2018年10月の注目ガンプラは、ゴールドコーティング加工がされた「百式」
本連載「ガンプラカレンダー」は、今月発売されるガンプラの新製品と、現在予約受付中の公式オンラインショップ販売製品がひと目で把握できる発売日カレンダー。MS(モビルスーツ)のキットを中心に毎月最新情報をお届けする。
2018年10月の注目製品は、東京・お台場などにある公式ガンプラ総合施設「ガンダムベース」の限定ガンプラ「HG 1/144 ガンダムベース限定 百式[ゴールドコーティング]」。発売は11月と少し先取り情報にはなるが、その魅力をお届けする。
また、「機動戦士ガンダムNT」版シナンジュ・スタインのHGキットも忘れずにチェック!
※本記事の価格表記はすべて税込価格
【過去の連載記事】
2018年2月「RG 1/144 ユニコーンガンダム(バンデシネVer.)」
2018年3月「HGBD 1/144 ガンダムAGEIIマグナム」
2018年4月「RE/100 1/100 ガンダムMk-III 8号機」
2018年5月「HGBD 1/144 セラヴィーガンダムシェヘラザード」
2018年6月 「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(ナラティブVer.)」
2018年7月「MG 1/100 ジェガン」
2018年8月「MG 1/144 サザビー」
2018年9月「HGUC 1/144 ムーンガンダム」
HG 1/144 ガンダムベース限定 百式[ゴールドコーティング]
東京・お台場をはじめ、韓国、台湾、中国に店舗を構える公式ガンプラ総合施設「ガンダムベース」の限定ガンプラ。1985年から放映されたテレビアニメシリーズ「機動戦士Zガンダム」で、クワトロ・バジーナの搭乗機として活躍した「百式」の1/144スケールモデルが、ゴールドコーティング仕様で発売される。
なお、2018年10月26日〜11月12日に「宇都宮パルコ 4F「スペース4」」で開催される「THE GUNDAM BASE TOKYO POP-UP in UTSUNOMIYA」にて、先行発売される。
ゴールドコーティングを施すことで“金色”を表現
2007年に発売された「HCM Pro 10-01 MSN-00100 百式(ゴールドコーティングバージョン)」(左)と比べると、「HG 1/144 ガンダムベース限定 百式[ゴールドコーティング]」(右)のプロポーションのバランスが向上しているのがわかる。「HG 1/144 ガンダムベース限定 百式[ゴールドコーティング]」のフォルムは、2016年発売の「HGUC 1/144 百式」(中央)がベースだと想定される
後ろ姿
以下、そのほかの新製品を紹介していこう。
「アームド・アーマー」に接続する“不死鳥の尾”を連想させるパーツは、ブロックごとに可動
2018年11月30日に公開される「機動戦士ガンダムNT」版のユニコーンガンダム3号機 フェネクスが、ゴールドコーティングを施した仕様で登場。外装パーツには、ゴールドメッキを採用しており、フェネクスの荘厳さが一層際立っている。「ビーム・マグナム」や「アームド・アーマー」に加え、通常のシールドが付属。
BANDAI
HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス デストロイモード ナラティブVer. ゴールドコーティング
価格.com最安価格4,297円 ( 発売日:2018年10月 )
ファースト世代にはうれしいハロが登場。ディスプレイベースがひとつ付属し、他の「ハロプラ」と連結できる
2018年4月から放映されていたテレビアニメシリーズ第3弾「ガンダムビルドダイバーズ」から、 「ハロ」に「ボール」アレンジを施した「ボールハロ」がキット化。内部ディテールは、メカニカルに表現されているうえ、「ボール」に搭載されていたキャノン砲やマニピュレーターも、「ハロ」のサイズに合わせて造形されている。
「ガンダムラヴファントム」は白兵戦に特化させており、巨大な鎌状の武器「ビームカマ」を装備する
「ガンダムビルドダイバーズ」のダイバー、マギーが使用する「ガンダムラヴファントム」が1/144スケールで立体化。背部の2つの「ノワールストライカー」は、可動域とアクション性を追求した完全新規金型で作られている。機体全体が醸し出す悪魔のようなシルエットは、シャープな造形と色分けで表現。
新「ビーム・ライフル」は、シナンジュ・バズーカとの接続が可能
