「妖怪ウォッチ3」が出る前に「元祖/本家/真打」の違いを知っておこう

プロダクトアワード大賞! 「妖怪ウォッチ2 真打」を今さらながらプレイしてみた

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ユーザーの評価をもとに選定される価格.comプロダクトアワード2015のゲーム部門で大賞を獲得した「妖怪ウォッチ2 真打」。2014年12月に発売されたゲームなので、すでにプレイした人も多いのではないだろうか。とはいえ、今回の受賞を機に、あらためて興味を抱いた人もいるはず。というわけで、「妖怪ウォッチ2とは?」「真打って何が違うの?」という疑問にこたえつつ、プレイしてわかった人気の理由を探っていこう。

「妖怪ウォッチ2」ってどんなもの?

「妖怪ウォッチ2」には、「元祖」「本家」「真打」の3バージョンが存在する。まず「元祖」と「本家」が2014年7月に発売され、その後12月に登場したのが今回紹介する「真打」だ。「では、どれを選べばいいの?」と疑問に思うだろうが、ストーリー、システムなどゲームの基本は3バージョンとも同じ。寝ている間に“妖怪ウォッチ”を消されてしまった主人公が、“妖怪ウォッチ”誕生の秘密を探るため過去へとタイムスリップするストーリーが描かれる。主な登場人物も共通となっており、「ジバニャン」や「ウィスパー」などおなじみの妖怪が姿を見せるほか、浮遊霊の「フユニャン」、巨大な「デカニャン」など新キャラも続々登場。なかでも、デカニャンはやたらとデカいうえにだるーんとしていて激カワ! ネコ好きの人なら、きっと気に入るはずだ。

ちなみに、初代「妖怪ウォッチ」をプレイしていなくても問題なし! “妖怪ウォッチ”を取り戻し、あらためて「ウィスパー」や「ジバニャン」と再会するところから物語が始まるので、前作を知らない人でもスルッとストーリーに入っていける。「2」では探索エリアが一気に広がったので、遊び応えもたっぷり。初代との詳しい違いは、下のリンク記事でチェック!

<関連記事>初代とは何が違うの? ニンテンドー3DS「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」

お馴染みのメンバーが勢揃い。選べる主人公「ケータ」と「フミちゃん」、ちょっぴり頼りない自称・妖怪執事のウィスパー、そして友達になりたい度No.1(!?)の妖怪・ジバニャンを中心に物語が展開される

「元祖」「本家」との大きな違いは、友達になる妖怪の種類と一部のクエスト。そして「真打」には、2014年に公開された「映画妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」と連動したエピソードも収録されている。60年前にタイムスリップし、妖怪ウォッチ誕生の秘密を探る展開は3バージョンとも同じだが、「真打」では新妖怪「ダークニャン」の正体、強敵「ウバウネ」の過去など、気になるエピソードを追加。映画を見た人なら、さらに楽しめるはず!

「真打」の発売と同時期に公開され大ヒットを記録した、シリーズ初の劇場版「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」。子ども向けかと思いきや、大人も引き込まれる笑いと涙ありの物語は見ておく価値あり!

輝くベルトとはためくマントのダークニャン。その正体は、意外なアノ妖怪だった……!?

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このような追加エピソードは、クエストを進めることで楽しめる。クエストにはストーリー進行に関わるもの、町の人の頼みごと、お手伝いの3タイプがあり、クリアすれば経験値やお金、アイテムといったごほうびがもらえる。「人気アイドル・ニャーKBのサインが欲しい」「地味めの女の子をオシャレにしたい」など、内容はさまざま。なかには「人生に絶望し、落ちぶれてしまったおじさんの昔話を聞こう」のように、大人のハートにグサッとくるものも……。妖怪の力を借りつつ解決していこう。

