「G-SHOCK」今月の衝撃!!!
2ベゼル×3バンド=全6スタイルを実現!

カスタムできる「G-SHOCK」がついに誕生! 自分好みにベゼル&バンドをマッチング

2020年10月、カシオ計算機のG-SHOCKから、新作「DWE-5600CC-3JR」が発売された。

バンドとベゼルをそれぞれ付け替えられるというG-SHOCKとして初の試みで、いち製品ながら表現の幅を広げたいというユーザーの声に応える。

ベゼルとバンドの付け替えが可能になった「DWE-5600CC-3JR」

ベゼルとバンドの付け替えが可能になった「DWE-5600CC-3JR」

「カスタム時計」のトレンドにG-SHOCKも本格参入!

「DWE-5600CC-3JR」の公式サイト価格は、30,800円(税込)

「DWE-5600CC-3JR」の公式サイト価格は、30,800円(税込)

「自分好みにカスタムできる」という特徴は、ここ5〜6年続く時計のトレンドだ。

針や文字盤など、個々のパーツの色や素材を選択できる“オーダーメイド感覚”なモデルや、そこまでいかずともバンドの付け替えを打ち出したモデルは、相当増えてきている。当初は、手ごろな価格で購入できるカジュアルウォッチが中心だったが、昨今では老舗スイス時計ブランドも「カスタム」人気に参入し始めており、ひとつのカルチャーとして定着してきた。

G-SHOCKでも、こうした流れに反応。2019年3月に発売した「GA-2000E-4JR」では、スライドレバー式バンドを初採用するとともに、素材の異なる3タイプのバンドを同梱し、G-SHOCKとして初めてバンドの付け替えを提案した。

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今回紹介する「DWE-5600CC-3JR」でも、3タイプのバンドが用意されたが、さらに2タイプのベゼルに換装できる点が従来モデルとは大きく異なっている。2ベゼル×3バンドで、計6つのスタイルを実現。これほどのカスタマイズ性を実現したのも、ベゼルを換装できる仕様なのも、もちろんG-SHOCK初だ。

カモフラージュの元ネタはモジュール「3229」の回路基板!

まず、「DWE-5600CC-3JR」の基本コンセプトから紹介しよう。

「DWE-5600CC-3JR」は、G-SHOCKの原点である「5600シリーズ」が原点だ。その「5600シリーズ」で多数搭載されているモジュール「3229」の回路基板をパターンに落とし込み、カモフラージュ柄としてプリントしている。ダークグリーンを背景に、貴金属を思わせるゴールドや縦横無尽に走る配線のグラフィックは、まさに集積回路をイメージさせるものだ。

回路基板をパターン化したカモフラージュ柄を採用

回路基板をパターン化したカモフラージュ柄を採用

ケースバックにも、ICチップを中心とした回路基板のイメージを刻印し、特別感を高めている。

ICチップなどが刻まれたケースバック

ICチップなどが刻まれたケースバック

ボタンをプッシュして点灯するバックライトにも、ケースバック同様の回路基板のグラフィックが浮かび上がる仕組みを採用している。

バックライトにも回路基盤のグラフィックを採用

バックライトにも回路基盤のグラフィックを採用

2つのベゼルと3つのバンドを用意!

ここからは、今作で最も注目すべき各カスタムパーツについて見ていこう。

ベゼルとして用意されたのは、2タイプ。マットスケルトン樹脂に回路基板モチーフのグラフィックを施したダークグリーンベゼルと、「PROTECTION」「G-SHOCK」の文字も色埋めせずにシンプルにまとめたマットブラックベゼルだ。

2タイプのベゼルが付属

2タイプのベゼルが付属

ケース本体には、軽量かつ剛性の高いカーボンファイバー強化樹脂が使用されている。
初めてバンド交換を可能にした「GA-2000E-4JR」も同様だが、G-SHOCKとしての「タフネス」を確保しながらここまでのカスタマイズ性を実現できたのは、同素材の採用によるところが大きい。

カーボンファイバー強化樹脂が使われたケース本体

カーボンファイバー強化樹脂が使われたケース本体

ベゼルの固定方法は、従来の「5600シリーズ」のようにビスで留めるのではなく、ケース上下のラグの左右それぞれに付いたインナーフックを使うという方法だ。樹脂製ベゼルは多少の弾性があるため、端から皮を剥くような感覚で簡単に着脱させることができる。ビスよりも固定する力は弱いが、通常の利用でベゼルをめくりあげるようなことはほとんど起きないと思われるので、突然外れるようなことはないだろう。

全4か所のインナーフックでベゼルを固定。ケース側面には「SHOCK RESIST」ロゴが配置されている

全4か所のインナーフックでベゼルを固定。ケース側面には「SHOCK RESIST」ロゴが配置されている

いっぽう、バンドは3タイプ用意されている。マットスケルトン樹脂に回路基板を描いたダークグリーンバンド、同じく回路基板の柄を採用したクロスバンド、そしておなじみ樹脂製のマットブラックバンドだ。

