ジダラキング
サンコーの「置くだけ爽快!USBクワトロファンシート」をレビュー!

“風が出る座布団”が今夏アツい! お尻や太もものムレムレ、サヨウナラ

これを書いている最中(6月下旬)はやや梅雨冷え気味で、まださほど暑さにヤラれている感じはないんですが、2020年は2月ぐらいにすでに「今夏は壮絶な猛暑になりそう」という地獄予報が出ていました。暑いの、たぶん確定でしょう。

とはいえ、取りあえず外出しなければ、どうってことはありません。自宅でゴロゴロしながらエアコンをガンギメしておけば、外気温なんか無視してOKなんです。家の中、最高!

……と、思っていたんですけど、ただひとつ、家の中でエアコンが効かない場所があったのを思い出しました。それが、椅子に座っている時の自分のお尻から太ももの裏にかけての部分。

写真の赤くなっている部分が、気がつくと汗で濡れていることありませんか? ザ・不快感!

写真の赤くなっている部分が、気がつくと汗で濡れていることありませんか? ザ・不快感!

椅子のクッション性のある座面が自分のお尻に密着して、冷気の進入をさまたげます。結果、体温がこもり続けて、お尻と太もも裏だけがムレッムレの汗ビショという不愉快な状態に……。

さらに、たとえば自宅でテレビ会議を行っている最中に“尻アツ”になったら、これはもういち大事ですよ。いったん立ち上がって熱気を逃がそうにも、どうせ下半身は映らないだろうとタカをくくっていたせいで、下はだらしない短パン1丁。はい、詰みましたー!

下半身をサラッとクールに保つ空冷シート

そんな危機的状況に陥らないためにも、お尻と太もも裏は常にクールに保たなければいけません。そこで今回使ってみたのが、サンコーの「置くだけ爽快!USBクワトロファンシート」です。

見た目は単なるメッシュの座布団ですが、何とこれ、座面下から空気を出すことで、蒸れてこもった湿気と熱を強制的に吹き飛ばす機能を持っているんです。

4つのファンで蒸れと暑さから着座中のお尻を守る「USBクワトロファンシート」

4つのファンで蒸れと暑さから着座中のお尻を守る「USBクワトロファンシート」

効果を実感するために、気温27℃の室内で、まずはそのまま1時間座りっぱなしで仕事をしてみました。

う〜ん、これぐらいの気温なら上半身はさほど不快ってわけじゃないんですが……やはり、お尻と太もも裏が局地的にムワッと暑い。立ちたくてしょうがない。たぶんサーモグラフィーで見たら、お尻周辺が真っ赤になっているはず。

途中、何度かお尻を片側ずつモゾモゾ浮かせて排熱しようと試みましたが、お尻を戻した瞬間に即ホカホカになってしまい、ほぼ意味なしです。

座面に密着したお尻から太もも裏にかけて、汗がじっとりと。この不快感たるや、もう……

座面に密着したお尻から太もも裏にかけて、汗がじっとりと。この不快感たるや、もう……

ということで、我慢の限界に来たあたりで「USBクワトロファンシート」を投入しました。

椅子の上に敷いて電源をオンすると……、ふおおおおおおおおお。何かこれ、新感覚! 座った姿勢では今まで風が当たったことのない部分に、スワーッと風が。爽やかで! スッキリで! 快適で! これヤベェ! ムワッと感ゼロ! 南野陽子が鉄仮面を割られた瞬間に、「生まれて初めて……頬に風が当たっちょる……」と言った、あの気持ちが今なら理解できます(「スケバン刑事(デカ)II 少女鉄仮面伝説」より)。

今までお尻とか太もも裏とかボカしていましたが、ぶっちゃけ、えー、あの、汗かくとじっとりとかゆくなっていた股間周りまでスカッと爽快! 思わず「ふひょー!」とか変な声が出ました。

スイッチひとつで天国に来られた!

スイッチひとつで天国に来られた!

