レビュー
「グロー」シリーズ最強喫味デバイスに待望の銘柄追加

レギュラーはかなり紙巻き感!「グロー・ハイパー」専用スティックに「ケント」登場

「グロー」シリーズ従来機種との互換性を捨て、喫味の強さを追求したBATの加熱式タバコデバイス「glo hyper(グロー・ハイパー)」。その専用スティックに、「グロー」ユーザーにファンの多い「ケント」銘柄3種が追加された。さっそく、その味わいをレポートしたい。

専用スティックは「ケント・ネオスティック・トゥルー・タバコ」(以下、トゥルー・タバコ)「ケント・ネオスティック・トゥルー・メンソール」(以下、トゥルー・メンソール)「ケント・ネオスティック・トゥルー・ベリー・ブースト」(以下、トゥルー・ベリー・ブースト)。いずれも2020年6月15日発売予定。価格は各20本入りで470円(税込)。

左から、「トゥルー・タバコ」「トゥルー・メンソール」「トゥルー・ベリー・ブースト」。右側のデバイスは、2020年6月22日から順次発売されるマットな質感の新色「グロー・ハイパー・ブラック」

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加熱式タバコ最高の喫味を、人気銘柄「ケント」で!

タバコの銘柄を自己アイデンティティーのひとつにしている喫煙者は多い。喫味も大切だが、イメージも大切で、気に入った銘柄が発売されていないことを理由に、紙巻たばこから加熱式タバコに移行できない喫煙者はけっこう多いのではと予想している。「グロー」シリーズに関しても、“ケントが吸えるから移行した”という人も多いだろう。

「グロー・ハイパー」は、「グロー」シリーズ従来機種のタバコスティックより4mm太いスティックを使用したうえ、タバコ葉を3割増量して喫味を上げた新デバイスが、今年4月の発売当時、利用できるスティックは「グロー」専用銘柄の「ネオ」のみで、「ケント」は用意されなかった。「グロー・ハイパー」に興味を持ちつつも、銘柄へのこだわりから移行に踏み切れなかったユーザーにとって、「ケント・ネオスティック・トゥルー・シリーズ」は、お待ちかねのものだろう。

筆者も「ネオ」の喫味は好きだが、タバコとしての歴史が浅い分、どうしても「ケント」のブランド力に魅力を感じてしまう部分があるので、味わうのが楽しみである。

これで「グロー・ハイパー」専用タバコスティックは「ケント」と「ネオ」の2シリーズとなる

これで「グロー・ハイパー」専用タバコスティックは「ケント」と「ネオ」の2シリーズとなる

かなり紙巻たばこに近い蒸気感「トゥルー・タバコ」

まずはレギュラー系の「トゥルー・タバコ」から吸ってみよう。「ネオ」シリーズは全6種のラインアップだったが、レギュラー系は1銘柄のみ。今回の「ケント」は3種だが、やはりレギュラー系はこれひとつだけだ。

まずは加熱温度をアップさせて喫味を強めるブーストモードで味わってみよう。箱を開けた段階ではウッディーな香りがするだけで、いわゆるポップコーン臭は強くない。

加熱して吸い込むと、なかなかに落ち着いた風味。紙巻たばこでいうなら、オリジナル「ケント」よりも「ケント・マイルド」に近い洗練された味わいがある。スティックは太くなっているのに、ポップコーン臭が少ないので吸いやすい。

吸い方のコツは、紙巻たばこのように勢いよく吸い込むのではなくて、フィルターを深めにくわえ、蒸気を口の中にため込んでから、一気に吸い込むこと。のどへのキック感も強くなり、よりおいしく味わえる

蒸気感はかなり紙巻たばこに近い。ほどよいいがらっぽさがありながら、変な甘みがないところがいい。吐き出す蒸気が限りなく煙に近いフィールになっており、タバコ葉の旨味を程よく感じさせながらも嫌味がない。これはおいしい。

