レビュー
グロー史上最高喫味を実現した新フラッグシップ

より刺激を求める人に!「グロー・ハイパー・プラス」は低価格で加熱温度UP

加熱式タバコの中でも、ここ最近急激な進化を遂げているのが、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BAT)の高温加熱式タバコデバイス「グロー(glo)」だ。2020年4月には専用スティックを太いものに変えた「グロー・ハイパー」で話題を呼んだが、1年も経たずに新機種の「グロー・ハイパー・プラス(glo Hyper+)」が登場した。加熱温度を10℃アップさせて最高喫味を実現する同機種を、リニューアルした専用スティック3種とともに体験した。

「グロー・ハイパー・プラス」。ボディカラー4種類とパネルカラー6種類という計24種類の組み合わせからデザインを選べる。価格は980円(税込)

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「グロー・ハイパー」よりブースト時の加熱温度が10℃高くなった

「グロー・ハイパー・プラス」は一見しただけでは、「グロー・ハイパー」からデザイン以外の変化はよくわからない。機能的に変わったのは、「グロー・ハイパー」の加熱温度が「通常250℃/ブースト260℃」だったところ、「グロー・ハイパー・プラス」では「通常250℃/ブースト270℃」と、ブースト時のみ10℃アップされたということだけである。何とも微妙な変化だ。

ただ、この流れはある程度予測できた人も多かったのではないだろうか。「グロー・ハイパー」以前の細身スティック使用の「グロー・プロ」が、「通常250℃/ブースト280℃」という加熱温度だったからだ。ただ、今回もてっきり280℃で来るのかと思いきや、270℃だったわけだが。

高さと幅はわずか1mmだけ大きくなり(重要は5g増)、デザインはブラック、ゴールド、ブルー、ホワイトのボディカラー4種類と、パネル(カラー6種類)による計24種類の組み合わせが選べるようになった。ただ、「アイコス」のようにマグネットで簡単に交換可能なわけではなく、購入時に選んだ組み合わせが固定になるので注意したい。

左が「グロー・ハイパー」で右が新製品「グロー・ハイパー・プラス」

左が「グロー・ハイパー」で右が新製品「グロー・ハイパー・プラス」

並べると、「グロー・ハイパー」では最厚部と最薄部に差があったのに対し、「グロー・ハイパー・プラス」ではフラットになったことがわかる

並べると、「グロー・ハイパー」では最厚部と最薄部に差があったのに対し、「グロー・ハイパー・プラス」ではフラットになったことがわかる

細かいところでは、電源ボタンのLEDが途切れのない円形になった。機能は同じだ

細かいところでは、電源ボタンのLEDが途切れのない円形になった。機能は同じだ

フラットになった分、手からすべり落ちやすいかも。見た目の重厚感は増した気がする

フラットになった分、手からすべり落ちやすいかも。見た目の重厚感は増した気がする

「グロー・ハイパー・プラス」で「neo Origins」シリーズ3種を吸ってみた

それでは、タイミングを同じくして生まれ変わった専用スティック「neo Origins」シリーズ7種のうちから3種を、「グロー・ハイパー・プラス」で味わっていこう。

使い方も「グロー・ハイパー」とまったく同じだ

使い方も「グロー・ハイパー」とまったく同じだ

はちみつ由来の甘みは好みが分かれそう「ネオ・タバコ・オーク・スティック」

すでにオンライン限定で発売されていた、甘めのローストレギュラー「ネオ・タバコ・オーク・スティック」。通常モードでは吸ったことがあり、そのクセの強いロースト感と樹木的な味わいは知っているが、270℃ブーストは初めてである。

通常モードで吸うと、濃厚だがいささか強めの香料が賛否の分かれそうな味だ。岐阜県加工のはちみつを使用して甘みを強めているのだが、これがベイプ用リキッドの「タバコ味」のような微妙な味を生み出してくる。

