特集
生後1か月から使える使いやすい“AB型”ベビーカー5選

今人気! B型のように軽くて長く使える注目のA型ベビーカーの“リアルな実力”を大調査

赤ちゃんと一緒にお出かけする時、あると便利なベビーカー。いざ買おうと思っても、大きさも形も値段も機能の全然違って、どれがいいのかわからない!と迷ってしまうママやパパも多いのではないでしょうか。今回は、数あるベビーカーの中から、生後1か月から使えるA型なのにB型のように軽量コンパクト、しかも長く使える、通称“AB型”と呼ばれる5モデルのベビーカーをピックアップし、子育ての経験もある筆者がそれぞれの性能をチェックしてみました。

ベビーカーの種類を知ろう

ベビーカーは、大きく「A型」と「B型」に分類されます。A型は生後1か月から使え、ほぼフラットになるまでリクライニングするのが特徴。背面でも対面でも使える両対面式が多いですが、なかには背面式のみのものもあります。また、赤ちゃんの快適性や安定性を重視しているため、装備がしっかりしており、重量が重くなる傾向。いっぽう、B型は、腰が据わり始める生後7か月頃からの使用が推奨されており、リクライニング角度はA型より浅めの110°程度となっています。背面式が基本で、安定性より軽さやコンパクトなど実用性を重視。赤ちゃんが大きくなっても押しやすく、使わない時はコンパクトに折りたためて持ち運びやすいといったのメリットがあります。いずれも3〜4歳頃まで使える仕様ですが、1歳までの使用感を重視するならA型、2〜3歳の使用感を重視するならB型がうってつけ。人によってはA型とB型の両方を用意し、使い分ける人も少なくありません。

近年はA型の中にも3輪タイプ、軽量タイプとスタイルが多様化しているので、いつから使いたいか、どんな機能を重視したいかを考慮してベストな1台を選びましょう

そして、近年増えているのが、基本的にはB型の特徴を踏襲した生後1か月から使えるA型ベビーカー。間をとって、“AB型”とも呼ばれています。リクライニング角度が一般的なB型より深いなど、新生児を乗せることを想定した仕様としつつ、見た目や機能はほぼB型なので、軽くてコンパクトに折りたためるモデルが多いのがポイント。さらに、価格も比較的手ごろなので、ベビーカーを使い始めるのが生後7か月くらいになった人はAB型を選ぶことも多いようです。ただ、A型と比べると振動が伝わりやすい傾向にあるため、首据わり前から頻繁に使う予定がある人は考慮したほうがいいかもしれません。

AB型ベビーカーが適するのはこんな人
・できるだけコンパクトなベビーカーが欲しい
・抱っこひもと併用して、サブ的に持ち歩きたい
・ハンドルの高さ:96cm(筆者測定)
・本格的にベビーカーを使い始めるは生後6〜7か月頃から
・よく電車や車に乗るのでじゃまにならないベビーカーが欲しい

ベビーカー選びでチェックすべきポイント

ベビーカーを選ぶ際、必ずチェックすべきは、「赤ちゃんの快適性」と「親の使いやすさ」です。「赤ちゃんの快適性」については、クッション性や通気性はあるか、シートを取り外して洗濯できるかなどの清掃性を確認しておくべき。また、キャスターが地面の凸凹の振動をどれだけ拾うか、日差しを遮るホロは深いかといったことも確かめておくといいでしょう。いっぽう、「親の使いやすさ」については、ベビーカーのサイズ感や重さはもちろんのこと、左右に曲がる操作は軽快か、持ち運びやすいか、バスケットに荷物を入れやすいかなどが重要になります。実際にベビーカーを押して確かめるのがベストですが、その際もベビーカーが空の状態では実際の使用感とは異なるので注意。ベビーカーに乗せる重みが増すほどフレーム設計の差が影響し、押している際のぐらつきによって操作性に違いが出てくるので、できれば重りを乗せて試してみましょう。

ホロが小さいと、太陽が正面にきた際に赤ちゃんの顔に日光が当たりまぶしいことも。直射日光や寒さを防ぐためにも、ホロは大きいほうが安心でしょう。また、ホロに窓が用意されているタイプなら、ベビーカーを押しながら赤ちゃんとコミュニケーションが取れます

操作性を確かめる時には、段差が乗り越えやすいかも要チェック! スッと上がれないとぶつかってしまい、その衝撃が赤ちゃんに伝わってしまいます。なお、キャスターをつなぐバー部分に足をかけて前輪を持ち上げる方法もありますが、メーカーが推奨していない場合もあるので、そのあたりも確認しておきましょう

AB型ベビーカーでも、折りたたんだサイズはモデルにより異なります。折りたたんだ状態も確認し、自分のライフスタイルに合うものを選びましょう

注目のベビーカー5台の実力をチェック!

