選び方・特集

《2023年》「フライパン」おすすめ7選+α! 専門店店長が「選び方」や「長持ちのコツ」も伝授

フライパン専門店「鐵兎堂」店長がおすすめする人気7モデルを紹介!

フライパン専門店「鐵兎堂」店長がおすすめする人気7モデルを紹介!

毎日使う調理器具の代表格「フライパン」は、購入するときに「安かったから」や「有名なブランドだから」と、特に明確な理由なく適当に選んでしまっている人が多いのではないでしょうか。

フライパンは、料理をする限りは大体必要になるツールですし、何よりそれ次第で料理が格段に作りやすくなったり、料理自体の味がグッとグレードアップしたりする可能性もあるわけで。実は、きちんとしたセレクトが重要なんです。

そこで今回は、京都にあるフライパン専門店「フライパン専門 鐵兎堂-TETTODO-」店長、寺西貴美さんにフライパンの種類や選び方のポイントなどをうかがいながら、店長が厳選したおすすめモデルを紹介します。

「フライパン専門 鐵兎堂-TETTODO-」【STORE INFO.】京都市西京区にある築100年以上になる京町家で、2023年7月8日にオープン。フライパンが欲しい人のために国内外のいろんなメーカーから集めた100種類以上のフライパンが持ち比べできます。同店の面白いところは、「フライパンのお試しサービス」が受けられること。店舗スタッフが使い方やお手入れの方法を実際に卵を焼いたりしながらていねいに説明してくれます【DATA】●住所:京都市中京区宮本町795-1 イワタコマチヤ内●営業時間:10:00〜18:00●営業日:月・木・土曜日●公式Instagram https://www.instagram.com/tettodo/

「フライパン専門 鐵兎堂-TETTODO-」
【SHOP INFO】
京都市中京区にある築100年以上になる京町家で、2023年7月8日にオープン。フライパンが欲しい人のために国内外のいろんなメーカーから集めた100種類以上のフライパンが持ち比べできます。同店の面白いところは、「フライパンのお試しサービス」が受けられること。店舗スタッフが使い方やお手入れの方法を実際に卵を焼いたりしながらていねいに説明してくれます
●住所:京都市中京区宮本町795-1 イワタコマチヤ内●営業時間:10:00〜18:00●●営業日:月・木・土曜日

【素材選び】フライパン選びでまず考えるべきは「どこに重きを置く」か

フライパンの素材は、大きく分けて次の5種類があります。

・鉄
・アルミ
・ステンレス
・銅
・チタン

それぞれにメリットとデメリットがあり、たとえば熱伝導性の高い素材のフライパンは強火力が必要な炒め料理などの味を高めますが、その代わりに繊細な火加減調整が必要になるため、調理のハードルが上がってしまうことも。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

フライパンを選ぶには、まず自分が調理作業のどこを重要視するか? を考えてみてください。おいしさや健康(安全性)、手間がかからない、コスパ……など、どれを重視するかで、選ぶフライパンは変わってくるんです

素材の違いに加え、表面コーティングなどの要素も違いとしてあげられますが、まずはフライパンが素材によって特徴がどう異なるのかを見ていきましょう。

「鉄フライパン」ってこんな感じ!

写真は、リバーライトの「極JAPAN フライパン」

写真は、リバーライトの「極JAPAN フライパン」

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

まず、鉄のフライパンは「よりおいしく調理できる」のがポイント。鉄は熱伝導性が高く、かつ高温に強いので、グリル調理にとても向いています。焼きや炒め料理をおいしくしたいなら鉄がよいかも。また、調理後すぐ、まだ熱いうちにザッと洗えるので、意外と面倒くさがりの人にも使いやすいと思います

【鉄のメリット】
・強火調理が可能で料理をおいしくできる
・日常的に鉄分が摂取できる
・丈夫でキズに強い。金属ヘラも使える
・コーティング剥がれなどがないので、長期間使えて高コスパ

【鉄のデメリット】
・重い
・ややサビが出やすい
・熱伝導性が高いため、火加減によっては焦げやすい
・使い始めに油をなじませるなどの手間がかかることも

「アルミフライパン」ってこんな感じ!

