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機動戦士ガンダムTHE ORIGINシリーズで発売された全12種類のHGザク

「ザク」のHGガンプラを徹底比較! 違いは? あなたの推しザクは?

こんにちは。ガンプラマニアのポッチです! 今回は「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」シリーズで一般販売された全12種類の「HGザク」を比較していきます。
テレビ放送を終え、ガンプラの発売もひと段落ついた感のある「HG GUNDAM THE ORIGIN 144」シリーズ。2015年に発売された「HG MS-06S シャア専用ザクII」を皮切りに、4年間にわたり展開されたガンプラシリーズとなります。タイミング的にちょうどいいので、ここで全ザクを振り返りつつ、どのザクを選ぶべきか検証していきたいと思います!

一般販売のHGザクは全12種類がラインアップ。内部フレームに共通ランナーが使用されているものの、それぞれ「成形色」「外装」「付属する武器」などが変わっているのが特徴です

シャア専用ザクは「ザクIからザクIIへの進化の過程」が味わえる!

左から「HG 1/144 ザクI(シャア・アズナブル機)」「HG 1/144 MS-05S シャア専用ザクI」「HG 1/144 シャア専用ザクII(オリジン)」「HG 1/144 シャア専用ザクII 赤い彗星Ver.」

シャア専用の赤いザクは「MS-05 ザクI」、ザクIとザクIIの中間にあたる「MS-05S ザクI」、そして一番メジャーな「MS-06S ザクII」が発売されています。成形色はすべて同じ「渋めの赤」で統一されていますが、外装や付属武器が異なります。

2種類のザクI。オリジン版ということでディテールが細かくなってはいますが、ざっくりいうと「左のMS-05ザクIは従来のザクIの体」「右のMS-05SザクIはザクIIの体」に変化しています

MS-05ザクIの特徴は「肩部」「シールド」。ほかのシャアザクにシールドは付属しません

MS-05ザクIの特徴は「肩部」「シールド」。ほかのシャアザクにシールドは付属しません

バランス感覚と可動域にすぐれており、片足でも自立が安定しさまざまなポージングが可能です

バランス感覚と可動域にすぐれており、片足でも自立が安定しさまざまなポージングが可能です

MS-05SザクIは、ザクIIでおなじみの「右肩L字シールド」「左肩スパイクアーマー」に変化しています。付属品はMS-05ザクIに同梱していた「MS用マシンガン」の代わりに、「ベルト給弾式MS用マシンガン」が付属します

ヒート・ホークは、全HGザクに付属する唯一の武器です。手に持たせる用の展開状態と、腰部側面に取り付ける収縮状態のものが2種類付属します

「HG 1/144 ザクI(シャア・アズナブル機)」(MS-05)は「ザクIの体」「シールド」が特徴で、「HG 1/144 MS-05S シャア専用ザクI」は「ザクIとザクIIの中間状態」が再現されているのが売りといったところ。MS用マシンガンはそれぞれで違うものが付属しますが、どちらも可動域が広く肉付きのいいプロポーションで立体化されており、クオリティはかなり高いです。

そして「シャア専用ザクII」は、2015年に発売されたものと、2019年に発売された「赤い彗星Ver.」の2種類がリリースされています。

シャア専用ザクIIは2種類発売。違いはいったい……!?

シャア専用ザクIIは2種類発売。違いはいったい……!?

成形色や本体の造形は同じですが、右の赤い彗星Ver.ではマーキングシールが変更されています。また、付属武器は大きく変化しました

後発なだけあり、赤い彗星Ver.は完全版と言える内容になっていて、マーキングシールが変更されているほか、「MS用ザクマシンガン」「給弾式MS用マシンガン」が追加で付属します。2015年発売のシャア専用ザクIIに同梱する「MS用対艦ライフルASR-78」「MS用バズーカA2型」もすべて入っているため、今から購入予定の方は赤い彗星Ver.を選択するほうがお得です。

赤い彗星Ver.のほうでアクションポーズ。全オリジンザクに言えますが、本当によく動き、かっこいいポーズがガンガン決まります

キレイにヒザをつき、MS用対艦ライフル「ASR-78」を構えることができます。左手には平手パーツが付属するため、ライフルを支えるような姿で展示可能です

従来のガンプラでは難しかった「スコープをのぞきこむようなポージング」を実現。これはすばらしい……!

