今月の注目モビルスーツ
本連載「ガンプラカレンダー」は、今月発売されるガンプラの新製品と、現在予約受付中の公式オンラインショップ販売製品がひと目で把握できる発売日カレンダー。MS(モビルスーツ)のキットを中心に毎月最新情報をお届けする。
2018年7月の注目製品は、宇宙世紀を題材にしたガンダム作品の振り返りと、そのシリーズの拡大を目指す「UC NexT 0100」プロジェクトのひとつ、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場する量産型MSジェガンだ!
※本記事の価格表記はすべて税込価格
【過去の連載記事】
2018年2月「RG 1/144 ユニコーンガンダム(バンデシネVer.)」
2018年3月「HGBD 1/144 ガンダムAGEIIマグナム」
2018年4月「RE/100 1/100 ガンダムMk-III 8号機」
2018年5月「HGBD 1/144 セラヴィーガンダムシェヘラザード」
2018年6月 「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(ナラティブVer.)」
「ジェガン」は、「地球連邦軍」の量産機。劇中では、主人公のアムロ・レイが所属する「ロンド・ベル隊」の主力機として運用される。基本的に、やられ役
やられ役だとあなどることなかれ! ずっしりとした安定感のあるシルエット
ファンの中でも人気の高い、1988年公開の劇場版映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場した量産型MSを、1/100スケールのMG(マスターグレード)シリーズでキット化したもの。劇中時のシルエットバランスを踏襲し、ずっしりと安定感のあるジェガンを再現している。
左右4種類ずつのハンドパーツが付属。ライフルを構えるポーズから、小惑星基地「アクシズ」に取りつく名シーンまで再現可能
新規造形の「MS内部フレーム」を採用。量産機を象徴する内部骨格を再現できる
前部と後部
コクピットまわりも忠実に再現
以下、そのほかの新製品を紹介していこう。
「HGUC 1/144 バイアラン」
「Z」版頭部を新規造形で完全再現!
1985年に放映が開始されたテレビシリーズ「機動戦士Zガンダム」の劇中に登場するMSが1/144スケールのHG(ハイグレード)シリーズから登場。頭部は新規造形を採用しており、「機動戦士Zガンダム」版の「バイアラン」の頭部を忠実に再現している。また、裏打ちパーツの色再現に至るまでディテールを追求しており、安心して改造できるのもポイントだ。
「HGBD 1/144 ガルバルディリベイク」
「機動戦士Zガンダム」の「ガルバルディβ」がベース
2018年4月より放映中のアニメシリーズ「ガンダムビルドダイバーズ」に登場するMS。本モデルは、「機動戦士Zガンダム」に登場する「ガルバルディβ」をカスタマイズしたガンプラで、大型の格闘武器「ハンマープライヤー」や射撃武器搭載のバックパックなどが付属する。
「HGBD 1/144 ガンダムダブルオーダイバーエース」
「ダブルオーガンダム」がベースの主人公機がパワーアップ
「ガンダムビルドダイバーズ」に登場する主人公機をガンプラ化。劇中では、「ダブルオーガンダム」がベースの「ガンダムダブルオーダイバー」を、主人公のリクがカスタマイズしたMSとして描かれている。本製品には、頭部の色分け用にボーナスパーツとして、2色のクリアランナーが付属。側頭部のグリーンと額の赤が再現できる。
「HGBD 1/144 ガンダムジーエンアルトロン」
両肩の「ツインジーエンハング」は劇中同様、伸びる!
