選び方・特集
くっつかない!焦げない!

《2020年》おすすめフライパン5選。選び方と長持ちさせるコツも徹底解説!

どこの家庭にもある便利な調理器具フライパン。大きさや形状、材質などさまざまです。そこでここでは、フライパンの特徴と選び方をくわしく解説するとともに、種類ごとにおすすめのフライパンをご紹介します。また、後半ではフライパンを長持ちさせるテクニックも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

フライパンを選ぶときに必ずチェックする3つのポイント

フライパンを選ぶときに、チェックしたいポイントは次の3つ。
 ・大きさ、形状
 ・熱源
 ・コーティング、材質


これだけおさえれば、あなたにピッタリのフライパンが見つかります。

フライパンは大きければいいわけではない

「大は小を兼ねる」ということわざがありますが、フライパンに関してはムダのないサイズを選ぶことが大切。大きすぎるフライパンを使うと、火の回りが遅くなる、重すぎて洗うのが大変といったデメリットがあります。特に、女性の場合は重さが1kgを超えると腕が疲れて扱いにくくなりますので、ぴったりなサイズを見つけましょう。

左:26cmフライパン、右:20cmフライパン

左:26cmフライパン、右:20cmフライパン 比較

フライパンのサイズは直径で表記されます。大きさは10cm台から30cm以上とさまざま。家族人数やよく作るレシピなど、使用シーンに合わせてサイズを選びましょう。 フライパンの標準サイズは「24cm」と「26cm」。ひとつあれば十分ですが、忙しい朝に同時にもう一品作りたい場合は、サブ使いとして「20cm」前後の小さなフライパンがあると便利です。
家族人数で選ぶ場合、1〜2人暮らしは24cm、3〜4家族は26cmが目安サイズとなります。20cmフライパンは目玉焼き2〜3個、26cmフライパンは目玉焼き4〜5個を作れる大きさなので、参考にしてみてください。

「浅型」と「深型」を使い分ける

フライパンの形状には「浅型」と「深型」があります。浅型は、表面積が広く、一度にたくさん作りたいときに便利。また、炒め物などフライパンを振る調理に向いています。深型は、汁気の多い煮物などの調理に向いています。どちらも一長一短がありますので、調理方法に合わせて選びましょう。
参考として、直径20cmの深さが異なる2つのフライパンを使用して、調理量がどれぐらい異なるか検証しました。

直径20cm(同じサイズ)の深型と浅型フライパンで検証

直径20cm(同じサイズ)の深型と浅型フライパンで検証

左:20cm深型フライパンで3玉、右:20cm浅型フライパンで1玉

左:20cm深型フライパンで3玉、右:20cm浅型フライパンで1玉

結果、深型フライパンは3玉入れてもまだまだ余裕があり、最大4〜5玉まで調理可能でした。いっぽうで、浅型フライパンは1玉だけでいっぱいに。
キッチンが狭いなどの理由で、小型フライパンを活用する場合は、深型フライパンを活用するとたくさん調理できるので便利です。ただし、振る動作は、浅型フライパンのほうがはるかに楽。どちらを優先したいかで、浅型・深型を使い分けてください。

引っ越しが多い人は、ガス火・IH両方に対応した製品を

フライパンの対応熱源には「ガス火専用」と「IH対応」の2種類あります。あらかじめ、ご家庭のキッチンを確認してから購入しましょう。
IH対応フライパンは、基本的にはIH・ガス火両方で使えます。しかし、IH対応フライパンの中には、ガス火に不向き(温まるのが遅く、重い)な製品も。
ガスコンロでしか使用しない場合は、ガス火専用のほうが安く購入できるでしょう。転勤など引っ越しが多い人は、ガス火・IHの両方に対応した製品がおすすめです。

ガス火とIHに対応

IH対応かどうか判断する方法

購入時の説明書をなくしてしまったし、メーカーページもわからない……
そんな時は、フライパンの底面に磁石をくっつけてみてください。

IH対応フライパンは、底面の金属がIHヒーターの加熱面と磁力で反応して加熱する仕組みです。そのため、IH対応フライパンには磁石がくっつきます。ひとつの判断目安ですが、安全のためは、メーカーにきちんと確認してから利用したほうが安心です。

