ガンプラ組み立てレビュー
あらゆる武装てんこ盛り!

「デスティニーガンダム」が完全新規造形でHG化! 武装がカッコよすぎる!

令和元年1発目となったガンプラHGシリーズ最新作は、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」より、主役機の「デスティニーガンダム」です。ありったけの武装を詰め込んで、まさに”ぼくのかんがえたさいきょうのガンダム”を具現化したガンダムと言っても過言ではない内容で、その武装がバシっと決まる気持ちよいガンプラとなっております。

HGとしては2005年発売の旧キットから14年ぶりの発売となりました

HGとしては2005年発売の旧キットから14年ぶりの発売となりました

続々リニューアルされる「SEED/DESTINY」系のMS

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は2004年から2005年にかけてTV放映された作品。前作「機動戦士ガンダムSEED」の続編で、多彩なガンダムタイプのモビルスーツが登場した作品です。本機、デスティニーガンダムは、TV放映時の2005年にHGシリーズとしてガンプラが発売されていましたが、今回は14年ぶりに最新フォーマットのガンプラとなってよみがえりました。この「SEED/DESTINY」系のガンダムの最新フォーマット化は、2016年発売の「フォースインパルスガンダム」、「ストライクフリーダムガンダム」に続いての第3弾になります。2019年はこの後も、「デスティニーガンダム(ハイネ専用機)」、またマスターグレードで「ガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)」などが発売予定と、「SEED/DESTINY」ガンプラファンにはたまらない年になりそうです。

ランナーは11枚。光の翼を再現するクリアピンクのパーツなどが付属

ランナーは11枚。光の翼を再現するクリアピンクのパーツなどが付属

デスティニーガンダムといえば、ビームライフルなどの基本武装をはじめ、特徴的な背中の翼に大型ソードのアロンダイト、高エネルギー長射程ビームライフル、掌中ビーム砲「パルマフィオキーナ」などさまざまな武装がてんこ盛りの機体です。キットではその武装すべてを再現できるほか、クリア素材のエフェクトパーツで光の翼やパルマフィオキーナ発射なども表現できるようになっています。

デスティニーガンダム完成です。細かいパーツも多々あり、平日の空いた時間で3日かけて作りました。所要時間は約2時間ちょっとといったところ

ぐるっと見ていきましょう。背中の翼や武装バックパックなどボリュームがありますが、そのままで自立できます。ビームライフル、シールドは左右どちらでも装備可能

翼を開いた状態。かなりのボリュームに。それでも自立できる安定性があります

翼を開いた状態。かなりのボリュームに。それでも自立できる安定性があります

特徴的な前屈ポーズを実現する柔軟な可動

キットの特徴として感心したのは、お腹の構造です。ガンダムタイプのガンプラだと、お腹のパーツは胸部と腹部をポリキャップなどで接続する方法が主でした。最近では前屈などの可動がしやすいように、そのポリキャップを上下にはめるのではなく、横向きにはめ込むことで前屈が可能になる接続方法を取っているものもあります。
このデスティニーガンダムはその接続方法からさらに進化しており、かなり柔軟な前屈ポーズもとれるようになっていました。

一般的なHGシリーズは、こんな感じでお腹を接続します。胸部下部にポリキャップを使うものが多いですね(写真はHGマグアナック)

デスティニーガンダムは、胸部下部にポリキャップではなく、パーツをはめ込む方式。お腹の赤いパーツががっちりとハマってポリキャップを使わずに合体させます

二重関節で前屈ポーズも可能な構造

二重関節で前屈ポーズも可能な構造

可動に関しては、さらに表現しやすいように工夫されており、背中の武装バックパックまで柔軟に動くので、翼部分に干渉せずに武装を前面に配置することも可能になっています。また腰のサイドアーマーも後方にスライド移動して脚の可動を妨げないなど、従来のガンプラでありがちだった、脚の可動制限を極力なくす努力が感じられます。

背中の武装バックパックが柔軟に動き、翼などに干渉しません

背中の武装バックパックが柔軟に動き、翼などに干渉しません

腰のサイドアーマーは後方にスライドし、脚の可動制限を極力なくしています

腰のサイドアーマーは後方にスライドし、脚の可動制限を極力なくしています

スタンドを使えば、デスティニーガンダム独特のポージングを無理なく再現できます

スタンドを使えば、デスティニーガンダム独特のポージングを無理なく再現できます

デスティニーガンダムの象徴である武装や光の翼をしっかり再現

では武装を見ていきましょう。まずはビームライフルです。割とあっさりとした作りで、ライバル機「ストライクフリーダムガンダム」と比べてもシンプル。さらに、肩のパーツを外し、クリアパーツを付けることでビームブーメランも再現可能。

