新製品レポート
スイスイ走行できると評判のシングルタイヤ採用ベビーカーが進化!!

対面走行がラク! ピジョンのベビーカー「Runfee(ランフィ)」新モデルを体験してきた

軽いボディと段差もラクラク乗り越えられる走行性のよさから人気の高い、ピジョンのベビーカー「Runfee(ランフィ)」。2015年に誕生して以来、毎年マイナーバージョンアップをかさね、販売から3年で累計出荷台数は7万2000台を記録しました。そんなRunfeeの4代目となる「Runfee RA8」が登場! その進化のポイントと、実際に触った所感をお伝えします。

「Runfee RA8」には、アビスブルー、シュシュグレー、ミニマルネイビー、マニッシュブラックの4色がラインアップされています(写真右から順に)。価格は57,240円(税込)

Runfeeって、どんなベビーカー?

ベビーカーは首がすわっていない生後1か月から使える「A型」、首や腰がすわってきた生後7か月頃からの使用が推奨されている「B型」に分類されます(日本のSG(安全基準)にもとづく)。Runfeeは「A型両対面ベビーカー」で、ピジョンのラインアップの中では中価格帯の一番のボリュームゾーン。重量が5.3kgと軽く、操作性がいいことが特徴です。その操作性のよさを実現する大きな鍵を握るのが、シングルタイヤ。一般的に軽量タイプのベビーカーにはダブルタイヤが採用されていることがほとんどですが、ピジョンはママの使いやすさと赤ちゃんへの快適性を重視し、シングルタイヤにこだわっています。単純に考えるとタイヤが2つあるダブルタイヤほうが重量は増しそうな気がしますが、シングルタイヤのほうが精巧な設計や部品が求められるため、重くなりやすいのだそう。さらに、Runfeeは同ランクのベビーカーに多い13.8cm径のタイヤよりも大きい16.5cm径を採用(2017年発売「RA7」)しているのもポイント。このような大型サイズのシングルタイヤで軽量化を図るのはとても大変だといいます。

このコンセプトはそのままに、新モデル「RA8」は“対面走行”のしやすさを向上。前輪の直径を1.5cmアップさせることで段差の乗り越えがさらにスムーズになり、ベビーカーに乗っている赤ちゃんへの衝撃も大幅に軽減されるようになりました。

展開時(対面位)のサイズは525(幅)×1,015(高さ)×945(奥行)。対象年齢は、生後1か月から36か月までです

展開時(対面位)のサイズは525(幅)×1,015(高さ)×945(奥行)。対象年齢は、生後1か月から36か月までです

ベビーカーには「対面式」と「背面式」があり、Runfee RA8はどちらのスタイルにも切り替え可能

ベビーカーには「対面式」と「背面式」があり、Runfee RA8はどちらのスタイルにも切り替え可能

すべてシングルタイヤで、タイヤ内が空洞になった「中空構造」が振動を吸収。さらに、車軸部分に装備されたスイング式サスペンションが赤ちゃんへの衝撃をやわらげてくれます

対面時の前輪が、16.5cmから18cm径に大型化。後輪は16.5cm径のままです

対面時の前輪が、16.5cmから18cm径に大型化。後輪は16.5cm径のままです

対面走行時に押す力がタイヤに伝わりやすいように、ハンドルからタイヤにつながるフレーム構造も改良されました

グリップは手にフィットする素材となり、マウンテンバイクのグリップを参考に凹凸のある形状となりました。さらに、裏面にはハンドルに密着する特殊素材「ナノフロント」を採用。グリップがずれないだけでなく、通気性がよくなり、イヤなニオイもしにくいといいます

Runfee RA8がどれほど衝撃を吸収するのかを、2cmの段差乗り越えで調査してみました。なお、今回の検証では生後1か月〜3か月の赤ちゃんを想定した人形を乗せています(人形だけでは重量が足りないので、重りを加え、約3kgになるようにしています)。

一般的なベビーカーに多いタイヤ径13.8cmのダブルタイヤを装備したモデルと比較します

一般的なベビーカーに多いタイヤ径13.8cmのダブルタイヤを装備したモデルと比較します

まずは、13.8cmのタイヤ径のベビーカーを押してみました(下の動画参照)。座面が上下に激しく揺れ、押している筆者にも衝撃が伝わってきます。これだけ衝撃があるのは、親としてはかなり不安。

続いて、Runfee RA8でのテスト! 下の動画を見てわかるように衝撃の少なさは歴然。ピジョンが赤ちゃんの頭部への衝撃をタイヤ径13.8cmのベビーカーとRunfee RA8で比較検証した結果によると、Runfee RA8のほうが約40%も軽減されているそうです(2.5cmの段差乗り越えでは、約50%も軽減)。

衝撃の少なさにも感動しましたが、取り回しのよさに感動! コーナーを曲がる際も、行きたい方向にスムーズに進めます。地面との設置面積が少ないことで摩擦が押さえられるというシングルタイヤの魅力を実感しました

ママにうれしい工夫が満載

ベビーカーに求められるのは、走行性のよさだけではありません。Runfee RA8には、ママ思いの便利な機能や工夫がたくさん施されています。たとえば、ベビーカーの開閉。収納時はもちろん、公共の交通機関を利用したり、階段の上り下りでは折りたたみが必要。さらに、赤ちゃんを抱きかかえたまま開閉することも多く、スムーズさが問われます。Runfee RA8は、ハンドル部にあるロックを解除し、ハンドルを持ったまま本体を前後に動かすだけで開閉可能(下の動画参照)。最初はうまくできないかもしれませんが、コツをつかめば簡単にできます。筆者も5回ほどトライしただけで、習得できました!

折りたたむとサイズは516(幅)×1,028(高さ) ×380(奥行)oになります。重量が5.3kgなので、ハンドル部分に腕を通して片手でラクに持ち運び可能

リクライニング角度は100〜175°の範囲で、寝たままの新生児から3歳までの幼児まで対応します

リクライニング角度は100〜175°の範囲で、寝たままの新生児から3歳までの幼児まで対応します

足もと側のシートも角度を変えられるので、子どもが成長して足を下におろすようになっても大丈夫!

足もと側のシートも角度を変えられるので、子どもが成長して足を下におろすようになっても大丈夫!

荷物が何かと多くなるので、かごの容量は要チェック事項です。Runfee RA8のかごはシート下にあり、積載量は5kgまで。前からも後ろからも荷物を出し入れできます

UVカットや撥水加工が施されたフードは全開できるのはもちろん、写真のように赤ちゃんをすっぽり覆うこともできます

大人以上に汗をかく赤ちゃんが乗るベビーカーは、シートの素材やメンテナンス性も重要です。Runfee RA8は通気性のよい素材を採用し、赤ちゃんの快適性を確保。シートやカバーなど、赤ちゃんが触れる部分は取り外して洗えるようになっているので、清潔性も安心です。

シートは裏表で素材が異なり、季節にあわせて使い分け可能

シートは裏表で素材が異なり、季節にあわせて使い分け可能

首や腰がすわっていない赤ちゃんの頭やおしりをサポートする「ハグットシートS」も付属

首や腰がすわっていない赤ちゃんの頭やおしりをサポートする「ハグットシートS」も付属

シートや細かいカバー類は取り外し、洗濯機で洗濯可能。なお、フードは取り外しできないので、中性洗剤で拭いて手入れします

神野恵美

神野恵美

雑誌記者・編集者などを経て、2004年に渡仏。2006年に帰国後はさまざまな媒体において、家電をはじめ“ライフスタイル”的切り口で多ジャンルの記事を執筆。

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