いいモノ調査隊
ギタリストの必携ツールです

ギターの弦交換があっという間! ニッパー付きの便利ワインダー

ギターの弦を張り替えようと思います

自動車ライターのマリオ高野です。

中学生の頃から憧れている鹿児島出身の某歌手に0.01mmでも近づきたく、「コンパクトギター練習ツールST-P GUITAR」でアコースティックギターの練習モチベーションを高めたりしております。

依然として技術的には超初心者のままですが、将来的には草野球で知り合ったプロのミュージシャンにレッスンを受けるなどして、技術の進歩を計る所存。
愛用するギターはタカミネの「800シリーズ DMP861C」。憧れている鹿児島出身の某歌手の愛機に近いモデルですが、買ってから4年になり、そろそろ弦を張り替えたくなりました。いうほど弾いていませんが、おそらく弦は経年劣化が進んでいるはず。ついでに少し細い弦にして、少しでも弾きやすくしたいという狙いもあります。

某歌手のイメージに近いブラックボディのギターです

某歌手のイメージに近いブラックボディのギターです

新たに張るのは「ライトゲージ」

新しく選んだ弦は、あろうことか「ライトゲージ」。 敬愛する鹿児島出身の某歌手は「いつもヘビーゲージ」です(※編集部注:ギターの弦は細いほうからライト、ミディアム、ヘビーと大きく分かれており、太くなるほど音量や音圧が上がる。そのいっぽうで、太い弦は張力が強いため押さえにくく、ギターへの負担も大きい。演奏のしやすさやギターのコンディション維持のため、ライトゲージが多く用いられている)。

彼はギターを弾くのではなくかきむしる≠謔、にして叩(たた)く演奏スタイル(ほとんど打楽器)なので、その崇高な志に逆行するのは慚愧(ざんき)にたえませんが、現状のミディアムゲージでも指が痛くてつらいため、より細い弦を選択。

まずは25年以上進歩のない惨状を打開することを優先します。やはり、神の領域は雲上界ということで…Amazonのレビューに書かれていた「長◯の音ですねぇ♪」というコメントが決め手となり、これを選びました! (笑)

3〜6弦の巻き線弦に非常に薄いコーティングを施すことによってサビにくいのだとか

3〜6弦の巻き線弦に非常に薄いコーティングを施すことによってサビにくいのだとか

弦交換に便利なアイテムを購入

さて、本題の弦の張り替えについてですが、高校生の頃から一応自分でやってはいるものの、新しい弦をキレイに巻けなかったり、強く巻きすぎて切ってしまったり、あるいはペグなどギター側を傷めてしまったりと、自分にとってはトラウマだらけの難作業です。
安くはないギターや弦を傷めることなく、スムーズに弦の張り替えができるアイテムはないかと探してみたところ、ストリングワインダーがあれば作業効率が高くなることを知りました。
そこで選んだのがコレ。 ペグワインダー(ペグ回し)と弦カッターが合体した 「Planet Waves(プラネットウェイブス) DP0002 PRO-WINDER(プロワインダー)」 です。

いかにもアメリカ製っぽい形態ですが、ミュージシャンが愛用していそうな雰囲気があります

いかにもアメリカ製っぽい形態ですが、ミュージシャンが愛用していそうな雰囲気があります

質感、操作感は悪くありません

質感、操作感は悪くありません

まずはペグを緩めて古い弦を外す

まずは古い弦を外す作業からペグ巻きに使ってみると、比較的硬く巻かれた6弦でもサクサクとストレスなく回すことができました。

原理は単純なのに、とても高精度で複雑な機械であるかのようにスルスル回せる感覚はちょっと感動モノ

原理は単純なのに、とても高精度で複雑な機械であるかのようにスルスル回せる感覚はちょっと感動モノ

このストリングワインダー、ギタリストやベーシストの間では「アルトベンリ」と呼ばれるポピュラーなアイテムで、安価なものも売られています。しかし本品はサイズが大きくて握りやすかったり、弦を切るためのニッパーが付いていたりするのが特徴です。

こちらが一般的なプラスチック製のストリングワインダー、通称“アルトベンリ”。ペグを素早く回すハンドルと、ブリッジピンを抜くための工具が1つになったもの

ペグは手で雑に扱うとすぐに傷むイメージがありましたが、手で回すよりもペグへの負荷は明らかに小さいでしょう。これなら速く回してもペグが傷む心配がありません。

ブリッジピンを抜き、新しい弦を張る

次に、ブリッジピンを抜く作業。音楽有識者の説明によると「傷をつけないためにはサウンドホールから手を入れて裏から押して上げるようにして抜くのがベスト」とありますが、硬くて抜けなかったので、ストリングワインダーを使いました。

わずかにへこみましたが、ニッパーやペンチなどを使うより攻撃性は低い印象です。抜く作業自体はとても容易になりました

古い弦を取っ払ったついでに、普段は手の届かない部分を掃除しました。ネック部分への負荷を考えると、弦は1本ずつ替えるほうがよいとの話もありますが、今回は掃除を優先。

弦を張った状態では清掃できない部分が多いのです

弦を張った状態では清掃できない部分が多いのです

ボディの中のホコリなどを掃除しました

ボディの中のホコリなどを掃除しました

タカミネDMP861Cはエレアコ(編集部注:エレクトリックアコースティックギターの略。普通の生音での演奏に加え、アンプにつなげば音質やボリュームなどを調整可能。筆者のモデルのようにチューナー内蔵タイプもある)なので、内部には電子部品が搭載されています。今のところ、演奏ではまったく活用しておらず、一生使いそうにありませんが、エレアコは弦のチューニングをするときに音を合わせやすいのが大変便利なので選びました。

昔は音叉(おんさ)を使って合わせていましたが、耳も頭も悪いせいかチューニングがうまくいかず、これまた弦の張り替えの難関の1つでした。エレアコなら短時間で正確な(に近い)チューニングがしやすいです

新しい弦をポストに巻き付け、余った弦を切れば張り替え完了

新しい弦をストリングポストに巻き付け、ストリングワインダーを使ってペグを回します。手で回すのと比べると、作業効率に雲泥の差を感じました。最後は余った弦を切り取れば弦の張り替えは完了です。

緩めるときも早くて便利でしたが、新しい弦を巻くときはさらに作業性がいいことを実感します。特に巻き数の多い弦では本当に便利ですね

自分史上、最高に早く、かつキレイに巻けて感動しました。演奏もうまくなるような気さえします

自分史上、最高に早く、かつキレイに巻けて感動しました。演奏もうまくなるような気さえします

最後に余った弦を切り取ります。ただ、切り取ってない状態の雰囲気が好きなので、しばらくは切らずに新しい弦の感触を楽しみました

チューニングを含めて30分ほどで作業は終了!

昔なら数時間はかかっていた弦の交換作業が、チューニングも含めて30分ほどで完了!
しかも交換作業をしたのは10年以上ぶりだったので、作業効率の向上ぶりは劇的すぎます。
新しい弦はとても弾きやすく、評判どおりストロークでの低音のジャキジャキ音が自分好みでいい感じでした。 まずはこのライトゲージを引きちぎるほどに熱く演奏できるようになりたいです!
この感動の勢いに乗り、もっともっと練習をしてマトモに弾けるようになろう!
そんなモチベーションが高まったのでありました。

マリオ高野

マリオ高野

1973年大阪生まれの自動車ライター。免許取得後に偶然買ったスバル車によりクルマの楽しさに目覚め、新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、自動車工場での期間工、自動車雑誌の編集部員などを経てフリーライターに。2台の愛車はいずれもスバル・インプレッサのMT車。

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