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自宅で全国グルメ旅気分! ひとり鍋と固形燃料で「ご当地鍋」を楽しもう

「旅館鍋」でご当地鍋グルメ紀行!

「旅館鍋」でご当地鍋グルメ紀行!

外出を控えるようになった頃、
こんなアイテムをネットで購入した。

「ストロングマーブル懐石 いろり鍋16cm」である。

「驚異の強さ!」のキャッチコピーが頼もしい

「驚異の強さ!」のキャッチコピーが頼もしい

旅館の夕食などで出てくる「ひとり用のいろり鍋」(以下、旅館鍋)である。

なかなか旅行できない昨今、こいつを使えば、旅への渇望がいくらか満たされるかもしれない。そこで今回は、これで全国の「ひとりご当地鍋」を作り、グルメ旅気分を味わいたいと思う。

味のある木の土台やふたもセット

味のある木の土台やふたもセット

購入した旅館鍋には土台のほか、木台や木ぶたまで付いていて、思いのほか本格的。
(※写真の火消しふた別売り)。

あとは固形燃料とチャッカマンを用意すれば完璧

あとは固形燃料とチャッカマンを用意すれば完璧

そして、固形燃料。旅館の鍋といえばコレ。
仲居さんがチャッカマンで火をつけ、「火が消えたら食べ頃です」と言われるアレ。
なかなか火が消えずにイライラするアレ。

今となっては、あのイライラすらも懐かしい思い出だ。

固形燃料を爆買い

固形燃料を爆買い

しかし、勢い余って買いすぎてしまった。業者か。

さあ、作るぞー

さあ、作るぞー

なお、今回は3つのご当地鍋を再現しようと思う。
パソコンの前に食材が並ぶと、違和感がすごい。

●秋田のおふくろの味「きりたんぽ鍋」

まずは秋田名物の「きりたんぽ鍋」だ。

【材料】(1人前)
あたたかいご飯 200g
鶏もも肉 100g
長ねぎ (白い部分) 半分
舞茸 50g
焼豆腐 1/4丁
春菊 25g
スープの水 400ml
しょうゆ 大さじ2
料理酒 大さじ2
みりん 大さじ2
鶏ガラスープの素 大さじ1

きりたんぽ鍋の材料

きりたんぽ鍋の材料

今回はせっかくなので、きりたんぽもコメから作った。稲作をしたわけではなく、炊いたご飯から作ったという意味である。念のため。

手順は以下。

すり鉢にごはんを入れ、すりこぎでつぶす

すり鉢にごはんを入れ、すりこぎでつぶす

ごはんの粒が半分残り、粘りが出てきたら、手に水をつけて俵型に成形

ごはんの粒が半分残り、粘りが出てきたら、手に水をつけて俵型に成形

割りばしを持ち、ごはんを握りながら上から下へと伸ばしていく

割りばしを持ち、ごはんを握りながら上から下へと伸ばしていく

手に水を付けながら形を整える。割りばしの下部分は残しておく

手に水を付けながら形を整える。割りばしの下部分は残しておく

フライパンで転がしながら20分ほど焼く。火力は中火

フライパンで転がしながら20分ほど焼く。火力は中火

全体に焼き目が付いたら、きりたんぽの完成

全体に焼き目が付いたら、きりたんぽの完成

割りばしから、きりたんぽを抜く。形が崩れないよう慎重に。祖熱が取れたら2等分の斜め切りに

割りばしから、きりたんぽを抜く。形が崩れないよう慎重に。祖熱が取れたら2等分の斜め切りに

鍋に盛り付け、土台にセットすれば準備完了

鍋に盛り付け、土台にセットすれば準備完了

盛り付け完了。うん、下手!

盛り付け完了。うん、下手!

うん、雰囲気は出ていると思う。盛り付けが絶望的に下手なのが残念だが、鍋の力のおかげでなんとかなっている気がする。

というわけで、待ちに待った着火タイム。ふたをして10〜15分。固形燃料の火が燃え尽きたら、ちょうど食べごろだ。鶏肉など生煮えが不安な食材は、あらかじめ火を通しておくといい。

火が消えた。完成〜!

火が消えた。完成〜!