TI:DAの「フライパン」。下記では「マルチパン」を紹介します

TI:DAの「フライパン」。下記では「マルチパン」を紹介します

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

アルミのフライパンはとても軽いのが特徴。鍋を振るような調理がしやすいし、女性やお年寄りなど腕の力が弱い人でも楽に使えます。毎日使うものだけに、重いと意外とストレスになってくるはず。なお、フッ素樹脂などでコーティングされたもののほとんどは、アルミフライパンです

【アルミのメリット】
・軽い
・熱伝導性がとても高いので、お湯もすぐ沸かせる。水分の多いものの調理に向いている
(ただしコーティングされたものは、少し熱伝導性が落ちる)

【アルミのデメリット】
・火加減が難しい。焦げ付きやすい
・比較的やわらかく、ぶつけるなどの外的要因で変形しやすい

「ステンレスフライパン」ってこんな感じ!

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

ステンレスのフライパンは蓄熱性が優秀です。熱が1回入れば冷めにくいので、煮込み調理などに便利……なんですが、熱ムラが出やすいので、焼く/炒めるは少し難しいかもしれません。あと、見た目の美しいフライパンは、ステンレス製が多いですね

【ステンレスのメリット】
・汚れやサビに強い
・蓄熱性が高く、冷めにくい
・見た目が美しい

【ステンレスのデメリット】
・少し重い
・温まるまでに時間がかかる

「銅フライパン」ってこんな感じ!

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

銅のフライパンは、今回あげた5種類の中で最も熱伝導性が高いです。順番で言うと、「銅>アルミ>鉄」といった感じ。つまり温度を繊細に調整できるので、プロの料理人の中には卵焼き器などで銅製のものを使う人が多いようです。もちろん、その分火加減は難しいのが玉にキズ

【銅のメリット】
・熱伝導率がすごく高い
・板厚にもよるが、繊細な温度調整がしやすい
・軽い

【銅のデメリット】
・高価
・錆びやすく変形しやすい
・火加減が難しい

「チタンフライパン」ってこんな感じ!

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

チタン製のフライパンと言えば、とにかく軽くて強度が高いもの。鉄よりも頑丈で、当然ながら金属ヘラなども気兼ねなく使えます。錆びにくいのもうれしいポイントですね。ただし、熱伝導性は低めなので、調理の際に温まりにくいです

【チタンのメリット】
・軽い
・鉄よりも強度が高く頑丈で、変形しづらい
・耐食性が高く、サビの心配が少ない

【チタンのデメリット】
・高価
・熱伝導率は弱めで、温まりにくい

コーティングの種類について解説!

フライパン選びにおいて素材と同じぐらい重要なのが、表面のノンスティック(くっつかない)コーティングです。

その代表的なものが。「テフロン=フッ素樹脂」コーティング。フッ素樹脂は、水や油を弾く性質が強いため、フライパンの表面に料理がくっついてしまうのを抑制します。つまり、調理が失敗しにくくなるというわけ。ただし、「高温や温度変化に弱い」「キズに弱い」という弱点があり、また経年による劣化でコーティングそのものが剥がれてしまうことも避けられません。温度の使用上限は大体260度。350度を超えると、熱分解が始まり、有毒ガスが発生するとも言われています。

フッ素樹脂以外には、「マーブル(フッ素樹脂×大理石の粉のコーティング)」、「ダイヤモンド(フッ素樹脂×ダイヤモンドの粉のコーティング)」、「チタン(フッ素樹脂×チタンのコーティング)」など、硬度をアップすることでキズへの耐久性を高める工夫が施されたものも多くあります。ちなみに、熱への耐性はフッ素樹脂コーティングのみのものと変わりません。

フッ素樹脂を使用しないコーティングとしては、「セラミックコーティング」があげられます。こちらは、表面をセラミックの粉で焼き固めたものなので、比較的高温に強く、有毒ガスも発生しません。もちろん硬度も高めで、キズへの耐久性も比較的高いです。また、遠赤外線が発生することで、材料にじっくりと火が通る効果も期待できます。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

コーティングにはさまざまなグレードがありますが、大体は「金属ヘラでどれぐらい引っかいても大丈夫か?」と言った基準で決められています。つまり、「コーティングのグレード=キズに対する耐久性やコーティング厚に対する評価」として見るとわかりやすいです

