いいモノ調査隊
ゴテゴテ好きにはたまらない期待どおりの機体です!

史上最大級! MGガンプラ200体記念モデルは、知る人ぞ知る幻の機体!

ガンプラ歴30年の筆者ですが、今回のガンプラを購入するのは相当ためらいました。実に三日三晩も悩みましたよ。でもね、物事はシンプルに考えましょう。欲しいか、欲しくないか? 答えはもちろんYES! ということで、衝撃のガンプラをご紹介します。まずその完成写真からご覧ください。筆者が何に悩んでいたかがわかります。

え、何コレ? ガ、ガンダムなの? と二度見してしまうほど驚きの姿

え、何コレ? ガ、ガンダムなの? と二度見してしまうほど驚きの姿

全長57cm! 超巨大ガンプラ「ディープストライカー」

こちら一見ガンダムっぽくないルックスですが、れっきとしたガンダムのお仲間。正式名称は「MG 1/100 PLAN303E ディープストライカー」といいまして、「Sガンダム」のバリエーションのひとつです。えー後ほど1つひとつ解説しますのでお待ちください。まず驚くべきはそのサイズ。1/100スケールのマスターグレードで販売されたこのキットは完成すると全長約57cm(筆者計測)。スタンドを入れた全高は約28cm。全幅は約25cmとかなりの大型。そうです、とんでもなく場所をとるのであります。筆者が紹介してきたガンプラの中では史上最大!

パッケージを500mlのペットボトルと比較しました

パッケージを500mlのペットボトルと比較しました

ランナーも39枚とPG並み! メッシュパイプやビス留め仕様のパーツもあります

ランナーも39枚とPG並み! メッシュパイプやビス留め仕様のパーツもあります

では、まずその全体図とサイズ感をご紹介します。写真を見ていただくとわかるのですが、この機体、顔はガンダム、上半身もガンダムっぽいのですが、下半身はもうモビルスーツのそれとは大きく異なっています。足がないんですよ。1STガンダムのあの名台詞「あんなの(足)飾りです」がよみがえりますね。

完成写真、横からです。うしろはiMac21.5インチです。そのサイズ感がわかっていただけますでしょうか?

完成写真、横からです。うしろはiMac21.5インチです。そのサイズ感がわかっていただけますでしょうか?

500mlのペットボトルと、通常のMGガンプラと比べてみました。通常MGの約3倍の大きさなんだとか

500mlのペットボトルと、通常のMGガンプラと比べてみました。通常MGの約3倍の大きさなんだとか

足部分は巨大なブースターになっております。これがまたとてつもないサイズです。

足部分に当たる巨大なブースターユニット。1/144RGエクシアと比較しました。タンク部分まで入れると全長は約25cmというサイズです。

さらに目を引くのが巨大なメガ粒子砲! これが全長約54cmのビッグサイズ。

巨大なメガ粒子砲は全長約54cm! これがこの機体最大の武装となります

巨大なメガ粒子砲は全長約54cm! これがこの機体最大の武装となります

装備すると、もはや撮影ブースには収まりきらないサイズ! でもこのゴテゴテが魅力です

装備すると、もはや撮影ブースには収まりきらないサイズ! でもこのゴテゴテが魅力です

実はペーパープランで終わった、存在しない機体

それでは機体の設定についてご紹介します。本機「ディープストライカー」はTVアニメなどには登場していない機体です。先日ご紹介した「ガンキャノン・ディテクター」もそうでしたね。設定上でも、開発費が高騰しすぎるという理由でペーパープランだけに終わったという本当に本当の幻のガンダムなのです。そんな幻の機体がガンプラ化されちゃうっていうんですからもうマニアックを通り越して妄想の世界ですよね。

この「ディープストライカー」は、先述したとおり「Sガンダム」のバリエーションのひとつ。その「Sガンダム」から解説しますね。「Sガンダム」(スペリオルガンダム)は、1987〜90年に模型雑誌で模型作例や小説で展開された「ガンダムセンチネル」に登場する機体です。宇宙世紀でいうと、「機動戦士Zガンダム」と「機動戦士ガンダムZZ」の時代に展開されており、その主役機が「Sガンダム」。設定では「ZZガンダム」と同時開発されていたということになっています。2017年に30年という節目を迎えた「ガンダムセンチネル」から、マスターグレード通算200体目のモデルとして「ディープストライカー」が発売されたというわけです。

HG「Sガンダム」です。「Zガンダム」系統の顔が特徴的で、すでにゴテゴテ感が漂うフォルムをしております

HG「Sガンダム」です。「Zガンダム」系統の顔が特徴的で、すでにゴテゴテ感が漂うフォルムをしております

「Ex-Sガンダム」です。「Sガンダム」に強化パーツを施した仕様になっています。「ディープストライカー」に近づいてきました

「Sガンダム」はいくつかのバリエーションがありまして、オリジナルの「Sガンダム」、ブースターやIフィールドを強化した「Ex-Sガンダム」、足部分がブースター化した「Bst-Sガンダム」そして、一点突破型の大型強襲強化プランの「ディープストライカー」があります。

ディープストライカーと並べて。これが「Sガンダム」進化の系譜です

ディープストライカーと並べて。これが「Sガンダム」進化の系譜です

パーツが大きいから、サクサク組み立てられる

では「ディープストライカー」に話を戻しましょう。ここからは製作過程でご紹介していきます。ランナーは39枚と、1/60スケールだったPGエクシアの40枚に匹敵する数なのですが、大型パーツが多いのと、余剰パーツも結構出るところから、とてもサクサクと組み立てられます。