意外と知恵が必要なクエストもあり、やり応えがある

「真打」では、限定クエストとして上で紹介した映画連動エピソードのほか、約20ものクエストを追加。自称・天才映画監督妖怪「Mr.ムービーン」が人間の役者を探すクエストでは、クリアのごほうびとして映画の設定資料が見られるのもうれしい。そんな数あるクエストの中でも、注目すべきはウィスパーの過去を明かす「妖怪軍師ウィスベェ」。「何か聞かれるといつも妖怪パッドでカンニングばかりしているウィスパーだけど、本当に妖怪に詳しいの?」という素朴な疑問から始まったエピソードは、いつしか歴史を揺るがす壮大な展開に! 戦国時代にタイムスリップしたウィスパーと石田三成(!)との激動のドラマが待っている。いやー、まさかウィスパーに泣かされる日が来るとはね……。

「真打」限定クエスト「妖怪軍師ウィスベェ」では、ウィスパーの思いがけない秘密が明らかに! ちょんまげ+和服姿のウィスベェも超キュート

気になる! 「真打」だけの“ともだち妖怪”

妖怪とのバトルについても軽く触れておこう。システムは従来と同じで、 “妖怪ウォッチ”で妖怪を探してバトルしていく。大半の妖怪はバトル後に友達になることができ、その後はバトルメンバーに加わってくれる。妖怪たちは必殺技を持っており、それぞれにスタイルが違う。たとえば、ジバニャンならネコパンチを思わせる「ひゃくれつ肉球」、どこかで見たような「ブリー隊長」なら激しいビートキャンプで味方を鼓舞する「ビクトリアーーーン!」など、ユニークな必殺技がそろっていておかしいやらカワイイやら! しかも、バージョンによって友達になれる妖怪も違うので戦略も変わってくる。「真打」だけの“ともだち妖怪”、新キャラの「ヒカリオロチ」「ヤミキュウビ」や負の感情から生まれた怪魔は、どんな活躍をしてくれるのだろうか。

その光であらゆる邪悪を滅殺する「ヒカリオロチ」。敵全体に強烈なダメージを与える「閃光ドラゴンラッシュ」は、威力が大き過ぎてヤバいレベル!

暗黒の力に魅せられ闇に染まった「ヤミキュウビ」は中二病全開で心配になるほどだが、敵のHPをじわじわと削る技を複数持っている

「2」では、妖怪ウォッチ零式でしか認識できない怪魔が登場。「真打」の追加クエストで、怪魔の幹部五人衆や怪魔と化した妖怪たちとも友達になれる

「真打」に登場した新マップにもワクワク♪

「真打」限定のマップも2つ用意されている。ひとつは「妖魔特急」に乗っていく「ゲラゲラ奈落リゾート」。妖怪たちが心を癒やす不思議な観光スポットで、妖怪絶叫アトラクションが揃った「ゲラゲランド」をはじめ、美肌を気にする妖怪に大人気(!?)「ごくらく温泉」、妖怪たちの奇妙な芝居が見られる「怪舞伎座」、グルメな妖怪もうなる「きもだ飯」など、おかしな施設がいっぱいだ。「ゲラゲラ奈落リゾート」でしか発生しないクエストもあるので、ぜひ足を運んでおきたい。

そして、もうひとつの限定マップは「佐和山城」。「妖怪軍師ウィスベェ」のクエストが発生するのもこの城だ。ちなみに、滋賀県彦根市に実在した城で、実際に石田三成もここにいたとのこと。勉強になるなぁ……。

夜になると人知れず走り出す「妖魔特急」に乗って、いざリゾートへ! 

夜になると人知れず走り出す「妖魔特急」に乗って、いざリゾートへ! 

「ゲラゲラ奈落リゾート」にはテーマパークや食事処など、施設もいろいろ。娯楽の場ではあるけれど、ここでも妖怪とのバトルが待っている

妖怪ウォッチバスターズにも「真打」ならではのボス登場

ストーリーを進めると、通信機能を使って友達2〜4人と協力プレイする「妖怪ウォッチバスターズ」が出現する。ルールはいたって簡単。操作する妖怪を「アタッカー」「タンク」「ヒーラー」「レンジャー」の4タイプから選び、友達とチームを組んで鬼と戦い、鬼玉を拾いながら出口を目指すというシンプルなものだ。でも、これがアツい! 「2」から盛り込まれたモードだが人気が高く、独立して「妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊」として発売されたほどだ。

