチクチクします

枕の毛1本1本が硬いため、肌に直接当たるとチクチクします

頭をのせると、まず感じるのが首へのチクチクとした刺激。まさに、たわしを首にやさしく当てているような感覚です。後頭部は髪の毛があるので刺激をあまり感じず、髪の毛の間に枕の毛がザクザクと入っている感覚があるだけです。枕の高さは、個人的に少々低め。高い枕が好みの人は、薄い枕の上にのせて使うほうがいいかもしれません。

それにしても、首への刺激が気になりすぎてまったく眠れない……。そういえば、ホームページで最初の数週間はタオルを上に敷いて使うことを推奨していました! ということで、タオルを敷いてみました。

初めての使用なので、後頭部の2分の1が覆われるようにタオルを敷きました

初めての使用なので、後頭部の2分の1が覆われるようにタオルを敷きました

うん! これならイケそう! ホームページでは、使用開始1週間目は後頭部の下部の2分の1、2週間目は3分の1、3週目は4分の1と、タオルの範囲を徐々に減らして慣らしていく方法が紹介されています。3週目には首元だけにタオルが残る形に。確かに、首元への刺激は不快なものではないので、慣れていけば逆にその刺激が心地よくなるのかも。あと、気になったのは頬への刺激。筆者の場合、横向きに寝ることが多いため、タオルがないと頬にも枕の毛が当たります。このあたりも、徐々に慣らしていくのでしょう。

結局、タオルを敷けば、いつもより若干スムーズに入眠できた気がします。朝まで枕が気になって起きちゃうこともありませんでした。

口をふさいで寝ても大丈夫? のどを守り、いびきを抑えるテープで口を強制的に閉じて寝てみた!

次に紹介するのは、小林製薬「ナイトミン 鼻呼吸テープ」。唇に縦に貼って口があまり開かないようにすることで、口呼吸を防止して鼻呼吸を促すテープです。就寝中の口呼吸は、口・のどの乾燥やいびきの原因となりますが、同製品は鼻呼吸をさせることで安眠へと導いてくれるそうです。

「ナイトミン 鼻呼吸テープ」は1箱に15枚封入。1回に1枚の使用で、使い捨てです

「ナイトミン 鼻呼吸テープ」は1箱に15枚封入。1回に1枚の使用で、使い捨てです

でも、そもそもなぜ鼻呼吸になると、安眠を手に入れられるのでしょうか。ここに、小林製薬が調べた実験結果があります。

いびきの音量と、就寝中の動きの相関関係を調べた実験結果(小林製薬調べ)。いびきが多いと動きも多くなることがわかります

「ナイトミン 鼻呼吸テープ」を使用して就寝した際ののどの痛みやいびきの頻度、身体の動きを調べた結果(小林製薬調べ)。どれもテープなしの状況と比較すると程度が低いようです

口呼吸はいびきの原因であり、いびきは就寝中の寝返りやもぞもぞを増やす原因。身体の動きは、深い眠りを妨げていることになります。だからこそ、口呼吸ではなく鼻呼吸でいびきを軽減することで体動も減り、良質な眠りが手に入れられるというわけです。また、口を閉じることで、のどの痛みの原因となる口内の乾燥も軽減できます。

何を隠そう、実は筆者も(おそらく毎晩)いびきをかく(人に「かいていたよ」と寝起きに責められる)ひとり。いつも「いや、俺のせいじゃないし……」と内心舌打ちしながら、謝るしかなかったのですが、「ナイトミン 鼻呼吸テープ」を使えば、もうそんな不可抗力なことで責められることはなくなるかも! とワクワクしながら同製品を付けて、寝てみました。

口を閉じて、唇の中央に貼るだけと準備は簡単!

口を閉じて、唇の中央に貼るだけと準備は簡単!