3タイプのバンドが同梱

3タイプのバンドが同梱

ベゼルも同様だが、回路基板のカモフラージュ柄を描いた樹脂は、半透過仕様が採用されている。光が透けることで、配線のようなグラフィックが強調される点が魅力だ。

光で透かすほど回路の様子がうかがえる半透過のダークグリーンバンド

光で透かすほど回路の様子がうかがえる半透過のダークグリーンバンド

クロスバンドは、モノトーンで回路基板のパターンを描き出した。一部に蓄光・反射材が使用されており、ダークグリーンバンドとはまた違った印象を与えている。また、このバンドのみ、ラグが360°近く回転する仕様で、時計を床と水平に置くことができる。大抵のG-SHOCKのバンドは自然と湾曲しているが、これは落下時に裏ぶた側がモノと直接当たらないようにするための仕組みだった。これくらい自由に可動するバンドを採用できたのは、ケースそのものの耐衝撃性が高まったことの証左と言える。

モノトーンにまとめたクロスバンド

モノトーンにまとめたクロスバンド

マットブラックバンドは、おなじみのデザイン。ただ、バンドの下側の1か所にモジュール番号である「3229」のデジタル数字がプリントされており、特別感をさりげなく表現している。

スタンダードなデザインのマットブラックバンド

スタンダードなデザインのマットブラックバンド

バンドの着脱には、スライドレバーを用いる。これは、2019年以降、複数のモデルで採用されるようになったギミックで、表から見えているレバーを横にスライドするだけでケースとの着脱が可能だ。

バンドに取り付けられたスライドレバー

バンドに取り付けられたスライドレバー

本モデルは、スライドレバーを操作しやすいよう、棒状の専用工具も同梱されている。レバーは多少奥まった場所にあるため、爪を使っても操作できるが、この棒を使うとよりスムーズだ。

樹脂製の専用工具も付属

樹脂製の専用工具も付属

印象もガラッと変わる全6スタイル!

2ベゼル×3バンドで、どのようなスタイルが実現できるのか。実際にご覧いただきたい。

「ダークグリーンベゼル」×「ダークグリーンバンド」は、回路基盤カモフラージュを総柄で見せ、今作らしさを全面にアピール。統一感にもすぐれ、周囲の視線も集まりそうだ。

「ダークグリーンベゼル」×「ダークグリーンバンド」

「ダークグリーンベゼル」×「ダークグリーンバンド」

「ダークグリーンベゼル」×「クロスバンド」は、全体を回路基板カモフラージュ柄でまとめながらも、色合いに変化をつけることでひと味違った印象に。カスタム感も強く、今作の特徴をストレートに感じさせる。

「ダークグリーンベゼル」×「クロスバンド」

「ダークグリーンベゼル」×「クロスバンド」

「ダークグリーンベゼル」×「マットブラックバンド」は、今作の“らしさ”をフェイスに集中。一見ではスタンダードなG-SHOCKだと思わせつつ、フェイスが視界に入った時に違った印象を与えさせる。

「ダークグリーンベゼル」×「マットブラックバンド」

「ダークグリーンベゼル」×「マットブラックバンド」

「マットブラックベゼル」×「ダークグリーンバンド」は、回路基板カモフラージュ柄が描かれた文字盤とバンドの中間部分にブラックのベゼルが差し込まれることで、その柄や色合いがさらに強調される。また、ケースそのものも、より引き締まって見える。

「マットブラックベゼル」×「ダークグリーンバンド」

「マットブラックベゼル」×「ダークグリーンバンド」

「マットブラックベゼル」×「クロスバンド」は、色合いの異なる回路基板カモフラージュ柄によって、個性的な雰囲気に。ありそうでない組み合わせだ。

「マットブラックベゼル」×「クロスバンド」

「マットブラックベゼル」×「クロスバンド」

「マットブラックベゼル」×「マットブラックバンド」は、最もスタンダードなモデルに近い組み合わせ。それでも特徴的な文字盤や「3229」と刻まれたバンドのプリントから、特別な存在感が漂ってくる。

「マットブラックベゼル」×「マットブラックバンド」

「マットブラックベゼル」×「マットブラックバンド」

【まとめ】G-SHOCKの新たな楽しみ方がここから始まる!

ついにG-SHOCKまでもが、ある種の“カスタマイズの世界”に本格的に名を連ねることとなった。

カーボンファイバー強化樹脂によるケース製造や、既存のデザインを損ねない形でのスライドレバーの採用など、1度確立した技術の応用はそう難しいものではないはずだ。つまり、今後も「5600シリーズ」の特別カラーモデルや、ラウンドケースの「6900シリーズ」といった別型への波及も十分に考えられる。

G-SHOCKらしいタフネスを備えたまま、自分好みに組み替えたり、着こなしに合わせてアレンジしたりといった新しいスタイルが、今作から始まるのだ。

【SPEC】
●ガラス:無機ガラス
●防水性:20気圧防水
●ケース/ベゼル材質:カーボン/樹脂
●バンド材質:樹脂
●ケースサイズ:43.8(横)×48.9(縦)×13.7(厚さ)mm
●重量:54g

横山博之

横山博之

カバン、靴、時計、革小物など、男のライフスタイルを彩るに欠かせないモノに詳しいライター。時代を塗り替えるイノベーティブなテクノロジーやカルチャーにも目を向ける。

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