ガンプラ組み立てレビュー
40周年のガンダムは伊達ではない!?

ガンダム40周年記念のHGガンプラ「G40」を、歴代の「RX-78-2」と徹底比較!

こんにちは。ガンプラマニアのポッチです! 今回は、ガンダム40周年を記念して発売された「HG 1/144 ガンダムG40 (Industrial Design Ver.)」にスポットを当て、今まで発売された1/144スケールの「RX-78-2ガンダム」のガンプラと比較しながら、その特徴を見ていきたいと思います!

同梱物がこちら。組み立て書とは別に、本キットを設計したクリエイターのコメントとスケッチが掲載された、スペシャルブックレットが付属します

工業製品を意識してデザインされた「HGガンダムG40」

「HGガンダムG40 (Industrial Design Ver.)」は2019年の「ガンダム40周年」、2020年の「ガンプラ40周年」を記念して発売されました。
プロジェクトには世界的な工業デザイナーの奥山清行氏と演出家・映画監督の松尾衡氏が参加。「記憶の原点」をコンセプトに作り出した特別なガンダムで、「工業製品と同様のデザイン製作工程」を踏み、3Dで設計・検証し「人間らしいフォルムや動き」にこだわったガンプラになります。

ガンダムでおなじみ、トリコロールカラーの成形色で再現されていますが、各部形状はG40独特の形にアレンジされています

全高は一般的なHGサイズと同じ13cmほど。「頭部」「股間のV字部分」など一部シールを使いますが、パーツ分割による色分けは優秀です

特に目を引くのが特徴的なバックパックです。「ビーム・サーベルの柄」「スラスター」部分はそれぞれ可動します

過去に発売された1/144スケール「RX-78-2 ガンダム」と比較!

「RX-78-2ガンダム」名義で発売されている1/144スケールのファーストガンダム

「RX-78-2ガンダム」名義で発売されている1/144スケールのファーストガンダム

比較用に用意したのは以下の6体。RX-78-2ガンダムは旧キットやHG、RGなどさまざまな種類がリリースされています。

「1/144 RX-78-2 ガンダム」
「FG 1/144 RX-78-2 ガンダム」
「HG 1/144 RX-78-2 ガンダム(HGUC No.21)」
「HG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.G30th(現在では「ガンプラスターターセット2」に同梱するガンダム)」
「HG 1/144 RX-78-2 ガンダム(HGUC No.191・REVIVE版)」
「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム」

今回は「頭部」「胴体」「ビーム・ライフル」「シールド」を中心に比較してみたいと思います。

まずは頭部を比較。どのキットも顔付きが違いますが、今回のガンダムG40は「頭頂部トサカ部」にピンクのラインが入っているのが特徴です

胴体を比較。G40は丸みをおびた「人体」を意識したデザインに

胴体を比較。G40は丸みをおびた「人体」を意識したデザインに

ビーム・ライフルを比較。ライフルひとつとっても「ディテールの細かさ」「フォアグリップの形」などそれぞれに特徴があります

シールドを比較。デザインだけではなく、赤いパーツの色合いが変化しているのがわかります

シールドを比較。デザインだけではなく、赤いパーツの色合いが変化しているのがわかります

すべての始まり、旧キットのRX-78-2(左)と比較。ガンプラ40年の「進化の歴史」を感じます

すべての始まり、旧キットのRX-78-2(左)と比較。ガンプラ40年の「進化の歴史」を感じます

30周年を記念し、1/1ガンダム立像モデルとして発売されたVer.G30th(左)と比較(現在では『ガンプラスターターセット2』に同梱)

あなた好みのガンダムはどれでしょうか?

あなた好みのガンダムはどれでしょうか?

ガンダムG40の最大の売りは、ズバリ「驚異的な可動域」!

ここからはガンダムG40の特徴をアップで見ていきます。デザインもさることながら、「現実的な工業デザイン」を踏まえつつ構成された「四肢の可動範囲」や「関節構造」には圧巻のひと言です!

