レビュー
「UA SPORTS MASK(UAスポーツマスク)」を着けてフットサル!

接触冷感あり! 即完売のアンダーアーマー「スポーツマスク」を使ってみた

アンダーアーマーの日本総代理店であるドームは、運動時に着用可能なマスク「UA SPORTS MASK(UAスポーツマスク)」を2020年10月に発売する。スポーツブランドが手がける本格的なスポーツ用マスクとあって、特にソーシャルディスタンスを保ちにくいジムなどでトレーニングしたい人たちから注目を集めている。

ここでは、本製品を実際に着用して日常生活やスポーツ中における使い勝手をレビューする。

「UAスポーツマスク」。価格は1枚3,300円(税込)。なお、2回行われた先行予約は受付を終了した。最新情報は、「UAスポーツマスク」特設ページにてチェックしよう!

「UAスポーツマスク」。価格は1枚3,300円(税込)。なお、2回行われた先行予約は受付を終了した。最新情報は、「UAスポーツマスク」特設ページにてチェックしよう!

3層&立体構造が生む4つの特徴

「UAスポーツマスク」が誕生した発端は、2020年3月中旬、米国アンダーアーマーが医療従事者向けにマスクを開発したところから始まる。この医療用マスクは新型コロナウイルス感染症と戦う医療機関や民間団体に配布されたというが、その開発時に得た知見を生かし、トレーニングを再開したいアスリートたちのために作られたのが「UAスポーツマスク」だ。

そんな「UAスポーツマスク」は、3層構造を採用。表側のレイヤーには撥水加工を施した「スペーサーファブリック」を、内部レイヤーには通気性にすぐれながら湿気や汗は通さない「オープンセルフォーム」を、そして肌と触れ合う内側のレイヤーには接触冷感機能を搭載した伸縮素材「アイソチル」を採用するなど、それぞれ機能が異なる生地で構成されている。そしてさらに、独自の立体構造で作られていることによってエアポケットが生まれ、着用者が呼吸しやすいのが特徴だ

本体を指で押すと少し凹むくらいやわらかい触感。素材は、本体にはポリエステル、耳にかけるヒモと裏地にはナイロンとポリウレタン、そしてフィルター部分にもポリウレタンが使われている

裏地の肌が触れる部分は、抗菌剤「PROTX2」でコーティングされている。ちなみにタグは、着用時に本当にジャマなので、手に入れたら速攻切り落とそう!

3つのレイヤーで構成された本マスクは、大きく分けて4つの特徴を持つ。

まずは、高い通気性だ。これは、通気性や吸汗速乾性にすぐれるポリウレタン製の生地が使用されているから。これに加え、同生地を立体的に設計してエアポケットを生み出すことで、生地が顔や唇に触れにくく、ユーザーは運動時でも呼吸がしやすいという。

本マスクは、マスクには欠かせないフィット感にもこだわっている。やわらかくストレッチ性のある「UAベースレイヤー生地」と、形を変えられる「ノーズブリッジ」により、顔の形に合わせてフィットするため、運動中の動きをさまたげない。また、すき間なく装着できるので、眼鏡やサングラスの曇りも防いでくれる。

そして、これからの暑い季節にうれしいのが冷感作用だ。肌に触れる部分に採用された冷感素材「ISO-CHILL(アイソチル)」が熱を素早く拡散し、涼しさを持続させる。さらに、抗菌加工が施されているので、汗をかいても細菌の増殖を抑えてくれるという。

そして4つ目の特徴は、手洗いができること。速乾性にもすぐれており、繰り返し使用可能だ。

なお、本マスクはウイルスなどによる感染を完全に防ぐものではない点には注意されたい。

実際に着けて運動してみた!

では、実際の着け心地や使い勝手はどうか検証してみた。

サイズは、鼻筋の中心から耳の中心までの長さで決める。筆者は15.5cmだったので、小顔ぶって「MD/LG」をセレクト

本マスクを手で触った感じは、正直言うとほかのマスクと比べてかなり分厚い。

本体を指で挟むと、ほかのマスクと比べてかなり厚めなのがわかる

本体を指で挟むと、ほかのマスクと比べてかなり厚めなのがわかる

しかし着用してみると、吸った空気が暖かくないことに驚いた。冷感素材「アイソチル」がしっかりと作用してくれているのだろう。外気の新鮮な空気を直接吸っているようで気持ちがいい。