ここからは、選定した注目のAB型ベビーカー5台を、実際に押したり持ち上げたりしながら、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。5製品とも、片手で折りたたむことができ、自立もするタイプとなっています。なお、今回の検証ではベビーカーに赤ちゃんを載せたまま持ち上げて階段を上るなど、メーカーが推奨していないような使い方もしていますが、実生活ではこのような使い方をしている人は多く、そのあたりの使用感も知りたいという声が多いので、リアルな使い方を優先して調査しました。

左からアップリカ「ナノスマート」、コンビ「F2plus AJ」、Joie「エアスキップ メッシュ」、リッチェル「カルガルー ファースト」、ピジョン「PATTAN(パタン)」。コンセプトは同じでも、デザインにこれだけ違いがあります

今回の検証では、長く使うことを想定し、2歳児の平均的な体重12kgの重さを赤ちゃんの代わりに乗せ、走行性をチェック。階段での持ち運びでは1歳児を想定し、8kg分の重りをベビーカーに乗せて検証しました。なお、本来は赤ちゃんを乗せたままベビーカーを持ち上げるのは危険とされているので注意しましょう

ピジョン「PATTAN(パタン)」

シックなカラーやスタイリッシュなデザインに仕上げられた「PATTAN」は、カジュアルに使えてパパ受けもよさそう。座面幅は実測29cmとゆったり座れ、「足のせバー」の角度も3段階から角度調整できるため、成長に合わせた座り方ができます。さらに、シートは通気性のよいメッシュ生地。取り外して洗濯することもできます。実際に走行させてみると、荷重が軽い時はスムーズでしたが、12kgの荷重を乗せると前輪が若干ふらつく印象。左右に曲がる際も少し力が必要でしたが、動き出せばスムーズです。段差ではバーに足を引っかければ前輪が持ち上がり、ラクラク乗り越えられました。バスケットは20Lまで入れられ、紙おむつや抱っこひももサッと取り出せます。

3段階調節可能な「足のせバー」が秀逸。ベビー期は足を伸ばして、大きくなってきたら足を下ろして、と成長に合わせて快適な座り方ができます。この機能は、今回試した5機種の中で唯一無二!

そして、PATTAN最大の特徴といえば、名前のとおりパタン!とワンタッチでたためること。ハンドルを前に倒し、そのまま後ろに引くだけで自然にたためるので、片手に赤ちゃんを抱っこしていても操作できます。しかも、高さも低くなるので重心が安定して倒れにくく、かつ、電車や車への持ち運び、収納もしやすそう。赤ちゃんを守るフロントガードが、肩にかけたり引っ張ったりするベルトとしても使えるというアイデアも◎! 重量4.7kgはこのクラスでは軽いほうではありませんが、持ち運びやすさでカバーできます。

フロントガードはやわらかく滑りにくい素材でできているので、ショルダーバッグのように肩かけOK! コンパクトなので、歩く時に足に当たりにくく、階段の上り下りがしやすいのもいいですね。重さが気になる場合は、キャリーバッグのように引っ張って運ぶこともできます

●「PATTAN」の主な仕様
・使用月齢範囲:生後1か月〜36か月頃まで
・サイズ(使用時/折りたたみ時):48.2(幅)×103(高さ)×75(奥行)cm/48.2(幅)×79(高さ)×40(奥行)cm(フロントガードあり)
・重量:4.7kg
・ハンドルの高さ:97.5cm(筆者計測)
・リクライニング角度:115〜165°
・座面:27(幅/最小部)×27〜19(奥行)cm(筆者計測)
・タイヤ径(前輪/後輪):直径12.5cm/直径14cm
・バスケット容量:20L

