レビュー
最初から汚し塗装済み!

驚くほどガンプラに合う! "破壊された建物"のプラモデルでディスプレイが楽しくなる

ガンプラをいい感じに飾りたい

これまで数え切れないほどのガンプラを組み立ててきましたが、頭を悩ませているのがそのディスプレイ方法。できれば劇中のような背景のもと、飾ったり写真を撮ったりしたいのですが、自分でジオラマを作るのはかなりハードルが高いです。
しかし、いいものを見つけました。

塗装済み情景プラモデル「ジオコレ・コンバット」シリーズです

塗装済み情景プラモデル「ジオコレ・コンバット」シリーズです

こちらは、戦場をモチーフにした“情景”のプラモデル。こういった戦場の情景ジオラマとなれば、本来は戦車などの模型に最適かと思いますが、戦車模型の標準スケールは1/35が主流です。しかしこのキットは1/144スケール。なぜでしょうか?
というのも、販売元の「トミーテック」は、鉄道模型「Nゲージ」で人気のメーカー。Nゲージのジオラマキットシリーズは1/150が標準スケールで、実はこの商品も1/150スケールのパーツを流用して構成されています。ただ、架空の建物ということで、1/144スケールとして商品化されているとのこと。

さて、1/144スケールと聞いたら……そう、ガンプラのHGシリーズですよね。この「ジオコレ・コンバット」シリーズとガンプラを合わせてみたら相性抜群だったのです!

リアルな崩れ方と断面のボロボロ具合がすごい!

「ジオコレ・コンバット」シリーズはラインアップが豊富ですが、今回はその中から、筆者が持っている3製品をご紹介します。まずは、先ほどパッケージ写真をお見せした「破壊されたビルB」から。

これでパーツすべてです(砂も付属品)。小さながれきパーツやフロアパーツはニッパーで切り離す必要があります

これでパーツすべてです(砂も付属品)。小さながれきパーツやフロアパーツはニッパーで切り離す必要があります

完全塗装済み、かつ汚し塗装で断面などの“壊れた感”が演出されています

完全塗装済み、かつ汚し塗装で断面などの“壊れた感”が演出されています

完成サイズ: 幅120×奥行70×高さ90mm建物実寸サイズ:幅17×奥行10×高さ13m

完成サイズ: 幅120×奥行70×高さ90mm
建物実寸サイズ:幅17×奥行10×高さ13m

「破壊されたビルB」は3階建ての建物で、半分以上が破壊された構造になっています。組み立ては簡単で、台座に大きな側面パーツを組み合わせ、破壊されたフロア部分を取り付ければ完成。屋上の小さな扉付きの入口部分は接着剤が必要になりますが、ほかはスナップキットのようにはめ込むだけで組み立てられました。ただ、より安定させたいなら接着剤を使ったほうがいいと思います。

さて、実際にガンプラと組み合わせてみましょう。

市街戦に似合いそうな「HGAC ガンダムヘビーアームズ」を用意しました。サイズ感の参考になりますでしょうか

市街戦に似合いそうな「HGAC ガンダムヘビーアームズ」を用意しました。サイズ感の参考になりますでしょうか

ビル越しの射撃シーンなど、これだけでかなり映えるジオラマになります

ビル越しの射撃シーンなど、これだけでかなり映えるジオラマになります

続いては「HGUC ガンダムEz-8」を飾ってみましょう。やはり市街戦といえば、「08小隊」や「0080ポケットの中の戦争」に登場するガンプラが合っていると思うのですよ。

「タミヤウェザリングマスター」でゴリゴリに「Ez-8」を汚して雰囲気を合わせました。もちろん相手は宿敵「HGUC グフカスタム」!

「タミヤウェザリングマスター」でゴリゴリに「Ez-8」を汚して雰囲気を合わせました。もちろん相手は宿敵「HGUC グフカスタム」!

やられてビルに倒れ込んで破壊される! みたいなシチュエーションも!

やられてビルに倒れ込んで破壊される! みたいなシチュエーションも!

戦車のジオラマなどにも使える「破壊されたビルC」

続いては「破壊されたビルC」です。こちらは5階建ての建物で、「破壊されたビルB」より大きめのキットになっています。また、2つ購入してより大きなビルを再現することも可能。

