リモートワークで在宅時間が増えて、1日中、椅子に座りっぱなし……なんてことはありませんか?
以前より体を動かす頻度も少なくなったうえに、座りっぱなし生活が続いて、体のあちこちが痛むようになっていました。
ということで、最近話題の「スタンディングデスク」を導入してみました
要は、立った状態で使用できるデスクです。高さを調節できるので、自分の身長に合わせてちょうどいい高さにできます。
立ったまま仕事をするスタンディングワークは、体に負担のかかる座った状態を避けることで、腰痛や肩こり、首周りのこりなどの解消につながるほか、姿勢がよくなることで集中力アップも期待できるんだとか。
しばらく使ってみたところ、確かに体調がよくなったような気がします(個人の感想です)。立ったまま寝落ちすることはないというのもメリットでしょうか。
ただ、いろいろと不便なところや不満点もあるんですよね……。
その1:ドリンクの置き場所問題
通常のデスクと同様、パソコンの脇に置いてもいいんでしょうけど、誤ってカップを倒した場合、高さがあるだけに被害が広がりそうなのが心配です。
その2:電源アダプターの置き場所問題
ノートパソコンで作業することが多いため、電源アダプターは必須ですが、ちょうどいい置き場所がないんですよね。デスクの上に置いておくのはじゃまだし……。
かといって下に垂らすと宙づり状態になっちゃうんですよ
ま、この状態で使えないこともないですが、ケーブルの断線なども心配です。
そしてもうひとつ、実際に使ってみて気付いたスタンディングデスクの難点がこちら。
その3:足が痛い!
当たり前といえば当たり前なんですが……。
考えてみれば、自宅で長時間立ちっぱなしでいることってないんですよ。
靴などを履いている状態だったらクッションで足を守ってくれるんでしょうけど、室内で素足や靴下、スリッパくらいの状態で立っていると、ダイレクトに足へダメージが……。
これは、座り仕事の腰痛以上につらいかも……
ヒザなどの関節はもちろん、足の裏が痛くなっちゃうというのは予想外でした。これではせいぜい連続作業30分程度が限界。
そんな、スタンディングデスクの不便や不満を解消してくれるグッズを探してみました。
まずは「テーブルカップホルダー」
中身はこんな感じ
この部分がクリップ状になっているので
デスクの天板をはさんで固定します
で、こんな感じでカップなどを置くわけです
切れ込みが入っているので、マグカップなど、持ち手の付いているカップもオッケー!
ものすごく単純なグッズですが、これだけでだいぶ安心感がアップ。
ちなみに手前のホルダーには……。
スマホなどの小物を入れることができます
これで「スマホを落としちゃうんじゃ……」という悩みも解消です! スタンディングデスクはあまり広くないものも多いので、飲み物や小物類を安定して置いておける場所ができるのは便利ですね。
続いて「配線ケーブルトレー」
こちらもクランプで天板をはさんで固定します
デスクの下に、小さな棚を作るようなイメージですね。
アダプターやケーブルなどをここにまとめておくと、すごく据(す)わりがいい!
普通のデスクで使っても便利なグッズですが、スタンディングデスクだとありがたみが倍増します。
ここに電源タップを置いておけば、スマホの充電など、何かと便利そうですね
最後は足の痛み対策。なんと、スタンディングデスク用のマットというのがあるんです。
「疲労軽減マット」
結構な厚みがあり、クッション性も高いです
デスクの下に敷いて、この上に立つと足の痛みが軽減されるという、すごく単純な発想のグッズ。
しかし効果はてきめんです!
すんごく楽!
フカフカとしていて、クッション性の高いスニーカーを履いているような感覚。
フローリングの上に裸足で立っていると、足にすごく負担がかかっていたんだなと実感できます。
これだったら2時間くらいの連続作業もいけちゃいます!(こまめに休憩をとることが推奨されていますが)
ドリンクホルダー、ケーブルトレー、マットの3アイテムを導入したことで、スタンディングデスク環境がかなり快適になりました。
快適!
ドリンクホルダーとケーブルトレーはなくてもなんとかなりますが、マットは必需品だと思います。これからスタンディングデスクを導入しようと考えている人はもちろん、すでに導入したものの、ちょっと不満を感じていた方は参考にしてみてください!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。