コーティング加工のフライパンは消耗品と考えよう

お手入れを楽にするために、フライパンの内側表面に「食材をくっつきにくくする」加工を施した製品が主流です。
コーティング加工フライパンは、経年劣化でコーティングが剥がれてしまうので、2〜3年に一度の買い替えが必要。逆に、コーティング加工のないフライパンは、手入れさえきちんとすれば10年以上長く使用できます。どちらも一長一短ですが、消耗品と割り切って使用するのであれば、安くて手入れが簡単なコーティング加工フライパンは魅力と言えます。

主な材質の特徴とメリット・デメリットを比較

同じフライパンといっても材質によって特徴はかなり異なります。市販フライパンの主な材質は5種類あり、その特徴を一覧表でまとめました。重視したい項目を強みとする材質のフライパンを選びましょう。

初心者におすすめ!アルミニウム製

熱伝導率が高く、火の通りやすさが特徴のアルミニウム。焦げ付きやすい素材のため、フッ素樹脂やセラミックの表面コートをプラスしている製品が主流です。非常に軽量なので、腕力がない女性にもおすすめ。パスタやリゾット料理に適しています。

こだわり派におすすめ@鉄製

チャーハンや餃子などの中華料理に適しており、プロの料理人が愛用する本格的なフライパン。しっかり油をなじませて調理すれば、焦げ付くこともありません。さらに、使えば使うほどフライパンに油が染み込み、味わいが出るメリットも。ガスの高火力で調理したい人や、買い替えをせずに長く使用したい人におすすめです。

こだわり派におすすめA銅製

火加減が重要な「卵料理」にピッタリ。熱伝導率が高く、フランス料理店などでよく使用されています。熱の伝わりが早すぎるので、料理に慣れていない人が使うとかえって扱いにくい面も。値段が高く、高級フライパンに分類されます。

おしゃれ派におすすめ!ステンレス製

見た目のおしゃれさが人気のフライパン。ステンレス(”汚れ・ない”の造語)の名が表す通り、汚れやサビに強い点が特徴です。少しぐらい焦げ付いても、スポンジで洗浄すれば、簡単に汚れを落とせる魅力も。いったん高温になると冷めにくい性質なので、余熱調理に向いています。

女性や高齢者におすすめ!チタン製

鉄の倍ほどの強度ですが、重さは鉄製やステンレス製と比べて半分しかありません。重いものが苦手な高齢者や女性におすすめです。酸や食塩に対して耐食性があり、サビついたり変形したりする心配もありません。じっくり火を通す料理に適しています。

【材質別】人気のおすすめフライパン5選

これまで解説してきた5つの材質別に、ランキングでも人気のおすすめフライパンをご紹介します。

1.アルミニウム製
北陸アルミニウム「センレンキャスト フライパン」

洗練された、軽くて丈夫なフライパン。北陸アルミは、約400年の歴史をもつ高岡鋳物発祥の地(富山県高岡市)で製造しているメーカーです。高密度4層構造と超硬質セラミックダブル配合で汚れをサッと落とせるコーティングが特徴。26cmサイズで620gという軽量さなので、女性でも片手で楽に扱えます。

2.鉄製
リバーライト「極 JAPAN 厚板フライパン」

使い始めに空焼きする必要がなく、使用後に油を塗る作業も不要。鉄製ならではの面倒くさい手間をみごとに解決した一品。初心者でも扱いが簡単なのでおすすめです。強火に耐えるスチールの強さと、手になじむウッドのバランスが絶妙。多くの鉄製フライパン愛好家から支持を集めています。

3.銅製
中村銅器製作所「玉子焼鍋」

全国の料亭や寿司職人などプロの料理人が愛用するフライパン。卵焼きがふんわり、まろやかに仕上がります。中村銅器製作所は、東京下町足立区で親子4代に渡って銅鍋製作を行っている会社。日本製ならではの安心感も評価されているポイントです。ひとつひとつ手打ちで打出すことによって、板の強度が増して、粗い扱いにも耐えられる設計に。使い込むほどに味わいが増す一品です。

