本連載「ガンプラカレンダー」は、今月発売されるガンプラの新製品と、現在予約受付中の公式オンラインショップ販売製品がひと目で把握できる発売日カレンダー。MS(モビルスーツ)の1/60スケールとなるPG(パーフェクトグレード)、1/100スケールのMG(マスターグレード)、1/144スケールのHG(ハイグレード)やRG(リアルグレード)のキットを中心に、毎月最新情報をお届けする。
2020年9月は、新しいMGハイエンドブランド「MGEX」の第1弾として、「ユニコーンガンダム Ver.Ka」が登場! BANDAI SPIRITSが技術と異素材の組み合わせにより、機体ごとに設定した「テーマ」をもとにMSの“極限表現”に挑む。
※本記事の価格表記はすべて税込価格
「ユニコーンガンダム」は、地球連邦軍から依頼され、アナハイム・エレクトロニクス社がひそかに進めていた「UC計画」のもと、開発された試作モビルスーツ。全身純白に輝く機体に頭部の1本角が特徴の「ユニコーンモード」から、機体の性能や機動性が飛躍的に高まる「NT-D」発動状態「デストロイモード」へと変身する
ガンプラ40周年記念のひとつとして、MGにハイエンドブランド「MGEX」が誕生。第1弾「ユニコーンガンダム」のテーマは「極限の“発光機構”」で、「フレキシブルLEDシート」を新採用することで、組み立てやすさと省スペースを実現。また、この技術を起点に、「ユニコーンガンダム」製品で史上初めて変身、発光、色調変化、可動を共立させた。
さらに、全身のプロポーションは、ガンプラではおなじみのメカニックデザイナー、カトキハジメ氏が完全監修し、新規造形で制作されている。付属の「水転写式デカール」も同氏が新たにデザイン。
柔軟性と強度が高い異素材の「フレキシブルLEDシート」を搭載。ボタン操作により、瞳や頭部のメインカメラを点灯するほか、本体の「サイコフレーム」は赤と緑に発光し、その後、強弱をともなう発光演出が可能だ
「ユニコーンモード」(写真)と「デストロイモード」の変身を再現できる
リード線を使用し、本体から離れた場所に配置した「シールドファンネル」のクリアパーツを発光させることが可能
専用MSケージは、電飾ユニットの電池BOXを収納しており、支柱の位置調整や武器の保持機能も搭載されている。なお、発光再現には単3形アルカリ乾電池3本(別売)が必要
以下、そのほかの新製品を紹介していこう。
公式ショップ「ガンダムベース東京」「ガンダムベース福岡」で先行販売予定
組み立てが簡単ながら、精巧なプラモデルが完成する「ENTRY GRADE」シリーズから、「RX-78-2 ガンダム」が登場。ニッパーを使わずに手でパチパチと簡単に折れるタッチゲート仕様を採用しており、パーツを組み立てるだけで完成する。塗装はもちろん、シール貼りも不要だ。
付属するのは、「HGBD:R ユーラヴェンガンダム」(右)、「HGBD:R ガンダムイージスナイト」(左)、「SDBD:R エクスヴァルキランダー」(中央前)、「HGBD:R ウォドムポッド」(中央後ろ)の4モデル
公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」にて配信中の「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」2nd Seasonより、必殺技使用時のグランドクロスカラーのリライジングガンダムが登場。主人公のヒロトたち「ビルドダイバーズ」のガンプラ4体がグランドクロスカラー仕様で同梱される。
ここでは、公式オンラインショップ「プレミアムバンダイ」限定で販売される製品を紹介。これらの製品は事前予約が必須で、生産準備数に達し次第、予約の申し込みが終了するので早めのチェックが必要だ。ここでは、2020年9月1日時点で予約ができる「11月発送アイテム」(なかには2次予約で発送が先のモデルもあり)を中心にピックアップした。
「ガンダムストームブリンガー F.A.」は、「ガンダムストームブリンガー」の後継機で、新たに「360mmロケット砲改」が搭載されたほか、カラーリングが「ジム・タービュレンス」と同一色に差し戻されている
公式外伝「ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL's World Challenge」に登場した「ガンダムストームブリンガー」の後継機が装いを新たに誕生。選択式で先代の機体「ジム・タービュレンス」も再現できる。
「ソードインパルスガンダム」は、「ソードシルエット」を装着した「インパルスガンダム」。コンセプトは接近戦仕様であり、巨大な対艦刀を2本装備している
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場する「インパルスガンダム」の接近戦仕様形態をRGシリーズで商品化。柄の部分で連結が可能な「エクスカリバーレーザー対艦刀」や、2刀分離状態での大/小ビームエフェクトが付属する「フラッシュエッジビームブーメラン」などの武装が付属する。
空間突撃仕様の「ジム・キャノン」は、「星一号作戦」における「ア・バオア・クー攻略戦」で投入されたという記録が残されている。制式採用機のカラーリングが赤と白であるのに対し、レビル艦隊直掩部隊「142MS小隊」に配備された同機体は青と白のスコードロンカラー
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の「MSD(Mobile Suit Discovery)」から、「ジム」のバリエーション系譜に連なる「ジム・キャノン(ロケット・バズーカ装備)」がHGキットで商品化。「バルザック式380mmロケット・バズーカ」が新規造形で付属する。
同製品を購入すると、「ガンダムトライエイジ」で実際に使用できる限定プロモーションカードが必ずもらえる
9周年を迎えるカードバトル「ガンダムトライエイジ」に登場するオリジナルガンダム「トライエイジガンダム」を商品化。ゲーム内の活躍を再現できるオリジナルカラーのエフェクトが付属。
「TR-1[ハイゼンスレイ]」に支援メカ「フルドドII」を2機装着した、「ヘイゼル・ラー」第2形態に相当する戦闘形態
模型雑誌「電撃ホビーマガジン」で連載されていた「ADVANCE OF Z 〜ティターンズの旗のもとに〜」から、「ガンダムTR-1」シリーズ最終進化系と言える強化仕様「ハイゼンスレイ・ラーII」をHGシリーズで商品化。頭部の「サイコ・ブレード」や。「フルドドII」接続用のジョイントパーツが新規造形で付属する。
●画像の一部は、試作品、または開発中の設計データを使用したCG
(C)創通・サンライズ
月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。