レビュー
インテリアやアウトドア、もしもの時にも役立つ瓶型ソーラーランタン

存在が素敵すぎる「ソネングラス」は、世界一おしゃれな防災グッズにもなる

最近、SNSなどでじわじわ人気の瓶型ソーラーランタン「ソネングラス(SONNENGLAS)」をご存じでしょうか? 試しに自宅にひとつ購入してみたところ、さっそく心奪われているので、その魅力について語らせていただきます。「ソネングラス」の定価は4,320円(税込)ですが、2019年6月10日現在、入荷待ち店舗が続出中。一部店舗では定価を超える価格で販売されているようです。

下の動画(最初10秒ほど音声のみです)のように、スイッチを入れると、やさしい光が瓶からあふれ出るように広がります。フタを閉めたり、スイッチの切替えによるカチャカチャという音が耳にも心地よく、灯りのオンオフが“ふわぁっ”と切り替わる、素朴な雰囲気で癒やし効果高めです。

南アフリカでハンドメイド。「ソネングラス」は環境にやさしい灯り

ソネングラスは、少し前に日本でも大流行した「メイソンジャー」に、ソーラーチャージパネル付きのLEDランプがセットになったもの。ヨーロッパを中心に、世界中で200万個以上を完売したそうです(2018年7月時点)。

メイソンジャーのフタの表側に配置されたソーラーチャージパネルを日光に当てることで充電されるので、電気がない状況でも使用することができます。もともとは南アフリカに住む人々の暮らしを支える目的で作られたもので、すべて南アフリカで手作業によって作られているそう。ガラスと金属部分の約7割がリサイクル素材からできているほか、バッテリーは800回以上満充電にすることができ、有料の電池交換サービスを利用すれば半永久的に使用できることから、「環境にもやさしい灯り」と言われています。

サイズは11.5(直径)×18(高さ)pで、重さは638g。ガラス製なので軽量ではありませんが、中によほど重たい物を入れない限り、片手でひょいと持ち運べ、フックにかけて吊すこともできます

LEDライト(4つ)は、フタの内側に搭載されています

LEDライト(4つ)は、フタの内側に搭載されています

充電は、フタの上部分にあるソーラーチャージパネルを日光に直接当てるだけ

充電は、フタの上部分にあるソーラーチャージパネルを日光に直接当てるだけ

ワイヤーの先に付いたマグネットを、ソーラーチャージパネルの白い〇マークに合わせるとライトが点灯。このワイヤースイッチは、ヨーロッパのビール瓶ワイヤーをモデルにデザインされたそうです

ちなみに、スイッチを入れた状態で日の出程度の光(3,000ルクス)を10分間感知すると、自動的にオフに。逆に、感知する光が2,000ルクス以下になると10分後に自動的にオンになるオートオン/オフ機能も搭載されているという、見かけによらずハイテク(?)仕様でもあります。

灯りは、何にでも合いそうなシンプルな光色。温白色(色温度は3,500ケルビン)というらしいです

灯りは、何にでも合いそうなシンプルな光色。温白色(色温度は3,500ケルビン)というらしいです

置きもいいですが、吊すと光が降り注ぐように広がり、うっとりです

置きもいいですが、吊すと光が降り注ぐように広がり、うっとりです

設置の仕方によっては、ひとつで十分本が読めるくらいの明るさ

設置の仕方によっては、ひとつで十分本が読めるくらいの明るさ

読書灯として使用するなら、壁や床で光を遮らないように吊るしたほうが読みやすいです

読書灯として使用するなら、壁や床で光を遮らないように吊るしたほうが読みやすいです

ベッドサイドに置いておけば、夜中にトイレに起きた時にも持って行ける便利な灯りに。暗闇の中壁を伝って歩いたり、電気を煌々と付けて家族を起こしてしまう心配もなし。据え置きタイプの照明ではこうはいきません

満充電で約24時間灯りが続く

「ソネングラス」は満充電で最長約24時間使用できるので、夕方から深夜まで点灯させていても、4日くらいは充電なしで使用できそう。とはいえ、充電は日光に当てるだけなので簡単です。

ちなみに、充電スピードは日の強さによって変わり、晴天の昼間なら1時間の充電で約2時間分。くもりの日など、日光が弱い時は6時間充電しても1時間しか点灯しないということもあるそう。なお、microUSB経由(ケーブルは同梱されていません)でも充電できるので、天気が悪い日が続いても大丈夫です。

瓶ごと外にかけておくだけで充電できます

瓶ごと外にかけておくだけで充電できます

ソーラーチャージパネルだけを外して日に当ててもOKです

ソーラーチャージパネルだけを外して日に当ててもOKです

microUSBでの充電中は、「点滅が1回で0〜25%」「4回以上点滅継続で満充電」など、フタの裏にある緑のLEDライトの点滅回数で電池の残量を確認できます

耐水仕様で屋外やお風呂でも安心して使える

ソネングラスは、IP67に対応する耐水性能があります。屋外で雨にさらされても大丈夫なので、アウトドアにも持って行けるほか、お風呂でも使用できます。また、屋外で充電中に天気が悪くなっても、雨に降られる程度なら問題ありません。

