レビュー
見た目だけじゃなくて保冷性能も上々

場所を取らないワインクーラー! ル・クルーゼ「アイスクーラースリーブ」がおしゃれで素敵


友人宅にあったル・クルーゼのワインクーラー「アイスクーラースリーブ」が、おしゃれで便利だったので即買いした筆者。ワインだけでなく、日本酒やノンアルコール飲料など幅広く使えるコンパクトなワインクーラーを紹介します。

保冷剤が一体化したワインクーラー

一般的なワインクーラーは水と氷を入れた容器にワインボトルを浸しますが、ル・クルーゼ「アイスクーラースリーブ」は保冷剤のような構造となっており、事前に凍らせておき、ボトルにかぶせて保冷します。凍らせても伸縮する素材を使っているので容易に装着でき、使用時も未使用時も場所を取りません。また、メーカー希望小売価格が2,530円(税込)と手ごろなところも魅力です。

未使用時のアイスクーラースリーブのサイズは155(幅)×16(奥行)×231(高さ)mm(筆者測定)

未使用時のアイスクーラースリーブのサイズは155(幅)×16(奥行)×230(高さ)mm(筆者測定)

広い面の部分に保冷剤が入っているようです

使用するには、冷凍庫で凍らせておく必要があります。6時間ほど冷凍庫に入れておきましょう

使用するには、冷凍庫で凍らせておく必要があります。6時間ほど冷凍庫に入れておきましょう

6時間冷凍庫に入れておいたアイスクーラースリーブ。広い面の部分が凍っています

6時間冷凍庫に入れておいたアイスクーラースリーブ。広い面の部分が凍っています

内側にも霜が付いています

内側にも霜が付いています

ペタンコな形状で凍っているので、ワインボトルに装着できるのか? と思われるかもしれませんが、凍っている部分はわりとやわらかく、両サイドに伸縮性のある素材が装備されているため、けっこう大きく開けます。ちょっと力を入れて引っ張ってみると、最大部は17cm近くまで開きました

とはいえ、装着時にアイスクーラースリーブをいちいち引っ張って広げる必要はありません。ボトルの先端にアイスクーラースリーブをかぶせ、下に押すだけで装着できます

750mlのワインボトル(直径73×高さ298mm)には余裕で装着できました

750mlのワインボトル(直径73×高さ298mm)には余裕で装着できました

ボトルに密着しているので、しっかり冷やしてくれそう

先に試したワインより太い直径85mmのボトルでも試してみたところ、問題なく装着でました。まだ少し余裕はありますが、これ以上太いボトルは装着できたとしてもぴったりしすぎて着脱しにくくなりそう

930mlの角張ったペットボトルにも装着可能。ワインだけでなく、ノンアルコール飲料の保冷にも使えます

930mlの角張ったペットボトルにも装着可能。ワインだけでなく、ノンアルコール飲料の保冷にも使えます

もちろん、細くて背の低いボトルにも対応

もちろん、細くて背の低いボトルにも対応

保冷力をチェック!

おしゃれさは大切だけど、保冷力がいまいちでは価値がありません。冷蔵庫で冷やしておいたワインがどのくらい保冷できるか試してみましょう。なお、ワインクーラーは通常、飲んでいる途中のボトルを保冷するため、少し量を減らした状態でテストしました。

片方はそのまま、もういっぽうにアイスクーラースリーブを装着してボトル内のワインの温度変化をチェック。スタート時のワインの温度は7.5℃で、室温は25℃弱です

ワインの温度は上がると思いきや、10分ほど経過するとアイスクーラースリーブを装着したワインは1.3℃下がって6.2℃に。いっぽう、ボトルのままのワインは3.6℃上昇し、11.1℃となりました

そのまま放置し、トータル50分経過。アイスクーラースリーブを装着したほうのワインは温度が下がり続け、4.9℃になりました。スタート時から2.6℃下がったことにビックリ! ボトルのままおいておいたワインは15.3℃まで上昇してしまいました

室温24℃前後の部屋で、アイスクーラースリーブで冷やし続けるのは1時間が限界だったよう。1時間経過後は、徐々にワインの温度が上昇していきました。それでも、何も装着していないボトルより10.5℃もワインは冷たい!

