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キングジムがまたやった! 「インフォ」(INF10)が発売

ニッチすぎー! 着信やLINE新着を通知する「スマートボールペン」、誕生

キングジムは、スマートフォンと連携し、電話の着信やメール・LINEの新着などのプッシュ通知をバイブレーションや小型液晶表示で知らせるスマートボールペン「インフォ」(INF10)を、2019年6月14日より発売する。

価格は、12,960円(税込)。

スマートボールペン「インフォ」(INF10)

スマートボールペン「インフォ」(INF10)

「インフォ」は、スマホとBluetoothで連携して、電話の発信者や、メール、LINEの内容など、スマホが受信したプッシュ通知を本体のディスプレイに表示し、振動で知らせてくれる。

本体の軸に横向きの小型液晶ディスプレイを搭載。スマホに知らせるプッシュ通知の内容がそのまま表示される

本体の軸に横向きの小型液晶ディスプレイを搭載。スマホに知らせるプッシュ通知の内容がそのまま表示される

対応する機能やアプリは、電話やメールのほか、LINE、Facebook、Instagram、Twitterなど、現状27個。今後、ユーザーの声を聞いて増やしていく予定だという。

通知時に光るLEDの色は、アプリごとに変更可能。カラーは10色から選べる

通知時に光るLEDの色は、アプリごとに変更可能。カラーは10色から選べる

なお、受信した通知は、最大40件を本体内に自動保存するため、見逃した過去の通知も確認できる。

カメラや音楽アプリのリモート操作が可能

「インフォ」のスマホ連携機能は、プッシュ通知だけではない。楽曲の再生/停止、音量変更、カメラ撮影のシャッターなど、スマホのコントローラーとしての機能もあわせ持つ。ディスプレイ横にあるタッチボタンの上をフリックすると、使用する機能が変更できるのだ。

ディスプレイの横(写真では左側)にあるタッチボタンで音楽アプリの操作が可能

ディスプレイの横(写真では左側)にあるタッチボタンで音楽アプリの操作が可能

スマホのカメラアプリを本体で操作可能。リモートでシャッターが切れる。動画撮影の録画開始/停止も可能

スマホのカメラアプリを本体で操作可能。リモートでシャッターが切れる。動画撮影の録画開始/停止も可能

スマホを探す機能も搭載。ペアリングしているスマホが見当たらないときは、本体を操作すればスマホを音やバイブで呼び出せる。逆に、「インフォ」が見つからないときは、スマホのアプリから本体を呼び出せる

以上のほか、アラームやアラート機能も搭載。これらの設定はすべて、専用のスマホアプリ「Info+ App」(iOS/Android対応)を使用する。

アプリのホーム画面。カメラのリモート操作は、このアプリで「Camera」を開いて行う必要がある

アプリのホーム画面。カメラのリモート操作は、このアプリで「Camera」を開いて行う必要がある

ボールペンは「振り子方式」を採用した2色仕様

ボールペンは、左右に傾けて芯を使い分ける「振り子方式」を採用した黒と赤の2色仕様だ。

下のレバーでボールペンを引き出し、上のボタンで引っ込ませる

下のレバーでボールペンを引き出し、上のボタンで引っ込ませる

本体に書かれた「RED」の文字を上にしてレバーを引くと、赤のボールペンが引き出され、「BLACK」を上にして引くと、黒ボールペンが引き出される

ボールペンの内部。芯は簡単に変えられる。開発者いわく、開発過程で一番苦労したのは、芯の繰り出し機構とスマホとの連携に使う電子モジュールの両方を、ボールペンらしい太さの軸の中に収めることだったとか

替え芯は、他社のさまざまなモデルに対応する。

三菱鉛筆の低摩擦で人気な「ジェットストリームインク」をはじめ、パイロットのゲルインキボールペンなど、一般的な替え芯に対応するのはうれしいポイントだ。

【対応替芯(一部)】
※サイズは、全長 67(+0.3)mm/前部直径 2.35(+0.05)mm/後部直径 2.35(-0.05)mm


・三菱鉛筆:SE-7、SXR-200-05、SXR-200-07
・ぺんてる:XKBXES7-A、XKBXES7-B、KFS5-AD、KFS7-AD、KFS7-BD、KFS7-CD
・パイロットコーポレーション:LHRF-20C4-B、LHRF-20C4-R、LHRF-20C4-L、BRFS-10EF-B、BRFS-10EF-R、BRFS-10EF-L、BRFS-10F-B、BRFS-10F-R、BRFS-10F-L、BRFS-10F-G、BRFS-10M-B
・セーラー万年筆:18-0103
・プラチナ万年筆:BSP-100S、SBSP-150S
・トンボ鉛筆:BR-VS33、BR-VS25、BR-VLE33

本体の素材は真鍮(しんちゅう)製で、さらに「装飾クロームコーティング」を施してあるため、重量感のある仕上がり。ビジネスシーンにマッチするデザインだ。

サイズは約14(直径)×150(高さ)mmで、重量は約40g。軸のカラーはシルバーのみ

サイズは約14(直径)×150(高さ)mmで、重量は約40g。軸のカラーはシルバーのみ

なお、左利きにも対応。ディスプレイの表示の向きを変更できる。

アプリ「Info+ App」の設定画面

アプリ「Info+ App」の設定画面

「インフォ」は、リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、充電は専用クレードルで行う。充電時間は45分で、待機時間は最大約12日間。もちろんデータ受信を行えば、電力を消費するため待機時間は短くなる。

ペンを差し込むと自動で芯を収納して、充電開始。一時的なペン差しとしても利用可能だ

ペンを差し込むと自動で芯を収納して、充電開始。一時的なペン差しとしても利用可能だ

【まとめ】商談中、スマートにメールがチェックできる!

今まで、手書きメモをデジタル化できる“スマートペン”はたくさん発売されているが、スマートウォッチのようにスマホの補佐的機能を持ったボールペンは聞いたことがない。“ウェアラブルペン”とでも言うのか……。いや、言わないか。

そもそも、ボールペン上で電話の着信やメール、LINEのプッシュ通知を受けることが便利なタイミングとはいつを指すのだろうか。同社の開発者は、商談中に「インフォ」を思いついたと話していた。確かに、社内ならまだしも、クライアントや取引先と打ち合わせ中、バイブ設定であろうとバッグの中に入れておこうとスマホが「ブーブー」鳴っていると気がそれるし、先方に「電話出たら」と気をつかわせてしまうことにもなる。だからといって、客前でスマートウォッチをチラチラ見るのも少し失礼な気がする。本機なら、そんな悩みはしっかりと解決してくれるだろう。

また、仕事においてノートやボールペンをよく使う人にもピッタリだ。デスクの端に置いているスマホをいちいちいじる必要がなくなるのは、想像以上に便利なのかもしれない。音楽を聴きながら作業している人にとってもまた然りだ。

とはいえ、……ニッチ過ぎやしないか!?

うん、いいのだ。キングジムは、“万人がそこそこ欲しいもの”ではなく、“一部の人がものすごく必要とする”プロダクトを作る「ニッチ戦略」を標榜する企業なのだから。

ちなみに、個人的にはカメラのリモートシャッターが何気に便利だと感じた。でも、自撮りするような土日のプライベートな時間に、ボールペンを持ち歩くかなあ〜。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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