従来のガンプラでは難しかった「スコープをのぞきこむようなポージング」を実現。これはすばらしい……!

HGUC版のシャア専用ザクII(左)と比較。HGUC版では「初代ガンダムの劇中を感じるレトロなスタイルで立体化されている」のに対し、オリジン版では「モールドが多くディテールも細かいメカニカルな姿」で立体化されています

頭部を比較。顔つきが大きく変わりました。成形色もオレンジから暗めのレッドに変更されています

頭部を比較。顔つきが大きく変わりました。成形色もオレンジから暗めのレッドに変更されています

緑のザクIIは「C型/C-5型」「C-6/R6型」の2キットがラインアップ!

左が「HG 1/144 ザクII C型/C-5型」、右が「HG 1/144 ザクII C-6/R6型」

左が「HG 1/144 ザクII C型/C-5型」、右が「HG 1/144 ザクII C-6/R6型」

「C型とかC-6型って何だ?」と感じている読者も多いはず。簡単に言うと「C型は宇宙仕様のザクII」「C-5型はC型を地上にも対応させたザクII」「C-6型は初期生産型であったC型を改修したザク」となります。形状的には主に「胸部の形」が変化しています。

左がC型、右がC-5型。C-5型ではコクピットハッチの上部に小型のレーザー銃が追加され、左右のブロックに小型のスラスターが追加されています

こちらはC-6型。右胸部にバルカン砲が追加されているほか、C-6/R6型にのみ「スパイクが損傷したパチェコ機の左肩パーツ」が付属します

C-6/R6型のほうにはシャアも所属する「ファルメル隊」のマーキングシールが同梱するのも特徴です

C-6/R6型のほうにはシャアも所属する「ファルメル隊」のマーキングシールが同梱するのも特徴です

MS用バズーカA2型のグリップは角度をつけることができ、違和感なく構えられます。また、右肩のシールドには予備のマガジンを2つ取り付け可能です

フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。これは満足度が高いですね……!

フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。これは満足度が高いですね……!

緑のザク2種をまとめると、「C型/C-5型」は全オリジンザクIIの中でトップクラスの付属品数になっているのが特徴です(交換できる胸部パーツなどを含めた場合)。
先ほどのシャア専用ザク系に付属する武器はシールド以外すべて付属し、オリジンザクの総まとめのような内容になっているため、プレイバリューが相当高いですね。
逆に、「C-6/R6型」は「C型/C-5型に付属するドラムマガジン式MS用マシンガン」が付属しない代わりに、「ファルメル隊のマーキングシール」「パチェコ機再現用のショルダーアーマー」が付属するのが特徴です。
パーツ数の多さから言って、どのザクを購入するか迷った場合はこの2機をチョイスするのがいいと思います!

