選び方・特集
人気5ブランドから便利なマルチペンをセレクト!

「2&1多機能ペン」の人気モデルを比較! 実はインクや付属品が結構異なる

多機能ペンとは、ボールペンやシャープペンシルなどの異なる機能が1本に収まっているペンのことをさします。文具店で最初に目についたものを何となく使い始めたり、会社のペン立てに入っていた誰のものともわからないものをそのまま使い始めたりと、その機能性を意識せずに使っている人が多いペンでもあります。

しかし、せっかく使うのであれば、ご自身に合った1本を使ってみませんか? 今回は、使用頻度の高い「黒/赤ボールペンとシャーペン」の多機能ペンを4本と、番外編として1本セレクトしてみました。

各ブランドの多機能ペンが揃い踏み!

各ブランドの多機能ペンが揃い踏み!

三菱鉛筆「ジェットストリーム 多機能ペン 2&1 MSXE3-800 0.7mm」

オン/オフ問わずに使えるボディカラーが特徴。「3&1」「4&1」など、搭載機能が多いモデルも用意されている

「ジェットストリーム 多機能ペン 2&1」は、低粘度油性ボールペン「ジェットストリーム」の多機能タイプ。黒/赤のボールペンとシャーペンの機能を備えています。

「ジェットストリーム」は、油性ボールペンながら滑らかな書き心地を実現しており、その虜になるファンが多いボールペンですが、単色タイプや多色タイプなど、バリエーションも多いシリーズです。

「2&1」タイプには消しゴムは非搭載。シャーペンは、クリップ部分をノックして芯を出します

「2&1」タイプには消しゴムは非搭載。シャーペンは、クリップ部分をノックして芯を出します

ちなみに、「ジェットストリーム」の多機能タイプでは、黒/赤/青/緑のボールペンとシャーペンを組み合わせた「4&1」を使っている人が多いのですが、なかなか4色を使いこなせていない人は、「2&1」への買い替えるのもアリです。「2&1」はスリムなので、手帳と合わせて使ったり、ポケットに挿して持ち歩いたりと、使い勝手もいいのです。

買い替えるほどではないけど、「4&1」の緑のボールペンをあまり使わない人は、緑の替え芯を入れる部分に黒リフィルを入れて、インク切れの際のストックとして利用するのもオススメです。

ぺんてる「エナージェル多機能ペン2+S」

ボディカラーは全4色で展開

ボディカラーは全4色で展開

「エナージェル多機能ペン2+S」は、黒/赤のゲルインクボールペンとシャーペンを組み合わせた多機能ペン。一般的なゲルインクは油性ボールペンに比べるとインクの乾きが遅いものですが、本商品の「エナージェルインキ」は紙への浸透が早く、揮発性も高いために乾きが早いのが特徴です。ゲルインクの濃く、はっきりとした線が書けるというよさはそのままに、手でインクが汚れてしまうリスクが減るのはうれしいポイントです。

また本商品は、筆記の際に手元が見やすい「ニードルチップ」仕様のペン先を採用しており、手元が見やすくなっているのも特徴です。

ペン先が針のように細い「ニードルチップ」を採用

ペン先が針のように細い「ニードルチップ」を採用

「エナージェル多機能ペン2+S」のシャーペンは、本体のトップ部分をノックするタイプなので、指を滑らすことがなく、シャーペンを使う頻度が高い人にオススメです。

トップをノックするモデルは、クリップ部のノックが苦手な人にもオススメ

トップをノックするモデルは、クリップ部のノックが苦手な人にもオススメ

ゼブラ「デルガード+2C」

多機能ペンを「シャーボ」と呼ぶ人も多くいますが、実は「シャーボ」はゼブラの商品名。1977年に発売された「シャーボ」は、2色ボールペンが主流だった当時、ボールペンとシャーペンを切り替えて使う画期的な商品として大ヒットしました。

そのゼブラから2019年に発売された多機能ペン「デルガード+2C」は「シャーボ」シリーズではありませんが、これもまた画期的な商品です。

ボディのカラーは全4色で展開

ボディのカラーは全4色で展開

「デルガード+2C」の黒/赤のボールペンには、油性インクのしっかりとした筆記感と、ゲルインクの軽いペン運びを兼ね備えた独自の「エマルジョンインキ」が採用されています。