「破壊されたビルC」

「破壊されたビルC」

完成サイズ:幅210×奥行105×高さ145mm<br>建物実寸サイズ:幅30×奥行15×高さ21m

完成サイズ:幅210×奥行105×高さ145mm
建物実寸サイズ:幅30×奥行15×高さ21m

こちらも接着剤なしで組み立てられましたが、表の看板などは接着剤を使ったほうがいいですね。

裏側です。フロアが大きく使えるので戦車などを飾るのにもよさそう。写真の戦車は「30MM」シリーズの「エグザビークル(タンクVer.)」

裏側です。フロアが大きく使えるので戦車などを飾るのにもよさそう。写真の戦車は「30MM」シリーズの「エグザビークル(タンクVer.)」

「破壊されたビルB」と並べることでより雰囲気を出せます

「破壊されたビルB」と並べることでより雰囲気を出せます

先ほどの「Ez-8」と「グフカスタム」の市街戦をジオラマで再現

先ほどの「Ez-8」と「グフカスタム」の市街戦をジオラマで再現

より雰囲気のある飾り方や撮影ができます

より雰囲気のある飾り方や撮影ができます

ビルの配置を変えて、ビルBの天井部を落としてみました。パーツを接着しないでおくとこういう変化も付けられるメリットがあります

ビルの配置を変えて、ビルBの天井部を落としてみました。パーツを接着しないでおくとこういう変化も付けられるメリットがあります

リアルな塗装とがれきパーツの豊富さが魅力の「破壊された工場」

最後は「破壊された工場」です。今回紹介した3商品の中で一番大きく、また付属パーツも最多。鉄骨パーツなどの組み立てには接着剤が必須となっています。

「破壊された工場」

「破壊された工場」

パーツは多め。鉄骨などのパーツに加え、がれき用のトタン屋根パーツなども豊富です

パーツは多め。鉄骨などのパーツに加え、がれき用のトタン屋根パーツなども豊富です

鉄骨パーツも汚し塗装がされており、リアルな質感が再現されています

鉄骨パーツも汚し塗装がされており、リアルな質感が再現されています

完成サイズ:幅150×奥行210×高さ100mm<br>建物実寸サイズ:幅21×奥行30×高さ15m

完成サイズ:幅150×奥行210×高さ100mm
建物実寸サイズ:幅21×奥行30×高さ15m

正面の、ツタがからみついた塗装などもかなりリアル。屋根は吹き飛んだ設定になっているようで、クレーンの残骸などのパーツも付属しています。作り手次第で全パーツを使ったり、一部パーツだけで組み立てたりと、自由度が高いのも魅力。土台部分が大きく広いので、ガンプラなどの格納シーンにも使えそうですね。

工場をぶち破って登場しそうなヘビーアームズ。サイズ感がピッタリなので雰囲気が出ます

工場をぶち破って登場しそうなヘビーアームズ。サイズ感がピッタリなので雰囲気が出ます

戦車格納シーンなどもいいですよね。写真では、本来4つ付属している屋根トラスパーツを2つのみ使用しています

戦車格納シーンなどもいいですよね。写真では、本来4つ付属している屋根トラスパーツを2つのみ使用しています

そして、「格納場所から登場」といえばもちろんこのガンダム!

そして、「格納場所から登場」といえばもちろんこのガンダム!

ガンプラではなく「ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.」シリーズの「ガンダムNT-1 アレックス チョバム・アーマー装備」を配置してみました。スケール的にはこちらもぴったり

ガンプラではなく「ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.」シリーズの「ガンダムNT-1 アレックス チョバム・アーマー装備」を配置してみました。スケール的にはこちらもぴったり

「ポケ戦」でのガンダム登場シーンをこんな感じで再現できます

「ポケ戦」でのガンダム登場シーンをこんな感じで再現できます

同シリーズの「ケンプファー」を使って。「アレックス」との初バトルシーンを演出

同シリーズの「ケンプファー」を使って。「アレックス」との初バトルシーンを演出

ガンプラ向けに作られたのでは?と思うほど相性抜群

実売価格2,000円前後のキットで、ここまでリアルな塗装、そして破壊感を楽しめる情景ジオラマシリーズはめったにないのではないでしょうか。実用性、汎用性、そしてお手軽さが半端なく、特にガンプラを飾っている方にはうってつけの商品だと思います。
今回紹介した3製品が含まれる「破壊された建物」シリーズのほかにも、「戦場の建物」、「戦禍のコンビナート」シリーズなど、破壊個所はないものの、戦争映画でよく見るような建物のラインアップが揃っています。

今回の3商品を並べて。単体でも魅力ありますが、複数並べて飾ってジオラマを作るのが楽しいです

今回の3商品を並べて。単体でも魅力がありますが、複数並べて飾ってジオラマを作るのが楽しいです

このキットは完成形の正解がなく、自分で工夫して楽しむというところも魅力です。自分でさらにウェザリングを施してみたり、パーツの一部を壊してみたりと、一緒に飾るガンプラやシチュエーションに合わせて変化させるのもまた楽しみです。飾り方の幅が広がるおもしろいキットなので、今後のガンプラ紹介などでもちょくちょくお目見えするかもしれません。

特に地上戦が印象深いモビルスーツの紹介の際には使いたいキットですね

特に地上戦が印象深いモビルスーツの紹介の際には使いたいキットですね

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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