ビームライフルはとてもシンプル

ビームライフルはとてもシンプル

こちらが「ストライクフリーダムガンダム」の新フォーマットHGです。ビームライフルのデザインがかなり異なりますよね

肩のパーツを外して、エフェクトパーツをつけるとビームブーメランに

肩のパーツを外して、エフェクトパーツをつけるとビームブーメランに

そして手首は、握り手から開いた手に交換し、クリアパーツのエフェクトを付けることでパルマフィオキーナを再現。背中のアロンダイト ビームソードも取り出してエフェクトパーツを付けることで刃部分を表現しています。

手首交換でパルマフィオキーナを

手首交換でパルマフィオキーナを再現可能

手首も柔軟に動くので、とても見栄えのいいポージングができます

手首も柔軟に動くので、とても見栄えのいいポージングができます

アロンダイトにエフェクトパーツを取り付けます

アロンダイトにエフェクトパーツを取り付けます

腕や手首の可動が柔軟なので、両手持ちのポーズも再現できます

腕や手首の可動が柔軟なので、両手持ちのポーズも再現できます

長射程ビームライフルは、左の握り手で持つことで前面への発射形態を再現可能。とどめは背中の翼にエフェクトパーツを付けて光の翼を再現。まさにてんこ盛り状態となっています。

長射程ビームライフルを前面にスライド移動させ発射体勢に

長射程ビームライフルを前面にスライド移動させ発射体勢に

背中の翼にエフェクトパーツを取り付けて

背中の翼にエフェクトパーツを取り付けて

光の翼状態を再現。パーツはしっかりハマるので抜け落ちることはありませんでした

光の翼状態を再現。パーツはしっかりハマるので抜け落ちることはありませんでした

さらに手甲部分にビームシールドも装備可能。鮮やかなクリアパーツです

さらに手甲部分にビームシールドも装備可能。鮮やかなクリアパーツです

RG版にも引けをとらない出来

1/144サイズのデスティニーガンダムというと、RG(リアルグレード)フォーマットですでに発売されており、こちらも完成度が高いです。ただRGシリーズは対象年齢が15歳以上なので、対象年齢8歳以上のHGに比べて、アンテナや翼の一部がシャープな造形になっているなどの違いがあります。また作りやすさで考えるとHGのほうが圧倒的に作りやすいのも特徴。今回の「HGデスティニーガンダム」は、この作りやすさに加えて、可動や色分けにも凝った作りになっており、RGに引けを取らない作りになっているのがポイントですね。

左がRGデスティニーガンダム。よく見ると腰のフロントアーマーなどが微妙に異なりますね

左がRGデスティニーガンダム。よく見ると腰のフロントアーマーなどが微妙に異なりますね

対象年齢が異なるのでRG版のほうがアンテナや翼がシャープな造形になっています。しかしHG版も、翼上部の黒い部分が大きく見栄えがいいですね

RG版はエフェクトパーツが別売り(プレミアムバンダイ限定発売)なのに対して、HG版はパルマフィオキーナや光の翼エフェクトパーツが付属しているのもお得なポイントです

「SEED」ファンなら楽しめること間違いなし

筆者のような初代ガンダム世代から見ると「SEED」系のガンダムは超武装すぎてついて行けないところもあったのですが、その後のユニコーンガンダムやビルドファイターズ系のガンダムなどに影響を与えているところを見ると、やはりガンダムの新しい時代を築いた先駆者だったんだなと思わずにはいられません。その最たる例がデスティニーガンダムではないかと。

アニメでは主役機でありながらも、前作の主役にその座を奪われたように見えるシーンも多かった機体ですが、個人的にはストライクフリーダムガンダムよりもデスティニーガンダムのほうがかっこよく、好きな機体です。

ちょっと悪そうに見えるフェイスもデスティニーガンダムならでは。本キットでもきれいに再現

ちょっと悪そうに見えるフェイスもデスティニーガンダムならでは。本キットでもきれいに再現

因縁のライバル。「HGストライクフリーダムガンダム」と

因縁のライバル。「HGストライクフリーダムガンダム」と

アニメでの戦闘シーンを模して。HGでも迫力あるシーンが再現できます

アニメでの戦闘シーンを模して。HGでも迫力あるシーンが再現できます

とにかくかっこいいポーズがバシバシ決まる「HGデスティニーガンダム」でした

とにかくかっこいいポーズがバシバシ決まる「HGデスティニーガンダム」でした

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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