4.ステンレス製
ツヴィリング J.A. ヘンケルス「ピコ フライパン」

手ごろな価格でステンレス製の入門としてピッタリな製品。ツヴィリング社のハイクオリティな技術を小型のフライパンで実現しました。少人数向けの調理やお弁当作りなどちょっとした調理で活用できる小回りのよさが魅力。シンプルなデザインとステンレス独特の光沢感、裏面にあるさりげないZWILLINGの刻印も人気の秘密です。

5.チタン製
長谷元「純チタン木柄いため鍋」

炒め物に使いやすいチタン鍋。中華鍋といえば重たいイメージがありますが、この純チタンのいため鍋は力に自信のない人にもおすすめ。持ち手は木柄で熱くならないよう工夫されています。圧倒的な軽さ、優れた昇温速度と抜群の耐蝕性が自慢のフライパンです。多少焦げ付いても、丈夫で傷に強いので、ゴシゴシ洗えて衛生的です。

フライパンを長持ちさせるコツと使い方を解説!

せっかくコーティング加工ありの新品のフライパンを購入しても、すぐに焦げ付きやこびりつきがひどくなってしまうことも。使い方に気を付ければ、コーティングを長持ちさせることは可能です。そこでここでは、主に、コーティング加工されたフライパンを長持ちさせるテクニックをご紹介します。

1. 水で急冷しない

フライパンでよくありがちな失敗として、調理後すぐに「水に浸けてしまう」ことがあげられます。熱いままのフライパンに水を浸けると、急冷されて金属がゆがみます。そのゆがんだ隙間から、表面コートがどんどん剥がれてしまうことに……

調理後は、フライパンが自然に冷めるまで待つか、どうしてもすぐに片付けたい場合は、お湯で洗うと長持ちします。

2. 空焚きしない、強火を使わない

次によくある失敗が「空焚き」または「強火」でフライパンの表面温度を急上昇させてしまうこと。温度が最も上昇しやすいのは、水や食材が何も入っていない、余熱のタイミングです。「フッ素樹脂」は熱に弱いので、コーティングが熱によって損傷し、場合によっては、有毒ガスを発生させる危険性もあります。フッ素樹脂の耐熱温度は約260℃なので、弱火〜中火で使用していれば問題ありません。寿命を短くする一番の原因は「強すぎる火加減」なのです。

3. スポンジのやわらかい面で洗う

フライパンを洗うときに、研磨剤入りのスポンジでゴシゴシ洗っていませんか?鉄製フライパンを洗うときはそれでもいいですが、コーティングされたフライパンを洗うときは、スポンジのやわらかい面を使って洗うのが正解です。

身近な例としては、スポンジのザラザラした面で洗浄すると、フッ素樹脂加工も一緒に削ってしまい、寿命が早まります。金属タワシやクレンザーも、使用しないようにしましょう。

▼フライパンの正しい洗い方
1.キッチンペーパーで油と汚れを拭きとる
2.フライパンが自然に冷めるのを待ってから、中性洗剤とスポンジでやさしく洗う
3.水でしっかりすすぎ、水気を拭きとって乾燥させる

4. 金属ヘラを使用しない

フッ素樹脂加工はとても繊細です。コーティングを傷つけないように、なるべく木製・竹製・シリコン製・ナイロン製のヘラを使うようにしましょう。

5. 調理が終わったら、食材をすぐお皿に移す

フッ素樹脂加工には、ピンホールと呼ばれる表面に見えない小さな穴が空いています。できあがった料理をそのままにしておくと、水分や料理の成分が浸透して、フライパンの金属部分を汚すことに。そこからサビが発生したり、雑菌が繁殖したりする原因になるので、料理が終わったらなるべく早くお皿に移しましょう。

本記事を参考に、ぜひお気に入りのフライパンを見つけてみてください。正しいお手入れで使用すれば、フライパンが長持ちして、今まで以上に調理が楽しくなるはずですよ。

(※本記事の内容は、筆者個人の感想に基づくものです)

価格.comマガジン編集部

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