シャア専用ザクII(赤い彗星Ver.)とC-6/R6型を使い、ファルメル隊でディスプレイ

シャア専用ザクII(赤い彗星Ver.)とC-6/R6型を使い、ファルメル隊でディスプレイ

2機並べると絵になりますね

2機並べると絵になりますね

HGUC量産型ザク(左)とC-6/R6型を比較

HGUC量産型ザク(左)とC-6/R6型を比較

スタイルはもちろん、装甲色グリーンの色合いも変わっています

スタイルはもちろん、装甲色グリーンの色合いも変わっています

独特な「黒い成形色」と「頭部クレスト」が特徴的なキシリア部隊機

キシリア部隊機のザクは「HG 1/144 ザクI(キシリア部隊機)」と「HG 1/144 アクト・ザク(キシリア部隊機)」がラインアップ

黒を基調とした成形色が特徴です

黒を基調とした成形色が特徴です

キシリア部隊機は「黒い装甲色」「頭部クレスト」が特徴です。赤や緑のザクとは一風変わった雰囲気を感じる「独特な雰囲気」で立体化されており、ほかのザクと比べ形状変更点の多い「アクト・ザク」がラインアップされています。「機動戦士Zガンダム」に登場したアクト・ザクと比べ、肩まわりがザクIIと共通のデザインになっており、オリジンらしい試作機的な位置付けのモビルスーツに仕上がっています。

頭部をアップで。この額から頭頂部にかけて造形されている「頭部クレスト」がキシリア部隊機のアイデンティティとなります

ザクIのほうは先ほどのシャア専用ザクIと共通部分が多いです

ザクIのほうは先ほどのシャア専用ザクIと共通部分が多いです

アクト・ザクはほかのオリジンザクと比べ、付属する武器や外装の形が大きく変化しています

アクト・ザクはほかのオリジンザクと比べ、付属する武器や外装の形が大きく変化しています

こちらは4連装マシンガン。合わせ目が極力出ないようなパーツ分割構造で、ディテールもかなり細かいです

こちらは4連装マシンガン。合わせ目が極力出ないようなパーツ分割構造で、ディテールもかなり細かいです

やはり個人的なおすすめはこちらのアクト・ザク。全HGオリジンザクの中で一番変わった姿で立体化されています

大型ヒート・ホークで斬りかかるアクト・ザク!

大型ヒート・ホークで斬りかかるアクト・ザク!

4連装マシンガンで攻撃。武器の保持力が高く、よく動きます

4連装マシンガンで攻撃。武器の保持力が高く、よく動きます

デニム機とスレンダー機は選択式! 対艦ライフルが付属するザクI(デニム/スレンダー機)

初代ガンダムの1話にも登場し、ファーストファンにもなじみ深い「デニム」と「スレンダー」のザクI。このキットでは選択式でどちらか片方を組むことができます。

右肩の警告色が特徴のデニム機。付属武器数は先ほどのザクC型系には劣るものの、画像の「MS用対艦ライフルASR-78」のほか、「MS用マシンガン」「MS用バズーカA2型」「ヒート・ホーク」が同梱します

左がデニム機、右がスレンダー機。デニム機では警告色のシールを貼ります。スレンダー機はザクIIのL字シールドを装備しているのが特徴です

HGザクI系の右肩を比較。左から「HG 1/144 ザクI(シャア・アズナブル機)」「HG 1/144 ザクI(キシリア部隊機)」「HG 1/144 ザクI(デニム機)」。同じザクIでも右肩の形が変化しています

敵を狙い撃つデニム! このように寝かせるようにライフルを構えることができます

敵を狙い撃つデニム! このように寝かせるようにライフルを構えることができます

黒い三連星の高機動型ザクIIは「大型ランドセル」「脚部スラスター」が熱い!

黒い三連星の高機動型ザクIIは、左の「ガイア/マッシュ専用機」と右の「オルテガ専用機」の2種類。ガイア/マッシュ専用機のほうはどちらか片方を選択して組む内容となります

