今や定番となったクロックスのサンダルは、素足で履いても靴下で履いても快適で、近所に出かける用、社内履き、ビーチにアウトドアといろいろなシーンで使えるのでとても便利ですよね。筆者も長らく愛用しております。そんなクロックスから、通常とはちょっと違う、飲食店仕様のモデルがあると聞いてさっそく購入してきました。ノーマルとはどう違うのか見ていくことにしましょう。
その名も「ビストロ ギンガムクロッグ」。確かにギンガムチェックなデザインです
これは、「Crocs @ Work」という仕事用クロックスシリーズの中の、「Bistro(ビストロ)」という飲食店仕様のモデルです。無地もあるのですが、今回は「ギンガムクロッグ」を選びました。
パッと見ても「ノーマルとどこが違うの?」って思いますよね。筆者はショップで実物を見て購入したのですが、最初は何が違うのか気付きませんでした。でもよく見ると、ほらクロックスでおなじみのアレがありませんよ、アレが!
ノーマル版と比較。そうクロックス独特の穴が開いていないのです
拡大しました。普通のシューズのように表面に穴が開いていないクロックスなのです
クロックスといえば表面にいくつもの穴が開いた独特のスタイルで、通気性もよいサンダルでしたよね。でもこのビストロシリーズは、飲食店仕様ということで、その穴を排除しております。水やら油やら厨房で働く人用に足がぬれない仕様になっているのです。
もちろん通常で使える外履きのサンダルとしても使えるのですが、穴がないことで、雨の日でも足元がぬれないようになっています。また、通常モデルよりも甲の部分に厚みがあり、調理器具などの落下から足を守る仕組みに。日常生活でも、ガーデニングやアウトドアで役立ちそうです。
さらにこのサンダル、底面もほかのクロックスとは異なっております。
それ以外はおなじみのクロックスのサンダルスタイルですね
でも底とかかとに注目。ここもほかとは違うのです
このモデルには衝撃を吸収する「クロスライト」素材が使われており、長時間の立ち仕事による疲労を軽減します。また、ぬれた床でも足が滑らないように、特別に摩擦力の強い構造の靴裏になっています。クロックスのサンダルって廊下とかでキュキュッと音がすることがあるじゃないですか? このビストロはそれがかなり軽減されるんですよ。しっかりと足をつけて歩けるみたいな。
これが靴裏です。細かい突起で構成されていますよね
ノーマル版と比較すると一目瞭然。まさに滑らない仕様なのです
また、かかと部分もほかのクロックスのサンダルより厚くなっています。ここからも水などの浸入を許さず、ぬれず、滑らず効果があるというわけです。
かかと部分がかなり厚みを持っています
ノーマル版に比べるとかなり厚いですよね
履いたときもかかと部分がしっかりガードされているのがわかります
クロックスのサンダルのいいところは、長持ちするというところにあると思うのですよ。筆者はもう4年近く同じサンダルを履いているのですが、特に手入れをすることもせずに、十分に使えています。ただやはり雨の日など外に履いていくのは難ありと思っていたのですが、このビストロなら丸洗いできるので雨の日でも問題なしです。
かかと部分が厚くてシューズっぽいかな? とも思ったのですが、素足で履いても靴下で履いてもわずらわしくなく、クロックスらしい快適さは保たれていました。厨房などで働く皆さまに適しているのはもちろん、普段履きとしても機能性豊かで楽しめるサンダルになっているのでおすすめですよ。
ちょっと見た目がハデなので、筆者のようなおっさんには無地のほうがいいかもしれません
「Crocs @ Work」シリーズには、ほかにもデパートや医療施設などで働く女性のための「Alice Work(アリスワーク)」や「Mercy Work(マーシーワーク)」などのラインアップがあります。もちろんどれも日常生活で活躍するので、お気に入りを見つけてみてください。
同様に滑らない仕様のレインブーツもあるんですよ。これかわいくて女性におすすめです
「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。