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ゲーム雑誌出身の筆者が語る!

3DSとどう違う? 任天堂の最新ハード「Newニンテンドー2DS LL」を徹底解剖

2017年7月に、任天堂の最新携帯ゲーム機「Newニンテンドー2DS LL(以下、2DS LL)」が発売されました。DSシリーズの最新版ですが、従来の「3DS」とどう違うのでしょうか? ゲーム雑誌出身の筆者が、3DSシリーズ本体と比較しながらご紹介していきます。

「ブラック×ターコイズ」「ホワイト×オレンジ」の2色のカラーバリエーションで発売された「2DS LL」

「ブラック×ターコイズ」「ホワイト×オレンジ」の2色のカラーバリエーションで発売された「2DS LL」です。定価は14,980円+税

「ホワイト×オレンジ」本体です。白いDSシリーズはひさしぶり。オレンジのワンポイントも鮮やかです

「ホワイト×オレンジ」本体です。白いDSシリーズはひさしぶり。オレンジのワンポイントも鮮やかです

従来の「3DS」から3D表示機能をなくし、2D画面に特化した「2DS」の「LL」版というコンセプトのゲーム機で、ある意味DSシリーズの最終進化形なのかな? という印象も受けるハードです。話題のソフト『ドラゴンクエストXI』も発売されて、スマホゲームからDSに戻ってきたという方も多いと思いますが、そんな方にも最適なハードとなっていますよ。

スペックはほぼ「Newニンテンドー3DS LL」と同じ

パッケージは本体と3DSシリーズ必須付属のARカードのみというシンプルさで、ACアダプターやマニュアル系などは一切付属しません。では主なスペックを見ていきましょう。

サイズ: 縦86.4mm×横159mm×厚さ20.8mm(折りたたみ時)
質量: 約260g(タッチペン・microSDカードを含む)
上画面: ワイド液晶 4.88型(横106.2mm×縦63.72mm)/
横400ドット×縦240ドット 約1,677万色表示可能
下画面: タッチ入力機能付き液晶 4.18型(横84.96mm×縦63.72mm)/
横320ドット×縦240ドット 約1,677万色表示可能
タッチペン: Newニンテンドー2DS LLタッチペン [JAN-004] 約69mm
バッテリー持続時間:3DSソフトをプレイする場合:約3時間30分〜6時間30分
DSソフトをプレイする場合:約5〜9時間
充電時間: 約3時間30分
カメラ: 内側カメラ1個/外側カメラ2個 解像度はいずれも640×480(0.3メガピクセル)
レンズ:単焦点/撮像素子:CMOS/有効画素数:約30万画素
無線通信: 2.4GHz帯(11b 1〜13ch/11g 1〜11ch)

前モデルの「Newニンテンドー3DS LL(以下、New3DS LL)」とほぼ同等の機能を備えています。詳しくは後述しますが、お値段も「New3DS LL」よりお安くなっているので、これから購入しようという方、買い替えたいという方にはおすすめできます。

3DSと比べると、見た目はあまり違いナシ。でもその軽量さに驚き!

ヒンジ部分が本体からはみ出したようなスタイルになっています ストラップ穴がなくなりました。Newの特徴でもあるZR、ZLボタンもあります 背面です。「New 3DS LL」では上画面に付いていたカメラのレンズが下画面に付いています ゲームスロットは蓋付きになりました。micro SDカードも簡単に抜き差しできるように

パッと見た印象では「New 3DS LL」とさほど変わらないように見えますが、細かいところでずいぶんと変わっていました。まずはカメラのレンズの位置。さらにはゲームスロットの蓋や、micro SDカードの挿入口なども大きく変わっています。そして何よりも異なるのが、本体の質量。「New 3DS LL」の329gに対して260gと約60gも軽くなっているのです。これは実際に使うとその軽量さに驚かされます。長時間手に持ってプレイするゲームだとかなり楽になると思いますよ。実際に筆者はよくあおむけに寝転んでプレイするのですが、腕の負担が減りました。小さいお子さんにもいいかと思います。では実際に「New 3DS LL」と比較していきましょう。