コーティングを長持ちさせるには

コーティングフライパンを使用するうえで特にやってはいけないのが、調理後すぐにフライパンを洗ってしまうこと。まだ熱い状態から水をかけて急冷されると、コーティングは大きなダメージを受けてしまいます。

強火も絶対にNG。ガス火であれば、火の先端がフライパンの底にちょうど届くぐらいが、コーティングフライパンに最適な中火の状態です。それ以上の火力だとコーティングを痛めてしまいます。

金属ヘラなどで引っかくのも当然ダメージになりますが、ほかにうっかりやりがちなのが、シンクでフライパンの上に食器を重ねて置くこと。これもダメージになる可能性が高いです。

また、食材がくっつかないからといって油を引かないのもよくありません。とにかく「空焼きによる温度上昇」を避けるのが鉄則なので、できれば使用前に側面まで油を引いておけば安心です。

洗うときは、やわらかいスポンジで。コーティングが弱ってくると、つい焦げ付き部分をスポンジの硬い側で強くこすってしまいがちですが、そうするとなおさら寿命を縮めてしまうことになるかも。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

上記のことを守れば、コーティングは長持ちさせられますが、とはいえどうしても使うほどにダメージは蓄積していきます。そこでおすすめなのが、用途別でフライパンを使い分けること。たとえば、高温調理が必要な炒め物などは非コーティングのフライパンで、それ以外はコーティングのフライパンにすることで、それぞれのフライパンのダメージをかなり抑えられると思います

鐵兎堂・寺西店長おすすめ! 人気フライパン7選

お待たせしました。ここからは、本題である「鐵兎堂・寺西店長がおすすめするフライパン」を紹介します。今回は、「鐵兎堂」の売れ筋モデルの中から、寺西店長が「これぞ!」と推すフライパンを厳選してもらいました。先述のとおり、ステンレス、チタン、銅のフライパンは扱いが難しいからなのか、厳選7モデルは鉄とアルミのフライパンが占めています。それぞれの魅力を店長のひと言コメントともにお届けします。

お手入れがとにかく簡単な鉄フライパン!
【01】リバーライト「極JAPAN フライパン」

リバーライト「極JAPAN フライパン」。ガス/IH対応の鉄フライパン。サイズのラインアップは、16/18/20/22/24/26/28cm。写真は26cm

リバーライト「極JAPAN フライパン」。ガス/IH対応の鉄フライパン。サイズのラインアップは、16/18/20/22/24/26/28cm。写真は26cm

鉄のフライパンは「きちんと手入れをしないと錆びる」というイメージが強いですが、リバーライトの「極JAPAN フライパン」は、鉄の表面に窒素を浸透させること(窒化鉄)によって硬度を高め、さらに酸化皮膜を作ることでサビの発生を防いでいます。鉄フライパンのメリットはそのままに、非常に使いやすく、ケアの手間がかからないのが最大の魅力と言えるでしょう。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

リバーライトはお手入れが非常に簡単。使用後に油を塗ってあげるなどの手間もないので、面倒くさがりの人にもおすすめです

男性に人気! 簡単お手入れ&ソリッドデザインが魅力
【02】エフディー「FD STYLE 鉄フライパン」

エフディー「FD STYLE 鉄フライパン」。ガス/IH対応の鉄フライパン。サイズのラインアップは、20/24/24(深型)/26cm。写真は26cm

エフディー「FD STYLE 鉄フライパン」。ガス/IH対応の鉄フライパン。サイズのラインアップは、20/24/24(深型)/26cm。写真は26cm

エフディーの「FD STYLE 鉄フライパン」もリバーライトと同じく窒化鉄製のフライパンなので、お手入れの簡単さは文句なし。底面を広めに作っており、26cmサイズでも他社製品の28cm並みの面積があるのは使いやすいポイントでしょう。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

こちらも鉄フライパンの中ではおすすめ。竹製ハンドルやソリッドデザインが魅力で、特に男性のお客様に人気の製品です

セラミック加工の草分けは女性から人気!
【03】グリーンパン「ウッドビー フライパン」

グリーンパン「ウッドビー フライパン」。ガス/IH対応のアルミフライパン。サイズのラインアップは、20/24/26/28/28(深型)cm。写真は26cm

グリーンパン「ウッドビー フライパン」。ガス/IH対応のアルミフライパン。サイズのラインアップは、20/24/26/28/28(深型)cm。写真は26cm

グリーンパンの「ウッドビー フライパン」は、セラミックコーティングされたフライパンの草分け的な存在。高温に強く、長期間安定したノンスティック性能を発揮します。また、底面に銅を加えた「マグニート」と呼ばれる同社独自の電磁誘導技術を採用しており、IH対応にも関わらず高い熱伝導性を誇ります。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