「ガンダムビルドダイバーズ」に登場するMSをガンプラ化。劇中では、双頭の龍を両腕に持つ「アルトロンガンダム」をベースに、虎と狼のコンセプトを追加した機体として描かれる。両肩の「ツインジーエンハング」は劇中同様、伸ばすことができ、付属のジョイントパーツを利用すれば、肩の虎と狼の意匠パーツは武器として手に持たせることも可能。
「HG 1/144 ジム・ガードカスタム」
大型の「ガーディアン・シールド」が付属
MS開発のメカニカル考証企画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD」に登場するMSを立体化。本機は、「RGM-79SC ジム・スナイパーカスタム」をベースに、防御性能を向上させた機体で、キットには大型の「ガーディアン・シールド」に加え、両腕に装備できる「ビーム・ダガー」も付属する。頭部の「バイザー」は可動式で、バイザーダウンを再現可能。
ここでは、公式オンラインショップ「プレミアムバンダイ」限定で販売される製品を紹介。これらの製品は事前予約が必須で、生産準備数に達し次第、予約の申し込みが終了するので早めのチェックが必要だ。ここでは、2018年7月2日時点で予約ができるアイテムをピックアップした。
「MG 1/100 ジム(ホワイト・ディンゴ隊仕様)」
ホワイト・ディンゴ隊仕様のグレーのジム
1999年に発売されたドリームキャスト用3Dシューティングゲーム「機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…」など、各種ゲームタイトルに登場する人気のジムが、MGのVer.2.0仕様で商品化。ホワイト・ディンゴ隊を率いるマスター・ピース・レイヤー中尉の搭乗するジムと、ホワイト・ディンゴ隊所属機の専用カラーとなるグレーを基調とした配色を、成形色で再現している。
「MG 1/100 ジム・キャノン(ホワイト・ディンゴ隊仕様)」
グレーの「ジム・キャノン」もMG化
「機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…」より、「RGM-79ジム」と同様にプレイヤー機体や僚機として選択可能なMS「ジム・キャノン(ホワイト・ディンゴ隊仕様)」をMG化。ホワイト・ディンゴ隊専用カラーのグレーが基調で、「ビーム・スプレーガン」、「ハイパー・バズーカ」、「シールド」など、武装パーツが豊富に付属する。
「HG 1/144 シン・マツナガ専用ゲルググJ」
“ソロモンの白狼”シン・マツナガの専用ゲルググ
マンガ雑誌「ガンダムエース」で連載中の大河原邦男氏によるメカニックデザイン企画「機動戦士ガンダムMSV-R」より、ジオン公国軍宇宙攻撃軍のエース・パイロットであるシン・マツナガの専用ゲルググJを、1/144スケールのHGシリーズでキット化。“ソロモンの白狼”と呼ばれるゆえんとなった白とグレーを基調とした機体色を、成形色で忠実に再現している。
「HG 1/144 ジョニー・ライデン専用ゲルググ」
高機動型ゲルググのB型バックパックは新規造形
MSのメカニックデザイン企画「機動戦士ガンダムMSV」より、ジョニー・ライデン専用のゲルググがHG化。“真紅の稲妻”と呼ばれるゆえんとなったレッドの機体色を成形色で再現している。また、高機動型ゲルググの特徴的なB型バックパックは、新規造形で立体化。
「HG 1/144 ゼータガンダム[U.C.0088]」。下の写真の発光部分が、新規造形パーツ
戦場でアップデートされたゼータガンダム
「機動戦士Zガンダム」の「グリプス戦役」から「第一次ネオ・ジオン抗争」までにおいて、マイナーチェンジしたゼータガンダムを立体化。頭部や胴体、腕〜脚部、「フライング・アーマー」など、ほぼ全身各部に新規造形パーツを加え、後期仕様のゼータガンダムを再現している。
「HG 1/144 グレイズリッター(マクギリス隊所属機)」
マクギリス・ファリド直下の「グレイズリッター」
第1期が2015年より放映されたテレビシリーズ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」から、地球外縁軌道統制統合艦隊に就任したマクギリス・ファリド直下の一般機仕様の「グレイズリッター」を、HGシリーズでキット化。地上用の「大腿部ブースター」や「ライフル」「バトルアックス」に加え、「グレイズリッター」専用武器の「ナイトブレード」が付属する。
HG 1/144 グレイズリッター(マクギリス隊所属機)
参考価格 - 円
2018年11月12日 12:37 現在
「HG 1/144 グレイズリッター(カルタ隊所属機)」の集合イメージ
カルタ・イシューの近衛隊が使用する「グレイズリッター」
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」から、地球外縁軌道統制統合艦隊所属のカルタ・イシューの近衛隊が使用する一般機仕様のグレイズリッターをHG化。上記の「グレイズリッター(マクギリス隊所属機)」と同様に、専用武器の「ナイトブレード」などが付属する。
(C)創通・サンライズ
【過去の連載記事】
2018年2月「RG 1/144 ユニコーンガンダム(バンデシネVer.)」
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2018年6月 「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(ナラティブVer.)」
月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。