いっぽうでシャーペンには、筆記の際に必要以上の力が加わると金属部分が出てきて芯が折れないようにガードする機構「デルガード」が搭載されています。

力が斜めにかかった時にも、金属部分が出てきてシャーペンの芯を守ってくれます

力が斜めにかかった時にも、金属部分が出てきてシャーペンの芯を守ってくれます

さらに、筆記時の斜めの力だけでなく、垂直方向に力が加わっても内部のスプリングが芯を逃がすので折れることがありません。また、シャープ機構が詰まってしまう原因のひとつに、芯が折れた際の破片が内部機構にひっかかってしまうということがあげられますが、スプリングの「逃がす」機能が備わっていることで、芯の詰まりが起きにくくなるという利点もあるのです。

シャーペンを使う時に芯折れや詰まりが気になる人にオススメの1本です。

付属の消しゴムは小ぶり

付属の消しゴムは小ぶり

トンボ鉛筆「モノグラフマルチ」

トンボ鉛筆の「モノグラフマルチ」は、「MONO(モノ)」シリーズの多機能ペン。黒と赤の油性ボールペンとシャーペンの組み合わせです。

ボディのカラーは全6色で展開

ボディのカラーは全6色で展開

「MONO」シリーズというだけあって、本体に付属される繰り出し式の「MONO消しゴム」が約2cmと長いのが特徴。多機能ペンに付く消しゴムは1cmにも満たないものも多い中、これはとても大きいです。また、消しゴムキャップが付いていないため、消しゴムを使い切った際にキャップだけ紛失し、格好悪い状態になってしまう心配もありません。

なお、ボールペンは回転繰り出し式で、ボディを回して使うペンを選ぶ仕様です。

直径5.3mmと太さもある「MONO消しゴム」

直径5.3mmと太さもある「MONO消しゴム」

【番外編】パイロット「アクロボール ホワイトライン」

一般的に多機能ペンはボールペンとシャーペンの組み合わせですが、「アクロボール ホワイトライン」は黒/赤/青のボールペンに修正テープが付いています。

ボールペンのインクは、パイロットの低粘度油性インク「アクロボールインキ」

ボールペンのインクは、パイロットの低粘度油性インク「アクロボールインキ」

ボールペンで描いた文字が失敗した場合、修正テープが必要ですが、手元にないことが多いもの。そこで「アクロボール ホワイトライン」は、シャーペンに消しゴムが付くように、ボールペンに修正テープを付けたわけです。

取り替え可能の修正テープパーツ。蛍光ペンの替えパーツもあり

取り替え可能の修正テープパーツ。蛍光ペンの替えパーツもあり

修正テープにはカバーも付いているので、ペンケースの中でテープが汚れることもありません。ボールペンの間違いをすぐにきれいに修正したい人にオススメです。

【まとめ】同じ「多機能ペン」でも機能は異なる!

5モデルの筆跡に違い

5モデルの筆跡に違い

以上のように、あまり比較する機会がない「多機能ペン」ですが、機能は細かい点で違いがあります。自分の作業に合う1本を選んでください。

余談ですが、多機能ペンで多いご相談を紹介します。まず、「多機能ペンのシャープ芯が出てこない」というご相談。この原因で多いのは「芯の入れ過ぎ」です。多機能ペンのシャープ機構はシャーペン単体のものよりも細いため、芯は2〜3本程度しか入りません。

もうひとつ、「ボールペンの芯が先端から出てこない」というご相談も多く、この原因はリフィルの差し込みが十分でない場合が多いです。差し込み口を目視で確認してから、グッと奥まで差し込みましょう。

菅未里

菅未里

Webサイト「STATIONERY RESTAURANT」を運営する文具ソムリエールとして活躍。大学卒業後、好きが高じて雑貨店に就職し文具担当に。現在は、文房具の紹介、コラム執筆、商品開発、売り場企画などの活動をしている。

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