フッ素樹脂だけのものはイヤだけど、それ以外のコーティングが施されているものなら欲しい、というお客様にはまずこれをおすすめします。セラミックコーティングならではのホワイトカラーは料理が映えるので、女性からの人気が抜群です

料理初心者にも最適なコスパ最強モデル!
【04】TI:DA 「マルチパン」

TI:DA 「マルチパン」。アルミ鋳造製のガス/IH対応マルチパン。サイズのラインアップは、24/28cm。写真は24cm。同シリーズには深さを抑えたフライパンもあり

TI:DA 「マルチパン」。アルミ鋳造製のガス/IH対応マルチパン。サイズのラインアップは、24/28cm。写真は24cm。同シリーズには深さを抑えたフライパンもあり

TI:DAの「チタン&ダイヤモンドWコーティング マルチパン」は深さがあり、多用途に使えるIH対応マルチパン。焼く/炒める/煮る/炊くなど、幅広く使える高い汎用性が魅力です。7層(内側5層/外側2層)のチタン&ダイヤモンドのWコーティングが施されており、キズの耐久性に加え、高温にも強く、何と揚げ物調理も可能です。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

これだけリッチなコーティングの割には低価格で、コスパは非常に高いと思います。料理初心者でも簡単に使えるフライパンとしておすすめ!

最高級のテフロン加工! ガス火専用だけど高購入率の軽量モデル
【05】ウルシヤマ金属工業 「Fu-ga フライパン」

ウルシヤマ金属工業 「Fu-ga フライパン」。ガス対応/IH非対応のアルミマグネシウム合金製フライパン。サイズのラインアップは、18/22/26/30cm。写真は26cm。同シリーズには、深さのある「ディープパン」(20/24/28cm)あり

ウルシヤマ金属工業 「Fu-ga フライパン」。ガス対応/IH非対応のアルミマグネシウム合金製フライパン。サイズのラインアップは、18/22/26/30cm。写真は26cm。同シリーズには、深さのある「ディープパン」(20/24/28cm)あり

「Fu-ga フライパン」は、加工がテフロンコーティングのみですが、そのなかでも最高級グレード「テフロン プラチナプラス」加工が施されているので、耐久性は間違いなし! 底面は厚みを残して蓄熱性を稼ぎつつ、縁の立ち上がり部を薄く作ることで軽量化を達成。26cmでも重量600g台と、取り回しやすいのも魅力です。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

広くて深くていろいろな調理がしやすい形状に加え、とても軽いのがうれしいポイント。こちらはガス火専用ですが、鉄ではないフライパンをお探しのお客様が最終的に選ばれる率が高いモデルです

IHコンロの人にはこれ! 熱が均一にムラなく伝わるモデル
【06】北陸アルミニウム「IHハイキャストプレミアム」

北陸アルミニウム「IHハイキャストプレミアム」。ガス/IH対応のアルミ鋳物製フライパン。サイズのラインアップは、20/22/24/26/28cm。写真は26cm。同シリーズには、「いため鍋」(30cm)や玉子焼き器も揃える

北陸アルミニウム「IHハイキャストプレミアム」。ガス/IH対応のアルミ鋳物製フライパン。サイズのラインアップは、20/22/24/26/28cm。写真は26cm。同シリーズには、「いため鍋」(30cm)や玉子焼き器も揃える

北陸アルミニウムの「IHハイキャストプレミアム」も、先述の「テフロン プラチナプラス」コーティングが施されたフライパン。成形は一般的なプレス加工ではなく、全体に熱が均一に伝わる鋳造を採用しており、ムラのない加熱調理が可能です。黒い本体底面には、一般的なモデルで採用される「IHプレート」の代わりに鉄粉を溶着させており、熱による変形が起きにくいのが特徴です。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

