ガンプラ組み立てレビュー
こんなガンダム見たことない!

圧倒的大きさ! 衝撃のスタイル! ガンプラ「HG ペーネロペー」を組み立て

今回のガンプラ組み立てレビューは、2019年10月発売のHGシリーズ「ペーネロペー」です。「え? そんなモビルスーツ知らない!」という方も多いかと思いますが、2020年劇場公開予定の「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」からの第1弾ガンプラで、とにかく衝撃的なスタイルに驚かれること請け合い!

HGシリーズとしては厚みがある大型パッケージです

HGシリーズとしては厚みがある大型パッケージです

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」とは、1989〜1990年に刊行された小説作品。著書はガンダム原作者の富野由悠季氏。「逆襲のシャア」から12年後の舞台を描いた宇宙世紀のガンダム作品で、主人公は初代ガンダムのキャラクター、ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノア。2020年より劇場3部作として公開予定です。

そして「ペーネロペー」とは、「閃光のハサウェイ」に登場する地球連邦軍所属のモビルスーツ。ガンダムタイプのMS「オデュッセウスガンダム」に「フィックスドフライトユニット」を装着した姿をペーネロペーと呼称しています。本キットでは、カトキハジメ氏による監修のもと、その複雑な機構がHG最新フォーマットへと落とし込まれています。

HGとは思えない大型キット

HGにもかかわらず希望小売価格7,480円(税込)というお値段からもわかるとおり、ランナー数20枚の大型のキットで作りごたえ満点です。

本体色の白はかなり光沢があります。大型パーツが多いのも特徴

本体色の白はかなり光沢があります。大型パーツが多いのも特徴

イエローパーツも大型で、色はかなり濃いめな印象です

イエローパーツも大型で、色はかなり濃いめな印象です

HGにしてはかなりの数のランナーですが、パーツが大きいので、作る手間はそんなにかからなかった印象。オデュッセウスガンダムとフライトユニットの2つを組み立てていくのですが、説明書ではまずペーネロペー完成形を作るよう指示されています。ということで、完成形のペーネロペーをご覧ください。

今までに見たことのないガンダムのスタイルだと思いませんか? 鳥のようにも見えます

今までに見たことのないガンダムのスタイルだと思いませんか? 鳥のようにも見えます

斜め後ろから。背中のパーツで支えながら自立している感じです

斜め後ろから。背中のパーツで支えながら自立している感じです

どうでしょう? このスタイル。ガンダムタイプのモビルスーツに合体するユニットは他作品でもいくつかありますが、このように覆い被さるようなスタイルは初めてかもしれないですね。大きなパーツを装着しますが、意外と安定しており、背中の支えで自立もしますし、足がぐらぐらとすることもなかったです。肩のパーツなどもポロリすることはなく装着感はとてもいいですね。

パーツは大型ですが、細かいディテールのスジ彫りが施されており、墨入れすることで、よりメリハリのきいたスタイルになりそうです。

特にフロントアーマーや、脚周りのディテールはこだわられています

特にフロントアーマーや、脚周りのディテールはこだわられています

また大きさも格別です。設定では、フライトユニットを含めた全高は30mを超える大型機体で、宇宙世紀のガンダムとしても最大級のサイズ。本キットも、1/144スケールなのですが、普通に1/100のMGサイズを上回っています。設置には意外と場所を必要としそうです。

左は1/100スケールの「MG ガナーザクウォーリア」。ペーネロペーのほうが大きいです

左は1/100スケールの「MG ガナーザクウォーリア」。ペーネロペーのほうが大きいです

こちらはすべて1/144の同スケールです。設定では12年前に活躍した「νガンダム」よりも大きく、28年後に登場する「クロスボーン・ガンダム」の倍以上あります

オデュッセウスガンダムとフライトユニットに分離

ではペーネロペーを「オデュッセウスガンダム」と「フライトユニット」の2つに分離していきます。フライトユニットパーツは一度バラし、専用の別パーツを追加することで完成となります。パーツの取り外しは簡単で、再度合体させるのも難しくありません。やや気になったのは、フロントアーマー部分を固定させる爪がちょっともろい点。筆者は見事に折ってしまいました。瞬間接着剤で固定しましたが、唯一取り扱いには注意が必要だと感じた部分です。

