レビュー
オンライン限定発売の夏向けカプセルメンソール

「グロー・ハイパー」の限定夏メンソールはスイカとピニャコラーダ

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の展開する高温加熱式タバコデバイス「glo hyper(グロー・ハイパー)」は、従来機種「グロー」よりも専用スティックを太くした喫味強化版デバイスだ。

今回は、オンライン限定発売の「グロー・ハイパー」専用夏向けメンソール2種、「ネオ・ウォーターメロン・スプリット・スティック」(以下、ウォーターメロン・スプリット)と、「ネオ・ピニャコラーダ・スティック」(以下、ピニャコラーダ)を吸ってみたい。

20本入りで500円(税込)。写真左から「ウォーターメロン・スプリット」「ピニャコラーダ」。背後のデバイスは、同時発売の期間限定カラバリモデル「グロー・ハイパー 東京/ロンドン/ニューヨーク/バルセロナ/リオ」だ

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ブーストモード搭載で太スティック「グロー・ハイパー」の進化点をおさらい

2020年4月に、「従来のネオスティックより4mm太いスティックを使用」という大胆な進化で登場したのが「グロー・ハイパー」である。通常モード(約250℃)、ブーストモード(約260℃)という2種類の加熱温度が選択でき、IH方式によるスピード加熱が特徴だ。

その進化の本気度は、タバコ葉の量からもわかる。「グロー・ハイパー」専用のスティックを裂いてみると、タバコ葉がたっぷり入っており、実測値で0.31gというのは、「アイコス」専用ヒートスティックの0.23g(実測値)を超える。ちなみに、「アイコス」は加熱ブレードによる中心加熱式で、「グロー・ハイパー」はスティックを周りから加熱する周辺加熱式という違いがある。加熱温度も「アイコス」は約300〜350℃ということで単純比較はできないが、それなりに互角のポテンシャルはあると思う。

思ったより大量の葉が入っていたネオスティック(グロー・ハイパー)(左)、ギュッと葉がたたまれているヒートスティック(アイコス)(右)

スイカとピニャコラーダ、どちらもカプセルメンソール

では実際に、「ウォーターメロン・スプリット」「ピニャコラーダ」を吸ってみよう。「グロー・ハイパー」には加熱モードが2種類あるので、それぞれの温度で味わっていこう。さらに今回は、両フレーバーともにカプセルメンソールタイプ。カプセルを指や歯などでつぶすことで味変ができるので、その前後の感想もそれぞれ記述した。

カプセルをつぶす前(左)とつぶした後(右)。筆者はたまにつぶし忘れたまま時間切れになって悔しい思いをする

「ウォーターメロン・スプリット」は皮の青臭さが平気で、熟れたスイカが好きな人ならいけそう

加熱式タバコの専用スティックのフレーバーに採用されるフルーツはベリー系や柑橘系が多いが、瓜系というのはなんとも斬新で夏らしい。

まさかこの緑比率の高いスイカカラーのパッケージが、そのまま味のバランスになっているとは……

まさかこの緑比率の高いスイカカラーのパッケージが、そのまま味のバランスになっているとは……

<通常モード>
カプセルをつぶす前は、ごくごく普通のペパーミントタイプのメンソール味だ。クセもなく、刺激も強すぎず、地味ながらおいしい。この時点ではスイカの印象はほぼなく、どちらかというとキューカンバーとして海外の清涼飲料水のフレーバーにも使われるきゅうり感が少しだけある。スイカの皮ということか。

ただ問題は、カプセルをつぶしたあとの味わいだ。一気に広がるのはスイカ感。しかしこれは、どちらかというと熟れすぎたスイカを常温のまま、塩を付けずに食べた時の感覚に近い。そこに皮部分の青臭さが互角に追加されている。

スイカは熟れすぎる前に、キリリと冷やして粗塩でしっかり青臭さを消して食べる筆者としては、これは厳しい。青臭さ系が苦手じゃない人におすすめだ。

<ブーストモード>
カプセルをつぶす前は、強めのメンソールに、隠し味的にきゅうり。予測していたことだが、カプセルをつぶすと、よりデフォルメされたスイカ感があふれ出し、正直筆者はノックアウトされた。これはもっと厳しい。

もちろんこれがいいと思う人もいると思うが、事前に覚悟はしておくのがおすすめだ。

「ピニャコラーダ」は絶妙バランスがおいしいトロピカル風味!

ピニャコラーダは、カリブ海発祥のパインジュースとココナッツミルクとクラッシュアイスで作るトロピカルな味わいのラムベースのカクテル。ベイプでも人気の風味なのだが、ココナッツとパインのバランスが難しいタイプだ。

ベイプリキッドでも人気のココナッツ×パインのカクテル味

ベイプリキッドでも人気のココナッツ×パインのカクテル味

<通常モード>
カプセルをつぶす前は、ほのかなココナッツの風味が感じられる爽快メンソール味だ。地味だけれど暑い日にはうれしいタイプのペパーミント基調の強すぎないフレーバーメンソールである。

カプセルをつぶして広がったのは、確かにピニャコラーダ。蒸気を吐く時に強く感じるパイン×ココナッツの絶妙なバランスがたまらない。日本人的にはココナッツが強すぎると苦手という人も多いと思うが、これはちょうどいい。

追加される冷涼タイプのメンソールがクラッシュアイス代わりになっており、かなりの再現度だと思う。カクテルの味が好きなら、気に入ると思う。筆者はもう、最初からこの味で吸いたい。

<ブーストモード>
カプセルをつぶす前は、少し強まった爽快メンソール味。ココナッツ風味は若干飛びがちだ。

カプセルをつぶすと広がるのは、先ほどと同じピニャコラーダ味なのだが、メンソールが強まりすぎた分、バランスが崩れたように感じた。パイン風味も飛びがちで、ココナッツが強くなり、氷で薄まったピニャコラーダ味という印象に。なんでも強くすればいいというものでもないようだ。

たかが10℃、されど10℃なのである。

真夏にうれしいトロピカル風味!

真夏にうれしいトロピカル風味!

おすすめはココナッツ感が強すぎない「ピニャコラーダ」の通常モード!

夏場の加熱式タバコは、蒸気が暑く感じる。そのため、夏はメンソール系のスティックを選ぶ必要性が高まるものだ。さらにそこに夏を感じさせるフレーバーが追加されれば、よりおいしく感じやすい。

その意味で、今回おすすめなのは「ピニャコラーダ」の通常モードである。トロピカルなリゾート気分を味わえて、冷涼感も感じられ、まさに夏に最適化された喫味だと思った。

太さのある「グロー・ハイパー」専用スティックなので、タバコ感もしっかりあり、満足度も高い。デバイスの完成度の高さとともに、改めてグロー・ハイパーの凄みを感じてしまった。

清水りょういち

清水りょういち

元「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」編集長。今はめおと編集ユニット「ゲッカヨ編集室」として活動。家電や雑貨など使って楽しい商品のレビューに命がけ!

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