リッチェル「カルガルー ファースト」

生後1か月から使えるA型ながら、わずか3.4kgという軽量化を実現。保冷剤も入れられるヘッドレストや、赤ちゃんのいたずらを防止するバックルカバーが付属するなど、快適と安全への配慮が感じられます。ただ、本体を軽くするためフレームは細めで、走行時に多少のぐらつきはあり。しかし、荷重が重くなると安定性がアップするので、赤ちゃんが大きくなっても使いやすそう。また、小回りも利いて、電柱などは最短距離で回り込めました。段差はバーに足をかければ前輪が軽く持ち上がり、電車に乗る時なども焦らずいけそうです。そして、本体が軽いので、階段の上り下りも比較的ラク。メッシュ地のシートは丸洗いできるほか、本体も骨組みになっているので通気性もいい感じです。

赤ちゃんが勝手にロックを解除しないよう、バックルカバーを装備。やわらかくクッション性が高い素材で、硬いバックルが赤ちゃんに直接当たらないという安心もあります

ホロにはカバー付きの大きなメッシュ窓がついているので、通気性を確保しつつ、ベビーカーを押しながら赤ちゃんの様子が見られます。カバーにはマグネットが装備されており、手早くしっかり閉められるのも◎

ハンドルのロックを解除しながら、少し持ち上げて下げるだけ。前輪が引き寄せられ、一瞬で折りたためます。慣れれば簡単ですが、後輪のロックをかけずに行うとうまくたためないこともあったので、後輪をロックしてからたたむほうがスムーズでしょう。折りたたんだサイズは少々大きめですが、本体が軽いので持ち運びは楽チンです。

一体型ハンドルなので、腕に引っかけて持ち運べます。足元まで高さがあるので、背が低めの人だと歩きにくい場合もあるかも

●「カルガルー ファースト」の主な仕様
・使用月齢範囲:生後1か月〜36か月頃まで
・サイズ(使用時/折りたたみ時):44.5(幅)×106(高さ)×84(奥行)cm/44.5(幅)×103(高さ)×36(奥行)cm
・重量:3.4kg
・ハンドルの高さ:102cm(筆者計測)
・リクライニング角度:125〜155°
・座面:28(幅/最小部)×23.5(奥行)cm(筆者計測)
・タイヤ径:直径11.7cm
・バスケット容量:18L

Joie「エアスキップ メッシュ」

イギリス生まれならではの発色が目を引くベビーカー。海外製のためか、座面がかなり広く、赤ちゃんが成長してもゆったり座れそう。シートは取り外して洗えるほか、本体部分もメッシュになっているので通気性も◎。ホロも深めなので、暑い日差しから赤ちゃんを守ってくれるでしょう。走行については、太めのフレームは安定感があり、ホイールも大きいので段差も一発で気持ちよく乗り越えることができました。重心が後ろ寄りに設計されているのか、より高い段差もハンドルを押し下げるだけで前輪がひょいっと上がり、難なくクリア。電柱の回り込みは、少々大回りになったものの、通常の方向転換は簡単です。ただ、ハンドルが高い位置にあるため、今回一緒に検証した155cm以下の女性は、慣れるまで段差乗り越えが「ヨイショ」という感じになったとのこと。また、本体重量が4.3kgあり、幅もあるので、抱え込んで階段の上げ下ろしを行うのは小柄な女性だと扱いづらいかもしれませんが、逆に、身長の高い男性には使いやすいと高評価でした。

ホロの後ろ側が全開するようになっているので、風通しがバツグン。ホロ自体に赤ちゃんの様子が見えるメッシュ窓もありますが、写真のように開けて赤ちゃんとコミュニケーションを取ることもできます

開口部が広くて浅いバスケットは出し入れやしやすくて◎。ネットが立体的になっているので、中に入れたものが飛び出ることはありませんでした

折りたたみはオーソドックスで、ロックを握りながら本体を手前に傾けるだけ。何度かトライしましたが、すべて失敗することなく行えたので、たたみやすい印象です。持ち運びにかんしては、本体の高さがあるので、小柄な女性は少し腕を上げなければならないかも。自立は安定しており、置き場所さえ確保できれば収納には困らないでしょう。