顔に接触しているのは、マスクの縁の部分だけ。顔の形状にもよるだろうが、筆者の場合は口やその周囲にはマスクが接触しなかった。つまり、ほかのマスクのようにまとわりつかれる感覚がないので、とにかく快適だ。

ノーズブリッジも、しっかりと鼻の形に添ってくれるため、フィット感は抜群。耳にかけるヒモも、伸縮するタイプで着け心地が快適なうえに、特殊な構造で耳にかけやすいのもうれしいポイントだ。

本体上部に内蔵されている「ノーズワイヤー」を指で押さえると、鼻の形に添って曲がる。ワイヤーがそのまま形状を記憶してくれるため、着けるたびに調整する必要がない

ヒモの上側が前方に、下側が後方に開くような仕組みなので、耳にかけやすい

ヒモの上側が前方に、下側が後方に開くような仕組みなので、耳にかけやすい

フットサルしてみた!

屋外コートでフットサルをプレイ

屋外コートでフットサルをプレイ

上の写真のように、フットサルはプレイ中の動作がかなり激しい。フィールドの状況を確認するために数秒に1回左右に素早く首を振ったり、全速力で走ったり、急停止したりする。しかし、プレイ中に「UAスポーツマスク」がズレることはなかった。

呼吸のラクさ、特に息を吸う時のラクさは、ほかのマスクとさほど違いはない。まあ、この分厚い生地でしっかりと密閉されているのにもかかわらず、薄い一般的な不織布マスクとほぼ同じ通気性というのには驚いたが……。

また、息を吸った時に、マスクによっては生地が口に寄ってきて口をふさぐようになるものもあるが、「UAスポーツマスク」は生地と口の間にスペースが保たれるため、そのようなことは起きなかった。細かい違いではあるが、これがあるとないとでは、快適さに大きな差が生まれるのだ。

もうひとつ、「UAスポーツマスク」がほかのマスクに比べてすぐれている点は、深い呼吸を素早く繰り返している時に感じられた。特に激しいスポーツをしている時に多くなる呼吸だが、その際、自分の吐いた息の一部を吸い込むことになる。そうすると一般的なマスクでは、生温かい息が入ってくるため、暑苦しいし不快に感じてしまう。その点、「UAスポーツマスク」はフットサル中に「ゼーハーゼーハー」と呼吸していても、温かくない空気が吸えるのが不思議だし、もちろん快適だった。

※上記は筆者の感想に基づくものです。使う人によって感じ方は異なる場合があります

洗ってみた!

「UAスポーツマスク」は洗って繰り返し使えるが、ドーム推奨は手洗いだ。そのほか、日用品メーカーのLIONが教える布マスクの洗い方も参考までに以下で紹介しておこう。

1. 洗面器に常温の水と衣料用洗剤を入れる。
2. 洗面器の洗剤液に10分ほどマスクを浸す。
3. やさしく10回ほど押し洗いする
4. 洗剤液を流して、マスクを両手で挟んで押しながら水気を切る。
5. 洗面器に水道水を溜め、マスクを入れて水の中で振りながら十分にすすぐ。
6. 再度マスクの水気を切る。
7. 形を整えて陰干しする。

なお「UAスポーツマスク」は、洗濯機や漂白剤、アイロン、乾燥機の利用は推奨されていない。

「UAスポーツマスク」を実際に水で手洗いした後、どのくらいで乾くかテストしてみた。乾燥テストは、室温25℃、湿度73%の部屋の中で、13時半から陰干ししてスタート。涼しい日だったせいか、結果、乾き切るのに半日ほどかかった。

【まとめ】スポーツ時に使うのが最適!

実際に着用してわかったのは、「UAスポーツマスク」はその名のとおり、スポーツ時に使うのが最適だということ。特に、スポーツジムでマシンを使った筋力トレーニングを行う際にもってこいだと思った。また、生地には雨水を弾く撥水加工が施されているため、それほど多くないとは思うが、雨の中でスポーツする際にも適している。

外側は、水が付いても写真のように弾いてくれる

外側は、水が付いても写真のように弾いてくれる

いっぽうで、呼吸のしやすさは問題ないが、分厚いモノで口や鼻を覆われている感覚はある。軽くて薄い不織布マスクに慣れてしまっている人は、普段の日常生活で着けるには少し慣れが必要そうだ。

「UAスポーツマスク」には専用キャリーバッグが付属するので、日常生活では普通のマスクを着用し、スポーツする際は「UAスポーツマスク」を着用するなど、使い分けるとよさそうだ。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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