「G-SHOCK」今月の衝撃!!!
新作「GM-S5600」シリーズはレアなユニセックス仕様!

異例だらけ! 「G-SHOCK」人気スクエアモデルが小型&メタルベゼル化

2020年9月、カシオ計算機のG-SHOCKから、新シリーズ「GM-S5600」が発売された。オリジンである「5600」シリーズにメタルベゼルを採用し、かつダウンサイジングすることでユニセックスに使えるデザインに仕上げている。

ダウンサイジングを果たした「GM-S5600」シリーズ

ダウンサイジングを果たした「GM-S5600」シリーズ

G-SHOCKの歴史上、超レアなデザイン!

大幅な小型化を果たした

大幅な小型化を果たした

「GM-S5600」の最大の特徴は、そのサイズ感にある。デザインは、G-SHOCKファンにとって実に見慣れたスクエアフォルムだが、かなりコンパクトに仕上がっている。一般的な「5600」シリーズや、女性向けコレクションBABY-Gのスクエアモデル「BGD-560」シリーズとサイズを比較してみた。

左が「DW-5600E-1」で、右がBABY-G「BGD-560-1JF」

左が「DW-5600E-1」で、右がBABY-G「BGD-560-1JF」

比較の結果、あのBABY-Gよりも小さなサイズで設計されていることがわかった。

“コンパクトなG-SHOCK”自体の歴史は古い。ブランドが誕生してわずか5年後の1988年に、「ジュニアG」とも呼ばれたボーイズサイズの「DW-500C-1」が発売されている。当時のトレンドだったヘビーデューティーなファッションを好む女性に支持され、1994年からスタートするBABY-Gの原点となった。その後、こうした小型のタフネスウォッチはBABY-Gに区分されたため、今作「GM-S5600」のような“無印のコンパクトなG-SHOCK”は、意外にも希少だ。

1988年発売の「DW-500C-1」(生産終了品)

1988年発売の「DW-500C-1」(生産終了品)

また「GM-S5600」は、2019年9月からスタートしたメタルカバードラインの第4弾という側面もあり、メタルベゼルを採用した点も特徴だ。

「GM-S5600-1JF」の公式サイト価格は23,100円(税込)

「GM-S5600-1JF」の公式サイト価格は23,100円(税込)

いっぽう、これまでのメタルカバードラインのモデルと異なるのは、ほとんどをポリッシュで仕上げていることだ。

アールがかった部分も、ポリッシュ仕上げで輝いている

アールがかった部分も、ポリッシュ仕上げで輝いている

メタルの製品は、表面を滑らかに研磨してツヤを最大限に出した「ポリッシュ」と、単一方向に細い線状の筋目を付けてマットな質感を出した「ヘアライン」のいずれかに仕上げられることが多い。前者は輝きが増して宝飾品のような高級感が出やすく、後者はメタルの質感や力強さといったものを表現するのに向いており、ひとつの製品の中で部位によって両者を使い分けたモデルも多い。

そんな中、「GM-S5600」は、ヘアラインを採用したケース側面以外は、すべてをポリッシュで仕上げている。ダウンサイジングで全体のサイズは小さくなったものの、この仕上げによって存在感は大きくなり、バランスを取った格好だ。

側面のみヘアラインで仕上げている

側面のみヘアラインで仕上げている

スッキリとしたフェイスデザインも魅力だ。

文字盤は、近年の一部モデルに見られるようになったミニマルデザインを採用。そこに反転液晶を当て、シンプルに表現されている。

シンプルに表現された文字盤

シンプルに表現された文字盤

ベゼルは厚みも抑えられ、風防との段差はわずか

ベゼルは厚みも抑えられ、風防との段差はわずか

さらに、「PROTECTION」「G-SHOCK」といったおなじみのロゴをベゼルから省略。これまでの「5600」シリーズにこのような仕様のモデルは記憶になく、やはり異例だ。メタルカバードライン第1弾「GM-5600」も「5600」がベースで、同じようにメタルベゼルやミニマルな文字盤が採用されているが、ロゴを省略した本機のベゼルデザインは第1弾との大きな差異点と言える。