見た目はアレですが、シリコンタイプの粘着剤なので不快感や窮屈感はなく、使用感は良好。あと、人によると思うのですが、筆者の場合、顔の力を抜くと自然と少し口が開いてしまい、気づけば口呼吸になってしまいます。これが、いびきの原因だと思うのですが、「ナイトミン 鼻呼吸テープ」を付けていれば、力を抜いてリラックスしても口が勝手に開かないのですごくラク! 口からは呼吸はしづらいので、無理なく自然に鼻呼吸ができるようになります。これ、めっちゃイイ!

就寝中は苦しくなって起きちゃったり、テープを外しちゃたりすることを心配していたのですが、一度もそういうことはなく朝までぐっすり。実は、いびきをスマホのアプリで録音したんですが、かいていました……。でも、テープなしのときよりもだいぶ音量が小さめに抑えられていたことがわかりました。

感心したポイントは、起床直後でも口の中が潤っていること。口を閉じているので当然のことではあるんですが、いつもの乾燥した不快感マックスの口内とオサラバできたのはうれしかったです。 さらに、はがすときに痛くないのも好印象でした。

就寝時の体温をコントロール? 巨大な抱き枕を抱いて寝てみた!

最後に紹介するのは、抱き枕「Feel」。熱の吸収と放出を繰り返す「蓄熱蓄冷マイクロカプセル」を本体の繊維に付着させており、外気温や体温が約32℃以上で吸熱を開始し、約28℃以下で放熱を開始します。つまり、就寝中、「Feel」は28〜32℃の間の一定の温度に保たれ続けるというわけです。

「Feel」は、約145(幅)×34(奥行)×20(高さ)cm。約8cmのライターと比べてわかるように、結構デカい!

「Feel」は、約145(幅)×34(奥行)×20(高さ)cm。約8cmのライターと比べてわかるように、結構デカい!

「Feel」に関しては、とにかく「物は試し」と、早速使ってみました。

大きく膨らんでいるほうを枕に、もういっぽうの細く曲がっているほうを足で挟みます。そうすると、「Feel」が横向きの際の身体のラインにはまってくれます。腕や足を絡める部分は細くやわらかくなっていて、四肢が無理なく収まります

筆者は身長が約179cmなんですが、サイズに過不足はなく身体にフィット。いつもの“横向き胎児スタイル”にしっかりと対応してくれました。大きく膨らんでいるほうに頭をのせるんですが、枕としては硬めで高め。人によって好き嫌いが分かれると思います。とはいえ、腕や足で挟む“くびれ”の部分は他の部分よりもやわらかめ。下に回している腕や足が、硬さや重さで痛くなることはありませんでした。

そして、「Feel」の最大の特徴である吸熱・放熱機能をチェック。就寝前ということもあり、身体が熱かったせいか、本体の表面が少しヒンヤリしていて、とても気持ちいい! 快適な気分でスムーズに寝られそうだと感じました。また、暑がりな筆者は就寝中に布団内にこもった熱が気になって起きちゃうこともありましたが、今回はそのようなことはなく心地よく朝を迎えました。

まとめ

今回、3種類の眠活グッズを試しました。個人的には、どれも自分の睡眠スタイルを矯正できていると感じられ、今後も使い続けたいと思いました。しかしながら、共通して感じたのは、使う人によって好き嫌いが分かれるということ。「睡眠用たわし」は、1か月間くらい刺激に身体を慣れさせていかなくてはならないですし、「ナイトミン 鼻呼吸テープ」は息苦しさが気になってしまったり、そもそも鼻が詰まっている人は使えなかったりします。「Feel」は身体全体が密着するものなので、本体の硬さが自分に合わなければそれまでです。

「睡眠用たわし」と「Feel」は1万円前後しますので、自分の睡眠スタイルの好みと照らし合わせてしっかり検討してから購入されたほうがいいと思います。いっぽう、「ナイトミン 鼻呼吸テープ」は600〜800円で購入できるので、一度試す価値は大いにアリです。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
あれこれ通信最新記事
あれこれ通信記事一覧
2017.8.23 更新
ページトップへ戻る