新製品レポート
女子大生ドラマーの演奏付きでご紹介

ドラム入門に最適! アプリでぐんぐん上達できるヤマハ電子ドラム“DTX402”

ヤマハの電子ドラム“DTX”は、プロ仕様からエントリー向けまで幅広いラインアップで人気を博しているシリーズ。このたび、そこに新しいエントリーライン“DTX402”シリーズが登場した。

実売5〜6万円台というリーズナブルさで、ヤマハドラムのサウンドを再現するクオリティを備えており、さらにドラムを始めたばかりの入門者にうれしい練習機能を搭載するのもポイントだ。女子大生ドラマーの実演動画を交えながら、その特徴をご紹介しよう!

アプリから練習できて手軽! 入門者はもちろん、久しぶりに自宅でドラムを練習したいカムバック組も注目

入門者はもちろん、久しぶりに自宅でドラムを練習したいカムバック組も注目!

実績50年以上のヤマハドラム。DTX402シリーズ5製品登場

ヤマハがドラムセットの販売をスタートしたのは1967年。この分野で50年以上の実績がある。1986年にはアコースティックドラムと同じ奏法で演奏できる電子ドラム「PMC1」を発表し、以降はアコースティックとエレクトロニックの両軸で製品を展開してきた。

そんなヤマハが、家庭で練習できる電子ドラムとして1996年に開発したのが“DTX”シリーズだ。その入門者向けモデルとして、今回DTX402シリーズが発表された。ベースモデルの「DTX402KS」を含め、以下の3機種5製品をラインアップ。いずれも2018年7月26日に発売される。

「DTX402KS」は、フットスイッチが付属するベースモデル

「DTX402KS」は、フットスイッチが付属するベースモデル

DTX402KSのフットスイッチがフットペダルになった「DTX432KS」(左)と、同モデルを3シンバル仕様にした「DTX432KUPGS」(右)

上述のDTX432KSをベースに、リムショットが可能な3ゾーンスネアパッドを搭載する「DTX452KS」(左)と、同モデルを3シンバル仕様にした「DTX452KUPGS」(右)

入門機ながらヤマハ製生ドラムの再現にこだわったサウンド

DTX402シリーズは、本物のヤマハ製アコースティックドラムの演奏をステレオサンプリングした音源を搭載している。ヤマハによれば、入門機ながらサウンドの質にかなりこだわったそうだ。そのほかにもエフェクトサウンドやエレクトロニックサウンドなど10種のドラムキットを備えており、415種類の音色を搭載。叩きたい曲にあわせてサウンドを選べる。

また、シンバル、スネア、タムは自由に位置調整が行えるので、アコースティックドラムと同じ設置スタイルに調整できるのもポイントだ。さらに新しいラックを採用することでキットの安定性が高まったほか、高低のセッティング幅も広がり、子どもでも楽しめるようになっている。

DTX402シリーズは、従来モデル“DTX400”シリーズの後継機となる。新しいタムパッドは、叩き心地を追求して開発されており、静粛性と演奏性の両立をめざした

DTX432/DTX452は、DTXシリーズ上位モデルと同じキックパッドとハイハットコントロールペダルを採用

DTX432/DTX452は、DTXシリーズ上位モデルと同じキックパッドとハイハットコントロールペダルを採用

ドラムトリガーモジュールには、ヤマハ製アコースティックドラムの音をサンプリングしたAWM2音源を搭載。ドラム&パーカッション287音、キーボード128音を備える。ドラムキット数10、ソング数10に加え、トレーニングモードも10種類を用意。リバーブは9タイプ

女子大生ドラマーの演奏でチェック! イチからドラムを学べる練習機能

そして、DTX402シリーズのもっとも大きな特徴は、ヤマハが提供する無料アプリと連携させて手軽にドラムの練習ができることだ。「DTX402 Touch」と「Rec’n’Share」という2種類のアプリが用意されていて、ドラムトリガーモジュールとスマホをUSB接続して各アプリを立ち上げれば、ドラムの楽譜を表示したり、演奏動画を作成することもできる。