だしがしっかり染みて美味しそう。
きりたんぽ鍋って、わりかし簡単にできるんだな。

いただきます

いただきます

うん、きりたんぽだ。思いのほか、ちゃんときりたんぽ。
固形燃料でも、割とちゃんとできるもんですね。

だしシミシミ&食感で「うめがったんし!」(秋田の方言で「美味しい」の意) 

●水菜が主役! 大阪発祥の「ハリハリ鍋」

続いては、大阪発祥の「ハリハリ鍋」。

名前は聞いたことあるが、どんな鍋かは知らなかった。で、調べてみたら僕が大好きな水菜をたっぷり使うとのこと。即採用。

【材料】(1人前)
鯨ベーコン 80g
豚肉 50g
水菜 1/2束
しめじ 1/4パック
油揚げ1枚
白だし 40ml
スープの水 400ml
しょうゆ 大さじ1
料理酒 大さじ1
砂糖 小さじ1
おろし生姜 少々

ハリハリ鍋の材料

ハリハリ鍋の材料

なお、「ハリハリ」とは、水菜のシャキシャキという食感に由来しているそうだ。ならシャキシャキ鍋じゃないの?という疑問は置いといて、さっそく作ろう!

ちなみに、作り方は超簡単。

材料を切って入れる。

以上。

材料を切って入れた状態。3分でできる

材料を切って入れた状態。3分でできる

完成。鯨ベーコンと水菜の色どりがいい。水菜を多めにと欲張ったらバランスが悪くなったが、またも鍋のおかげでそれっぽくなった。

ファイヤー!

ファイヤー!

固形燃料に着火。この瞬間が一番ワクワクする。

完成。鯨ベーコンから脂が出てきておいしそう

完成。鯨ベーコンから脂が出てきておいしそう

なお、正式なハリハリ鍋は鯨肉の「本皮」という部位を使うそうだが、普通のスーパーではなかなか手に入らないので今回は鯨ベーコンで代用。それだけだと物足りなさそうなので豚肉も入れた。

うんめえ〜

うんめえ〜

鯨ベーコンのジューシーな脂を、水菜がスッキリさせてくれる。シャキシャキの食感も楽しく、いくらでも食べられそう。鯨と水菜の組み合わせを発明した人、天才かよ!
鯨ベーコンが思ったより存在感あるので、豚肉いらなかったかもな。

ちなみに、紹介した材料で作るとやや薄味になるので、ポン酢などをつけてもいいかもしれない。

●ぷりぷり食感がクセになる! 福岡の定番「もつ鍋」

最後は、福岡のご当地鍋「もつ鍋」。ご当地鍋界の超人気者。不動の4番バッター。
そして筆者のナンバーワン好物鍋である。あ〜福岡行きたい……。

【材料】(1人前)

シロコロホルモン(豚モツ) 100g
にら 1/2束
もやし 1/4袋
キャベツ 1/4玉
焼豆腐 1/4丁
すりごま 大さじ1
〆の麺 1玉
鷹の爪 適量
にんにく 1かけ
鶏ガラスープの素 大さじ1
スープの水 400ml
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ1
料理酒 大さじ1
砂糖 小さじ1

もつ鍋の材料

もつ鍋の材料

これも材料を切って入れるだけなので作り方は割愛。というか、鍋とはだいたいそういうものだ。

今回は上手に盛り付けられましたよ

今回は上手に盛り付けられましたよ

それにしても美しい。
真ん中にニラを並べ、鷹の爪とゴマを散らす。
この盛り付けを考えた人は、センスありすぎだと思う。

うっとりする香り

うっとりする香り

本日3杯目だが、にんにくの香りと鷹の爪のピリ辛に食欲が刺激されまくる。

丸々としたシロコロ

丸々としたシロコロ

博多のもつ鍋は牛の小腸を使うのが一般的らしいが、今回は一度食べてみたかった豚のモツ、いわゆるシロコロを使用。厚木と博多の、ご当地ハイブリッド鍋である。(※厚木はシロコロホルモンが名物)

脂ののったプリプリのモツ、モヤシ、ニラ、全部うまい。
香り、味、食感、全てを兼ね備えた完璧な鍋だ。

ここらでシメましょう

ここらでシメましょう

もう腹ははちきれんばかりだが、シメもいってしまおう。
少し具を残した鍋に中華麺を投入し………

新しい固形燃料に着火!

新しい固形燃料に着火!

麺が好みの硬さになったら、火消しぶたで消火し、完成。

……ああ、うま〜

……ああ、うま〜

いやあ、地域の食文化って最高ですね。早く現地で食べたいなあ。

というわけで、「旅館鍋」でご当地鍋を堪能した。ほんのり旅気分が味わえ、どこへも出かけられないストレスもやや解消されたように思う。もちろん本物の旅館で食べるほうが断然いいのであるが……。

緊急事態宣言は解消されたが、今のところ大手を振って旅行はしづらい状況(※撮影日は5月18日)。平穏な日常が戻るまでは、これでいろんなご当地鍋を食べて旅行欲をなんとかごまかしたい。

小野洋平

小野洋平

1991年生まれ埼玉育ち。編集プロダクション「やじろべえ」所属。服飾大学を出るも服が作れず、ライター・編集者を志す。https://twitter.com/onoberkon

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