右が「New 3DS LL」です。本体サイズは「New 2DS LL」のほうが少し小さいです

右が「New 3DS LL」です。本体サイズは「New 2DS LL」のほうが少し小さいです

画面サイズは「New 3DS LL」と同じですが、本体サイズが小さいため、画面が大きく見えますね

画面サイズは「New 3DS LL」と同じですが、本体サイズが小さいため、画面が大きく見えますね

「New 3DS LL」の本体サイズに比べて、縦のサイズが小さくなっている「New 2DS LL」です。ヒンジ部分が本体からはみ出しているため、本体上部にも丸みを帯びたデザインが採用されて、見た目も柔らかい感じになっています。またツルツルな表面と手触りだった「New 3DS LL」に対して、「New 2DS LL」はザラっとしたマットな感触になっています。ボタン配置も変わっており、HOMEボタンが十字ボタンの下に変更になっています。左手の親指でするっと押せるようになっており、便利ですよ。

3D表示がないため、3Dボリュームバーはなくなりました

3D表示がないため、3Dボリュームバーはなくなりました

3Dスティックと十字ボタンの間隔が「New 2DS LL」のほうが広くなっています

3Dスティックと十字ボタンの間隔が「New 2DS LL」のほうが広くなっています

人によっては、タッチペンが少し使いづらいかも…

変更によって、個人的に気になる部分もあります。まずは付属のタッチペン。「New 3DS LL」のそれと異なり、86mmだったサイズは69mmにサイズダウン。本体の太さも細くなり、大人が持つと物足りない感じです。またストラップ穴がなくなったことで、サードパーティーから発売されているストラップ付きのタッチペンも使えないのは不便です。タッチペンをメインに使って遊ぶゲームをプレイしたときは、正直、筆者は付属のタッチペンでは遊びづらいと感じました。

ただ、タッチペンのサイズ変更はデメリットといえるでしょう

ただ、タッチペンのサイズ変更はデメリットといえるでしょう

また、スピーカーの位置も変更になりました。「New 3DS LL」では上画面のサイドにあったスピーカーは、「New 2DS LL」では本体下部に移動になりました。音の響き方が異なり、やや迫力に欠ける感じも受けましたが、ヘッドホンを使えばこれは問題ないかと。

ただ、それよりも個人的に一番メリットだと感じたのはmicro SDカードの挿入口です。「New 3DS LL」ではいちいちネジを開けて、本体背面の蓋を外さないと交換できなかったのが、「New 2DS LL」では本体下部のスロット挿入口に入れるだけという手軽さになりました。これで大容量のカードに簡単に交換できます。またゲーム内で撮影したスクリーンショット画像も簡単にPCなどに移動することができますね。

「2DS」と「New 3DS LL」のいいとこ取りをした集大成のハードです

2DSノーマル版とも比較してみました。質量は同じ260gです

2DSノーマル版とも比較してみました。質量は同じ260gです

画面サイズは圧倒的に「LL」のが大きく見やすいです

画面サイズは圧倒的に「LL」のが大きく見やすいです

先に発売されていた軽量な「2DS」ノーマル版に比べ、画面サイズやスペックも「New 3DS LL」と同等のものを持っているということで、両方のいいところ取りをしたハードといっても過言ではないと思います。「3DS」の目玉機能でもある3D表示はなくなりましたが、『ドラゴンクエストXI』のように3D非対応のゲームもあるので、個人的にはあまり問題ないかと思います。ほかにもamiibo対応であったり、交通系のICカード決済もできたりと、使い勝手もよくなっています。もちろんすべての3DSのソフトが遊べる(2D表示限定ですが)プラス、New 3DS専用ソフトもプレイできるので、これ1台ですべてまかなえるという感じですね。

対応アクセサリーも続々と増えるようで、これからのDSシリーズの看板となるハードだと思います

対応アクセサリーも続々と増えるようで、これからのDSシリーズの看板となるハードだと思います

とにかく軽い! というのが個人的には最大の魅力でした。長時間のプレイも苦にならず、カバンに入れて持ち運ぶのも楽になります。ある意味DSシリーズの集大成とも呼べるのではないかとかなり感動してしまいました。現在はこの2色のほかに、『ドラゴンクエスト はぐれメタルエディション』という限定版も発売されており、今後もこのようなモデルが発売されるかもしれません。秋にはポケモン新作もあり、バーチャルコンソールで懐かしいゲームも多くプレイできるので、まだまだ活躍が期待できるハードだと思いますよ。

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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