LEDの光には虫が寄りつきにくいと言われているので、アウトドアにもぴったりですね

LEDの光には虫が寄りつきにくいと言われているので、アウトドアにもぴったりですね

防水仕様なので、入浴中にも! キャンドルのように換気の心配をしなくていいので、心からリラックスできます

水と光が融合すると、どうしてこうも美しいのでしょうか。瓶の部分だけお湯に浸けて幻想的な空間に浸ってみたり、軽く水をかけて水滴に反射する光を楽しんだりしています

好きなものを入れるだけで、自分だけのインテリアアートに

このように、存在自体が魅力的なソネングラスですが、瓶の中に小物や植物を入れておけば、素敵なインテリア雑貨になるというところも、大きな魅力のひとつです。

空のままでも素敵ですが、植物や小物を入れるだけで雰囲気ががらりと変わります。画像はソネングラスジャパンの公式インスタグラムより

あじさいのドライフラワーを入れてみたところ、かわいくて震えました。写真ではたぶん伝わっていないのがツライのですが、実物は衝撃的にかわいらしく、おしゃれな雰囲気です

何かしら入れるだけで様になるという、センスのない人間にもやさしいソネングラス、もとい、メイソンジャーの威力。へたってしまって「そのまま飾るのはちょっと……」というドライフラワーのセカンドキャリアにもいいんじゃないでしょうか。

ちなみに、「何かキラキラしたもの……透明でぷるぷるの消臭ボール入れたら絶対きれいだし一石二鳥なんじゃないか?」という名案を思いついたのですが、フタを閉めたら消臭ボールの意味がないことに気づき、断念。ソネングラスはそこまで密閉性は高くなさそうですが、空気口のようなものがあれば、消臭ボールのほか、フレッシュなグリーンなども入れやすいのにな、と思いました。とはいえ、変なところに穴が空いてこのデザインが損なわれるのもイヤだし……。難しいです。

試しに小さな鉢植えをイン。やっぱかわいい! 生きた植物の場合、酸素が十分に届かないのではと思われるので、短時間限定で

瓶に入れてフタをできるので、ペットや小さな子どもにちょっかいを出されやすい小物などを入れておくのにもよさそう。LEDランプは長時間点灯していても熱くならないので、安心して使用できます

ランプと瓶を完全分離できるので、中身を入れ替える時や汚れが気になった時に洗いやすいところも気に入っています。今回だけかもしれませんが、あじさいのドライフラワーを入れて数日フタをしたままにしていたところ、ちょっとニオイが気になる感じになったので、長時間閉めたままにはしないほうがいいかもしれません

もしもの時に、心強い癒やしの存在になるかも

もしも数日間、自宅で電気のない生活をしなければならなくなったら……。灯りの確保用に懐中電灯と電池は用意しているけれど、実際にそのような状況に陥ってしまうと、いつ電池がなくなってしまうのか、いつ電気は復旧するのか、気が気ではないと思います。

そんな時に、ソーラー充電が可能な灯りがひとつでもあると、だいぶ心にゆとりを持てるはず。もちろん、災害時専用グッズがあればいい話なのですが、普段から愛用している物がそばにあるだけで、安心感につながるのではないでしょうか。

とはいえ、瓶が割れると危ないので、余震が続くなどの状況下での使用はおすすめしません

とはいえ、瓶が割れると危ないので、余震が続くなどの状況下での使用はおすすめしません

単なるおしゃれ雑貨では終わらない、実用性の高さにほれぼれ

ソネングラスのよいところは、単におしゃれで癒やされるインテリア雑貨と見せかけて、ちょっとした読書灯としてはもちろん、アウトドアに持って行けるポータブル照明や、もしも時の灯りとしても活躍してくれるなど、実用性も非常に高いところ。生活必需品というわけではないけれど、「持ち運べる灯りってこんなに便利なものなのか」と驚いています。

もちろん、1番の愛すべきポイントはその見た目で、「今日はあそこに置こう」「夏になったら貝殻を、秋になったら紅葉した落ち葉を入れてみよう」など、日を追うごとに愛着が湧いてきています。部屋に間接照明が欲しいけれど、部屋が狭いしコードがじゃまだし、据え置きのライトなどはちょっとなぁ、という人にもいいと思います。

筆者自身、ソネングラスをもうひとつ買うべきかと迷っていたのですが、この記事を書いていて、「やっぱりもうひとつ買う!」と気持ちが固まりました。なぜもうひとつ欲しいのかと言うと、「読書灯として使用する用」と「中に物を入れてディスプレイする用」を分けたいから。ソネングラスの光は中身を入れると多少弱くなってしまうので、空のまま使用できるものを用意したいなと思っています。

入れる物によっても変わりますが、物が入っていると多少光が遮られてしまいます

入れる物によっても変わりますが、物が入っていると多少光が遮られてしまいます

2019年6月10日現在、ソネングラス公式サイトには注文が殺到中だそう。再入荷まで販売は一時休止中ですが、6月20日より販売再開予定とのことです。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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