折りたたんでも少々大きいですが、持ち運びづらさは感じませんでした

●「エアスキップ メッシュ」の主な仕様
・使用月齢範囲:生後1か月〜36か月頃まで
・サイズ(使用時/折りたたみ時):46(幅)×100(高さ)×84(奥行)cm/46(幅)×101(高さ)×37(奥行)cm
・重量:4.3kg
・ハンドルの高さ:96cm(筆者計測)
・リクライニング角度:130〜170°
・座面:30(幅/最小部)×36.5(奥行)cm(筆者計測)
・タイヤ径:直径14cm
・バスケット容量:31(幅)×10(高さ)×43(奥行)cm

コンビ「F2plus AJ」

もともとB型のベビーカーとして評判の高い「F2」をベースに、リクライニングの角度を深くし、生後1か月から使える仕様にしたのが「F2 plus」。細身でスマートなデザインに加え、ホイールキャップのカラーを替えたり、2台をジョイントできるなど、斬新なアイデアが人気を集めています。そんなデザイン性が目を引くだけでなく、設計もよく、ハンドルからキャスターまで一直線に伸びるストレートフレームが押す力を的確に伝え、操作は快適で安定感もバツグン。前輪は小さめ、後輪は大きめにしたことで小回りもいい感じです。ただ、大きな段差は少し引っかかりやすかったので、最初からバーを踏んで前輪を持ち上げるといいでしょう。座面が狭く浅めなので、赤ちゃんが成長した時、大きめの子にはきつくなる可能性もありますが、本体が軽くてコンパクトであるメリットは「大」! 階段の上げ下ろしも苦になりません。なお、シートは丸洗いできるほか、本体も通気性がいいので赤ちゃんも快適に過ごせるはずです。

人間工学を参考にしたというグリップは独特の形状。安定した路面では、握らず、添えておくだけで走行でき、手首も疲れにくく感じました。片手でも簡単に左右に曲がれ、操作性のよさはかなりのもの

後輪のロックは、片方のロックを踏むだけで左右のロックが同時にかかる連動式。さらに、足元のロック解除バーを踏めば、同時にロックが解除されます。通常ひとつずつロックや解除をしなければならないため、これは画期的なシステムといえるでしょう!

前後がペタンと折りたたまれるだけでなく、高さもコンパクトになる仕様ですが、たたみ方は一般的。ロックを握りながら、ハンドルを持ち上げ、そして下げるだけです。複雑そうに見えますが、実際にやると拍子抜けするほどカンタン。唯一、残念に感じたのは自立時のキャスターの安定感です。前後のキャスターが両方内側を向かないと安定して自立しないのですが、キャスターが適した方向に一発で向かず……。コツをつかめば、うまくできるようになるのかもしれません。なお、持ち運びは、座面裏にある「持ちカルフレーム」を握って脇に挟めば、足元でもたつかないので好印象です。

ハンドルに腕を引っかけるのが一般的な持ち方ですが、この持ち方では歩くたびに足にぶつかったり、小柄な女性の場合、持つ時や階段を上る際に地面についてしまうことも。「F2plus AJ」は写真右のように、座面下のフレームを握って持つことも可能。安定して持ち運びできます

●「F2plus AJ」の主な仕様
・使用月齢範囲:生後1か月〜36か月頃まで
・サイズ(使用時/折りたたみ時):49.5(幅)×104(高さ)×71.5〜795(奥行)cm/49.5(幅)×89(高さ)×35〜38.5(奥行)cm
・重量:4.2kg
・ハンドルの高さ:101cm(筆者計測)
・リクライニング角度:120〜165°
・座面:27(幅/最小部)×23(奥行)cm(筆者計測)
・タイヤ径(前輪/後輪):直径12.5cm/直径14.5cm(筆者計測)
・バスケット容量:30L(積載可能容積)

アップリカ「ナノスマート」

フレームの造りがしっかりしているため、安定感があって小回りも利き、走行性はバツグン。キャスターが大きいので、段差もラクに乗り越えられます。赤ちゃんの頭を安定させるクッションを装備するなど行き届いているのは非常に好印象なものの、シートが外れず洗濯できない、ホロに窓がないというような部分もあり、ちょっと残念に思う人もいるかもしれません。なお、骨組みがしっかりしている分、本体重量は6kgと重めですが、この企画で「ナノスマート」をレビューしている途中で軽量になった新モデル「ナノスマート プラス」が発売されました。ナノスマート プラスは今回紹介するナノスマートとほぼ同じ仕様ながら重量が5.6kgになったので、少しでも軽さを求めるならナノスマートプラスを選ぶのも手です。ちなみに、「ナノスマート」のデザインや走行性は価格.comマガジン編集部の男性人気No.1でした!