紙巻たばこ移行組で、加熱式タバコ特有の異臭・異味がどうも苦手という人、移行してもそうした問題からやむなくメンソールにしているという人に味わってもらいたい。

いっぽう、喫味はやさしくなるが、少し長めに吸える通常モードでは、キック感は多少弱まるが、それでも紙巻たばこ感をしっかり残しているところがうれしい。落ち着いてくゆらせるタバコの吸い方をしている人なら、多少軽めでもこちらのほうがしっくり来るという人も多いはずだ。

"トゥルー・タバコ"とは大きく出たなと思ったが、まさにその通り。「ネオ」のレギュラーは「ネオ・テラコッタ・タバコ・スティック」というスパイシーなコーヒー味という独特なものだっただけに、これはうれしい

のど奥にガツンとくるペパーミント「トゥルー・メンソール」

続いて、「トゥルー・メンソール」だ。こちらはブーストモードで吸ったら、のど奥にガツンときた。いわゆるロッテの「グリーンガム」を思わせるペパーミントの辛みだが、刺激はかなり強めで、フライパンで後ろから頭を叩かれるタイプの味わいだ。そのあとにたぶんタバコ葉の旨味がやってきているようだが、それがわかりにくいほどの衝撃だ。

通常モードでも十分辛口だが、ゆったりと味わえる程度には抑えられるスースー感。タバコ感もギリギリ残るので、紙巻メンソール愛用者はこちらのほうが自然だろう。

「ケント」のメンソール独特のスースー感の強さが堪能できる

「ケント」のメンソール独特のスースー感の強さが堪能できる

カプセルをつぶすとジュブジュブのベリー感「トゥルー・ベリー・ブースト」

最後は、カプセルメンソールタイプの「トゥルー・ベリー・ブースト」。これまでのネオスティックのカプセルメンソールではお約束だった電源スイッチを思わせるアイコンがパッケージにも存在しないので、見逃しがちだったが、しっかり味変を味わえるカプセルは存在する。

つまりこの「ベリー・ブースト」1本で、ブーストモード(カブセル前/後)と通常モード(カブセル前/後)の4種類の楽しみ方ができることになる。

箱に"BOOST"と書いてあるかどうかで判断するしかない。フィルターにも非常に細かく印があるが、ミスプリントかと思うくらい控えめだ

まずは、ブーストモードで吸ってみよう。最初は「トゥルー・メンソール」とほぼ同じ、辛口ペパーミントを感じるばかりで大差ない。しかし、フィルターに仕込まれたカプセルをつぶすと、突然にジュブジュブのベリー感があふれてきて驚いた。

果汁がしたたるような強烈な味変である。びっくりした。ただ香味が強すぎて、同時にケミカルなクセも感じてしまう。苦手な人もいるかもしれない。

対して、通常モードでは少し落ち着いたメンソール感だ。これも「トゥルー・メンソール」とほぼ変わらない。カプセルを潰すと、芳醇なベリー感が弾けるが、今度はおだやかなジューシーさを楽しめてバランスがよい。これは圧倒的に通常モードがおすすめだ。

「ケント」ファンには文句なしにおすすめ。純粋レギュラー味も楽しめる!

筆者的には、本来の紙巻たばこに近い喫味の「トゥルー・タバコ」がおすすめだ。シンプルなタバコ味の甘くない蒸気が煙のフィールに近いということで、正統派のタバコらしさをもっとも強く感じたからだ。

メンソール系2種もさすが「ケント」という刺激的な味仕立てで、スースーする爽快感を求める人ならどちらも満足できるだろう。

既発売の「ネオ」シリーズ6種類に比べて、まだ3種類だけというのは寂しいが、今後に大いに期待できる味仕立てだ。筆者としては、もう少しだけレギュラー系にもバリエーションが欲しいと思った。

※本記事は喫煙を推奨するものではありません。ご利用にあたっては、健康リスクなどをご考慮のうえ、注意・マナーを守ってご使用ください。

清水りょういち

清水りょういち

元「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」編集長。今はめおと編集ユニット「ゲッカヨ編集室」として活動。家電や雑貨など使って楽しい商品のレビューに命がけ!

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