IHでは、熱がドーナツ状に底面へ集中するので、フライパンに膨張や変形といったトラブルが起きやすいもの。その点、本モデルは熱変形しにくいので安心です。また、側面まで熱が伝わるように工夫されており、焼きムラも軽減されるので、IHコンロをお使いの人は1度使ってみてほしいです

調理のプロ御用達! 国産フライパンの最高峰
【07】仔犬印「スーパーセラミック フライパン」

仔犬印「スーパーセラミック フライパン」。ガス/IH対応のフライパン。サイズのラインアップは、20/22/24/26/28/30cm。写真は26cm

仔犬印「スーパーセラミック フライパン」。ガス/IH対応のフライパン。サイズのラインアップは、20/22/24/26/28/30cm。写真は26cm

「スーパーセラミック フライパン」は、アルミをステンレスで挟むことで、熱伝導性と蓄熱性を高めた 3層鋼クラッド材を本体に採用。さらに、セラミックの粉を溶射する「スーパーセラミックコーティング」との相乗効果により、何と耐熱温度400度以上を誇ります。また、コーティング表面に開いた無数の気孔に油と水分が出入りすることで、食材がベタつかずシャキシャキとした焼き上がりを実現します。

鐵兎堂・寺西店長
鐵兎堂・寺西店長

調理のプロも購入される、まさにこだわりの逸品フライパン。価格はお高めで、重量も26cmで1.2kgと重いですが、国産フライパンの中で最高峰の性能を持っていると言えます

【コラム】そんなのもあるの!? クセ強な専用フライパンの世界をのぞいてみた

フライパンと言えば、さまざまな食材を焼く/炒める/煮ることができる汎用性の高い調理器具です。しかし、なかには特定の食材や調理方法に特化した、専用フライパンも存在します。ややクセ強だけど、使いこなせば意外と便利な専用フライパンを、寺西店長から紹介してもらいました。

下村企販「プチホットケーキ&大判焼き器」

下村企販「プチホットケーキ&大判焼き器」。ガス対応/IH非対応。●本体素材:鉄(透明シリコーン樹脂塗装)●サイズ:38.7(幅)×19(奥行)×2(高さ)cm(1個サイズ:内径8/底径7.5×深さ1cm)

下村企販「プチホットケーキ&大判焼き器」。ガス対応/IH非対応。●本体素材:鉄(透明シリコーン樹脂塗装)●サイズ:38.7(幅)×19(奥行)×2(高さ)cm(1個サイズ:内径8/底径7.5×深さ1cm)

直径8cmのプチホットケーキが1度に4枚まとめて焼けるモデル。目玉焼きを家族分まとめて焼いたり、本モデルを2枚使ってあんこやクリームを挟んでスイーツを作ったりといろいろと使えそう。

下村企販「ファイバーライン鉄製ロング玉子焼き」

下村企販「ファイバーライン鉄製ロング玉子焼き」。ガス/IH対応。●本体素材:鉄(透明シリコーン樹脂塗装)●サイズ:41.5(幅)×13(奥行)×9(高さ)cm

下村企販「ファイバーライン鉄製ロング玉子焼き」。ガス/IH対応。●本体素材:鉄(透明シリコーン樹脂塗装)●サイズ:41.5(幅)×13(奥行)×9(高さ)cm

従来モデルより約1.2倍ロングなボディの卵焼き器。卵液を一気に流して巻けるので、お弁当作りなどの朝の調理も時短になりそう。ソーセージやアスパラガスといった細長い食材をそのまま焼くにも便利です。

杉山金属「洋食工房 オムフライパン」

杉山金属「洋食工房 オムフライパン」。●本体素材:アルミダイキャスト(ふっ素樹脂塗膜加工)●サイズ:38(幅)×21.9(奥行)×6.5(高さ)cm●重量650g

杉山金属「洋食工房 オムフライパン」。●本体素材:アルミダイキャスト(ふっ素樹脂塗膜加工)●サイズ:38(幅)×21.9(奥行)×6.5(高さ)cm●重量650g

卵を流し込んでから中央のくぼみにチキンライスを入れて包めば、誰でも失敗せず形がキレイなオムライスが作れる専用フライパン。中の具材を包むことに特化しているので、フルーツを包んだクレープ作りなどにも便利です。

価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!

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