中のガンダムと、装着されていたフライトユニットパーツを分離しました

中のガンダムと、装着されていたフライトユニットパーツを分離しました

膝周りの大きなパーツも簡単に外れますが、固定しているときはポロリせず安定しているところがすごいです

膝周りの大きなパーツも簡単に外れますが、固定しているときはポロリせず安定しているところがすごいです

これが中身となるオデュッセウスガンダム。ガンダム単体だけでMG並みの大きさです

これが中身となるオデュッセウスガンダム。ガンダム単体だけでMG並みの大きさです

武装はビーム・ライフルとビーム・サーベル。サーベルは腕の横に装着します

武装はビーム・ライフルとビーム・サーベル。サーベルは腕の横に装着します

股関節パーツはオデュッセウスガンダムとペーネロペーで違うものを使用。幅が短い手前のパーツがオデュッセウスガンダム用

肩部分が引き出せる機構になっていて、ペーネロペー時は伸ばして接続穴を出すことでフライトユニットと合体し、オデュッセウスガンダム時はしまっておきます

フライトユニットは一度バラして、またそれぞれに組み合わせていきます。肩や背中部分はそのままですが、専用パーツを使って脚部分を接続していきます。フライトユニットは鳥の姿そのものになるようなイメージですね。

肩部分は一度バラしておきます。フロントの部分を先に背中部分と合体させます。この時点でなんだか鳥のようなスタイルですよね

さらに肩部分と脚部分のパーツを合体させることでフライトユニット完成

さらに肩部分と脚部分のパーツを合体させることでフライトユニット完成

ディスプレイ台座を使ってフライトユニットとオデュッセウスガンダムを分離状態で飾ることができます

ディスプレイ台座を使ってフライトユニットとオデュッセウスガンダムを分離状態で飾ることができます

複雑な機構を見事に再現

フライトユニットを装備すると、従来はモビルアーマーのような超大型機体にしかできなかった、単体での空中戦および超音速飛行が可能になります。キットではさすがにフライトユニットを付けると可動にはかなりの制限が生まれますが、それでもこの複雑な機構をHGで見事に再現しているのはすごいです。

ディスプレイ台座を使って飛行スタイルも再現可能

ディスプレイ台座を使って飛行スタイルも再現可能

顔は可動しますが、ペーネロペー状態だとほぼ動きません。埋まっている感じですね

顔は可動しますが、ペーネロペー状態だとほぼ動きません。埋まっている感じですね

ビーム・サーベルパーツは肩のユニットにも接続できます。ペーネロペー状態だと腕もやや動かしづらいですね

ビーム・サーベルパーツは肩のユニットにも接続できます。ペーネロペー状態だと腕もやや動かしづらいですね

主役機 Ξ(クスィー)ガンダムの発売を待つばかり!

ペーネロペーのパイロットはレーン・エイム中尉。主人公ハサウェイ・ノアからすると敵側です。今回、主役機に先がけてHG化されたんですよね。ハサウェイ・ノアが乗る主役機は「Ξ(クスィー)ガンダム」というモビルスーツで、劇中で両機の戦闘が描かれています。

やや光沢がありすぎる印象なので、つや消しスプレーなどでマットな質感にするのもアリかと

やや光沢がありすぎる印象なので、つや消しスプレーなどでマットな質感にするのもアリかと

およそ一見してガンダムとは思えないスタイルですが、HGなのにMGを作っているかのようなボリュームと作りごたえが楽しめる良ガンプラです。脚が太いモビルスーツ好きな筆者にとってはたまらないキットでした。ペーネロペーを組み立てつつ、クスィーガンダムの立体化、そして劇場公開の日を待ちましょう!

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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