ここからは、女子大生ドラマーの川口千里さんによる実演動画を交えながら、その機能を紹介していこう。川口さんは5歳でドラムを始め、8歳から“手数王”こと菅沼孝三氏に師事した経歴の持ち主。現在はプロドラマーとして活躍中だ。

女子大生ドラマーの川口千里さん。世界的なドラム関連サイト「ドラマーワールド」で、世界のトップドラマー500人に選ばれた日本人のひとりでもある

まずは「DTX402 Touch」から。iOS/Androidに対応するアプリで、DTX402シリーズの発売と同時に提供開始される。ドラムトリガーモジュールに搭載されている10種類の練習メニューを、スマホ側から操作することが可能になる。

視認性の高いユーザーインターフェイスが特徴的な「DTX402 Touch」

視認性の高いユーザーインターフェイスが特徴的な「DTX402 Touch」。もちろんドラムトリガーモジュールの搭載ボタンで操作できる練習メニューもあるが、アプリのインターフェイスを使うことで、より直感的に便利にコントロールできるのが魅力だ

以下は、正確なリズム感を鍛えられる「リズムゲート」機能を試しているところ。

続いて、ドラムトリガーモジュールに内蔵の練習曲を使ってトレーニングする「ソングパートゲート」を試しているところ。上の動画が低難易度で、下の動画が中難易度だ。このように、同一の練習曲を使って徐々に難易度を上げてトレーニングを行えるのがうれしい。「電子ドラムを始めたいけど、最初は何を叩いたらよいかわからない」という入門者も、アプリで手軽にイチからステップアップできる。

もうひとつの「Rec’n’Share」というアプリは、スマホの音楽ライブラリーからお気に入りの楽曲を選ぶと、アプリ上で自動解析して練習用のテンポを検出してくれる。自分の好きな楽曲にあわせてドラムの練習をすることが可能で、しかもその演奏風景を動画収録して編集することもできる。さらにアプリ上からSNSへのシェアも可能という、“イマドキ”機能が便利だ。こちらはiOS版のみとなる。

女子大生ドラマーも太鼓判! 生ドラムに近いサウンド

今回実演を行った川口さんは、5歳からヤマハの“DTX”シリーズを使用していたユーザーでもある。そんな川口さんは新モデルのDTX402を演奏し、「DTXシリーズは世代が新しくなるごとに、どんどん生ドラムに近いサウンドになっていますね」とコメント。

さらに、「電子ドラムというと、ゴム製パットを叩いたときに硬い跳ね返りがありそうにイメージしますが、DTX402のパットは叩くとやわらかさがあって、反動がなめらかなんです。ラックもかなり安定感が高いですね。それに、自由にセッティングできるので、普段通りに叩くことができました」と、その実力を絶賛した。

DTX402シリーズを演奏した川口さんは、その音を「実用性の高いサウンド」と評価

DTX402シリーズを演奏した川口さんは、その音を「実用性の高いサウンド」と評価

実売5〜6万円台というリーズナブルな価格を実現し、アプリを使った便利な練習機能を搭載するDTX420シリーズ。これからドラムを始めたい入門者はもちろん、かつてドラムをやっていて久しぶりに自宅で練習をしたいというようなカムバック組も、要チェックな製品だ。

アコースティックドラム新製品も登場

なお、ヤマハからは電子ドラムのほかにも、アコースティックドラムの新モデルとして、シェル材にメイプルを採用した「ツアーカスタム」が登場する。バスドラム、フロアタム、タムタム、タムホルダーのパッケージが2018年7月28日に発売予定だ。価格は19万円(税別)から。

というわけで最後に、川口さんによるツアーカスタムの演奏動画で本記事を締めくくろう。メイプルの明るい響きでパワー感のあるサウンドが大きな魅力だ。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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