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グラミー賞アーティストとのコラボモデル

ギター女子の次はウクレレ? ヤマハがコンパクトな三角形ウクレレ投入

miwaや大原櫻子、藤原さくらといった弾き語り系女子の登場による“ギター女子(ギタ女)ブーム”もあって、近年、弦楽器の世界が活気づいている。そんな弦楽器市場における次の注目製品として、ヤマハが投入するのは“ウクレレ”だ。多くの自社製ギターを世に送り出してきた同社だが、2017年9月上旬より、米国のウクレレ&ギターブランド“ロメロ・クリエイションズ”の製品取り扱いをスタートすると発表した。

弦楽器ブームが続く今、ヤマハが注目するのはウクレレ! 製品発表会ではグラミー賞受賞アーティスト、ダニエル・ホー氏による演奏も行われた

実は増えてるウクレレ人口!

ウクレレというと真っ先にハワイアンをイメージする人が多いだろうが、最近はポップミュージックでもわりと使用されるようになってきている。意識せずウクレレの音に触れるタイミングが多くなっているからなのか、ヤマハが運営する「ヤマハ音楽教室」でも、実際にウクレレ教室への申込が増えているらしい。そこで、レッスンにも使いやすいコンパクトなウクレレとして市場投入されるのが、今回の新製品だ。

ロメロ・クリエイションズは、米国のギター製作家 ペペ・ロメロ氏が製品開発を手がけるブランド。同氏の父であるペペ・ロメロ シニアはプロのクラシック・ギタリストで、演奏家である父の影響も受けながら製品開発を行っている。その中でも、ヤマハでは普及価格帯を中心とした4モデルをピックアップ。3種類のウクレレ「XS Soprano」「Tiny Tenor」「Grand Tenor」と、1種類のクラシック・ギター「Pepe 6 String」を発売する。

ヤマハが取り扱いを開始する製品ラインアップがずらり! 詳細は以下

ヤマハが取り扱いを開始する製品ラインアップがずらり! 詳細は以下

レッスンに使いやすい、コンパクトな三角形デザインのウクレレ

なかでも注目なのは、グラミー賞受賞アーティストのダニエル・ホー氏とコラボ開発されたというXS SopranoとTiny Tenorだ。前者はソプラノ・ウクレレで、後者はテナー・ウクレレだが、どちらもホー氏のアイデアで本体の小型化を実現している。

XS Sopranoは、スケールはフルサイズのソプラノ・ウクレレながら、ボディ全体では通常よりもワンサイズ小さい。Tiny Tenorのほうは、コンパクトなコンサート・ウクレレと同等の大きさで、テナーならではの豊かな演奏表現ができるようになっている。

いずれも、サウンドホールの位置をネック側に寄せることによって、三角形デザインのボディを実現。これにより、小型化しつつも音質を損なわないように工夫されている。また、ヘッド部分やペグを小さめにデザインすることで、可能な限り縦方向のサイズのコンパクト化を図っていることが特徴。持ち運びしやすいレッスン用の製品としてラインアップされている。

Tiny Tenor(左と真ん中)と、XS Soprano(一番右)。いずれも価格は本体仕上げによって異なるが、Tiny Tenor が83,000円〜103,000円、XS Sopranoが73,000円〜83,000円でラインアップされる(いずれも税別)

サウンドホールを少し大きくしつつ、ネック側に寄せて配置。サウンドのパワーは損なわずに本体をコンパクト化した

ヘッドやペグをコンパクトなデザインとすることで、縦方向のサイズをできる限り抑えている

ヘッドやペグをコンパクトなデザインとすることで、縦方向のサイズをできる限り抑えている

弦はブリッジを通して、本体の内側で結んで固定する仕組み。結び目が表に出ないので見た目もすっきり

弦はブリッジを通して、本体の内側で結んで固定する仕組み。結び目が表に出ないので見た目もすっきり

迫力のサウンドを目指したテナー・ウクレレや小ぶりなクラシック・ギターも

残り2モデルのうち、Grand Tenorはやや玄人向けに企画された製品だ。Tiny Tenorと同じくテナー・ウクレレだが、こちらは反対に大型ボディを採用している。「テナー・ウクレレで迫力あるサウンドを実現する」というコンセプトのためで、一般的なテナー・ウクレレよりもひと回り大きいサイズ。これにより、テナー・ウクレレならではの豊かな響きと迫力を追求した音作りになっている

最後の1製品であるPepe 6 Stringは、小ぶりなクラシック・ギター。こちらはクラシック・ギタリストの父とコラボして作り上げられた1台だそうで、そういう意味ではブランドのルーツが垣間見える製品かもしれない。

迫力あるテナー・ウクレレの音をめざしたGrand Tenor。こちらも価格は本体仕上げによって異なり、108,000円〜128,000円(税別)でラインアップされる。なお。写真右は“スポルテッドマンゴー板”を採用した美しいデザインのボディ(※スポルテッドマンゴー板は、ほかの3製品にも同じカラバリがある)

クラシック・ギタリストの父とコラボして開発されたPepe 6 String。価格は118,000円〜135,000円(税別)。ちなみに、ウクレレとクラシック・ギターはナイロン弦を使用しているという点で共通していて、親和性が高い(奥に移っているのはGrand Tenor)

コラボ開発者のダニエル・ホー氏が来日! ウクレレ演奏も披露

今回ヤマハがメディア向けに開催した製品発表会では、XS SopranoとTiny Tenorをコラボ開発したアーティストのダニエル・ホー氏が登場。実際にTiny Tenorなどを使用しての演奏が披露された。

ホー氏は、コラボ開発した2機種を含むロメロ・クリエイションズのウクレレについて、「ボディのクオリティもすばらしく、使っているとまるで“木”そのものを弾いて作曲しているかのような手ごたえがあります。音は、ダイナミックレンジの強弱がつけやすく、ピッチも安定していて、弾いていて心地よいウクレレです」と、その魅力を絶賛した。

グラミー賞受賞アーティスト、ダニエル・ホー氏が演奏を披露。ナイロン弦による、やわらかい音色ながらキレも兼ね備えるウクレレの音色を響かせた

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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