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楽器を始めるなら“手軽系”キーボードに注目! プレゼントにもちょうどイイ

昨今、ステイホーム中にできる新しい趣味として、「何かしらの楽器を始めたい」と思う人が増えているようです。そこで今回は、さまざまな楽器ジャンルの中でも比較的手が出しやすい鍵盤楽器「電子キーボード」をフィーチャー。数千円台から購入できる“手軽系”のキーボードを軸に、その魅力をご紹介していきましょう。大人の趣味としてはもちろん、初めて楽器に触れるお子さんへのプレゼントにもピッタリです!

楽器を始めるなら“手軽系”キーボードにご注目

電子楽器における「キーボード」という名称は、広義には、電子ピアノやシンセサイザーを含む鍵盤楽器全般をさす場合もあります。しかしここでは、一般的に言う家庭向けの簡素な電子鍵盤楽器「ファミリー・キーボード」を取り上げます。

キーボードは、本体に内蔵される電子サウンドを鳴らす電子鍵盤楽器で、ほとんどの製品が本体にスピーカーを搭載しているので、単体で音を鳴らせます。製品によって、搭載される鍵盤の数が異なっており、製品としては61鍵〜77鍵を搭載するキーボードが多く、どの製品も本体サイズを極力コンパクト化しているのが特徴。なかにはフルサイズのピアノと同じ88鍵を搭載する本格派の製品もありますし、逆に少ないものでは32鍵くらいしか搭載しないミニサイズのキーボードもあります。

なお、簡易的な鍵盤楽器なので、電子ピアノなどと比べると重厚な演奏表現は難しいです。ただ、シンセサイザーに通じる簡易的な演奏機能を搭載する製品が多いので、内蔵する音色を切り替えたり、さまざまなリズムを鳴らしてみたり、とにかくカジュアルに音楽を演奏して遊べます。この「気軽さ」が、楽器を始めるファーストステップとしてキーボードに注目したい理由です。

リビングのテーブルや書斎のデスクなど、普段生活している空間にも無理なく置いて演奏を楽しめる、61鍵盤サイズのキーボード

リビングのテーブルや書斎のデスクなど、普段生活している空間にも無理なく置いて演奏を楽しめる、61鍵盤サイズのキーボード

▼手ごろな価格帯&サイズを実現&ヘッドホンが使える

楽器を始めるときにネックとなるのが、楽器自体の「価格帯」や「サイズ」、そして「演奏する場所がない」といった問題です。いつまで続くかわからない趣味に、いきなり多額の投資をするのは躊躇しますし、大型サイズの楽器を置いておくスペースを確保するのも大変。また、ちょっとした趣味のために自宅を防音仕様にするのも簡単ではありません。そう考えると、思い立ってすぐ始められる楽器って、ちゃんと選ばないといけないんですよね。

そんな中、キーボードは安いものなら数千円台からラインアップされていますし、ボリュームゾーンの61鍵盤くらいの製品だと本体の横幅90cm前後のモデルが多く、持ち出すことができたり、使わないときは壁に立てかけておくこともできます。また、キーボードに限らず電子楽器の多くはヘッドホン/イヤホンを接続できるので、室内が防音仕様になっていなくても気にせず気軽に演奏することができます。

コンパクトで電池駆動できるモデルなら、こんな風にゆるい体勢でも弾けます。ふと時間ができたときの気晴らしに、片手で手軽に音を鳴らせるのがイイ

コンパクトで電池駆動できるモデルなら、こんな風にゆるい体勢でも弾けます。ふと時間ができたときの気晴らしに、片手で手軽に音を鳴らせるのがイイ

▼鍵盤楽器は全音・半音の関係と音階が見た目でわかりやすい

また、これは鍵盤楽器全般がそうですが、左から右に向かって音が高くなっていく設計で、白鍵と黒鍵によって全音と半音の関係がビジュアル的に把握しやすくなっています。つまり、音階を見た目で理解しやすいという利点があるのです。なので、子供が初めて触れる楽器としてもイイですし、大人になってから改めて勉強しなおすという点でもわかりやすくてよいのではないでしょうか。

