先日、飛行機を利用する機会がありました。朝早いフライトだったので、機内で睡眠をとろうと思ったのですが、予想以上に座席はせまく、リクライニングもままなりません。ちょっとウトウトすると、頭がグラッ! ハッと目を覚ますを繰り返してしまいました。こんなときにネックピローがあれば、と後悔先に立たず…。
同じ失敗を繰り返してはならない! と、来るべき飛行機移動(別に電車移動でも使えますけど)に備えてネックピローを探してみたところ、興味深い逸品を発見! 「洗える3WAY ネックピロー」がそれです。その商品名のとおり3通りの使い方ができ、丸洗いもOKとのこと。これは便利そうということでさっそく注文!
洗える3WAY ネックピロー
で、届きました! しかし、商品ホームページをチェックしたときにも思ったことですが、これ、意外と大きいです。サイズは長さ58cm、幅19cm、厚み6cmほど。なかなかの存在感です。このまま旅行などに持って行くのはかさばってちょっとつらいかも。420gと軽量なので、重さは問題ないのですが…。
長さ58cm、幅19cm、厚み6cmと意外とデカイです
とりあえず、試着してみましょう! 首に巻き付けて、正面のバックルを結合すればOKです。
ネックピローを装着せずに壁に寄りかかってみると、壁と頭の間に隙間ができ、尾頭は不安定。しかしネックピローを使えば、首がしっかりホールドされ、頭がグラつきません
おお、これはいいです! 大きいのが…と苦言を呈しましたが、その大きさのおかげで首がしっかりホールドされて頭がグラつきませんし、ベルト部分の長さを調整すれば、好みのフィット感が得られます。また、素材はポリエステル95%+ポリウレタン5%とのことですが、肌触りも良好です。これは快適に眠れそう。
正面のバックルを留めてネックピローをホールドします
ベルトの長さを調整することで、好みのホールド感が得られます
さて、これは“3WAY”の使い方ができるのがポイント。側部にあるボタンを外し、中身を取り出せば…1枚の布にトランスフォームします! このまま使えば、ブランケットとして使えますし、肩にかけて、端についているボタンを留めれば、ボレロとしても使えます。旅行などの移動の機内や車内だけでなく、冬場のデスクワークなどでも重宝しそうですね。
ブランケットにトランスフォーム! 116×59cmの大きさです
そのままひざにかければ“ひざかけ”に
ボタンがついているのでボレロとしても使用可能
ちなみに、そのまま使うとポケット部分とバックル部分がベロベロとじゃまですが、ここは折り返して使うのがいいようです。折り返してボタンを留めてしまえば、バックルが袋の中に収納されます。また、先ほど、かさばるのがどうも…といいましたが、ブランケット状態にして折りたたんで、スーツケースや旅行バッグに忍ばせれば、それほどかさばりはないかもしれません。
ネックピローからトランスフォームしたままだとバックルやポケットがベロベロとじゃまです
くるりとポケット部分を折り返してしまえば、バックル部分がポケットの中に。ポケット部分のボタンを留めてしまえば、飛び出すこともありません
ブランケット状態のまま折りたためば、多少はかさばりの解消になるかも。試しにリュックサックに入れてみましたが、かなりの存在感が…
ネックピロー→ブランケット&ボレロへのトランスフォームは簡単でしたが、その逆はどうでしょうか。やってみましょう! ブランケット状態にしてポケット部分の逆側から丸めていき、筒状になったらポケットに収納。ボタンを留めるとネックピローに戻りました。超かんたんです!
さて、「洗える3AYネックピロー」というくらいですから、洗濯できるのも“ウリ”の1つです。普通のネックピローは分厚くてなかなか洗えないですものね。実際に洗濯してみましょう…あれ、商品についていたタグには「30度以下の水を使用し、手洗いにてもみ洗いせずやさしく押し洗い・押しすすぎをしてください」とあります。洗濯機ではダメなのですね…面倒です! なので、洗濯機を使ってみましょう。ネットに入れて「ていねい洗いモード」でやってみます。
干しあがったのがこちら! 意外と大丈夫でした。色落ちもないですし、変なゴワツキや縮みもないようです。装着感もまったく変わりません。やはり洗えるのは便利ですね! とはいえ、くどいようですが推奨はされていないので、よい子は手洗いしてください!
最初は少しかさばるかと思ったのですが、実際に使ってみると便利でした。これは旅行や出張などの移動時に役立ちそうです。車の中に常備しておいてもいいかもしれませんね!
40代のフリーライター。音楽、芸能、スポーツなどエンタメ系を中心に幅広く書きなぐる。“できませんは言いません”がモットーも最新機器が苦手。