2019年9月に発売されたメタルカバードライン第1弾「GM-5600-1JF」。こちらは、メタルベゼルに「PROTECTION」「G-SHOCK」といったロゴがデザインされている

2019年9月に発売されたメタルカバードライン第1弾「GM-5600-1JF」。こちらは、メタルベゼルに「PROTECTION」「G-SHOCK」といったロゴがデザインされている

樹脂バンドのデザインも、全体の雰囲気に合わせて作られている。

ビスを模した凹部や波打ちがある従来のものではなく、シンプルにまとめられている。幅もひと回り小さく、よりスッキリとして見える。

シンプルな樹脂バンドを採用

シンプルな樹脂バンドを採用

バンド幅もスッキリしている

バンド幅もスッキリしている

モジュールは、電池で駆動するベーシックなタイプで、機能もアラームやタイマー、ストップウォッチなど、基本的な構成だ。ELライトは明るく、暗所でもしっかりと時刻が確認できた。

ELライトは明るく使いやすい

ELライトは明るく使いやすい

好みの着こなしに合わせられる全3色展開!

本シリーズでは、シルバーのメタルベゼルを使った「GM-S5600-1JF」のほか、2色が用意されている。

ベゼルにゴールドIPを施し、文字盤やバンドにホワイトカラーを採用したのが「GM-S5600G-7JF」だ。

「GM-S5600G-7JF」の公式サイト価格は、25,300円(税込)

「GM-S5600G-7JF」の公式サイト価格は、25,300円(税込)

わずかに黄味がかった淡い色合いが特徴で、バンドカラーもあいまって繊細で上品な印象を感じさせる。ベーシックなスタイルを基本とする昨今のファッショントレンドとも相性がよさそうだ。

繊細な色合いが魅力的

繊細な色合いが魅力的

ピンクゴールドIPを施した「GM-S5600PG-1JF」は、高級感やラグジュアリー感をさらに強めたモデルだ。

「GM-S5600PG-1JF」の公式サイト価格は25,300円(税込)

「GM-S5600PG-1JF」の公式サイト価格は25,300円(税込)

赤味がかったピンクゴールドは、妖艶な雰囲気を醸し出しており、ドレッシーな装いにも合わせやすそうだ。茶系のアイテムとも相性がよく、革のカバンや革靴などと色で合わせるなどのコーディネートが楽しめる。

ラグジュアリーな雰囲気が漂うピンクゴールドカラー

ラグジュアリーな雰囲気が漂うピンクゴールドカラー

【まとめ】G-SHOCKの世界観を広げる異色の存在!

これだけ小さくてキラキラしているのに、なぜBABY-Gではないのか? まだ生まれて間もないメタルカバードラインの足元を固める意図もあるだろうが、答えはもちろん「ユニセックス=男性も着用できるデザイン」として開発されているからだ。

特に、ピンクゴールドモデルなどは女性的に感じるかもしれないが、G-SHOCKのアイコンであるスクエアフォルムからもたらされる力強いイメージはことのほか大きく、装飾性を嫌う昨今のトレンドにも合致している。広がりつつあるジェンダーレスなファッションにも最適だし、恋人同士や家族で同じ時計をシェアするという今時なスタイルにも打ってつけだ。

“フルメタルG-SHOCK”が大ヒットを記録したのは、往年のG-SHOCKファンはもとより、“ハズシ”のアイテムを求めていたファッショニスタたちからも支持を集めたのが大きかった。今回の「GM-S5600」も、人とはちょっと違うG-SHOCKを求めていた層に刺さるに違いない。

【SPEC】
●ガラス:無機ガラス
●防水性:20気圧防水
●ケース・ベゼル材質:樹脂/ステンレススチール
●バンド材質:樹脂
●ケースサイズ:38.4(横)×43.8(縦)×10.9(厚さ)mm
●重量:50g

横山博之

横山博之

カバン、靴、時計、革小物など、男のライフスタイルを彩るに欠かせないモノに詳しいライター。時代を塗り替えるイノベーティブなテクノロジーやカルチャーにも目を向ける。

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