特別企画

お手軽&お手ごろマルチエフェクターは今が買いどき! イイ意味で煮詰まってる

その発展期には、エフェクター界の話題の中心にあった「マルチエフェクター」。しかしコンパクトペダルの復権、従来のマルチエフェクターを超えるハイエンドなマルチプロセッサーシステムの登場などによって、今やその影は薄れてしまっているような……。

実際、現在のお手軽でお手ごろなマルチエフェクターは、進化が一段落して、機能も価格も安定しています。いわゆる「枯れた」ジャンルになっているわけですが……いや、それってむしろ買いときなのでは!? そこで、1万円未満で購入できる「お手軽&お手ごろマルチエフェクター」に改めて注目してみよう! というのが今回の企画です。

お手軽&お手ごろマルチは話題性低下気味……だからこそ買いどき!

マルチエフェクターとは、1台のエフェクターに複数のエフェクトを搭載するもののこと。これ1台あれば、ギターの多彩な音作りに対応できるのが魅力です。

……が、近年のギターエフェクターの世界では、一点突破の単機能コンパクトペダルを複数組み合わせたペダルボードか、高度なアンプシミュレーターを含むハイエンドなマルチプロセッサーの注目度が高いように感じられます。後者を基本に、ピンポイントでコンパクトペダルを組み込んだシステムもよいですよね。ベーシックなサウンドは「Fractal Audio Axe-Fx」や「LINE6 Helix」で作り込んでおいて、ここぞのファズだけ単品の「Big Muff」とか!

……ってもしかして、ごく普通のお手軽&お手ごろマルチエフェクターの影、薄くなってる!? 「これだけ持ってけばイイから楽だよねー」とか「いつの間にかすごく安くなってるし、まずはこれだけ買っとけばなんとかなるんじゃね?」的なお手軽&お手ごろマルチエフェクターに、注目が集まる機会が減ってしまっているような……。

その理由としては、「お手軽マルチは製品ジャンルとして完成の域に達し、革新的な新製品が登場することは少なくなった」ということがあげられるでしょう。機能的にも価格的にも熟成が進んだ結果、現状からジャンプアップするような新製品は登場しにくくなったのです。すると話題にも登りにくくなってしまいますよね。

ん? でもそれって逆に「買いどき」なのでは? お気楽&お手軽さが極まっているうえに、「自分が買ったすぐあとに画期的で激安な新製品が発表された……」みたいな悲劇も起こりにくいわけですからね。実際、価格.comのエフェクター人気売れ筋ランキングを眺めた感じでも、特別な注目を集める機会は減っていても、売れ行き的には堅調なようです。

価格.comエフェクターカテゴリーの売れ筋ランキング上位に入っているモデルはマルチエフェクター多し!(2022年1月14日時点)

価格.comエフェクターカテゴリーの売れ筋ランキング上位に入っているモデルはマルチエフェクター多し!(2022年1月14日時点)

よし、買おう!

というわけで今回は、価格帯としてはおおよそ「1万円未満」を目安に、サイズも価格もお手軽&お手ごろなマルチエフェクター4製品をピックアップ。じっくりコトコト煮詰められて完成の域にいたった、これらの製品の魅力を徹底紹介していきたいと思います。さっそく行ってみましょう!

【1】お手軽マルチの代名詞! ZOOM「G1 FOUR」「G1X FOUR」

まずは1機種目。お手軽マルチといえばZoom! 1990年代初頭、当時のBoss等の製品と張り合える機能を備えた製品をより手ごろな価格で提供し、マルチエフェクターの価格に革命をもたらしたのがZoomです。当時の学生にとって「Bossはムリだけど、Zoomならマルチエフェクターが買える!」というありがたい存在でした。近年には、相川七瀬さん「夢見る少女じゃいられない」などのディストーションが、実は当時のZoomマルチで作られていたことも話題になったりしましたね。懐(なつ)い!