ハンドルの力が前輪に伝わりやすく、ちょっとした力加減で左右にスムーズに曲がれました。小回りのよさは、今回試した5機種の中でもっともいいかも!

コンビ「F2plus AJ」同様に、片方をロックすれば両輪にロックがかかる連動式

コンビ「F2plus AJ」同様に、片方をロックすれば両輪にロックがかかる連動式

そして何といっても、ナノスマートの最大の魅力はコンパクトに折りたたみできること。なんと、折りたたみサイズは従来品の1/2まで小さくなります(※)。ワンアクションでたたみきれないのは残念ですが、片手に赤ちゃんを抱いたまま、もう片方の手で簡単に折りたたみ可能。これだけ小さければ、車はもちろん、電車やバスに持ち込みやすいでしょう。ちょっとの移動ならグリップを持って、荷物が多い時は付属のキャリーストラップをかけて持ち運べます。
※アップリカ・オプティアとの体積比較(アップリカ調べ)

キャリーストラップを肩からかければ疲れにくく、キャスターも洋服につきません(左)。ベビーカーをすぐ使うのでなければ、付属のバッグに収納して運ぶとよさそうです

●「ナノスマート」の主な仕様
・使用月齢範囲:生後1か月〜36か月まで
・サイズ(使用時/折りたたみ時):49(幅)×110(高さ)×82.2(奥行)cm/49(幅)×53.3(高さ)×29(奥行)cm
・重量:6kg
・ハンドルの高さ:96cm(筆者測定)
・リクライニング角度:106〜157°
・座面:25(幅/最小部)×21(奥行)cm(筆者測定)
・タイヤ径(前輪/後輪):直径14cm/直径15cm(筆者測定)
・バスケット容量:28L

ナノスマートのレビュー後に、重量が0.4g軽くなったナノスマート プラスも試してみました。走行性などはナノスマートとほぼ同じ印象です。レザーになったハンドルは握り心地がかなりよく、汗ばむ夏場にはレザー素材のほうがよさそう!

●「ナノスマート プラス」の主な仕様
・使用月齢範囲:生後1か月〜36か月頃まで
・サイズ(使用時/折りたたみ時):49.7(幅)×110(高さ)×81.7(奥行)cm/49.7(幅)×53(高さ)×30(奥行)cm
・重量:5.6kg
・ハンドルの高さ:97cm(筆者測定)
・リクライニング角度:112〜156°
・座面:26(幅/最小部)×22(奥行)cm(筆者測定)
・タイヤ径(前輪/後輪):直径14cm/直径15cm(筆者測定)
・バスケット容量:28L

まとめ

数あるベビーカーの中から、今回は“AB型”と称される5製品を紹介しましたが、気になるベビーカーは見つかったでしょうか。大きさ、デザイン、操作性、価格にいたるまで、まったく個性が異なるため、1台を選ぶのは難しいかもしれませんが、何を優先したいかを考えることで、おのずと選択肢も狭まってきます。たとえば、今回の結果で考えた場合、操作性の高さにこだわるなら、コンビ「F2plus AJ」やアップリカ「ナノスマート」がよさそうですが、軽さで見れば、3kg台の本体重量を実現している、リッチェル「カルガルー ファースト」やコンビ「F2plus AJ」が選択肢にあがってくるでしょう。また、コンパクトにたたみたいなら、ピジョン「PATTAN」やアップリカ「ナノスマート」が有力ですし、全体的なバランスで見れば、平均点が高いJoie「エアスキップ メッシュ」も捨てがたい……。もちろん、これらは使用する人の体格や利用シーンによっても異なります。そして、赤ちゃんにとっての快適性も、赤ちゃんごとに違うもの。今回の検証は参考程度に、気になるものを探してみてください。

田中真紀子

田中真紀子

毎日をより楽しく、より便利にしてくれるモノ・コトを中心に執筆するフリーライター。特にアラフォー&ママならではの視点に定評あり。得意ジャンルは育児用品と家電製品。

関連記事
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る