まずは巨大な足部分のブースターユニットを組み立てます。左右分2つ作りますよ

まずは巨大な足部分のブースターユニットを組み立てます。左右分2つ作りますよ

それをスタンドに取り付けて組み立てていきます。今後もこのスタンドにパーツを取り付けていく感じになりますよ

ブースターに付属するプロペラントタンクは空洞のモナカ構造で軽いです

ブースターに付属するプロペラントタンクは空洞のモナカ構造で軽いです

それを支える専用のパーツが付属しており、これでタンクを固定できます

それを支える専用のパーツが付属しており、これでタンクを固定できます

メッキパーツも使われており、重厚感も出ます

メッキパーツも使われており、重厚感も出ます

ブースターユニットだけでもこの大きさです

ブースターユニットだけでもこの大きさです

一部、MGの「Sガンダム」のキットが流用されているところもありますが、頭や外装部分はほぼ新規造形。また頭頂部は「Sガンダム」特有の「インコム」付きと、「ディープストライカー」オリジナルのパーツが選択可能になっています。顔のディテールも細かく、かなりのイケメン。

頭部インコム(赤い丸いパーツです)が付いた「Sガンダム」仕様の顔と「ディープストライカー」オリジナルの頭部が選択可能。今回はオリジナルの頭部を選択しました

上半身は特徴的な赤。MG「Sガンダム」のパーツが一部流用されています

上半身は特徴的な赤。MG「Sガンダム」のパーツが一部流用されています

これを先ほどのブースターユニットを付けたスタンドに付けて本体部分が完成です。まさに足なんて飾りです。というモビルアーマーにも似たフォルムになりました

機体の特性上、ほぼ可動はしないディスプレイタイプ

ここまででもかなりボリュームのあるスタイルですが、さらにここにIフィールド発生装置、長距離索敵用レドーム、巨大バックパック、戦艦のそれと同威力を持つメガ粒子砲を追加していきます。まるでケーキをどんどんデコレーションしていくような組み立て方だったのでとても楽しかったですよ。

本体全部に巨大なIフィールド発生装置を付属。「Ex-Sガンダム」のそれよりも巨大化しています

本体全部に巨大なIフィールド発生装置を付属。「Ex-Sガンダム」のそれよりも巨大化しています

先端にはメッキパーツを使ったランディングギアも付属。先が可動します

先端にはメッキパーツを使ったランディングギアも付属。先が可動します

長距離索敵用のレーダー。大型レドーム。クリアパーツが使われています

長距離索敵用のレーダー。大型レドーム。クリアパーツが使われています

実はお察しのとおり、このキット。ほぼ可動はしません。大型のディスプレイモデルのような感じですね。腰も足もスタンドに固定しているためまったく可動はできないのですが、唯一腕部分のみは可動します。ただこの腕も変わっており、右腕はビーム・スマートガン保持のため、ほぼ固定。左腕は特殊なマルチ・センサーになっているため、やはりほぼ固定状態になってしまいます。また肩部分などはより安定するようにビス留め仕様のパーツが使われています。

アッガイのような左腕はマルチ・センサー

アッガイのような左腕はマルチ・センサー

右手には専用のビーム・スマートガンを持たせます。これも大きく、保持するためほぼ固定となります

右手には専用のビーム・スマートガンを持たせます。これも大きく、保持するためほぼ固定となります

肩部分はスライド可動します

肩部分はスライド可動します

ガンプラ史上最大級の武器「メガ粒子砲」

そして何よりも巨大なメガ粒子砲です。全長54cmという大きさで、ディテールもかなり細かく作られており、メッキパーツの仕様で重量感のある仕上がりになっています。が、砲台部分の中身はやはり空洞のモナカ構造で、細かいパーツ割もなく、簡単かつスムースに組み立てられます。また、この巨大な砲台を固定すべく、大きな凸パーツでしっかりはめ込むようになっており、メガ粒子砲が本体から外れたり、傾いたりすることはありませんでした。

全長約54cmのメガ粒子砲。中心部分の特徴的な形状もよく作り込まれています

全長約54cmのメガ粒子砲。中心部分の特徴的な形状もよく作り込まれています

1/60スケールのPGエクシアに持たせてもなお大きいという。ガンプラ史上最大級の武器です

1/60スケールのPGエクシアに持たせてもなお大きいという。ガンプラ史上最大級の武器です

この巨大な凹凸をしっかりはめ込み、メガ粒子砲を固定します

この巨大な凹凸をしっかりはめ込み、メガ粒子砲を固定します

背中のバックパック基部から飛び出したメッシュパーツはメガ粒子砲に取り付けます

背中のバックパック基部から飛び出したメッシュパーツはメガ粒子砲に取り付けます

やっと完成!

やっと完成!

MG200体記念にふさわしいガンプラです

1/100スケールなのに、1/60PGエクシアと比較してもこの大きさ

1/100スケールなのに、1/60PGエクシアと比較してもこの大きさ

このゴテゴテ感がたまりません。よく見ていると先端のIフィールド発生装置が恐竜の顔みたいに見えてきて、別の生き物に見えてきますね

組み立て当初はどんなことになるのかと思いましたが、大きなパーツが多く、とても組みやすいガンプラでした。可動はほぼないのですが、スタンドにしっかり固定されているのでパーツのポロリもなくとても安定しています。置き場所さえ確保できれば、究極のディスプレイモデルとして楽しめること間違いなしですよ。MG200体記念としてふさわしいガンプラだと思います。

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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