そのZoomは現在も変わらず、お手軽マルチのトップランナー。現在、同社のラインアップにおけるお手軽部門代表は「G1 FOUR」と「G1X FOUR」です。

Zoom G1 FOUR

Zoom G1 FOUR

Zoom G1X FOUR

Zoom G1X FOUR

G1 FOURが基本モデルで、それのエクスプレッションペダル付きバージョンがG1X FOUR。後者はお値段も大きさも少しアップしますが、その代わりボリュームやワウ、ピッチベンドなどをペダル操作できるわけです。また、型番「B1 FOUR」「B1X FOUR」という、ベース用マルチも用意されています。

さて、まず気になるのは、搭載されるエフェクトやアンプシミュレーターの種類ですが……「有名ブティックペダルのモデリングを含む60種類以上のギターエフェクト」「実在モデルを忠実にエミュレートした、13種類のアンプ/キャビネットモデル」となっておりまして、ここでは紹介しきれないほど充実しています。詳しくは下記のサポートページを参照してみてください。

○サポート|エフェクトタイプとパラメーター
https://zoomcorp.com/documents/942/J_G1FOUR_FX-list.pdf

おおまかには、「普通に必要なエフェクトは完全網羅したうえで、普通じゃないエフェクトも相当数」みたいな認識で大丈夫です。「Fuzz Face」を収録しないいっぽうで、「TB MK1.5」を収録するようなマニアックさもありつつ、ベーシックなところは確実に押さえてある安心のラインアップ。そのうえで、たとえば「Bomber:爆発音を発生させるエフェクトです」みたいな、一発ネタ的エフェクトも取り揃えられています。

注意点として、上記リンク先リストにあるうちのいくつかは、出荷時には本体にインストールされておらず、あとからPCアプリ「Guitar Lab」でインストールする必要があります。と言うのも、どうやらエフェクトの数が多すぎて、本体の限られたメモリー容量には収まりきらなかったようなんです。なので、購入後には自分に必要なエフェクトを取捨選択して、本体に残す作業が必要になるかも。でもそうやって使い込んで、使いやすく育てていくのも、マルチ独特の楽しさかもしれません。

▼ディスプレイの中にペダルを並べて音色エディット

しかしこのマルチの売りは、エフェクトの豊富さよりも、それらのエフェクトを組み合わせての音色エディットのやりやすさ、操作方法のわかりやすさのほうかもしれません。

この画面とボタンを見ただけで、操作方法が何となく想像できたりしませんか? その想像でたぶん正解!

この画面とボタンを見ただけで、操作方法が何となく想像できたりしませんか? その想像でたぶん正解!

1)ディスプレイには1〜5番までのエフェクトを並べられる
2)それに対応する1〜5番までのボタンを押して番号を選び、そこに置くエフェクトを左右フットスイッチで決める
3)各エフェクトのパラメーターを1〜4のノブを動かして調整する

ディスプレイの中にペダルを並べることができて、画面の中のペダルのノブと本体のノブが連動するようなイメージですね。あとはそうやって作成したパッチメモリーを、左右フットスイッチ等で切り替えながら演奏するわけです。マルチエフェクターとしての基本はそんなところですが、こちらの製品は+α的な要素も充実。

●アウトプット端子はヘッドホンアウト兼用
●チューナー機能
●最長30秒のフレーズを録音できるルーパー機能
●ルーパーと同期再生できる68種類のリズムパターン機能
●DAPなどを接続してその音楽に合わせて演奏できるAUX IN端子
●PC/Mac用アプリ「Guitar Lab」
●単3乾電池×4本、専用9Vアダプター、USBバスパワーで駆動

派手めな話としては「このペダルだけでリズムにループを重ねていくソロパフォーマンスみたいなこともできちゃう!」わけですが、地味な話としては電源周りの利便性も要注目ポイント。

充実の背面端子

充実の背面端子

まず単3乾電池は入手が容易。電池切れの際はコンビニ等ですぐに確保できます。専用9Vアダプター「ZOOM AD-16」の仕様はDC9V/500mA/センターマイナスですから、つまりエフェクター用としては一般的な電源アダプターが使えるということです。micro USB端子からの電源供給については特に細かな指定はないので、一般的なUSB電源アダプターやモバイルバッテリーでの動作が期待できます。これだけの選択肢があれば、自宅でも出先でも普段でもトラブル時でも、電源確保に困ることはないでしょう。