各機「肩まわり」こそ異なりますが、そのほかの本体は共通パーツが使われています。脚部は高機動型らしく、ボリュームが増した「強化された感」を感じるデザインに

大型化されたランドセルも特徴のひとつ。ただ色分けは甘く、白いラインや赤い部分はシールで色を補います

大型化されたランドセルも特徴のひとつ。ただ色分けは甘く、白いラインや赤い部分はシールで色を補います

ガイア専用機は両肩がシールドになっており、予備のマガジンは左右あわせて4つも装着することができます

ガイア専用機は両肩がシールドになっており、予備のマガジンは左右あわせて4つも装着することができます

左がガイア専用機、右がマッシュ専用機

左がガイア専用機、右がマッシュ専用機

ガイア専用機とマッシュ専用機を比較。マッシュ専用機は通常のスパイクアーマーに交換するだけなので、オルテガ専用機のほうが個性の出るデザインになっています

いっぽう、オルテガ専用機はこの巨大な「ジャイアント・ヒートホーク」が特徴です。この武器はガイア/マッシュ専用機には同梱しません

専用のエフェクトパーツも付属

専用のエフェクトパーツも付属

専用のスタンドも同梱し、ジャイアント・ヒートホークを振り下ろす姿で展示できます

専用のスタンドも同梱し、ジャイアント・ヒートホークを振り下ろす姿で展示できます

ガイア専用機とオルテガ専用機で展示。……これは絵になりますね!

ガイア専用機とオルテガ専用機で展示。……これは絵になりますね!

HGUC版の黒い三連星ザク(左)と比較

HGUC版の黒い三連星ザク(左)と比較

パープル部分の色合いが変わっており、体型バランスも変化しています

パープル部分の色合いが変わっており、体型バランスも変化しています

ORIGIN MSD ザク・ハーフキャノンは汚し加工に最適!

最後は「HGザク・ハーフキャノン」。今回はこのザクだけウェザリング加工をし、ススで汚れた状態を再現してみました

「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN MSD(Mobile Suit Discovery)シリーズ」として発売されたザク・ハーフキャノン。MSDとは、MS開発秘話を描きつつ、これまで描かれなかったMSを中心としたメカニカルの参考規格となります。このハーフキャノンは汚れが似合うと思い、思い切ってスス汚れを再現してみました。それ以外は素組み状態です。

2門の「ビッグガン」が最大の特徴です

2門の「ビッグガン」が最大の特徴です

推しのザクは4機。あなたに最適なザクを見つけよう!

いかがでしたでしょうか。一般販売で発売された「HGオリジンザクシリーズ」を振り返りましたが、私が推したいのはズバリ以下の4機です!

左から「HG 高機動型ザクII(オルテガ専用機)」「HG シャア専用ザクII(赤い彗星Ver.)」「HG ザクII C-6/R6型」「HG アクト・ザク(キシリア部隊機)」

悩みに悩み、この4体を選出しました!

悩みに悩み、この4体を選出しました!

「高機動型ザクII(オルテガ専用)」はなんと言ってもほかのザクには付属しない巨大な「ジャイアント・ヒートホーク」および「専用スタンドとエフェクトパーツ」が付属するのが大きいです。本キットだけで迫力のあるアクションポーズで展示できます。

「シャア専用ザクII(赤い彗星Ver.)」は第一弾のシャア専用ザクIIと比べ「付属武器数の多さ」に秀でており、「ファルメル隊が再現できるマーキングシール」が付属するためシャア専用ザクIIの完全版と言える内容になっています。緑の「ザクII C-6/R6型」も武器数が多く、ファルメル隊のマーキングシールが入っており、数パターンの「胸部パーツ」「肩パーツ」が同梱するためいろいろなザクが再現できます。

最後に「アクト・ザク(キシリア部隊機)」ですが、ほかのHGオリジンザクとは大きく異なる武器と装甲が特徴で、全ザク中一番変更個所が多いデザインで立体化されているのが売り。

悩みに悩んだ結果4体まで絞りましたが、基本どのザクも「高可動」「ハイディテール」を実現しており、ガンプラとしての完成度はかなり高いです。
あなた好みのザクを見つける参考になれば幸いです!

ポッチ

ポッチ

ガンプラレビューサイト「ポッチのガンプラ+」の管理人。ホビー関連中心のフリーライターをやっています。【ポッチのガンプラ+】https://gunplapocchi.com/

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