さらに「2」で追加された「真・妖怪ウォッチバスターズ」では、鬼だけではなくさまざまなボスに挑める(元祖/本家もアップデートでプレイ可能)。参加する友達がどのバージョンを使っているかにより、出現するボスも変化。参加するバージョンの種類が増えるほど戦えるボスも増え、たとえば「真打」ユーザーが参加すると怪魔の元締め「ウバウネ」、銭湯大好き「のぼせトンマン」などが出現する。どの敵も手ごわいが、みんなで力を合わせて倒した時の気分は爽快だ。

4タイプから操作する妖怪を選択するのだが、友達が何を選んだかによって戦術も変わってくる。ちなみに、基本的には通信機能を使って遊ぶものとなるが、ひとりで楽しむことも可能

「真打」ユーザーが参加していると出現するボスたち。友達と協力して撃破せよ!

「真打」ユーザーが参加していると出現するボスたち。友達と協力して撃破せよ!

連動させるともっと楽しい!

各バージョンの連動で発生するお楽しみは、「妖怪ウォッチバスターズ」だけではない。たとえば、どれか2バージョン以上を連動させると特別なダンジョンが出現。そのダンジョンでしか手に入らない妖怪がいるほか、連動させるバージョンによって出現するダンジョンや妖怪も変化する。違うバージョンを持っている友達と連動するもよし、周囲に「妖怪ウォッチ」仲間がいなければひとりで複数バージョンを連動させるもよし。自分に合った方法で連動させよう。また、初代「妖怪ウォッチ」を遊んだ人なら、ボーナスとして激レア妖怪も友達になってくれる。

「元祖」と「真打」を連動させると、「あやかし通り」と「真の元祖道」の2ダンジョンが出現。「本家」と「真打」では、「あやかし通り」と「真の本家道」が現れる。そして、3バージョンすべてを連動させれば、スペシャルダンジョン「金ピカ都市高」にも行けるように!

「ジバニャン」が宝石になったような「ルビーニャン」「トパニャン」「サファイニャン」「ダイヤニャン」「エメラルニャン」も、連動で出てくるダンジョンで登場(※連動するバージョンによって、出現する“○○ニャン”は異なる)

初代「妖怪ウォッチ」を持っていると、通常では出現しない超レア妖怪「ブチニャン」と「がまぐちポーチ付きコマさん」、「チョウネクタイツチノコ」を友達にできる

まとめ

子どもたちから絶大な人気を集める「妖怪ウォッチ」だけに、「どうせ子ども向きでしょ?」と敬遠している人もいるかもしれない。でも、一度プレイすればそんな思い込みは吹き飛ぶはず! どの妖怪をどこに配置するか戦術を練るバトルや妖怪の育成、意外にアタマを使うクエストなど大人も十分楽しめる。しかも面倒なレベル上げは不要なので、サクサクとテンポよく遊べるのもうれしい。気付くとあっという間に数時間経過していて驚いたほどだ。

すでに「元祖」「本家」をプレイ済みの人にとっては重複する部分が多いのでやや物足りないかもしれないが、これから始めるなら追加要素たっぷりの「真打」がベスト。ちなみに、「妖怪ウォッチ」入りのニンテンドー3DS本体を持っている人同士がすれ違うと「さすらい妖怪」が自分のゲーム内に現われるのだが、発売から1年以上経った今でもけっこうな人数とすれ違える(都内だからかも……?)。今から始めても遅いなんてことはない。今夏には「妖怪ウォッチ3」の発売も控えているので、未プレイの人は今のうちに「真打」を遊んでおこう!

(c)2014 LEVEL-5 Inc.

野本由起

野本由起

酒とゲームを愛する“へべれけ”ライター。好きなゲームのジャンルはパズル、アドベンチャー、RPG。主要都市の歓楽街マップは「龍が如く」で覚えました。

製品 価格.com最安価格 備考
妖怪ウォッチ2 真打 3,974 RPG
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2017.4.26 更新
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