どこを見ても目立った弱点はなく、そしてとにかく使いやすい! さすがZoom、見事な完成度です。

【2】実はお手軽マルチも強い! VOX「STOMPLAB 1G」「STOMPLAB 2G」

英国の名門アンプブランドVOXは、実はお手軽アイテムにも力を入れています。ヘッドホンギターアンプ「amPlug」シリーズがその代表。現在はKORGの関連ブランドであることから、KORGの技術力を活用した企画・開発が行われていることもポイントです。

というか、KORGは現在マルチエフェクターを展開していませんので、VOXマルチは実質的にはKORGマルチの継承者でもある! ……なんてロマンチックな解釈をしてみるのも楽しいかも?

VOXマルチはギター用の「STOMPLAB 1G」「STOMPLAB 2G」と、ベース用の「STOMPLAB 1B」「STOMPLAB 2G」というラインアップ。どちらも「2G」がエクスプレッションペダル付き。Zoomと同じラインアップですね。

STOMPLAB 1G

STOMPLAB 1G

STOMPLAB 2G

STOMPLAB 2G

エクスプレッションペダルは、必要としない人には物理的にも価格的にもデッドウェイトですが、必要な人には絶対に必要。なので、その有無でのラインアップ展開は必然的なのでしょう。こちらのエフェクトタイプ数ですが、StompLab IGには103種、StompLab IIGには104種となっており、総数としてはG1 FOUR / G1X FOURよりもさらに多いです。

○製品ページ「SPECIFICATIONS」
https://voxamps.com/ja/product/stomplab-1g/

ですが内訳を見ると、「アンプ/ドライブ・モデル:62」「キャビネット・モデル:12」のように、さすがアンプブランドのVOXだけに、アンプシミュレーター周りがその大半を占めています。代わりにほかのエフェクトは、「モジュレーション・タイプ:9」のように、G1 FOUR/G1X FOURの半分程度の種類だったりするわけです。力を入れているジャンルが異なるわけですね。

大切なのはエフェクトの種類の総数ではなく、自分にとって必要あるいは魅力的なエフェクトが用意されているかどうか。各自確認してみてください。

ただこのStompLabシリーズ、マニュアルも簡素で各エフェクトの内容についての説明がほとんどないのは、製品自体の問題ではありませんが、製品パッケージとしては弱点かも。アンプシミュレーターの「UKROCK1」「UKROCK2」「UKROCK3」ってどう違うの? みたいなところは、実際に鳴らして試してみるしかありません。「G4 ROTARY」なんて今の世代にはわからないよ! まあそこは「音を発掘していくみたいで楽しい!」とポジティブに受け止めていくのがおすすめです!

▼使い勝手的にも物理的にも手応えのあるペダル

操作性は昔ながらのマルチエフェクター的です。たとえばディスプレイは2文字しか表示できないので、エフェクト名もそれに合わせて省略表記されます。ノブも2個しかないので、それ以上のパラメーター数を持つエフェクトのセッティングでは、操作手順が少し増えてしまいます。お世辞にも操作性がよいとは言えませんが、筆者のような90年代育ちの感覚としては「マルチとしては普通の面倒さ」といったところでしょうか。タッチパネル育ちのスマホ世代にとっては、かなり新鮮かもしれません。

いっぽう、明らかにこのシリーズならではの魅力と言えるのは、VOXみずからも「クールなメタルボディ」「従来のコンパクト・マルチではあり得ない高級感あふれるルックス」と誇る、その外観や重量感。見た目はそれぞれの好み次第でしょうが、重量については実用性にも影響してきます。

●G1 FOUR/G1X FOUR:340g/610g
●StompLab IG/IIG:590g/780g

StompLabシリーズは、前項のZoom G1 FOURシリーズと比べるとずっしりとした重みがあり、設置の安定感を期待できます。金属筐体と金属スイッチの頑強さも合わせて、踏み付けがハードな人でも安心感を持てそうです。いっぽうでG1 FOURは、プラスチック筐体のおかげで単純に軽い! 持ち運びにうれしい! 340gってBOSSペダル1個分よりも軽いですからね。

