自動車ライターのマリオ高野です。今回ご紹介するアイテムは、昔からプロ野球選手などがよく使用する「アイパッチ」。野球ファンの方にはおなじみですが、一応説明しますと、選手が目の下に貼っている“黒いシール”のことです。野球などのスポーツではなく、ドライブのときにも役立つかどうかをチェックしてみたいと思います。ドーム球場など屋内でも使用するプロ野球選手は少なくありませんが、まぶしさを防ぐ効果やいかに!?
パッケージには「エラー防止」とありますので、主に守備のときに威力を発揮するようです
このアイパッチ、今回試した商品の正式名称は「アイブラック アイパル」、1パックには6枚のシールが入っています。一度に2枚使用するので、1パックで3回の使用が可能ということになります。価格を考えれば妥当なところではないでしょうか。
写真の三角タイプのほかに、楕円形のタイプがラインアップ
晴天時のドライブにてテスト開始です。目の下に貼り付けてみましたが、いかがでしょうか? 幼少期よりプロ野球の大ファンである筆者憧れのアイパッチ、やはり野球などのスポーツ以外で使うと明らかにヘンな人っぽい雰囲気になってしまいますが、付け心地はまずまず。粘着力は強く、少し汗をかいた程度でははがれず、肌の違和感もありません。ただし、一度はがすと粘着力は落ちるので、使い捨てに近いようです。
まるでプロ野球選手になったかのような錯覚すら覚えます
太陽光が真正面から当たってきました。こういう場合、皆さんは車のサンバイザーやサングラスを着用することで光を低減すると思いますが、今回はアイパッチだけで太陽に立ち向かいます。気になる防眩(ぼうげん)効果は、確かに何も付けていないときよりはまぶしくないかも…? という程度で微妙なところでした。
野球のデーゲームでよく見る光景です。今はサングラスをする選手も珍しくありませんが…
日差しのある日中、筆者はほとんどサングラスをかけて運転しますが、アイパッチを付けるとある程度はまぶしさを防げる気がします
フロントガラス越しに真正面から降り注ぐ陽光を防ぎ切れる、とはいいませんが、野球モチベーションを高めたいときに用いると、精神高揚効果が得られたので、草野球の試合当日の移動などに使用しようと思います。あくまで野球グッズですので、草野球のときに楽しんで付けるのがいいのではないでしょうか。目も日差しに慣れてエラーが減るような気がしました。
1973年大阪生まれの自動車ライター。免許取得後に偶然買ったスバル車によりクルマの楽しさに目覚め、新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、自動車工場での期間工、自動車雑誌の編集部員などを経てフリーライターに。3台の愛車はいずれもスバルのMT車。