鍵盤楽器では、隣り合う白鍵同士の関係が全音、隣り合う白鍵と黒鍵の関係が半音と、見た目にもわかりやすく並んでいます。なお、「ミとファ」や「シとド」は白鍵同士ですが、半音同士の関係になりますよね。これも、「白鍵同士だけど黒鍵が間に入らないので音としては半音しか差がない」というのが、ビジュアル的に理解しやすいです

鍵盤楽器では、隣り合う白鍵同士の関係が全音、隣り合う白鍵と黒鍵の関係が半音と、見た目にもわかりやすく並んでいます。なお、「ミとファ」や「シとド」は白鍵同士ですが、半音同士の関係になりますよね。これも、「白鍵同士だけど黒鍵が間に入らないので音としては半音しか差がない」というのが、ビジュアル的に理解しやすいです

▼電子ピアノやシンセサイザーとの違いは?

ちなみに、先ほどからも少し名前が出ていますが、内蔵される電子サウンドを鳴らす電子鍵盤楽器としては、「電子ピアノ」や「シンセサイザー」と呼ばれるものもありますよね。こちらについても簡単に解説しましょう。いずれも、ここでご紹介しているファミリー・キーボードより本格的な仕様を備えるのですが、その方向性が異なります。

まず電子ピアノは、昔からある「本物のピアノ」(アコースティックピアノ)の再現を目指して開発されている電子楽器です。アコースティックピアノと同じタッチの本格的な鍵盤を搭載していたりして、アコースティックピアノの持つ「演奏性」や「音質」の再現に重きを置いており、ピアノの練習に使えるクオリティを追求しています。キーボードに触れて、本格的なピアノ演奏に興味が湧いたら、次は電子ピアノにステップアップするのがよいでしょう。

電子ピアノは電子楽器なのでさまざまな音色を搭載しており、多彩なサウンドを切り替えて演奏できるのも魅力。ただ演奏するだけではなく、録音機能を搭載する製品などもあります。しかし、いずれも強みとしているのはアコースティックピアノのクオリティ再現です

電子ピアノは電子楽器なのでさまざまな音色を搭載しており、多彩なサウンドを切り替えて演奏できるのも魅力。ただ演奏するだけではなく、録音機能を搭載する製品などもあります。しかし、いずれも強みとしているのはアコースティックピアノのクオリティ再現です

対してシンセサイザーは、電気的に音声を合成することができ、作曲やアレンジを行える鍵盤型マシーンといった存在です。アコースティック音色からエレクトリックなサウンドまで、多数の音色がプリセットされているのが特徴で、周波数や波形をさせて音色を大幅に変化させ、さまざまなサウンドを作る「創造性」に特化していると言えます。

音楽制作を楽しめるシンセサイザーは、レコーダーやシーケンサー、サンプラーなど多彩なワークステーション機能を持っています。ちなみに画像はコルグの「EK-50」。約5万円で買えるベーシックモデルで、「初めてのシンセサイザー」にピッタリなモデルです

音楽制作を楽しめるシンセサイザーは、レコーダーやシーケンサー、サンプラーなど多彩なワークステーション機能を持っています。ちなみに画像はコルグの「EK-50」。約5万円で買えるベーシックモデルで、「初めてのシンセサイザー」にピッタリなモデルです

先ほども少しご紹介しましたが、ここで取り上げているファミリー・キーボードも、簡易的ながらさまざまな音色やリズム等を搭載し、簡単なシンセ機能で音楽をアレンジする楽しみを味わえるものが多いです。ひとまずキーボードを使ってみて、こういったサウンドメイクに興味が湧いたら、もっと機能性の高いシンセサイザーにステップアップするのがよいですね。