シート後部から吸気し、座面全体から風を吹き出す構造

シート後部から吸気し、座面全体から風を吹き出す構造

体感的には、お尻が冷たいと感じるほどではなくて、「風が通っている」と感じられるレベル。でも、それで十分に快適なんです。

もう少し冷やしたいのであれば、エアコンで室温を下げてやることで、さらに冷え冷えの風が来ます。とにかく、熱気がこもらないだけでも最高。これなら1時間と言わず、いつまでも余裕で座り続けられるんじゃないでしょうか。

その理由はもちろん、「クワトロファンシート」という名前のとおり、4連のクーリングファンを内蔵しているから。シート後端のファスナーを開けて、中からファンと座面基部が一体化したものを引き出すと、こんな感じ。

本体のファスナーを開けると、ファンユニットが現れます。このまま引き抜けば分離するので、メッシュシートだけを洗濯機で丸洗い可能

4つの排気口から風が出て、迷路のように入り組んだ柱のすき間を通ります

4つの排気口から風が出て、迷路のように入り組んだ柱のすき間を通ります

ファンユニットの構造はシンプルで、4連の薄いシロッコファンによって上部から吸い込まれた空気が基部の排気口に向かって吹き出す、というだけの仕組み。

座面は迷路のように柱が入り組んでおり、上からの体重は受け止めつつも、風の通り道を確保してるわけです。風量自体は、座面に置いたティッシュがフワッと浮く程度で大したことありません。でも、ただ風が通っているというだけでも排熱効果は想像以上だし、めっちゃ気持ちいいんです。

【動画】座面に置いたティッシュの様子

ボタンひとつで電源オン/オフとパワーセレクトが行えるシンプルなコントローラー

ボタンひとつで電源オン/オフとパワーセレクトが行えるシンプルなコントローラー

ちなみに給電は、USBケーブル(コネクタはAタイプ)を使用するので、PCやモバイルバッテリーからでもOK。

操作は、ケーブル途中にコントローラーが付いており、ボタンを押すたびに「電源オン」&「高」→「中」→「低」→「電源オフ」と切り替わるようになっています。

ただ、ケーブル長が約1.3mとちょっと短めなので、取り回しづらいようにも感じました。できれば延長ケーブルか何かで長さを稼いでおいたほうが安心でしょう。

ちょっと気になるのはファンの音と座面の硬さ

この商品、とにかくお尻周辺が快適&爽快なので最高なんですが、もしかしたら、ファンの吸排気音が気になるって人はいるかも。

確かに「高」モードだと、静かな部屋では「フィーーーン」というファンの音が耳障りに思うことはありそう。と言っても、生活音にまぎれちゃうレベルだとは思うんですけど。エアコンの駆動音とどっこいぐらい。さすがにオフィスで使うのは気が引けそうですが、自宅なら大丈夫でしょう。「中」「低」モードに下げれば、その分だけ音も小さくなるんで、そのあたりは自分の快適レベルに合わせて使い分ければよさそう。

そもそも本体はこれぐらいしか厚みがないので、フカッとした座り心地は最初から期待しないほうがよさげ

そもそも本体はこれぐらいしか厚みがないので、フカッとした座り心地は最初から期待しないほうがよさげ

あと、風を通す構造上、仕方がないんですけど、座面が硬い。

普段からフカフカとクッションが効いた椅子に座っている場合、しばらくは違和感があるかもしれません。個人的には割とすぐに慣れちゃいました。それ以前に、1度この爽快感を味わった後では、あの“ムレムレ尻アツ状態”に戻る気にはまったくなれませんし……。

もう、今夏はこのシート以外に座るつもりないですよ、マジで。改めて、「風で冷やすべき部分、実はこのあたりだったのか!」と、気づかされましたしね。

少なくとも、これまでお尻や太もも裏の汗で不快な思いをしたり、股間のムレをツラいと感じたことのある人なら、迷わず即導入すべき案件だと思います。

猛暑が来る前に早く買っといたほうがいいって、絶対!

きだてたく

きだてたく

最新機能系から雑貨系おもちゃ文具まで、何でも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は大手文房具店の企画広報として企業ノベルティの提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。

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