「機動戦士ガンダムNT」のシナンジュ・スタインが1/144スケールで登場。ネオ・ジオン残党軍の通称「袖付き」の特徴である胸部や前腕部のエングレービングを、モールド表現とホイルシールで表現できる。また、新しい関節構造により、HG史上最高峰の可動表現が可能で、大きなアクションも自然に再現できる。
ここでは、公式オンラインショップ「プレミアムバンダイ」限定で販売される製品を紹介。これらの製品は事前予約が必須で、生産準備数に達し次第、予約の申し込みが終了するので早めのチェックが必要だ。ここでは、2018年10月3日時点で予約ができるアイテムをピックアップした。
2種類の武装形態を再現可能
1991年に劇場公開された映画「機動戦士ガンダムF91」のモビルスーツバリエーションから、「バックキャノン」装着型と「ツイン・ヴェスバー」装着型を選べる「ガンダムF91」が、マスターグレードで初のキット化。「4連ビーム・ガトリング・ガン」と「ミサイル・ランチャー」で構成される「バックキャノン」と、腰部と背部に2基ずつ搭載された「ツイン・ヴェスバー」は、新規造形で再現されている。
「ファンネルポッド」には、10機のファンネルが装備可能
公式外伝のウェブコンテンツ「ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL’s World Challenge」に登場する、「キュベレイ」のカスタマイズガンプラ「キュベレイダムド」がマスターグレードシリーズから登場。等身に不釣り合いなほどの巨大なマニピュレーターは、新規造形パーツで再現。5本の指の指元にはボールジョイントが搭載され、手の開閉可動を実現している。
マスクの赤い差し色は、パーツ分割で再現
1995年に放映されたテレビアニメ「新機動戦記ガンダムW」より、「OZ」の総帥、トレーズ・クシュリナーダの専用機体「トールギスII」がRGシリーズから商品化。両手を重ね合わせた平手ハンドパーツが新規造形で付属し、同機体を象徴する「ドーバーガンを携えた登場シーン」を再現できる。1/144スケールの「トレーズ・クシュリナーダ」フィギュアが付属。
RG 1/144 トールギスII
参考価格 - 円
2019年2月7日 12:42 現在
「GNランス」「GNビーム・ライフル」などの専用武装が付属
2007年に放映されたテレビアニメ「機動戦士ガンダム00」から、セルゲイ・スミルノフやパトリック・コーラサワーといった名パイロットたちが搭乗して印象的な活躍を見せた、地球連邦軍カラーの「ジンクスIII」をマスターグレードで商品化。「アロウズカラー」とは異なる、淡く澄んだ2色のブルー系主体の連邦カラーを、成形色で再現している。
MG 1/100 ジンクスIII(連邦カラー)
参考価格 - 円
2019年2月5日 12:42 現在
設定のカラーリングに準じた成形色で、地球連邦軍主力機を再現
2010年にシリーズ完結編として公開された映画「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」に登場する「ジンクスIV(指揮官機)」がHGシリーズで登場。「シールド」や「GNバスターソード」といった武装パーツの選択で、「パトリック・コーラサワー機」(写真上)と「アンドレイ・スミルノフ機」(写真下)を再現できる。
HG 1/144 ジンクスIV(指揮官機)
参考価格 - 円
2019年2月12日 12:42 現在
ホワイト&レッド系主体のトラディショナルなカラーパターンが特徴。センサー部はクリアパーツを使用しており、内部のディテールが見える
「機動戦士ガンダム」のコミカライズ作品「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の考証企画「モビルスーツディスカバリー」から、「ジム」のバリエーション系譜に連なる「ジム・キャノン(空間突撃仕様)」がHGキットで商品化。「ジム・キャノン」のメインウェポン「360mmロケット砲」は新規パーツで再現し、砲身の角度を調整できる。
●画像は試作品、または開発中の設計データを使用したCG
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・テレビ東京
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2018年7月「MG 1/100 ジェガン」
2018年8月「MG 1/144 サザビー」
2018年9月「HGUC 1/144 ムーンガンダム」
月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。