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液晶パネルの開発で培った技術でクリアな視界が続く!

曇りにくくて、光の映り込みも少ない!シャープの高性能フェイスシールドやマウスシールド

低反射で曇りにくいフェイスシールドやアイシールド、マウスシールドをシャープが発表。液晶パネルの開発で培った技術を応用したフィルムを採用することにより、クリアな視界の保持を実現したのだそう。もちろん、着け心地にも配慮した高性能な仕上がりとなっています。

一般的なフェイスシールドやマウスシールドは呼気や水蒸気で左側のように曇ってしまいますが、シャープ製(右)はクリアな視界が続きます

一般的なフェイスシールドやマウスシールドは呼気や水蒸気で左側のように曇ってしまいますが、シャープ製(右)はクリアな視界が続きます

モスアイ技術により低反射、防曇を実現

口もとや目もと、顔全体を覆う透明のフィルムは、一見、一般的なものと同じように見えますが、今回発表されたシャープ製のフェイスシールドやアイシールド、マウスシールドは、フィルム表面が暗闇でも飛べる蛾(モス)の目(アイ)を模したナノサイズの凹凸を施した「モスアイ構造」となっています。これは、液晶パネルの開発で培われた技術で、ディスプレイを見やすくするための反射防止技術。外光の屈折率を連続的に変化させることで表面反射率が大幅に低減し、日光や照明などの反射で視界が妨げられることがなくなるのだそう。また、クリアな視界を確保できるように、フィルムの基材にはCDやDVD、液晶バックライトの導光板にも用いられる透過率の高いポリカーボネートが採用されています。

フィルム表面を顕微鏡で見ると、このような100〜200nmサイズの凹凸構造となっています

フィルム表面を顕微鏡で見ると、このような100〜200nmサイズの凹凸構造となっています

フィルム表面が平らな場合、光が入る時、出る時にそれぞれ光が4%ほど反射してしまうのに対し、凹凸のあるモスアイ構造では反射する面が少なくなるため、0.3%くらいの反射に抑えられるのだそう

フィルム表面が平らな場合、光が入る時、出る時にそれぞれ光が4%ほど反射してしまうのに対し、凹凸のあるモスアイ構造では反射する面が少なくなるため、0.3%くらいの反射に抑えられるのだそう

モスアイ構造は、短波長から長波長まで幅広い範囲の光で低反射を実現。モスアイ構造のないフィルムと視感の反射率を比べると、1/15以下となるとのこと

モスアイ構造は、短波長から長波長まで幅広い範囲の光で低反射を実現。モスアイ構造のないフィルムと視感の反射率を比べると、1/15以下となるとのこと

サイドに照明を設置し、モスアイ構造の有無による映り込みの差を比較してみると……

サイドに照明を設置し、モスアイ構造の有無による映り込みの差を比較してみると……

モスアイ構造のない一般的なフィルム(左)には、下に敷かれた写真がくっきりと映り込んでいます。このような映り込みや反射が、装着時の視界を妨げる原因に

モスアイ構造のない一般的なフィルム(左)には、下に敷かれた写真がくっきりと映り込んでいます。このような映り込みや反射が、装着時の視界を妨げる原因に

さらに、曇りづらくするため、水滴を素早く広げる効果のある特殊な超親水性アクリル系樹脂をモスアイ構造の表面に使用。呼気などに含まれる湯気(水滴)を素早く広げることで水滴の表面積が増え、これにより水滴が素早く乾き、曇りが低減できるのだそう。

超親水性アクリル系樹脂を使用したモスアイ構造のフェイスシールド(右)と、一般的なフィルム構造のもの(左)の下でお湯を沸かし、曇り具合を比較してみました。その結果は下の動画でご確認ください!

超親水性アクリル系樹脂を使用したモスアイ構造のフェイスシールド(右)と、一般的なフィルム構造のもの(左)の下でお湯を沸かし、曇り具合を比較してみました。その結果は下の動画でご確認ください!

上の動画の5倍以上の時間、湯気を当てていましたが、モスアイ構造のシャープ製フェイスシールドはまったく曇りませんでした。装着時の呼気による曇りや、温度差や高湿環境下で発生する結露がかなり抑えられそうです。

フェイスシールドはチタン製と手ごろなポリカーボネート製をラインアップ

超親水性アクリル系樹脂とモスアイ構造を組み合わせたフィルムを採用したシールド群は、4種類6モデルをラインアップ。頭などに固定するフレーム部がチタン(βチタン)製のフェイスシールド(M/Sサイズ)とアイシールド(Mサイズ)、マウスシールド(M/Sサイズ)の5モデルと、ポリカーボネート製フレームを採用した手ごろな価格帯のフェイスシールド(Mサイズ)が用意されています。ちなみに、チタン製フレームはプロダクトデザイナーの大浦イッセイさん監修のもと、福井県鯖江市で製造し、外観の美しさと長時間装着した際の快適さを考慮したデザインに仕上げているのだそう。

