みんな〜、寝てる?
まだまだ寒い日が続いています。布団が恋しい季節ですよね。
しかし、キッチリ布団をかけて寝ているように見えても
このへんから冷気が流れ込んできたり……
寝返りを打ったら背中が丸出しになっちゃったり……
首回りや肩、腕などが冷え冷えになって、目が覚めちゃうこと、ありますよね?
……まあ、寒いなら半袖で寝るなという感じもしますが、モコモコ着込んでいても、首や肩は冷えがちです。
そんなときに、オススメな毛布がこちら。
京都西川「日本製かいまき夜着毛布」!
近年「着る毛布」系の商品は多く出ていますが、「毛布っぽい素材の服」という方向性で、部屋着として毛布素材の服を「着る」タイプの商品がほとんどですよね。
しかし「かいまき夜着毛布」は、寝るときに「毛布を着る」というコンセプト。
デザインからして「実家の毛布」感がハンパない、ガチな毛布です
そして、老舗寝具メーカー「京都西川」の商品ということで、毛布のクオリティも安定安心。
肌触り、いい〜っ
「着る毛布」といいつつ、フリースっぽい素材のものも多いですが、コレは思いっきり毛布! 毛! 本格的な毛布を「着て」眠ることができるんです。
「かいまき」というのは、袖のついた着物状の寝具のこと。
かけ布団代わりに使うだけでなく、寒い地方では防寒着としても使われていたんだとか。
袖がついてはいるものの、腕は通さず、かけ布団と同様に使うものだったみたいです
昔の「かいまき」は、中に綿が入っており、分厚くてモッコモコしていたようですが、この「かいまき夜着毛布」は、薄手で肌触りもいいので、普通に袖を通して着ても快適そうです。
昔の用途を考えると、こういう方向で着るのが正しそうですが
まあ、普通にこう着たほうが、背中の冷えを守ってくれそうです。ちょっと行きすぎた派手デザインのガウンにも見えますが
このまま布団に入れば……あったか〜い!
「毛布のあたたかさ」は文章では非常に伝わりづらいので、普通の毛布と比較してみましょう。
わかりやすいように、浜田省吾ばりに肩を丸出しにして、毛布で寝てみます
まずは普通の毛布で寝てみた結果。
うん、まあ普通の毛布もあたたかいですよね
しかしやはり、寝返りを打つと背中が丸出しに
さて、1時間後……
レーザー温度計で肩の表面温度を測ってみると……26.6度。平均体温を考えると、ちょっと肩が冷えちゃってますね。
では「かいまき夜着毛布」ではどうでしょうか。
続いて「かいまき夜着毛布」。うん、毛布で全身包まれている感覚であたたかい!
寝返りを打っても、バッチリ背中をあたためてくれています
さて、こちらは……32.1度
結構違いますね。
やはり「着て」いることによって、多少動いても体に密着し続けてくれるというのが大きいんでしょうか。
いいですよ「かいまき夜着毛布」!
ちなみに、従来の「着る毛布」だったら、ちょっと宅配便を受け取りに出るくらいなら恥ずかしくなさそうなデザインですが、この「かいまき夜着毛布」は部屋着感覚で使うには若干インパクトの強すぎるデザイン……。
あくまで布団の中で「着る」毛布だと考えたほうがいいでしょうね。
まあ、誰もいない部屋でくつろぐ分には、このデザインでも問題ないと思いますが
毛布を着ながらVRゲームもできるよ! 最高!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。