G40の特徴のひとつ、頭頂部のトサカ部分。ピンクのラインは光沢感のあるホイルシールを貼る仕様です。また、頭部は基部パーツごと動かすことができ、大きく顔を上げられます

胴体はパーツ分割により細かく色分け済み。普段塗装をしないモデラーさんにもやさしい作りです

胴体はパーツ分割により細かく色分け済み。普段塗装をしないモデラーさんにもやさしい作りです

腕は胴体内部の「肩の基部パーツ」ごと動かすことができ、ヒジ関節は90°以上曲がります

腕は胴体内部の「肩の基部パーツ」ごと動かすことができ、ヒジ関節は90°以上曲がります

同梱する手首パーツはすべて根元がスナップし、やわらかな動きを付けることができます

同梱する手首パーツはすべて根元がスナップし、やわらかな動きを付けることができます

ここがG40で最も特徴的な部分。股間内部のパーツを引き出すことができ、脚周りの可動範囲がとんでもない広さになっています……!

モモ自体も独立して前方向へ可動。今までのガンプラでは考えられないポーズを付けることができます

モモ自体も独立して前方向へ可動。今までのガンプラでは考えられないポーズを付けることができます

ソールはブロック構造になっており、細かく動きます。また、足裏に肉抜きはなくモールドも細かいです

ソールはブロック構造になっており、細かく動きます。また、足裏に肉抜きはなくモールドも細かいです

前腕部と脚部は左右に細かく動きます。ちょっとした部分ですが、さらに細かなポージングが可能になります

前腕部と脚部は左右に細かく動きます。ちょっとした部分ですが、さらに細かなポージングが可能になります

ビーム・ライフルは、サイトスコープとフォアグリップが可動。特にフォアグリップは横方向のみならず、前後にも動きます

各部見てきましたが、G40最大の特徴は「今までの常識を覆すアクション構造」で間違いありません。色は一部シールを使うものの、基本的な部分はパーツ分割により色分けされています。ただ、「腕」「脚」「股間」「ビーム・ライフル」など合わせ目(パーツとパーツの合い目)の量はそこそこあるため、気になる方は要処理といったところ。

ヒザ関節は180°近く曲がり、違和感なくキレイにヒザ立ちさせることができます

ヒザ関節は180°近く曲がり、違和感なくキレイにヒザ立ちさせることができます

アクロバティックに攻撃! ポーズ付けが楽しく、いろいろな姿で展示することができます

アクロバティックに攻撃! ポーズ付けが楽しく、いろいろな姿で展示することができます

後ろ姿も美しい……!

後ろ姿も美しい……!

ビーム・ライフルで攻撃!

ビーム・ライフルで攻撃!

ラストシューティングもお手の物

ラストシューティングもお手の物

アイキャッチ風に。ビーム・サーベルは柄を引き抜き、手に持たせることができます。柄、サーベルのエフェクトパーツは2本ずつ付属します

飛びかかるガンダム! 表情付き平手パーツは左右分付属。ファーストガンダムの名シーンもなんなく再現可能です

とにかく「アクション性に特化」したガンプラ。ガンプラの進化を感じたいなら最適!

いかがでしたでしょうか。今回特にスゴイと感じたのは、「脚周りの可動域」です。股間内部のパーツが引き出せるだけではなく、モモが独立して可動しさまざまなポーズで展示できるのが最大の売りだと思います。

色については一部シールを使いますが、色分けは優秀と言っていいでしょう。半面、合わせ目はちょこちょこ出る印象でした。

歴代のRX-78-2ガンダムから大きくアレンジされたデザインに仕上がっていますが、とにかく動きまくるので、触っていて非常におもしろいガンプラです。

従来のガンダム感を残しつつ、「可動を重視した現代的なアレンジ」が光るガンプラです!

従来のガンダム感を残しつつ、「可動を重視した現代的なアレンジ」が光るガンプラです!

ガンプラの新たな進化を感じたい方にはかなりオススメです!

ポッチ

ポッチ

ガンプラレビューサイト「ポッチのガンプラ+」の管理人。ホビー関連中心のフリーライターをやっています。【ポッチのガンプラ+】https://gunplapocchi.com/

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