2時間経つと、アイスクーラースリーブを装着していてもワインは10.5℃になってしまいました。それでも、ボトルのままよりは9℃も冷たいので、保冷力は十分と言えるのではないでしょうか

室温にもよりますが、今回のテストでは1時間冷やし続けることができました。ワイン1本を2人で飲む場合、1時間もあれば空になるはずなので、冷蔵庫から出した時よりも冷たい温度で最後まで飲めそうです。

なお、アイスクーラースリーブで保冷中のワインをグラスに注ぐ際は、アイスクーラースリーブをいったん取り外すほうがよさそう。

アイスクーラースリーブを装着したままでもグラスに注げますが、中のボトルが動いて不安定になる可能性があります

底を持つ感じで注げば安定感は増しますが、ボトルの口からワインが垂れるおそれもあるので、個人的にはアイスクーラースリーブを外してから注ぐほうがいいと思いました

アイスクーラースリーブの着脱は時間がかからないので、それほど手間には感じないはずです

アイスクーラースリーブの着脱は時間がかからないので、それほど手間には感じないはずです

細めのボトルなら、上部から抜き差しするという手も!

細めのボトルなら、上部から抜き差しするという手も!

細かいことですが、自立するので着脱の導線がスムーズなのも高評価!

細かいことですが、自立するので着脱の導線がスムーズなのも高評価!

少し気になったのは、結露水。アイスクーラースリーブ表面の結露は少ないものの、ボトル表面を伝って下のほうに結露水が垂れてしまうので、コースターを敷いておくほうがいいでしょう。

卓上のワインを2時間保冷したアイスクーラースリーブ。結露水はほとんど付いていません

卓上のワインを2時間保冷したアイスクーラースリーブ。結露水はほとんど付いていません

アイスクーラースリーブはほぼ結露しませんが、装着しているボトル表面には結露水がけっこう付いています

アイスクーラースリーブはほぼ結露しませんが、装着しているボトル表面には結露水がけっこう付いています

ボトルを置いていた場所には、水が溜まっていました。見えにくいので紙をかぶせてみると、右の写真のように。このくらい水が溜まるので、コースターは必須かも

ちょっとなら冷やすこともできる!

保冷力の検証で実証されたように、アイスクーラースリーブは保冷するだけでなく、さらに冷やすこともできました。メーカーの公式サイトにも「常温(約18℃)のボトルにかぶせると、約10分で12℃程度まで冷やすことができる」と記されています。そこで、常温からどれほど冷えるのかテストしてみました。

スタート時のワインの温度は24.7℃で、室温は24.6℃です

スタート時のワインの温度は24.7℃で、室温は24.6℃です

冷蔵庫より早く冷えるのか気になったので、1本はアイスクーラースリーブを装着し、もう1本は冷蔵庫に入れて比較することにしました

40分冷やしておいたワインを比べてみると、アイスクーラースリーブを装着したワインのほうが約3℃低い温度に! 冷却できる時間に制限はありますが、スタートダッシュは冷蔵庫に入れておくより早いようです。ただし、40分冷やしても17℃弱なので、冷たくておいしいとは言えません

同様のテストを缶ジュースで行ってみたところ、24.2℃のジュースが約30分で12.1℃まで冷えました。飲んでみると冷たさは感じましたが、キンキンに冷えるレベルにはならないようです。常温から冷やすこともできますが、そこそこ冷たいくらいしか冷やせないと思っておいたほうがいいでしょう

まとめ

保冷力については、今回検証した環境下では1時間〜1時間30分程度が満足できる冷たさをキープできる許容範囲という印象。そのくらいの時間保冷できれば、1〜2本のワインなら十分に保冷できるのではないでしょうか。正直なところ、一般的なワインクーラーのほうが氷を継ぎ足せば何時間でも保冷できるので保冷性能は高いのかもしれません。保冷性能と持続性を重視するなら、普通のワインクーラーを選ぶほうがよさそうです。

しかし、場所を取らないのはアイスクーラースリーブの大きなメリット。使用中もですが、冷凍庫に入れておいてもさほどじゃまになりません。別途氷を用意するほど冷凍庫に余裕がない人は、単体で保冷できるアイスクーラースリーブは重宝するはず。また、事前に凍らせておく必要はありますが、卓上で飲み物を冷やしたいと思った時に、冷凍庫から出してボトルにかぶせるだけで準備が完了できるのもラク。容器を出し、水と氷を投入しなければならない一般的なワインクーラーより手間はかかりません。水に浸して冷やさないので、グラスに注ぐ際の水垂れが少ないのもいいところです。

このように冷凍庫に入れっぱなしにしておいても、それほどスペースを取りません

このように冷凍庫に入れっぱなしにしておいても、それほどスペースを取りません

そしてなにより、見た目がイイ! 発色がキレイで、アイスクーラースリーブが卓上にあるとおしゃれ感が増すような気がします。幅広く役立つので、プレゼントにもよさそう!

一定期間でカラーバリエーションが変わるのか、2020年3月11日時点で公式サイトにラインアップされていたのはブラック、チェリーレッド、オレンジ、カリビアンブルーの4色。筆者が購入したイエローとパープルはありませんでした

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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