電源はシンプルに単三乾電池×4本、または9Vアダプター

電源はシンプルに単三乾電池×4本、または9Vアダプター

重量も使い勝手も軽やかなZoom G1 FOURに対して、重量にも使い勝手にも重みや手応えがあるVOX StompLab。同じお手軽マルチでありながら、対照的な個性です。

【3】次世代メーカー代表! Mooer「PE100」

当初は「あの名機のサウンドを激安&ミニサイズで提供!」などの形で猛威を振るった中国メーカー。しかしその中から、その成功で得た技術と資金を投じてオリジナリティのあるエフェクターを生み出し、自身のブランドを確立する勢力も現れてきました。そんな新世代の中国ブランドを代表するひとつがMooer(ムーア)です。

しかし挑戦的な製品も展開しつつ、低価格帯のコストパフォーマンス機もおそろかにはしていません。そのラインアップの中で、1万円を切るマルチとして用意されているのが「PE100」です。

Mooer PE100

Mooer PE100

単品写真だとわかりにくいかもしれませんが、こちらのポイントは超小型サイズ。137(幅)×32(高さ)×81(奥行)mmの重量230gですから、設置面積はハガキサイズ未満です。ちなみにアップルの「iPhone 13 Pro」は146.7(幅)×71.5(高さ)×7.65(奥行)mmの203g。

このサイズ感です!

このサイズ感です!

そのサイズも含めて、主にはデスクトップ用途を想定して設計されている製品です。なのでフットスイッチもなく、両手で演奏しながら足で踏んで音色切り替えということもできません。DTMでブロックごとに録音していくなど、瞬時の音色切り替えは必要ないシーンでは、それで問題ないわけです。

エフェクトのタイプは39種類と、数としては少なめ。ですがベーシックなものは押さえられているので、変態サウンドや一発ネタサウンドは求めず、普通にサウンドメイクできればよしというユーザーにとっては十分でしょう。

なお歪み系のリストの中には、「METAL CLUB:Based on IBANEZ SM-7(SMASH BOX) distortion pedal」というものが。なぜそれを選んだ!? ここは一般的なニーズよりも開発者の趣味が反映されている気がします。

操作性については、「使いやすいというほどではないが使いにくいというほどでもない」くらいの表現が妥当でしょうか。操作に使えるノブやボタンが少ないので操作手順が増えがちという面では、昔ながらのマルチの操作感。ですがディスプレイの表示文字数等は多め。なので、エフェクト名称が略記なのでわかりにくいとかいうこともなく、慣れれば説明書と照らし合わせながらでなくとも操作できそうです。

機能面では、
●ドラムマシン&メトロノーム機能
●チューナー機能
●外部音声入力機能
を装備と、Zoom G1 Fourほどではないものの付加機能も充実。

入出力端子の面では、ヘッドホン出力が1/8インチステレオオーディオジャックであることも注目ポイントです。イヤホンで一般的な3.5mmミニプラグをそのまま接続できます。こういう地味な便利さが普段使いでジワジワうれしいんです。

普通のイヤホン端子を装備! 電源は普通の9Vアダプターまたは単4乾電池×2本。一般の家電でも採用例が多い単4、しかも2本で済むのも地味にうれしい!

普通のイヤホン端子を装備! 電源は普通の9Vアダプターまたは単4乾電池×2本。一般の家電でも採用例が多い単4、しかも2本で済むのも地味にうれしい!

ポケットサイズのデスクトップマルチという性格上、利用シーンによっては使いにくい場合もあるでしょう。ですが事前にそこを把握&納得したうえで選択したなら、その期待に応えてくれるはずです。

【4】新興中国メーカー代表! Sonicake「Twiggy Blues ブルースマルチエフェクター」

Mooerのように単なる激安メーカーから脱してブランドを確立してくる中国メーカーがあるいっぽう、「聞いたことのない謎の中国メーカー」の製品も変わらず豊富です。たとえばマルチエフェクターとしてはこのスクショのコレ。

気になる人は「CUBE BABY」で検索!