チタン製フレームのフェイスシールド(Mサイズ「FG-800M」、Sサイズ「FG-800S」)。重量はフレームが31g(M)/30g(S)で、フィルムが10gとなっています。販売価格は8,980円(税込)で、2020年11月30日発売予定

チタン製フレームのフェイスシールド(Mサイズ「FG-800M」、Sサイズ「FG-800S」)。重量はフレームが31g(M)/30g(S)で、フィルムが10gとなっています。販売価格は8,980円(税込)で、2020年11月30日発売予定

装着は、フレームを広げて行う仕様。指でつまんでいる部分が丸くなっていますが、これは、装着して作業している時に、前側にズレないようにするための重しでもあるのだそう

装着は、フレームを広げて行う仕様。指でつまんでいる部分が丸くなっていますが、これは、装着して作業している時に、前側にズレないようにするための重しでもあるのだそう

フィット感はかなりよく、ズレそうな不安定さはほとんどありません。それでいて、締めつけられるような圧迫感はなく、重さも気にならないので、これなら長時間装着したまま作業しても頭が痛くなることもなさそう。また、一般的なフェイスシールドはフィルム裾のほうが広くなっていますが、FG-800M/Sは包み込むような形状とすることで、飛沫防御性を高めているといいます

フィット感はかなりよく、ズレそうな不安定さはほとんどありません。それでいて、締めつけられるような圧迫感はなく、重さも気にならないので、これなら長時間装着したまま作業しても頭が痛くなることもなさそう。また、一般的なフェイスシールドはフィルム裾のほうが広くなっていますが、FG-800M/Sは包み込むような形状とすることで、飛沫防御性を高めているといいます

アイシールド「FG-500M」の重量はフレームが13gで、フィルムが4g。販売価格は7,480円(税込)で、2020年11月27日発売予定

アイシールド「FG-500M」の重量はフレームが13gで、フィルムが4g。販売価格は7,480円(税込)で、2020年11月27日発売予定

フィルムがクリアで重量も軽いため、装着している違和感は少なく、視界が妨げられる不快感もありませんでした

フィルムがクリアで重量も軽いため、装着している違和感は少なく、視界が妨げられる不快感もありませんでした

マウスシールド(Mサイズ「FG-300M」、Sサイズ「FG-300S」)の重量はフレームが7gで、フィルムが4g。販売価格は5,980円(税込)で、2020年12月7日発売予定

マウスシールド(Mサイズ「FG-300M」、Sサイズ「FG-300S」)の重量はフレームが7gで、フィルムが4g。販売価格は5,980円(税込)で、2020年12月7日発売予定

装着時にフレームがアゴより下の位置にくるので、フェイスラインが損なわれないのもポイント。装着したまま会話をしてみても、まったく曇りませんでした

装着時にフレームがアゴより下の位置にくるので、フェイスラインが損なわれないのもポイント。装着したまま会話をしてみても、まったく曇りませんでした

ポリカーボネート製フレームのフェイスシールド「FG-F10M」はMサイズのみのラインアップ。重量はフレームが14gで、フィルムが11gとなっています。販売価格は1,980円(税込)で、2020年11月9日発売

ポリカーボネート製フレームのフェイスシールド「FG-F10M」はMサイズのみのラインアップ。重量はフレームが14gで、フィルムが11gとなっています。販売価格は1,980円(税込)で、2020年11月9日発売

フレームの素材が違うだけでなく、フィルムの形状もチタン製のものとは異なります。曇りにくくて映り込みもないモスアイ構造が採用されているのは同じ

フレームの素材が違うだけでなく、フィルムの形状もチタン製のものとは異なります。曇りにくくて映り込みもないモスアイ構造が採用されているのは同じ

なお、すべての製品はフレームとフィルムが分かれた状態で届きます。自分で組み立てなければなりませんが、フィルムの切れ込み部分にフレームを差し込むだけなので、それほど難しくはありません。また、オプションで交換用フィルムも用意されています。

チタン製フレームのモデルは、フレーム1本とフィルム2枚が同梱されています(ポリカーボネート製フレームのモデルは、フレーム1本とフィルム1枚)。フィルムの表面は傷つきにくい加工が施されているので、1枚のフィルムを長期間使用できるとのこと

チタン製フレームのモデルは、フレーム1本とフィルム2枚が同梱されています(ポリカーボネート製フレームのモデルは、フレーム1本とフィルム1枚)。フィルムの表面は傷つきにくい加工が施されているので、1枚のフィルムを長期間使用できるとのこと

フィルムの両サイドにある切れ込みに、フレームを差し込むだけで組み立てられます

フィルムの両サイドにある切れ込みに、フレームを差し込むだけで組み立てられます

シャープのECサイト「COCORO STORE」での販売となります

シャープのECサイト「COCORO STORE」での販売となります

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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