そして、吸っている間の本人はそれほど強く感じないのだが、周囲は強くニオイを感じやすい。吸い終わってみると当人にとっても、けっこうニオイがきついのだ。

では、ブーストモードで吸ってみよう。今度はのど奥がヒリッとするような辛味がシャープに刺激してくる。甘味がほどよく飛んで、煙感のある辛めの紙巻きタバコに近い味わいになるのはよいのだが、油断するとむせるくらいキツめである。そしてやはり、吸い殻はくさい。また、はちみつのせいだろうか、デバイスに汚れが付着しやすいようだ。

ブーストをかけたほうがクセはおとなしくなる

ブーストをかけたほうがクセはおとなしくなる

おいしくなった強烈カプセルメンソール「ネオ・フリーズ・メンソール・ スティック」

次に、国産ミントに変更となった「ネオ・フリーズ・メンソール・ スティック」。冷感タイプのメンソールがより上品な味わいになったようだ。通常モードでは爽やかクールな王道メンソールタイプ。吐き出した時の蒸気がまろやかに感じる。カプセルメンソールタイプなので、カプセルをつぶすと、今度はスースー感に奥行きが加わって、深い味わいとなる。

ブーストモードでは刺激が一気に強めになった。のど奥を直撃するシャープな冷感メンソールは目が覚める。そして、問題のカプセルメンソール。つぶしてみると、のど奥をひりつかせるほどのダイナミックなメンソール感で、油断していると目玉が飛び出しそうなくらい激しい。これはすごい。タバコ感と清涼感が一気に強くなる。

確実においしくなった冷感メンソール

確実においしくなった冷感メンソール

フィルターの電源アイコンを押しつぶして味変する、「グロー」のお家芸であるカプセルメンソール搭載

フィルターの電源アイコンを押しつぶして味変する、「グロー」のお家芸であるカプセルメンソール搭載

濃厚なジューシー感で刺激も強め「ネオ・ブリリアント・ベリー・スティック」

最後は、ブルーベリーの香りに福岡産のイチゴの香りをブレンドして仕上げた、パープル系メンソールの「ネオ・ブリリアント・ベリー・スティック」。通常モードでは芳醇なグレープ感が味わえて、カプセルメンソールをつぶしたあとは魅惑のワイン的な濃厚な味わいにチェンジとなる。

それをブーストモードで味わうと、それらの輪郭が一気に3Dになって飛びかかってくる印象だ。濃厚極まるジューシー感で、刺激もまた強い。

すごいと思うのだが、日常的に味わうにはちょっと個性が強すぎて飽きてしまいそうな気がする

すごいと思うのだが、日常的に味わうにはちょっと個性が強すぎて飽きてしまいそうな気がする

より刺激を求める人限定でアリな「グロー・ハイパー・プラス」

1番気になるのは、「グロー・ハイパー」ユーザーが「グロー・ハイパー・プラス」に乗り換えるべきかどうかだろう。結論から言えば、よほど限界まで刺激を求めるタイプでない限り、「グロー・ハイパー」を使い続けても問題ないと思う。ブーストモードの加熱温度以外、味に影響する変化はないからだ。

「グロー・ハイパー」でもっぱら通常モードを使用している人なら、同温度なのでまったくスイッチする必要がない。筆者も喫煙時間が4分から3分に縮まってしまうブーストモードは多用しないので、「グロー・ハイパー・プラス」にする必然性は感じなかった。

ただ、究極の刺激を求めたい、アイコスとはまた違うシャープな短期決戦の喫味を求めるというのなら、「グロー・ハイパー・プラス」のブーストモードは大きな価値がある。のどが弱い人は避けたほうがいいくらい、ひりつく刺激感が得られるからだ。

ちなみにこの「グロー・ハイパー・プラス」は、掟破りに近い1,000円切りのコストパフォーマンスを誇る。専用スティックを「ケント・ネオスティック」シリーズ(480円)で運用すれば、予算的には最低額(2021年1月現在)の加熱式タバコ環境が手に入ることになるということも覚えておきたい。

※本記事は喫煙を推奨するものではありません。ご利用にあたっては、健康リスクなどをご考慮のうえ、注意・マナーを守ってご使用ください。

清水りょういち

清水りょういち

元「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」編集長。今はめおと編集ユニット「ゲッカヨ編集室」として活動。家電や雑貨など使って楽しい商品のレビューに命がけ!

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