気になる人は「CUBE BABY」で検索!

「5,000円未満!」「超コンパクトサイズ!」「充電式バッテリー搭載!」「USBインターフェース搭載!」など、いろいろと衝撃的。「どう見ても、いろいろ同じ製品が複数のメーカーから販売されている」というのも、いかにもそれっぽくてよいですよね。

ですが記事的には、「じゃあこれどこのメーカーの製品として紹介すればいいんだよ……」とかやっかいな面もあるので、ここでは身元が謎すぎない、「ちゃんとしてるっぽい新興中国メーカー」の製品を紹介しておきます。

ということで、Sonicake(ソニックエイク)の「Twiggy Blues ブルースマルチエフェクター」です。

使い方はひと目でわかった! と思ったあなた! 絶対それで正解です!

使い方はひと目でわかった! と思ったあなた! 絶対それで正解です!

こちらは同一ブランドから同じ筐体の同一シリーズでバリエーションも展開されているなど、メーカーとしての体裁は整っている雰囲気はあります。公式ウェブサイト(https://www.sonicake.com)も存在していますし。

この製品自体のポイントは、「セッティングのメモリーはできず、その都度各ブロックのエフェクトのノブを直接動かして音を作り、ブロックごとのフットスイッチでオン/オフする」という操作スタイルを採用していること。マルチエフェクターで一般的な、「セッティングを何パターンもメモリーしておいてそれをスイッチで切り替えながら使う」という使い方はできません。

つまり「単にペダル型エフェクターを並べてあるのと同じような使い勝手」です。このTwiggy Bluesの場合は、「コンプレッサー」「オーバードライブ」「ディレイ」「リバーブ」を並べて一体化してある感じですね。

オマケ要素のキャビシミュを単独スイッチでサッとオン/オフできるのも、このスタイルのエフェクターならではの操作感

オマケ要素のキャビシミュを単独スイッチでサッとオン/オフできるのも、このスタイルのエフェクターならではの操作感

マルチ登場初期の80's的なスタイルとも言えますが、実はこのスタイル、Tech21が「FLY RIG」シリーズで再提案して以降、採用例が再び増えてきています。確かに、マルチの利便性のうち「多種の音色の切り替え」は必要なく、「持ち運びと接続が楽!」であればよし!というユーザー層にとっては使いやすいんですよね。操作感は単体ペダルと何も変わらず超簡単ですし。

SANS AMPで知られるTech21の「FLY RIG」シリーズからこちらはリッチー・コッツェンさんモデルの「RK5」

SANS AMPで知られるTech21の「FLY RIG」シリーズからこちらはリッチー・コッツェンさんモデルの「RK5」

なので、そのユーザー像に該当する方は要チェック。これを常にメインにというのは気が引けるかもしれませんが、雨の日に荷物を減らしたいときなんかにも「じゃあこれでいっか」的に持ち出しやすそうじゃありませんか?

マルチ戦国時代の再到来を期待! ……しつつ、今は買いどきを満喫

しかしこうやって、お手軽&お手ごろマルチエフェクターに改めて注目してみると、少し残念なのは、やはりこのジャンルの製品の数が減ってしまっている……ということ。競争も落ち着き、特に大手は「王者Zoomと対抗VOX」に収束した雰囲気です。だからこそ、これからは中国系に代表される新世代ブランドの活躍により一層期待したいところ。いっそうなれば大手の製品開発にも再び火が着くのでは?

でもそのおかげで冒頭に述べたように、現在のお手軽&お手ごろマルチエフェクターはギタリストにとっては「買いどきジャンル」です。今後は今後として、今はそのメリットを享受しましょう!

高橋敦

高橋敦

オーディオ界隈ライター。現在はポータブルやデスクトップなどのパーソナルオーディオ分野を中心に、下からグイッとパンしていくためにてさぐりで活動中。

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