食欲の秋です。
ご飯が美味しい季節ですが、もりもり食べると太ってしまうのが気になります。
「白米は毎日絶対食べたい!」という方も多いと思いますが、それでもやっぱり「白米=太る」という気がしてしまうんですよね。とはいえ、玄米や五穀米じゃなくて、白米が食べたいんだ!というときがあります。
なんてわがままな……と思っていたら、そんな私にぴったりのアイテムを見つけました!
いつもの炊飯器に入れて炊くだけで糖質約15%カットをしてくれるとうたっている商品「トウトール(Tou Tool)」です。
本当なのか? どういうことなのか? 味はまずくならないのか?
「『糖質オフ』をうたった商品って、だいたい味が落ちるんだよな……」と思いつつも、実際に試してみました。
「トウトール」が届きました。糖を取るからトウトールなのか
「糖をキャッチするために考案されたシリコーンゴム製」の落としぶただそうです
耐熱温度は180℃……本当かな
結構やわらかく、手でぐにょーんと曲がります
見ていてもよくわからないので、使ってみましょう。まずは普通に炊飯器でご飯を炊くときのセットをします
そこに、80ml多めに水を加えます
そして上から「トウトール」をセット
上からぐっと押さえるようにしてフタをかぶせます。このとき、お米が流れ込まないように注意!
水が少しフタ部分に入るように均等に入れます。曲がって斜めにならないように入れるのがポイント
そして炊飯器のフタを閉めていつもどおり炊飯
ご飯が炊きあがりました! フタを開けると……水が溜まっている姿は変わらずです
この水をこぼさないように「トウトール」をそっと取り出しましょう。めちゃ熱くなっているので、やけどをしないように気を付けて!
実はこの溜まっているお水に炊飯中に米から流れ出た糖質がしっかり含まれているのだそう。
普通に炊くとこの糖質を含んだ水分はお米に戻ってしまうのですが、「トウトール」を入れておくとこの水分をしっかりとキャッチして戻らないようにしてくれるんです。
ご飯の見た目は……「トウトール」をしっかり入れ込んでいた分、表面がちょっとだけへこんでいますが、特に見た目の違いはありません。いつもどおりツヤツヤごはん
さて、気になるのは「トウトール」で炊いたご飯の味や見た目がどのくらい変わるかということですよね。そこで、いつもどおり炊飯器で炊いたご飯と比較してみることにしました。
通常の白米を炊飯します
いつも通りのごはん
左の白いお茶碗がいつもの白米。右の茶色いお茶碗が「トウトール」の白米
トウトールご飯
こちらは普通に炊いたご飯。見た目はまったく遜色がありません! 食感も乾燥しているとか、逆にべちゃべちゃということもなく、一緒!
見た目では判別できません
肝心の味も……言われなければ全く違いがありません。もちろん今回は「糖質15%分なにかが違うはず!」と神経を研ぎ澄まして、「なにかしら味の違いを探ったろ!!」と思って食べているわけですが、それでも何も頭に浮かばないほどに、味は同じです(マジか、記事的には結構困るけど、それだけ味に影響はないということ……)
「トウトール」を使うことができるのは、圧力IH炊飯器、IH炊飯器、マイコン炊飯器、ガス炊飯器です。逆に使用NGなのは、蒸気炊飯器、無水鍋、脂質カット炊飯器、業務用炊飯器とのことで、ご家庭で一般的に使用されている炊飯器であれば問題なく使うことができます。
また、使い方は米の上にセットするだけ、使用後はサッと洗って干して置けばいいだけという手軽さもうれしい! 毎日使用するなら手軽でないと続きませんからね。
こんなにも味や見た目、食感に違いがないのであれば、糖質15%オフにしない理由がありません! 「糖質が気になるけど白米が食べたい!」そんな方にはおすすめできます。ぜひこの「味の変わらなさ」をあなたも体験してみてくださいね!
(※本記事は個人の感想をもとにしたものです。感じ方には個人差があります。ご了承ください)
恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。Twitter:@KA_HO_MA