本連載「ガンプラカレンダー」は、今月発売されるガンプラの新製品がひと目で把握できる発売日カレンダー。
MS(モビルスーツ)の1/60スケールとなるPG(パーフェクトグレード)、1/100スケールのMG(マスターグレード)、1/144スケールのHG(ハイグレード)やRG(リアルグレード)のキットを中心に、毎月最新情報をお届けする。
2021年4月に発売されるモデルの中で注目は、映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の主人公機!
※本記事の価格表記はすべて税込価格
反地球連邦政府運動「マフティー」が「アデレード会議」襲撃のために準備した、「アナハイム・エレクトロニクス社」製の第5世代MS。「ペーネロペー」の姉妹機に当たるが、機体内蔵型の「ミノフスキー・フライト・ユニット」を実装している点については、より画期的技術が投入されていると言える。頭頂高は26mを超え、腕部も標準的なMSサイズよりもかなり大型化しており、「ガンダム」の名を冠してはいるものの、異形なシルエットが際立たったMSだ
2021年5月7日に公開される映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の主人公機である「Ξ(クスィー)ガンダム」をプラモデル化。メカニックデザイナー、カトキハジメ氏の最新画稿により、劇中では26mを超える大型MSを1/144スケールで徹底再現している。
キットの全高は約18cm。大型パーツには、裏面のディテールなどで密度感やボリューム感を演出
ボディ背面のウイングや、脚部側面のブレード、「ミノフスキー・フライト・ユニット」の展開可動を再現可能。また、脚部や大型パーツの変形により、「MSフォーム」から「フライト・フォーム」への変形も行える。
「MSフォーム」。シールドを装備させる際は、腕の6角形のフタパーツを外し、シールドのボール軸を取り付ける
「フライト・フォーム」。なお、「ビーム・サーベル」を「ミノフスキーフライト」から取り外す機構を再現している
なお、本モデルとライバル機「ペーネロペー」がセットになった豪華仕様(17,380円)も同時発売。「ファンネル・ミサイル」や「ファンネルエフェクト」のパーツが同梱される。
以下、そのほかの新製品を紹介していこう。
「地球連合軍」の量産MS。前大戦後期より投入された「ダガー」の改良型であり、武装面などが強化されている。「ストライクダガー」との最大の違いは、「ストライカーパック」を装備できる点にある
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」より、量産機「ダガーL」を新規造形で初プラモデル化。複数機集めたくなる、「簡単組み立て」&「換装ギミック」を採用している。また、同一規格の装備換装システム「ストライカーパックシステム」を採用しており、別売の「ジェットストライカー」や「エールストライカー」の装備にも対応。
「ザフト軍」の主力量産型MS。さまざまな武器を装備できる汎用性の高い機体だ。地球においては、気候や地形に応じたバリエーションが存在する
「機動戦士ガンダムSEED」より、コズミック・イラの量産機「モビルジン」がMGで登場。別売の「MG 1/100 ガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)」と同規格の「Z.A.F.T.フレーム」を内蔵しており、実際の工業製品のように、ほかのMSと共有可能な量産機特有のデザインを表現している。シャープな刀形状を再現した「重斬刀」のほか、精密なパーツ分割によるミサイルの色分けがされた「3連装短距離誘導弾発射筒(ミサイルポッド)」などの武装が付属。
●画像の一部は、試作品、または開発中の設計データを使用したCG
(C)創通・サンライズ
月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。