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2017クリスマス直前! 「Nintendo Switch」はまだ買えるのか?

任天堂「Nintendo Switch」

任天堂「Nintendo Switch」

今週末はいよいよクリスマスイブ。お子さんのいらっしゃる家庭では、おもちゃなどのプレゼントを用意するのにてんてこ舞いになる時期でもある。特に最近は、お子さんの欲しがるおもちゃが一極集中してしまう傾向が強く、人気商品ともなると、どこのお店に行っても品切れ、なんてこともよく聞く話。今年2017年に関して言えば、3月の発売以来、ずっと品薄状態が続いている任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」がまさにそれに当たる。そこで、今回は、人気の「Nintendo Switch」が、このクリスマスシーズンに購入できるのかを、「価格.comトレンドサーチ」のデータを基に占ってみたい。

品薄状態は続いているものの、徐々に需給バランスは改善している

図1:「Nintendo Switch」3製品のアクセス推移(過去6か月)

図1:「Nintendo Switch」3製品のアクセス推移(過去6か月)

図1は、過去6か月間における「Nintendo Switch」3製品(Nintendo Switch、Nintendo Switch スプラトゥーン2セット、Nintendo Switch スーパーマリオ オデッセイセット)のアクセス推移を示したもの。これを見ると、「Nintendo Switch」の注目度がもっとも高かったのは、7月21日に発売されたキラータイトル「スプラトゥーン2」の発売日前後で、それ以降は全体的にアクセスは低下傾向にあった。しかしながら、9月末以降はふたたび注目度が高くなってきており、直近のアクセス数は、ピーク時の60%程度まで戻ってきている。これには、10月27日に発売されたキラータイトル「スーパーマリオ オデッセイ」の人気に加え、クリスマスシーズンが近づきゲーム機の需要が高まったことが大きく影響している。

図2:「Nintendo Switch」3製品の売れ筋ランキング推移(過去6か月)

図2:「Nintendo Switch」3製品の売れ筋ランキング推移(過去6か月)

こうした注目度の上昇にともない、「ゲーム機」カテゴリーにおける売れ筋ランキングの順位もかなり好調な推移を示している。図2は、「Nintendo Switch」上記3製品の売れ筋ランキング推移を示したものだが、ノーマルの「Nintendo Switch」は、3月の発売以来、ほとんど首位の座をキープし続けているほか、7〜9月にかけては「Nintendo Switch スプラトゥーン2セット」が1位、2位となり、1位、2位を独占した。また直近では、「Nintendo Switch スーパーマリオ オデッセイセット」が2〜4位あたりで推移しており、商戦を盛り上げている。好調を維持しているノーマルモデルに加えて、夏休み前の7月とクリスマス前の10月に投入した2大キラータイトルのセットモデルもいずれも好調という、大変な人気ぶりであることがわかるだろう。

図3:「Nintendo Switch」3製品の最安価格推移(過去6か月)

図3:「Nintendo Switch」3製品の最安価格推移(過去6か月)

図4:「Nintendo Switch」の最安価格推移(過去6か月)

図4:「Nintendo Switch」の最安価格推移(過去6か月)

しかしながら、ここまで高い人気が継続していることもあって、3月の発売時から心配されていた、供給不足による品薄状況は、今でも継続している。図3は、「Nintendo Switch」上記3製品の最安価格推移を示したものだが、いずれのモデルも、メーカー機能小売価格よりはだいぶ高い価格にて販売されていることがわかる。1例として、ノーマル版の「Nintendo Switch」のここ半年の価格推移を追ってみると(図4)、7月後半のピーク時には48,825円のプレミア価格をつけていた。その後、徐々に需給関係が改善してきたこともあり、プレミア価格もだいぶおとなしくなってきているが、それでも12月20日時点で36,000円という価格がついている。「Nintendo Switch」のメーカー希望小売価格が29,980円(税別)で、税込価格だと32,378円なので、まだ3,600円ほど高いプレミア価格だ。ピーク時に比べるとだいぶ安くなってきたが、今なお、定価ベースで購入するのはそれほど簡単ではない状況が続いている。

図5:「Nintendo Switch」3製品の取り扱い店舗数推移(過去6か月)

図5:「Nintendo Switch」3製品の取り扱い店舗数推移(過去6か月)

図5は、「Nintendo Switch」上記3製品の取り扱い店舗数推移の推移を示したものだが、夏場に限定で売り出した「Nintendo Switch スプラトゥーン2セット」以外の2モデルは、徐々に取り扱い店舗も増えており、供給状況も徐々に改善しつつあることがうかがえる。ただし、その多くがプレミア価格での販売を行っているため、店舗数は増え、販売価格も下がってきてはいるものの、定価ベースで購入できるのは限られた店舗での限られた入荷があったときのみという状況に変わりはない。

直近で在庫入荷のクチコミが多く報告されており、探せばまだクリスマスにも間に合う可能性大

クリスマス商戦の目玉となっている「Nintendo Switch スーパーマリオ オデッセイセット」

クリスマス商戦の目玉となっている「Nintendo Switch スーパーマリオ オデッセイセット」

しかし、では、このクリスマスシーズンに、「Nintendo Switch」を、できれば定価ベースで購入することは不可能なのかというと、そういうわけでもない。「Nintendo Switch」のクチコミ掲示板には、毎日のように、各店舗の入荷情報が書き込まれているが、これを見る限り、大手量販店や「Amazon.co.jp」などのWebショップ、ゲームチェーン店、スーパーなどで、「Nintendo Switch」の入荷が相次いでおり、ここ1週間くらいの間でも、多くの人が「買えた」と報告している。実際、店頭でも「Nintendo Switch 在庫あります」といったポップを見かけるケースも増えてきており、探せば、どこかしらで「Nintendo Switch」を購入することは可能だ。需給バランスもだいぶ改善してきており、この年末年始にかけては、一定数が店頭に並ぶこともあり得るだろう。もちろん今でも「見かけたら即買い」の状況は変わっていないが、お子さんへのクリスマスプレゼントとして「Nintendo Switch」を考えているならば、まだなんとかなるかもしれない。諦めずに在庫のあるショップを探してみてもらいたい。

図6:「Nintendo Switch」価格表。1位の「ビックカメラ.com」では12月26日以降の発送ながら、定価ベースの販売も開始された

なお、クリスマスには間に合わないが、12月20日時点、ビックカメラ.comにて定価ベースの予約を受け付けていることが確認できた(図6)。クリスマスにこだわらない、年内あるいはお正月くらいまでに購入できればというような方には朗報だろう。

鎌田 剛(編集部)

鎌田 剛(編集部)

価格.comの編集統括を務める総編集長。パソコン、家電、業界動向など、全般に詳しい。人呼んで「価格.comのご意見番」。自称「イタリア人」。

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