2万円までで買える“手軽系”キーボード

ここからは、価格.comで販売中のキーボードの中から注目製品をご紹介します。価格帯としても手軽な、2万円までで買えるモデルをピックアップしてみました。

▼カシオ「ミニキーボード SA-76」

価格.comでの最安価格約5,000円(2021年12月14日時点)という、とにかく手軽な44鍵ミニキーボード。10年以上にわたって売れているカシオの超ロングセラーモデルです。小さくて安いのに、シンセに通じる機能をしっかり搭載しているのが魅力。内蔵音色は100種類、内蔵リズム数は50パターン、内蔵曲は10曲。叩いて楽しい音が鳴る5種類のドラムパッドも付いているほか、内蔵曲をレッスンできるメロディーオフ機能も装備しています。なお、本機と同じ機能性で、鍵盤数を32鍵にコンパクト化した「SA-46」もラインアップしているので、合わせてチェックしてみてください。

▼ヤマハ「Remie PSS-E30」

子供向けに開発されたかわいらしい37鍵キーボード。5歳前後の子供を対象とした製品ながら、ヤマハのコンパクトシンセ「reface」シリーズと同等の「HQ Mini鍵盤」を搭載し、れっきとした「楽器」として開発されています。ピアノのほか、ギターやアコーディオンなど47種類もの楽器音色が搭載され、「動物の鳴き声」や「乗り物の音」といった74 種類もの効果音、30種類の内蔵曲も搭載。さらに音感を育てる「音当てクイズ」などの機能も備えており、子供と一緒に大人も遊べるのがポイントです。また、本機と同じ基本構造ながら、大人の男性ユーザー向けのデザインと機能性を備えるモデル「PSS-A50」もラインアップしているのでこちらも要注目。

▼ヤマハ「piaggero NP-12B」

ヤマハのピアノサウンドを手軽に楽しめる1台として開発された61鍵キーボード。ヤマハのコンサートグランドピアノからサンプリングした音源を搭載し、自然なサウンドの再現にこだわっています。ピアノをイメージしたボックス型鍵盤は、タッチレスポンス機能にも対応しており、弾く強さに合わせて音の強弱や微妙なニュアンスを表現できます。また音域によって段階的にタッチが変化する「グレードソフトタッチ」も採用し、やさしいキーボードのタッチでありながら自然な弾き心地を実現します。

▼カシオ「Casiotone 光ナビゲーションキーボード LK-320」

鍵盤が光って弾くところを教えてくれる、カシオの「光ナビゲーションキーボード」シリーズの1台です。本体には人気のアニメ曲や世界の童謡など多彩な120楽曲を内蔵しており、曲を再生すると、メロディーに合わせて鍵盤が赤く光って弾く場所を教えてくれます。楽譜が読めなくても、「自分で弾ける」体験を味わえるのがポイント。指1本で弾くことができる「らくらくモード」も搭載していますし、やさしいピンク色のカラーリングもかわいらしいので、初めて鍵盤楽器に触れる子供にピッタリ。

▼onetone「OTK-61S」

ボックス型の61鍵キーボードに、椅子、スタンド、ヘッドホンも付属するお得なオールインワンセット。ピアノのほか、管楽器やギター、民族楽器にシンセサウンドまで、さまざまな楽器をイメージした音色を300種類も内蔵しています。加えて、さまざまな音楽ジャンルのリズムパターンを合計300種類搭載。ピッチベンドも備えており、シンセに通じる機能性を楽しめます。本体カラーはブラックとホワイトの2色から選択可能。

▼TAHORNG「ORIPIA88」

フルサイズのピアノと同じ88鍵盤を搭載するモデルですが、その大きな特徴は、強靱な樹脂と独自の折りたたみメカニズムを採用した接合部により、鍵盤をなめらかに折りたためること。本体にはスピーカーとバッテリーを内蔵し、屋外に持ち出して演奏できます。キーボードというよりは「折りたためる電子ピアノ」という位置づけの製品ですが、USB接続のMIDIキーボードとして使用できる機能性も備えているのがポイント。製品にはサスティンペダルも標準で付属しています。内部にはピアノやシンセサイザー、オルガン、バイオリン、サックス、オーケーストラなど128音色を搭載しており、さまざまなサウンドに切り替えて演奏を楽しめます。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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